新穂高温泉〜双六岳〜笠ヶ岳



- GPS
- 26:06
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 3,027m
- 下り
- 3,132m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:21
- 山行
- 12:21
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 13:44
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:46
天候 | 1日目 晴 2日目 朝晴→曇→昼過ぎ雨→夕方晴 3日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 笠ヶ岳山荘は山荘とテント場が遠い。 水不足で水の購入は1人500ml2本まで。 水場はテント場の下に雪解け水を汲める場所あり。 朝は涸れていて汲めない。 笠新道は登りも下りもハード。 充分なエネルギー補給とこまめな水分と塩分補給が必要と痛感。 |
その他周辺情報 | 奥飛騨温泉郷観光案内所のすぐ上に中崎山荘奥飛騨の湯という天然温泉あり。1人1,000円 駐車場から徒歩2分 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
インシュロック
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | 下山後温泉用着替え、タオル |
感想
3日間天候に恵まれ、とっても素晴らしい幸せな山行でした。
初日は新穂高温泉から双六小屋。
途中の鏡平山荘で食べたかき氷宇治金時は格別なうまさ!
鏡池から双六小屋まではずっと北アルプスが一望できる景色にうっとりしながら快晴の天空散歩を楽しみました。
テント設営後は慢性的に寝不足だったせいか一瞬で爆睡。同行メンバーは他の登山者たちと楽しんでいたようですが、自分はテントの中で夢を見ていました笑
夕方に起きてからは双六岳の奥に沈む夕焼けと雄大な鷲羽岳に癒されて1日目終了。
深夜に満天の星空も眺めましたー♪
2日目は朝イチ双六岳のピークを踏んで双六小屋から笠ヶ岳山荘までのコース。
途中水場がないため双六小屋で3リットルの水を補充。双六小屋はとても綺麗で働いている皆さんもキラキラしていました。次回は山小屋泊もしたくなりましたよ。
初日は登りがメインでしたが2日目はアップダウンを繰り返すためポールを使用。
弓折岳、抜戸岳などで一部急登もあったが、ちょうど薄曇りになったりで順調に進行。
雷鳥にも会えました。
笠新道分岐を越えたあたりから雲の中に入り視界不良。眺望は全くなし。
予定通り13時頃笠ヶ岳山荘のテント場に到着。
テント場周辺に山小屋は見えない笑
見上げた雲の先に小屋の屋根が辛うじて見えるくらい笑
噂には聞いていたが笠ヶ岳のテント場は山小屋からかなり遠い笑(高天原温泉はもっと遠いらしい)
ザックを降ろして山小屋に行き、テント場の受付と大好物のビールを買いだししている間に雨が…笑
先に雨対策してから山小屋行くべきだったと後悔笑
急いで戻ってテント張って、雨なので各々個別に食事を済ませる。ビールで乾杯も忘れずに笑
激しい雨が通り過ぎ、夕方になって晴れたら一面の雲海!
これは山頂に行くしかない!と思い笠ヶ岳山頂アタック!
これがよかったー!最高の景色が見られて幸せでしたー♪
笠ヶ岳山荘は水不足で購入できる水は1人500ml2本まで。あとは雪解け水の湧き水を汲むしかなく、朝は水が涸れるので夕方のうちに水を補充しておく。
2日連続の夕焼けを見て2日目終了。
この日も満天の星空を楽しみました。
最終日3日目
この日は笠ヶ岳山頂に全員で行き、テントを撤収して笠新道経由で新穂高温泉に降りる計画。
おおよその下山予定は12:00頃
4:30に集合して笠ヶ岳山頂でご来光を迎え、5:30頃下山開始。
笠新道分岐まで約1時間。進行方向の朝日とかぶって光輝く北アルプスの山々を眺めながら歩を進める。
笠新道分岐で小休止。今思えばこの序盤の休憩でしっかりエネルギー補給と行動食を手元に用意しておけばよかった。
長く長く続く岩場の下り。徐々につま先が痛くなりポールの使い方を工夫するも痛みは改善しない。
標高差で約500mほど降りて樹林帯に入った頃から発汗が多くなり、景色を楽しむ余裕もなくなる。
急激にスピードダウンしたため同行者も心配してくれて最後まで付き添ってもらえたのが一番の幸運。おそらく1人だったら気持ちが切れて途中で大休憩をしていたか、無理をして滑落していたか…仲間に感謝しています。
途中小休止を繰り返して水分補給や塩タブレットを口にしても息が上がり呼吸が乱れ手足や顔面にも痺れがあった。
なんとか沢の音に希望を持ち笠新道登山口に着いた時は安堵と苦しみからの開放感で湧き水に倒れ込んだ。
手足の痙攣と顔面と胸部の硬直が今でも忘れられないくらい恐ろしかった。
仲間や他の登山者にも助けていただき、その場でなんとか回復できたからよかったものの、一歩間違えば大事故に繋がったこともあり得ると反省しています。
新穂高温泉に到着し、下山したのは13:00頃
約1時間遅れでも無事に下山できたのは同行者の方々のおかげです。
体調管理や健康状態の見極めが大切であり、過信や傲りは山に持ち込んではいけないものだと痛感した山行でもありました。
今回ご一緒した皆様、山でお会いした皆様、道具や知識を提供してくれた山の先輩、ありがとうございました。
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