記録ID: 8569174
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
裏銀座（高瀬ダム→烏帽子岳→野口五郎岳→鷲羽岳→三俣蓮華岳→双六岳→槍ヶ岳→上高地）
2025年08月14日(木) 〜
2025年08月17日(日)
富山県
長野県
岐阜県
げぶりんちょ
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 34:00
- 距離
- 51.4km
- 登り
- 3,868m
- 下り
- 3,640m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 3:08
- 合計
- 10:23
距離 7.8km
登り 1,547m
下り 290m
2日目
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:38
距離 12.5km
登り 1,025m
下り 985m
3日目
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 5:25
- 合計
- 13:11
距離 11.7km
登り 1,430m
下り 931m
4日目
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:47
距離 19.5km
登り 25m
下り 1,601m
11:58
| 天候 | 8月14日(木) 晴れ 8月15日(金)晴れのち曇り、霧 8月16日(土)霧時々晴れのち曇り 8月17日(日)霧、曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
マイカーで大町市営駐車場（信濃大町駅隣） 駐車場代 最大1500円 信濃大町駅バス停から裏銀座バスで七倉山荘 1500円 七倉山荘からタクシーで高瀬ダム 2600円（4名で割れば1人あたり650円） （帰り） 上高地バスターミナルからバスで新島々駅、電車で松本駅まで（予約必要） 3710円 松本駅から大糸線で信濃大町駅まで 650円 マイカーで帰宅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
1日目 高瀬ダムから吊り橋を渡りブナ立尾根登山口までの間の濁沢の丸太橋は流失しがちだそうです。流失した場合渡渉が必要らしいです。 ブナ立尾根は日本三大急登兼北アルプス三大急登ということです。確かにかなりの急登です。一定の斜度のザレガレ場を修行のように淡々と登るタイプの急登ではなく、階段状の段差が多い急登で、早月尾根や笠新道の急登に似た厄介なタイプの急登でした。 烏帽子小屋到着後、烏帽子岳へ向かうと思いますが往復に結構時間がかかります。なんとなくボーナスステージ（例えば燕山荘から燕岳、槍ヶ岳の穂先）のようなイメージがありましたが、普通に時間がかかる登山です。 2日目 一旦高所まで登れば後は快適な縦走路かと思いきや、アップダウンが多いです。ただ若干の鎖場はありますが、全体的には歩き易い登山道でした。急登もありましたが修行のように淡々と登るタイプで息が続かないようなものではありませんでした。 3日目 起床してすぐの三俣山荘からの三俣蓮華岳への登りはキツイです。それから双六岳までは多少のアップダウンはありますが難しい箇所はありません。双六小屋から槍ヶ岳までの西鎌尾根は急坂もあり鎖場も結構あります。ただ、急坂は一定の斜度を淡々と登る系だし、鎖場も斜度がきついから鎖があるという感じで滑落の危険が大きい箇所というわけではなかった印象でした。最後の千丈乗越から槍ヶ岳山荘までの区間はひたすら修行系の登りでキツく印象的な区間でした。 4日目 槍ヶ岳山荘テン場から下山。特に難しい箇所は無かった感じでしたが、ガレ場の下り区間が多かったので足裏が多少痛くなりました。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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1の地点から遠くに見える山頂が烏帽子小屋と勘違い。実際は三ツ岳
雲がわいていたので水晶岳の往復はカット、したのに雲の平が見える。
4日目、直前まですごい強風の夜でした。耳栓が強力で比較的寝れたのでラッキーでした
装備
| 個人装備 |
雨具上下
着替え
ヘッドライト
防寒着
地図
コンパス
スマホ
モバイルバッテリー
テント
シュラフ
マット
ガスバーナー
エマージェンシーキット
ストック
ヘルメット
|
|---|
感想
裏銀座縦走に挑戦しました。お盆を利用しないと3泊4日はできなかったので年に1回の貴重な機会になりました。2年ぶりのテント泊で久しぶりに20キロを背負いましたが、ブナ立尾根は地獄でした。あらゆる人に追い越され、12から1までの全ての場所で休憩をして、疲れすぎて途中で睡眠するほど大変だったブナ立尾根。2日目以降は疲労の点では問題ありませんでしたが、テン場競争がとにかく激しかったです。烏帽子小屋のテント場は13時到着でも小屋からかなり離れた池の側、三俣山荘では13時到着でもほぼまともな場所に設営することはできませんでした。槍ヶ岳山荘は12時に到着できましたがすでに3分の2は埋まっていました。テント泊を志すにはとにかく早出早着が全てだと思い知らされました。また3日目の槍ヶ岳山荘のテン場は深夜風が強すぎてあまり眠れませんでした。ツエルト泊的な設営の方は風で一睡もできなかったことが想像され、とても可哀想に思われました。
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