秘境to秘境 伊藤新道〜雲ノ平 大満喫の晩秋サーキット



- GPS
- 28:26
- 距離
- 64.8km
- 登り
- 4,083m
- 下り
- 4,017m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:09
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 9:19
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:43
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
初の伊藤新道 天候に恵まれて大満足の二泊三日となりました。
数年前から気になっていて中々勇気とタイミングが合わず見送っていた今回の山行。
最高な山友と苦難?を乗り越えて、初日の伊藤新道を忘れるくらいな濃密な3日間でした。
伊藤新道ゾーンはここ2日間誰も入っていないそうで、この日も9時スタートだと言うのに誰も向かってる人も降りてくる人もいないようで、緊張感がMAXに。天候は当初の予報よりも良い方向に変わっていて、不安要素が一つなくなりました。
序盤は沢を歩くのもぎこちない感じだったけど、周りに誰も居ないので気楽に進めたのが良かったかも。最大の水深でも腰辺りだったので、水流の弱いところを見定めて右往左往しながら進みました。
最大の核心部も難なくスルー出来て、脱渓場所に到着しました。ここから一気に激登りと聞いていたので気を引き締めていたのに、まさかの自分だけ道間違い…
なんとか元に戻ってひたすら急登を登って展望台で相方に再会しました。
道は整備されて歩きやすく、次第に紅葉が目につき始め予想外な紅葉を楽しみながら三俣山荘に到着です。テンション上がりながらテント泊の受付をしていたところ、受付のお姉さんにジビエ夕飯のお誘いがあり、記念にということで特別おかわり自由なジビエ夕飯をお願いしました。
夕飯後は翌日の行程について90分にも及ぶ議論の末、三俣蓮華ー黒部五郎ー太郎平ー雲ノ平の遠回りコースとなりました。8月に折立から七倉まで縦走したコースをまた一部歩くとは思わなかったけど、天気も良いことなので頑張ることに。
モバイル充電器を忘れて、2日目は途中からログをスタート。
三俣から太郎平までは特に特筆することなく、絶景を眺めながらアップダウンを繰り返しようやく太郎平に到着です。時刻は昼の12時とのことで太郎ラーメンにしようとしたけど、先を急ぐのでちまきとコーラでひと休み。
ここから気の重い激下りと激登りのパートに入ります。相方は初見とのことで楽しみらしいが、こちらは経験済みでツライのわかってるから早く終わらせたいの一心(笑)
薬師沢小屋はすでに営業終了しており、撤収作業で忙しそうでした。撤収作業のすきをついてつり橋を渡って激登り区間へ。はじめの20分くらいはテン泊装備の重さに喘ぎ休み休み階段を超えて行きました。つい最近通った場所でも季節が変わるとまた全然感じも変わり、紅葉した葉っぱに癒されながらようやく木道に。
開けたベンチで相方を待ち、大快晴の空のもと祖母岳はスルーして雲ノ平小屋へ。
テント場に行く前に絶景を眺めながらデッキで乾杯し、歩いてきた稜線をながめていると折立からリベンジで鷲羽と水晶を目指す女性と歓談。土曜日は暴風ってことだけど雲ノ平から折立に下山できるか心配になり、色々提案してお互いの無事を祈りさよならしました。
テントは夏の最盛期の十分の一くらいしかおらず、場所は選びたい放題な状況で、平らな場所を選んで夕飯を作って就寝しました。
最後の3日目も道中ながいので5時にスタートし、まずは祖父岳を目指し、テント場を後にしました。ザックの中は道中水場がないので多めに担ぎ、省エネしながら日の出の数分後に山頂に到着。正面の槍ヶ岳やら全方向の山々が見渡せる最高な展望で朝からテンションアップ。
朝日でパワーをもらって岩苔乗越を越えて水晶小屋に進みました。予定よりも少し早く動けているのでここでも小休止し、鳥帽子方面の大展望を楽しみました。
ここからは下り基調で稜線伝いの道ですが、岩稜のアップダウンがあり、トレランシューズだと突き上げが足にきます。水晶小屋から少し下ったところで、鳥帽子から縦走中のイケおじさんと遭遇。朝方稜線で苦労したというものの足取りは軽く、6リットル担いでブナ立を登ってきたのでツワモノでした(笑)
一気に新穂高に下るというイケおじさんと別れ、こちらは足場を気をつけながら真砂岳はスルーして南真砂へ。稜線は風が強く休めなかったので、南真砂へ向かう風の来ない斜面でエネルギー補給しました。
南真砂岳も大展望で水晶岳、赤牛、遠くには剣岳と360度ぐるっと見渡せました。
ここから先は「長いので気をつけて」との看板通り、急坂となり初日に見上げた湯俣岳を通過し、松の木なのか所々滑りやすい道を一気に下りきりました。
湯俣山荘には12時ちょいに着き、湯俣岳からコースタイムの半分で下りれる激坂でした。山荘前で小屋番の方とお話して、最後のアクティビティのジップラインをビビり倒して堪能しあとは長い林道を頑張って歩いてフィニッシュしました。
おまけ
車に到着したらタイヤのパンクが発覚!
街から近かったのでスペアタイヤに買えたあともスムーズに事が運んで良かった。にしても、タイヤパンク修理で1650円って安すぎる
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