記録ID: 8420135
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無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
悪沢岳〜聖岳周回 愉悦と戒め
2025年07月11日(金) 〜
2025年07月14日(月)
長野県
静岡県
星見屋
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 35:13
- 距離
- 49.0km
- 登り
- 4,985m
- 下り
- 4,954m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:30
距離 10.6km
登り 1,745m
下り 255m
2日目
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 11:20
距離 16.1km
登り 1,409m
下り 1,553m
16:21
3日目
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:33
距離 11.2km
登り 1,412m
下り 1,605m
4日目
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:29
距離 11.1km
登り 419m
下り 1,541m
水分補給・摂取memo
スタート時 摂取
1日目： 2L 1L（清水平まで） 1L（千枚小屋まで） 清水平で補給1L
2日目： 1.5L 1L（荒川小屋まで）1.5L（百間洞まで） 荒川小屋で補給1L
3日目： 3L 2L
4日目： 1.5L 1.5L
スタート時 摂取
1日目： 2L 1L（清水平まで） 1L（千枚小屋まで） 清水平で補給1L
2日目： 1.5L 1L（荒川小屋まで）1.5L（百間洞まで） 荒川小屋で補給1L
3日目： 3L 2L
4日目： 1.5L 1.5L
| 天候 | 初日一時雨、以降は晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
日中の帰りはそのルートを走ったので快調だった。 |
写真
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臨時駐車場をマイクロバス2台で出発。途中、大きな落石があったが、車一台が通れてラッキーだった。
予定通りに千枚小屋に到着。清潔で機能的な小屋だった。まだ食事提供していないので、ドライフーズとビールで和む。明日、明後日は晴れ予報。
7/11 15:23
予定通りに千枚小屋に到着。清潔で機能的な小屋だった。まだ食事提供していないので、ドライフーズとビールで和む。明日、明後日は晴れ予報。
左手前は小赤石岳かと思ったら、その奥だった。と思ったらさらに奥にあった。
山頂からすぐの赤石岳避難小屋。小屋の方が出てきて行先を確認された。時間が押している、
子連れの雷鳥がいた。驚ろかさないよう歩いたつもりだったが、ヒナが逃げてしまい、母鳥が懸命に鳴いて探していた。ごめんなさい。
百間平到着。ここから山の家まで40分の標記だったが、結構手間取り50分かかった。
大沢岳てっぺんまで500m、100m↑。迷ったがここに来ることもないだろうから、ガスが無いうちに眺望を拝むことにした。
兎岳を振り返って。兎岳避難小屋はこの左。なぜかアングルに入れていない・・
聖岳とのコルに下りる途中。たぶんこの付近で転倒し軽傷を負った。ほんの数mの岩場だった。
聖平小屋への到着が遅くなりご心配をおかけしました。翌朝、コースタイム＋かなりの余裕を見て出発したつもりだったのだが。
熊の爪の跡でしょう。削りたかったのかな・・
椹島ロッジまで4時間。余裕・・のはずだった。
椹島ロッジまで4時間。余裕・・のはずだった。
聖沢吊橋に到着。だが、コースタイムからはバスの時間にギリギリ。やばい・・普通に頑張って歩いたのだが・・・
結局諦めて一本後のバスにした。とたんに脚が止まり足の指先が痛くなる。以降は苦行下山。
山行終了。ここから椹島ロッジまでが長かった。途中、乗るはずだったバスとすれ違う。口惜しいが仕方ない・・・
やっと椹島ロッジに到着。カレーとコーラで気分一新。建物の中は美しく、良いスピーカーからJAZZが流れていた。
感想
この3000m峰を巡る周回コース。昨年も計画していましたが、天候等で都合が付かず、おまけに落石で椹島ロッジが孤立する事態もあって、今年やっと決行できました。山小屋3泊の中日は天候にも恵まれ、どでかい山容と最高の眺望を楽しむことができました。アクセスが難しく体力的にも大変ですが、大満足の山行でした。これで3000m峰21座完登です。
一方、不覚にも怪我を負ってしまいました。兎岳から聖兎のコルまでの下り、ほんの数mの岩場（GPSエラーで軌跡が跳ねている場所）で転倒し、小鼻の下を岩に強打。幸い軽傷ですみましたが、その後は止血をしながら聖岳を登る羽目に・・ 到着が遅れて聖平小屋スタッフの皆様にはご心配をおかけし、大変申し訳ありませんでした。お気遣いと傷の手当までしていただき、本当にありがとうございました。
一瞬のことで転倒の状況はわからないのですが、おそらく岩場で靴がひっかかり振られたのだと思います。両手ストックで前向きの体勢でした。せめて片手で岩をホールドしていれば防げたはず・・ 山で負傷するのは初めてでありえないと意気消沈しましたが、今から思えば起こるべくして起こった事故でした。安全確保の技術は習得したつもりでしたが、一瞬の気の緩みで命を落とすことになりかねないと改めて思いました。今回の大失敗もよい戒めとなりました。
（恥ずかしいですが自己記録として残します）
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