記録ID: 8576048
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ハイキング
甲斐駒・北岳
【仙丈作戦】仙丈ヶ岳（地蔵尾根）【甲73.8】
2025年08月18日(月) [日帰り]
山梨県
長野県
narodniki
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:53
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,742m
- 下り
- 2,737m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 11:33
距離 34.1km
登り 2,982m
下り 2,986m
2:56
6分
現在の登山口駐車場
10:13
14分
八合目
14:29
現在の登山口駐車場
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
らくルートで登山口とされている箇所は、整備されなくなったのか、草ぼうぼうで「駐車できません」となっている。案内に従ってお墓のある敷地に駐めるべし。 駐車場では区画線に従って駐車するよう書かれているが、入り口手前に駐めた車からして位置がずれている（そのため、駐車場に出入りしにくくなっていた）ので、既に駐めてある車とドアがぶつからないくらいの間を空けて駐めるしかない。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
地蔵尾根を歩くにあたっては、まず、長距離長時間コースだということをよく理解することだ。よく理解すれば、稜線まであとどのくらいだとか考えない。これを、まだ中間、あと標高差1000mなどと考えながら歩くと、それこそ苦行になる。 特に、標高1800m辺りから2200m辺りの間、なかなか高度が上がっていかない。登る分には身体への負担が軽減されて良いのだろうが、その先送りした分は延々歩いて程良く疲れてきた最後の方に来る。 また、森林限界もなかなか訪れないので、序盤は結構長い間展望の無い森の中歩き。これは猛暑日には日照りを遮ってくれて大変ありがたいのだが、人によっては非常に退屈に感じるかもしれない。退屈に感じてしまったら、またしても苦行。 道中、林道と交差する箇所、林道を歩く区間があるが、夜間に歩くと、林道から山道に入る所に気づかず、林道を歩き続けてしまうおそれがあり、実際、他山行者の軌跡の中には林道を進んでしまっているものが見受けられる。 また、地蔵尾根中間水場からしばらくは林道と並行した道を進むが、この道が細い。細いうえに草ぼうぼうだったりして足元が見えづらく、片側は切れ落ちているので足を置こうと思った所に地面が無いということもある。 稜線上は、山のグレーディングではCクラスの難度となっているが、軽い岩場登りがある程度。恐怖を感じるような所は無い。ただ、アップダウンを行き来するのが標高3000mの稜線だときつい。 |
| 予約できる山小屋 |
仙丈小屋
|
写真
破線の円で囲まれている箇所がらくルートで登山口となっているところ。駐車禁止と記載されているが、駐車場からたかだか数百m。歩くのに困難は無い。
拍手8/18 2:59
破線の円で囲まれている箇所がらくルートで登山口となっているところ。駐車禁止と記載されているが、駐車場からたかだか数百m。歩くのに困難は無い。
「区画線内に駐車してください」と書いてあるが、夜間来た車はわからないだろう。1の車が出入口に車半分ほど寄せて駐めており、入る時に注意を要した。
8/18 3:00
「区画線内に駐車してください」と書いてあるが、夜間来た車はわからないだろう。1の車が出入口に車半分ほど寄せて駐めており、入る時に注意を要した。
林道から山道に入る箇所。暗闇の中に何か立っているのに気付いたから良かったが、ずっと足元を見て歩いていたらそのまま素通りだ。
日の出時刻を迎える。早くも下山者1名。また、林道上で幕営または単に休憩していたと思われる山行者2名。
なかなか道が高度を上げていかないが、ようやく標高2000m超え。しかし、この後、標高2400m超えるのにも結構距離と時間を要する。
8/18 5:24
なかなか道が高度を上げていかないが、ようやく標高2000m超え。しかし、この後、標高2400m超えるのにも結構距離と時間を要する。
朝日がまぶしいが、まだ熱さはない。むしろ、高所に期待していた涼しさ。展望は後程紹介。
仙丈ケ岳から鋸岳、甲斐駒ヶ岳。その奥に北アルプス〜頚城山塊〜八ヶ岳〜奥秩父の山々。お久しぶりぶり〜♪
それでは、仙丈ケ岳よりも小さい大仙丈ケ岳へ。やっぱり、仙丈ヶ岳に来たら、大から小までセットで歩かないとね。
前夜、睡眠時間が3時間ちょっとしか取れなかったこともあり、さすがに高度3000mの稜線歩きはしんどい。
大仙丈ヶ岳からは、個々の山々をアップで撮ってみる。まずは槍ヶ岳と穂高岳。
足元の花を愛でながらゆっくりと歩こう。これはチシマギキョウかな。
森林限界が近いので、すぐに木々が日射を抑えてくれる。雷雨が起きても大丈夫だろう。
睡眠時間が少なかったせいか体調はイマイチだったが。高度を下げてちょっとマシになったような気がする。
この木々の倒れている先が丸山谷ノ頭。地蔵尾根上のピークはだいたい道から外れている。
2400m展望地。地蔵尾根上ですっきり展望があるのはこの1か所。
明るい時は良いが、尾根が広くなり木の根が錯綜するので夜間は戸惑う。
もう13時を過ぎたが、空には薄い雲がかかる程度。雷雨は避けられるだろう。
もしかして、林道の方が歩きやすいかと思ったが、それで道迷い遭難する者がいるらしい。
終盤、道が歩きやすくなったこともあり、速度を上げてガンガン下る。
駐車スペースは無くなったが、トイレが残っているのはありがたい。
感想
夏休みは九州の高原ででも過ごそうかと思っていたら、豪雨被害で安息の地とはならなそう。
ということで、長年行こう行こうと言って行っていなかった仙丈ヶ岳を歩くことにする。
AIまで動員して天気を確認した甲斐あって、最高の山行を厳修。
ただ、感謝あるのみ。
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