硫黄岳~横岳~赤岳


- GPS
- 11:15
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,719m
- 下り
- 1,714m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:50
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:09
天候 | 1日目:ガスガス。夕方から大雨。 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・美濃戸口~美濃戸山荘 車も走る林道を黙々と歩く。ところどころ林道を逸れた明確な踏み跡のある道があるが果たしてこれがショートカットなのか林業関係者の人がつけたものなのは不明。 余談ですが帰りに美濃戸山荘のトイレを借りたらトイレ自体は普通でしたが手洗い場が恐ろしい数の虫の死骸だらけでした。急ぎでない場合はもう少し下の赤岳山荘かやまのこ村でトイレを借りることをオススメします。 ・美濃戸山荘~赤岳鉱泉 北沢ルート。途中まで車が入れる道なのでほぼ林道歩き。行きは破線のショートカットルートの入り口を見逃しましたが通っている方がいらっしゃいました。南沢はずっと登山道なので北沢の方が歩くぶんには楽かも。 ・赤岳鉱泉~硫黄岳山荘 ゆるい登りから本格的な登りへ。赤岳鉱泉から10分ほど上がったところに真新しそうな倒木がありました。 ・硫黄岳山荘~横岳 硫黄岳~赤岳の縦走で個人的にいちばん怖い横岳のトラバース。今回もしっかり怖かったです。稜線上の鎖は至るところが真新しいものになっていて安心感があります。 ・横岳~赤岳 ハシゴはところどころにあるが、そこまで高度感はない。赤岳天望荘に下る途中にある一枚岩が濡れていたのでそこは特に慎重に鎖を使って下りました。 ・赤岳~行者小屋 岩尾根を下りると階段で整備された道になります。ところどころ濡れた黄土色の土が滑る……。 ・行者小屋~美濃戸山荘 帰りは南沢から。南沢は北沢と違ってずっと登山道&前日の雨の影響で滑りやすい。途中の橋も結構壊れていてドキドキ。特に後半の鉄網のところは滑る滑る……。疲れてきたタイミングでこんな滑りやすいところがあるのは罠すぎる。滑りやすいからか?真新しい鎖があるので頼りにして下りました。 |
その他周辺情報 | 硫黄岳山荘 ・最近改装されたそうで山小屋とは思えない綺麗さ。 ・トイレは水洗&ウォシュレットつき。紙は流せません。ゴミ箱に捨てます。便座が温かいので喜んでいたら早朝は発電機が動いていないので冷たかったです…笑(もちろんウォシュレットも使えません) ・相部屋は仕切りなどはありません。この日は宿泊客が少なかったので3人分のスペースを貸し切り♪周辺にも人がいなかったので快適でした。枕元にひとつずつコンセントもあり、20時の消灯までは自由に使えます。ハンガーもひとつあり。 ・枕とマットと掛け布団のシーツは毎回きれいなものに交換して下さるそう。帰りには使ったシーツを剥いで分別しましょう。 ・フリーWi-Fiあります。サクサク。 ・宿泊者はお水無料。15分500円でシャワーも浴びれます。お湯も食堂にポットがあります。 |
写真
感想
8月に予定していた山行はふたつとも大雨でポシャり、三連休から少しズラした日月火で予定していたパノラマ銀座は月曜の天気が悩ましい。昼からは晴れそうだけど、せっかくのパノラマ、朝から晴れる時に歩きたい。日曜も雨の中登ることになりそうだし……と諦めて、2年ぶりの赤岳に登ろうと八ヶ岳に変更。
とはいえ、八ヶ岳は北アルプスと違って月曜日は微妙なお天気。赤岳頂上山荘や天望荘に泊まってみたかったけれど、微妙なお天気でそこまで登るのもな~~と悩んで、そうだ!評判の良い硫黄岳山荘にしよう!と前日に決めて予約をとった。
そして美濃戸口からいざ出発。まずはだらだらと林道歩き……のはずが、雨がシトシト。林道なので傘を差して歩く。雨は北沢を歩いている途中でやみました。
赤岳鉱泉には人がたくさん。硫黄岳までですれ違う方もレインウェアの方が多く、またいつ降り出すかとひやひやしていましたがこの後は大丈夫でした。ヤマテンの予報通り10時前には硫黄岳の風もかなり穏やかになっており、晴れ待ちをしようかとも思いましたが一度晴れの硫黄岳は見ているのでサクッと硫黄岳山荘に向かう。
評判の通り、硫黄岳山荘はまるでホテルのよう!連休最終日&明けの平日ということで人も少なく、コンセントとフリーWi-Fi使いたい放題で、早めに到着してからはのんびり本を読みながらゴロゴロして過ごしました。
気づいたら外は大雨。明日のお天気を信じながら消灯時間には就寝。ぐっすり寝て起きて御来光待ちをして朝ごはんをしっかり食べて赤岳に向かって出発。
2年前とは逆回り。横岳のトラバースは相変わらず高度感バリバリで怖い。赤岳が見えてくるたびに赤岳展望荘からあんな激登りだったっけ……と登る気力がなくなりそうだったけれど、赤岳天望荘で気合を入れて再出発。こんな岩岩でキツかったっけ?記憶がなにもない……。と思いつつ、赤岳に到着。赤岳天望荘に宿泊したのか空身で往復されている方も多かったです。羨ましい。
赤岳で360度の眺望を楽しんだ後はひたすら下山。どこかでぶつけたのか(記憶がない)右の手のひらの親指下あたりが真っ青の青タンになったり、手袋をつけるのをやめたら速攻で岩で滑って擦りむいたり。階段の下りしんどい……。が、それ以上に南沢がきつい!最初は枯れ沢や気持ちの良い苔の道だけど、だんだんじっとりと濡れて滑る岩の道になっていき、大苦戦。文三郎尾根を下っている時に後ろの女性2人の方が北沢で帰るか南沢で帰るか相談されていて、南沢がわからないけど天狗岳の下りのようだと嫌だと話していて恐らく行者小屋から赤岳鉱泉に行き、北沢に向かった(と思われる)ようだけど、私も次回からそうしようかな……と思いました。行者小屋から赤岳鉱泉に向かう時間はかかるけれど、北沢の方が林道区間があるぶん無心で歩けるはず……。もちろん登山道を楽しみたい方は南沢がオススメです。
これで硫黄岳山荘グループは夏沢鉱泉に2回、硫黄岳山荘に1回泊まったので、今年?来年?こそは冬期の根石岳山荘に泊まりたいです。
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