キラキラ赤木沢(黒部源流復習編)


- GPS
- 25:06
- 距離
- 68.1km
- 登り
- 4,957m
- 下り
- 4,956m
コースタイム
- 山行
- 13:24
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 14:06
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 11:07
天候 | 2日間とも晴れ→昼から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ♨️平湯の森@700円 |
写真
装備
個人装備 |
フェルト靴
|
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感想
スキーシーズンアウトしてファミリー登山者に転向。CT比2.0のゆるゆる山歩きで流石に足がなまりそう。駅の階段で息切れしているような…久しぶりにガツンと歩こう。黒部源流スキーの余韻に浸るべく、黒部源流ファスト沢登りで沢はじめ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8096261.html
ガツンと歩くと決めたものの、出発前の水曜日から右足内側広筋が痛み出し階段の上り下りがツライ…ひとりTJAR2022で痛んで苦労した箇所だ。痛むような心覚えは無い。ChatGPTに相談してみたら、原因は下記とのこと。
1.過去の痛みの記憶
2.ストレスや緊張による身体反応
3.防衛反応としての”幻の痛み”
(アドバイス)このような現象は真面目で努力家なアスリートほど起きやすいです。心の反応が身体に出ているだけなので、軽視せず丁寧に向き合えば改善できます。
気負っているつもりはないが解消方法はわからない。翌日になっても痛みひかずロキソニンテープを貼って様子を見るが金曜日夕方になっても痛みひかず…DNSはないので出発する。金曜22時過ぎ新穂高、無料駐車場満車で鍋平無料駐車場で仮眠しAM1時発。鍋平からの下り道、最初は痛めた内側広筋に少しの痛みがあったが、新穂高着く頃には痛みなくなり、ジョグって左俣林道。小池新道を快調に登って稜線でると槍ヶ岳のシルエットが夜空に浮かぶ。稜線アップダウンを進み3.5hで双六小屋。小屋前で沢装備にチェンジ。小屋前でご来光待ちしている登山者の視線感じつつモミ沢に入る。スタート間も無くは草地斜面でツルツル滑り気を遣う、100mほど標高下げれば沢地形ゴーロ、水流なしがしばらく続き2300m過ぎて入水。朝イチなので深く水に入らぬようルート取りしてガシガシ下る。難しい場所は無く、湯俣川出合いの手前に滝が1つあるのみ。合流地点から上は魚影濃くシュンシュン魚たちが行き交う、東側が開けているので早朝でも陽が入り沢がきらめく。弥助沢も滝なくゴーロが続き源頭部。登山道に乗り上げると登山者が見守ってくれていて『遭難ですか!?』と聞かれてしまった…w
三俣山荘でカレー食べたいがまだランチ営業開始前。食料はたっぷり持ってきたのでスルーして水場の日陰でひと休み。黒部源流碑まで登山道進み黒部川に入渓。GWとの景色の違いに思いを馳せ、淡々と黒部川を下降。フェルトなので滑りは気にならずガシガシ降れたがとにかく長く単調。日差したっぷりで暑くなったら川にドボン、全身浸かると10秒もすれば全身冷え冷え。最初に出てきた滝は赤木沢出合いすぐの3m滝。左岸をへつって赤木沢に入る。ナメナメで始まる赤木沢、登れる滝が連続し飽きさせない。滝に頭を突っ込んで真夏の沢登りを楽しむ。1時間ほど滝登りを楽しんでお腹いっぱいになった頃、大滝の大岩壁。巻道に入り大滝上に出るとゴロゴロ雷鳴…間も無くでしっかりめの雨。沢装備なので雨は全く気にならない。太郎平が目的地なので、乗越またいで薬師沢左俣にトラバース。薬師沢を詰めて北ノ俣岳。山頂着く頃には雨は止んでいて沢装備解除。軽くなった足回りで快調に駆けて太郎平小屋。
外ベンチでストレッチしつつ、コーラ&チップスターで夕食待ち。17時の夕食、ご飯3杯食べてお腹いっぱい。18時前、耳栓&アイマスクで就寝。
AM4:30起床で11時間の爆睡。着替え&パッキングを済ませて朝食。ご飯大盛り2杯で〆たっぷり温かいお茶を飲んで身体が温まり出発。薬師沢を目指して登山道を下降、前回行きすぎた左俣出合い、しっかり地図確認して入渓点は地味目な細めの沢。進むと大きめの岩が目立つ左俣。40分ほど遡行して最初の滝、巻道見えたが水流横の岩の窪みをよじ登る。手がかりない&ヌメって背中と足で突っ張って全身運動で登り上げた、、、巻道推奨。赤木沢のノリで水線直登するとかなり際どい。ゴルジュ地形は巻き、GWに左俣詰めた時はつるんとした登りやすい沢のイメージだったので、ゴツゴツ大岩&滝と様相がまるで違う。それでも登れる滝がほとんどで、シャワー浴びながら詰めて左俣の源頭部まで行くと沢泊の2名が撤収準備中。今日は黒部五郎に行きたいので乗越跨いで赤木沢にでて、赤木岳に詰めあげる。稜線直下で沢装備解除して半袖&短パンのトレランスタイル。中俣乗越すぎて早々にどんより雲が黒部五郎にかかるAM10時。涼しいので快調に飛ばして黒部五郎岳。カールを降って小屋までが結構長い…スキーだとトラバースで楽々あっという間だった記憶。最後の三俣蓮華の登り前に、小屋ランチ(ラーメン)で栄養補給。樹林帯急登をゼーゼーしながら登り三俣山荘トラバース道過ぎた稜線にヒキガエル…間も無くでポツポツ雨が降ったり止んだり。三俣蓮華のピーク踏んで双六は中道から。双六小屋では水だけ補給して下山道。2500m峰で未踏だった弓折岳を踏んで、鏡平つくと本降りの雨…雨待ちしても止む保証はないので、傘さし歩行で再スタート。足元含めて濡れず快適で傘優秀。小池新道のバッチリ整備で傘さし歩行でも苦労はない。左俣谷の下部の方は明るく晴れてそうな感じに見えたが雨止むことなくワサビ平小屋。雨宿りで小休止していると雨止んで林道ラン。左俣林道を埋め尽くした土砂崩れは今年開通できるのか心配になるレベルだったが、完璧に撤去されていてびっくり。新穂高着いてまだ終わらず、鍋平への登り返し。20分弱の登りで汗だくのち駐車場帰還。
6月の白峰三山以来のがっつり山行だったが、無事歩き通せてペースも上々合格点。
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この暑さだと沢やるしかないかな〜と思う今日この頃。考えとく笑
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