薬師岳〜黒部五郎岳〜鷲羽岳〜雲ノ平


- GPS
- 38:09
- 距離
- 50.6km
- 登り
- 4,133m
- 下り
- 4,123m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 11:00
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 12:01
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 10:17
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:01
天候 | 1日目:午前霧、午後霧時々晴れ 2日目:早朝晴れ、午前霧時々晴れ、午後霧時々晴れ 3日目:早朝霧、午後晴れ 4日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は無料だが、有峰林道のゲートの通過に2000円必要。しかも20:00〜6:00閉鎖。有峰ハウスに前泊し、夜中に折立駐車場に移動した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
折立〜太郎平小屋:三角点ベンチまで長い樹林帯の急登。その後、草原で眺望良いがまだまだ長い登り。階段や木道が良く整備されている。 〜薬師峠:湿原の木道の後、キャンプ場へ急下り。 〜薬師岳山荘:沢沿いの急登の後、薬師平の木道、再び急登。眺望良い。 〜薬師岳:急登を登りきった後、稜線を水平移動。山頂のお堂に薬師如来像あり。雲ノ平、北アルプスの山々の眺望が良い。 太郎平小屋〜北ノ俣岳:歩きやすい草原が続く。その後、急登を登りきると再び草原。少しばかり登ると山頂。薬師岳、黒部五郎岳はもちろん、槍ヶ岳、笠ヶ岳、剱岳も見える。 〜黒部五郎岳:打って変わって険しい道。一度下ってから赤木岳へ登り返し中俣乗越へ下ると大きい黒部五郎が目の前に。岩場の急登を登りきると肩に到着。山頂までピストンで30分弱。 〜黒部五郎カール〜黒部五郎小屋:少し稜線を歩いてからカールへ激下り。カールの花畑とカールから見る黒部五郎岳がとても美しい。長くて歩き難いため小屋まで予想以上に時間がかかる。 〜巻道〜三俣山荘:三俣蓮華岳との分岐まで急登。巻道は唐松漕ぎや川のような道で歩きにくいが、眺望はとても良い。 〜鷲羽岳:急登。山頂に近づくと岩稜帯の急登。晴れていれば眺望がとても良いのだが。。。 〜祖父岳:岩稜帯を激下りから登り返すとワリモ岳。更に下って岩苔乗越から登り返して祖父岳。山頂は広い。雲ノ平を見下ろし、北アルプスの名山達の眺望が良い。 〜雲ノ平山荘:雲ノ平散策。雲ノ平とそれを囲む鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳の景色が素晴らしい。 〜アラスカ庭園:引き続き雲ノ平散策。この後激下りが始まる。 〜薬師沢小屋:苔むした岩の激下り。滑りやすいので滑落注意。下りだが時間がかかる。 〜太郎平小屋:草原、樹林帯を緩やかに登る。後半急登。 |
その他周辺情報 | 有峰ハウス:宿泊6300円、夕食2800円。風呂あり。新しくて綺麗。 太郎平キャンプ場(薬師峠):2000円。100張。近くにトイレ、水場あり。トイレ綺麗。水豊富。10:00〜17:00売店あり。 黒部五郎小屋:キャンプ場は小屋から近い。30張。特定日要予約。 三俣山荘キャンプ場:2000円。80張。山荘から徒歩10分。水場、トイレは山荘。植生回復のため、張れる場所が昨年より狭くなった。 雲ノ平小屋:おしゃれなカフェ有り。ハンバーガー2500円だが、食べる価値あり。水不足気味。 薬師沢小屋:素泊まり8000円、夕食4000円。要予約。川のそばなので、水浴びできる。 亀谷温泉 白樺の湯:土日のみ13:00〜19:00。500円。有峰口駅から徒歩20分。駐車場あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
テント
テントマット
シェラフ
|
感想
遂に念願の雲ノ平に行ってきました。写真をたくさん取りすぎてレコにまとめるのに時間がかかってしまいました。
今回は出だしからハプニング続き、天気が安定せず延期したのは良くあることですが、行きの高速道路運転中に飛び石でフロントガラスにヒビが入るという幸先の悪さ、しかしそれを忘れさせてくれるぐらい素晴らしい登山でした。
雲ノ平は薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳に囲まれた湿原でまさに楽園でした。雲ノ平だけでなく薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳の登山も素晴らしかった。
オコジョ、雷鳥、熊に遭遇という経験もできて良かった。まあ、熊には遭いたくなかったけど。
今回の登山では赤牛岳、水晶岳の存在感が印象的でした。次のターゲットはこれかな。
憧れの雲の平にいってきました。百名山にかこまれた秘境でした。各庭園から見る水晶、鷲羽、赤牛。遠くは槍などが素晴らしいです。快晴ならもっといろいろみえたのでしょうね。なんども足を運びたくなりました。通過しただけなので深くはよさがわかっていないと思います。写真では、素晴らしさが、お伝えしきれないのが残念。今度は、読売新道を歩いて高天原、雲の平までというのもありかな。
雲の平から3日目のテント宿泊予定地太郎平までまだまだなので焦りつつも、そんなに気軽にこれないとこなので短い滞在で目に焼き付けておこうと思いました。水晶のカッコよさにしびれ、赤牛のどーんとした山容迫力あり。タイムアップで後ろ髪ひかれつつ薬師沢小屋にむかいました。くだりは噂どおりのヤバイ道いや噂以上!
岩々、苔苔、つるつる・・・これは秘境への関門か。
神経を使いながらくだり、これまた秘境感のある薬師沢小屋へ15時着。ここから太郎平テント場まで3時間以上。小屋の方の泊まったほうがよいよ〜とのアドバイスもあり宿泊することに。優しいスタッフの方と美味しいご飯でゆっくりできよかった。川の水で体を清めることもできた。結果4日目まあまあ元気に下山することができよかった。
今回は、ロングトレイルをじっくり堪能できました。北アルプスはやはりテンションが上がります。たくさんの種類の高山植物が咲き乱れ、迫力ある岩肌。大きい山。ワクワクします。
お盆の前半に行こうとして計画したのですが、天気が悪くコースを変えたり日程かえたり。前日に全身蕁麻疹がでて病院にいったり。行きの高速で飛び石がとんできてフロントガラスにひびがはいったり。登りだす前からハプニング多数。でも、山に入ってしまえば体は疲れるけどだんだんと気がみなぎる感じがする。山ってよい。重い荷物を背負ってゆっくり、じっくり歩くのがよい。
登山人口がどんどん増えてきているのでしょうか。駐車場争奪戦、テント場争奪戦、太郎平への登山道も渋滞しばしば。
三俣のテント場が植生回復のためとかでかなり縮小されていました。今回は、大変親切な方が、テントをずらしてくださり場所を確保できました。感謝!
いつも、遠くまで連れていってくれる夫にも感謝!疲れてくると喧嘩になりかけることもあるけど(笑)夫婦で元気で歩けるのは幸せなこと。どちらが先かわからないけど、いつかは、どちらかが、ひとりになる日もくるので、こんな日もあったなあ。きつかったけど、よかったなあ幸せだったって思い出すときがあるかも・・・なんて歩きながらふと思いました。結婚25周年にふさわしい夏でした。ありがとう。
コメント
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今年は諦めました。
しかし天気サイコーですね。晴れもいいけど適度に雲出てくれないと辛いですよね。
あのあたりは、熊がたくさんいそうです。林道でも見かけました。
天気は、雲がおおめでしたよ。それでも熱中症になりかけました。カンカン照りだときつかったと思います。
体感温度が、コロコロ変わるので、さすがに高所だと思いました。
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