山行記録: 飯豊山(御沢登山口)

記録ID: 8308593

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無雪期ピークハント／縦走

飯豊山

飯豊山(御沢登山口)

2025年06月20日(金) [日帰り]

山形県福島県新潟県

longvalley

体力度

1～2泊以上が適当

体力度について

GPS: 10:36
距離: 21.9km
登り: 2,089m
下り: 2,088m

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歩くペース

速い

0.7～0.8

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 9:09
休憩: 1:26
合計: 10:35

距離 21.9km 登り 2,089m 下り 2,088m

3:43

7分

御沢野営場

3:50

3:51

77分

御沢登山口

5:08

16分

横峰

5:24

5:35

8分

峰秀水

5:43

41分

地蔵山西分岐

6:24

6:28

0分

三国岳

6:28

6:30

57分

三国岳避難小屋(三国小屋)

7:27

7:34

16分

種蒔雪渓

7:50

7:57

25分

切合小屋

8:22

8:28

59分

草履塚

9:27

9:52

72分

飯豊山

11:04

11:11

8分

切合小屋

11:19

11:23

50分

種蒔雪渓

12:13

12:22

39分

三国岳避難小屋(三国小屋)

13:01

13:04

67分

峰秀水

14:11

7分

御沢登山口

14:18

御沢野営場

天候	快晴無風登山口の気温：入山時21℃・下山時31℃
過去天気図（気象庁）	2025年06月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車御沢野営場の駐車場アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	■残雪・大きな雪渓は種蒔山‐草履塚の区間に数ヶ所。・切合小屋南側の雪渓は超急傾斜。西側の藪の巻き道に突っ込めば傾斜を回避できるが、登り時は巻き道の入口に踏み跡もピンテも無い。下り時は巻き道の入口に踏み跡とピンテが見える。・私は軽アイゼンを持参も、使用せず。ツボ足で無理くり突破した。 ■倒木・横峰の登りで1箇所、密な倒木ゾーン有り。大荷物だと突破に苦労するだろう。 ■虫・登り時は横峰から虫地獄。食料補給するのが億劫になるレベル。切合小屋から先は風が吹いて若干虫が減るが、それでも気になる。下山時は谷から風が吹き上げていたためか、虫は激減。・対策にフェイスガードとサングラスを装備。肌が僅かに露出していたグローブと長袖シャツの間から虫が侵入し、手首が10箇所ほど刺された。 ■人入り・すれ違い15人ほど。早朝入山は私だけ。泊まり装備で遅くに登り始める人が多いようだ。
その他周辺情報	温泉：いいでのゆ 500円 ★3.8 (汗を流すには十分) 　川入登山口から最寄りの入浴施設。物価高の時代に8年前から値上げしていないのは。脅威的な企業努力 (市の補助金も出ているのだろうが)。設備は広めの内湯と露天が1ずつ、泉質はNa系、循環塩素消毒。所々設備の古さが目に付くが、汗を流すには十分。大広間の休憩所、飲料水も完備。食事：ラーメン一平叉焼麺大盛り 1300円 ★4.0 (まあまあ良い) 　喜多方ラーメンの名店であり、平日の夜も営業している数少ない店。透き通ったスープに多加水縮れ麺の、典型的な喜多方ラーメン。背脂ラーメンが有名だが、背脂があまり好きでないので叉焼麺を選択。チャーシューの盛り具合は坂内食堂のよう。麺を大盛りにしたら、かなりのボリュームだった。

写真

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日の出

2025年06月20日 04:42撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 4:42

日の出

ギョリンソウ
一株だけ見つけられた

2025年06月20日 05:01撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 5:01

ギョリンソウ
一株だけ見つけられた

うまい水、大量

2025年06月20日 05:22撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 5:22

うまい水、大量

かりんとう饅頭はセブンが一番

2025年06月20日 05:27撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 5:27

かりんとう饅頭はセブンが一番

タニウツギ？

2025年06月20日 05:53撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 5:53

タニウツギ？

三国岳へは岩の道
雨天時は注意

2025年06月20日 06:05撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 6:05

三国岳へは岩の道
雨天時は注意

立派な三国岳

2025年06月20日 06:08撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 6:08

立派な三国岳

三国小屋、虫多すぎ
奥に本山小屋のピーク

2025年06月20日 06:23撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 6:23

三国小屋、虫多すぎ
奥に本山小屋のピーク

大日岳がよく見える
茶色のデブリ跡のスケールがデカい

2025年06月20日 06:22撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 6:22

大日岳がよく見える
茶色のデブリ跡のスケールがデカい

主稜線までめちゃ遠い

2025年06月20日 06:24撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 6:24

主稜線までめちゃ遠い

真夏の残雪を見るたび、氷の融解エンタルピーは半端ないと思う

2025年06月20日 06:31撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 6:31

真夏の残雪を見るたび、氷の融解エンタルピーは半端ないと思う

種蒔山までのトレイル

2025年06月20日 07:03撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 7:03

種蒔山までのトレイル

切合小屋に向かう、気持ち良いルート

2025年06月20日 07:17撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 7:17

切合小屋に向かう、気持ち良いルート

ゼブラ模様の主稜線が眩しい

2025年06月20日 07:35撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 7:35

ゼブラ模様の主稜線が眩しい

主稜線が近づく
写真では見えてないがザレたところの窪地に切合小屋がある

2025年06月20日 07:35撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 7:35

主稜線が近づく
写真では見えてないがザレたところの窪地に切合小屋がある

スマホでパノラマ写真

2025年06月20日 07:40撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 7:40

スマホでパノラマ写真

切合小屋
小屋前の水場は出ていない

2025年06月20日 07:45撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 7:45

切合小屋
小屋前の水場は出ていない

切合小屋のテン場は大日岳を正面に望む
いつか泊まりたい

2025年06月20日 07:44撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 7:44

切合小屋のテン場は大日岳を正面に望む
いつか泊まりたい

大日岳の水晶尾根・オンベ松尾根が美しい

2025年06月20日 07:56撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 7:56

大日岳の水晶尾根・オンベ松尾根が美しい

草履塚への大雪渓

2025年06月20日 08:05撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 8:05

草履塚への大雪渓

草履塚から本山 (左) を捉える

2025年06月20日 08:20撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 8:20

草履塚から本山 (左) を捉える

本山と大日岳の主稜線

2025年06月20日 08:27撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 8:27

本山と大日岳の主稜線

飯豊の住人

2025年06月20日 08:39撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 8:39

飯豊の住人

本山小屋のテン場

2025年06月20日 09:11撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 9:11

本山小屋のテン場

ガスに追いつかれてしまった

2025年06月20日 09:15撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 9:15

ガスに追いつかれてしまった

貸し切りのピーク

2025年06月20日 09:52撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 9:52

貸し切りのピーク

mont-bellの飯豊山Tシャツと記念撮影！！

2025年06月20日 09:29撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 9:29

mont-bellの飯豊山Tシャツと記念撮影！！

ダイグラ尾根
またいつか登りたい

2025年06月20日 09:31撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 9:31

ダイグラ尾根
またいつか登りたい

主稜線の景色はこれがマックス
梶川尾根とエブリ差岳はよく見えた

2025年06月20日 09:41撮影 by PENTAX K-50 , PENTAX

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6/20 9:41

主稜線の景色はこれがマックス
梶川尾根とエブリ差岳はよく見えた

下ばっかり向いてないで、元気出せよ

2025年06月20日 09:55撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 9:55

下ばっかり向いてないで、元気出せよ

今シーズン初のチングルマ！
咲き始めだからか、キレイな株が多い

2025年06月20日 09:55撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 9:55

今シーズン初のチングルマ！
咲き始めだからか、キレイな株が多い

下ります
谷から風が吹き上げて気持ち良い

2025年06月20日 10:11撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 10:11

下ります
谷から風が吹き上げて気持ち良い

ツガザクラ、下山時に発見

2025年06月20日 10:12撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 10:12

ツガザクラ、下山時に発見

三国小屋と磐梯山、喜多方市街

2025年06月20日 11:30撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 11:30

三国小屋と磐梯山、喜多方市街

コケモモ

2025年06月20日 11:38撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 11:38

コケモモ

下山したら晴れるンゴww

2025年06月20日 11:43撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 11:43

下山したら晴れるンゴww

登山口、お疲れ様でした

2025年06月20日 14:11撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 14:11

登山口、お疲れ様でした

チャーシュー麺大盛りでフードファイト
チャーシューは完食できず

2025年06月20日 17:02撮影 by iPhone 15, Apple

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6/20 17:02

チャーシュー麺大盛りでフードファイト
チャーシューは完食できず

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

iPhone 15 Apple

感想

longvalley

　今週は火‐金曜まで貴重な梅雨期間中の晴れ。金曜は有休を取れたので、日帰りで山へ。日帰りロングの機会があれば行きたいと思っていた、福島県側から飯豊山を目指すルートを選択。飯豊山へはもっぱら山形県側から登っており、福島県側から登るのは8年前にF先輩と登って以来の2度目。新鮮な気持ちで臨める。
　前日20時に自宅を出て、磐梯山SAで車中泊。4時間寝て、3時過ぎに登山口着。同じ県内とは言え、2.5時間ほどの運転。最寄りICから1時間ほどかかるので、アクセスは悪い。
　この日は猛暑予想で、登山口で既に21℃。滝汗を流しながら登る。特に何も無い道を2時間登ると、水場。ここら辺からずっと虫にまとわりつかれる。レコで事前に読んでいたので覚悟はしていたが、それでも気になる。肌の露出はほぼ無くしたつもりだったが、グローブと長袖から手首が若干出ており、そこから虫に侵入されて左腕をボコボコに刺された。何故か右手は軽症だった。ストックが虫除けになったのか、利き腕の血は不味いのか、理由は不明。袖が長めの夏用グローブ、買わなきゃかぁ。
　三国岳からは、主稜線が見えるようになる。ゼブラ柄の大日岳が美しすぎる。主稜線までの道は、小さなアップダウンに体力を削られる。切合小屋の近くから視界が一気に開け、このロングルートのボーナスタイム。このルートは昔の修検の道に相応しく (?)、工程の長さの割に快適なゾーンが少ない、修行要素の強いルートだと思っている。切合小屋からはそよ風が吹き、虫が少し減る (完全にいなくなるわけではない)。草履塚への大雪渓を登り、岩場をジグを切って登ると主稜線へ。
　主稜線でガスに追いつかれ、山頂からは景色は拝めず。また来る機会はあるだろう。飯豊山Tシャツでの記念撮影を済ませ、虫が多い中で休憩。ガスったので涼しくて快適だった。
　下山時は福島側の谷から風が拭き上げ、涼しく下れた。脚痛もなく、体力的には若干余裕を持って下山できた。1.5ヶ月ぶりの山だったが、それほど衰えていないようだ。
　下山後は温泉とラーメンを済ませ、明るいうちは下道でドライブを楽しみ、21時には帰宅。翌々日の朝、ブヨに刺されまくった左手のアレルギー反応で発熱。最大38℃。数時間で37.5℃まで下がったが、1日中ダルさが抜けず、休日なのに外出できず。虫対策は徹底しようと、心に誓った。

消費：2800kcal
摂取：水2.5L, おにぎり2, かりんとう饅頭2, パン1 (1300kcal)

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