白馬岳(蓮華温泉より)


- GPS
- 14:28
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,727m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
- 山行
- 12:35
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 14:26
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
これだけかけて行っても満車のリスクがあるため、宿泊の人はロープウェイで栂池から行く方がおススメ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆駐車場 ハイシーズン土日は前夜着でも蓮華温泉の駐車場に停めるのは難しい。 道路脇の空き地などに停めてもいいようです。 蓮華温泉駐車場に枠外に強引な駐車をしている車があり、 安全面を考えると、少し離れた場所に停めた方がいいです。 路上駐車は程度によっては駐車禁止の張り紙がされます。 ◆蓮華温泉〜白馬大池山荘 登りやすい、整備された登山道です。 草に隠れて分かりずらいですが、崖になっている箇所があり注意。 ◆白馬大池山荘〜白馬岳 山荘の手前が唯一雪が残っていたポイント。 稜線まで登ったら、あとは山頂までアップダウンを繰り返しながらの登りです。 船越ノ頭からの小蓮華山の稜線は必見です。 三国境からの登りの最中、崖ふちを通るポイントがあり少しヒヤっとしました。 この区間は山荘先の看板によると、標準で片道4時間ほどとのことで、 ヤマレコのコースタイムは短めなので注意した方が良いです。 |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
感想
日本百名山 26/100座目
焼岳に続いて今シーズン北アルプス2座目になります。
富山県民としては富山の登山口から登りたいところですが、現実的ではないので蓮華温泉から登ります。
平岩交差点から真っ暗な山道を20キロ、40分ほどかけて蓮華温泉に着きます。
駐車場は争奪戦が激しいということで、できる限り早く21:30に到着しましたが満車(泣)
歩いて20分ほどの空き地に1台分だけスペースがあり、そこに駐車しました。
後から到着された車は路駐が多かったですが、白線からのはみだしが大きい車は、帰り際「駐車禁止」の張り紙がされていました。
見た感じ、タイヤがはみ出しているくらいならOKみたいです。
この登山口ですが、車で行くのも大変で満車のリスクもあるので、宿泊の方は栂池ロープウェイで行った方が絶対に良いと思います。
ガスがかかるまえに登頂したかったので、登山ペースの早くない私は1:00過ぎにヘッデン点けてスタートします。
夜とはいえ、登り始めの樹林帯は蒸し暑いです。
白馬大池まではしっかり整備の行き届いた登山道で、鎖場なども無く暗い中でも問題なく登れました。
ただし草に隠れて分かりずらいですが、道幅が狭く切れ落ちてる箇所があり注意が必要です。
今回、登山ルートに水場が無いということで、水分は4L携行しましたが、重さでなかなかに辛かったです。
最終的に2Lしか消費しませんでしたが、行動時間を考えたらもっと積極的に水分を取るべきだったと反省です。
標高1630m地点に水が湧き出ているポイントがありますが、蓮華温泉から近いので、水場としての利用価値は低いかもしれません。
ただ、帰り際冷たい飲み物に飢えている身には有難かったです。
白馬大池山荘に到着した辺りで日が昇ってきました。
ここで30分ほど休憩し、朝食を済ませます。
この辺りにだけ雪が残っていました。
先に進もうとすると看板があり、ここから白馬岳まで標準で4時間かかるとの事。
さて、ここから尾根まで登り、白馬岳山頂まで美しい景色を見ながらの稜線歩きが続きます。
高山植物があちこちに咲き誇って美しく、特に船越ノ頭からの小蓮華山への稜線は絶景です。
景色を楽しみながら三国境までたどり着きましたが、1:00から登り始めているのでヘトヘトで、そこから200mあまりの頂上への登りが急登もあり、本当にしんどかったです。
頂上から少し進むと、白馬頂上宿舎を見下ろせるポイントがあるのですが、赤い屋根が緑の景色に映えて、剱岳も展望できる超絶景でした。
この日は本当に展望が良く、八ヶ岳、南アルプス、浅間山、能登半島までも展望できました。
ただ、やはり11時を過ぎるとガスがかかってきました。
白馬大池から白馬岳山頂までの区間は標高差もあまりないですが、アップダウンも多くそれなりに大変で時間も要しました。
特に下りの三国境から小蓮華山へは登り返しになるので辛かったです。
さて、至福の時間はここまでで、後は白馬大池から熱い樹林帯を無心で下る苦行の時間でした。
ヤマレコを開くたび、ぜんぜん下ってなくて凹みます。
蓮華温泉ロッジから駐車場までの20分の歩きが微妙な登り勾配で、今回の行程でいちばんきつかったかもしれません。
その後長い長い林道を車で下って、糸魚川のラーメンショップでネギチャーシュー麺を食べて帰りました。
登山の後は疲れすぎて食欲も出ないのですが、ラーメンは別腹のようでスルスル箸が進みました。
今回のコースは人気の白馬岳を日帰り出来て、危険個所も無い大変いいコースだと思いますが、私のように登山歴の浅い人間には結構ハードでした。
いずれリピート登山したいですが、今回のような素晴らしい条件の日に登れることはないかもしれませんね。
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