涸沢岳→北穂高岳→大キレット→槍ヶ岳


- GPS
- 28:13
- 距離
- 47.0km
- 登り
- 2,673m
- 下り
- 2,673m
コースタイム
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 2:51
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 10:18
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 8:27
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:23
天候 | 9/20:くもり時々雨 9/21:晴れ 9/22:晴れ 9/23:晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰路:上高地バスターミナルからアルピコ交通のバスで新宿バスターミナルに帰着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢岳から北穂高岳に向けての下りが高度感があり少々一歩一歩確実に進む必要があるものの、登山道自体はきちんと整備されており、道迷いすることもなかった。大キレットも同様。今回のコースは全体を通してとてもよく整備されており、迷うような場所はなかった。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴施設:小梨平キャンプ場(14:00~, 1,000円, 男性風呂は比較的すいていてよい。2回目使用。)上高地インフォメーションセンター(シャワーブースがあるようです。500円、こちらは未使用。) |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
当初は9/20にYAMAPの大野WFさんと槍ヶ岳山荘まで行き、槍ヶ岳登頂後に大キレットを通過して北穂高岳から上高地に下山する予定で計画していたが、9/20は悪天候が予想され、槍ヶ岳まで行くのは困難と判断して計画変更した。
新たな計画では、ソロで上高地入りした後、初日は天気が悪いと判断し、徳沢ロッヂに泊まり、翌朝天気が回復することに望みをかけて当初の予定と逆回りのコースをたどることとした。Windyでは9/21は朝から晴れ、ヤマテンでは午前中は大荒れの予報にヤキモキしながら翌朝を迎えることとなったが、早朝3時頃はまだどしゃ降り、しかし、その後次第に天気が回復し、出発を予定していた6時には雲ひとつ無い快晴になっていた。また、徳沢ロッヂで知り合ったYAMAPのポリタンクおじさんと話が弾み楽しいひと時を過ごすことが出来た。
さて、登山はといえば、2日目、快晴の中気持ちよく歩いていると、コースタイムより早く10:30には涸沢に着くことが出来たので、北穂高岳に直登するか、あるいはザイテンクラートを経て穂高岳山荘まで上がり、涸沢岳を経由して北穂高岳まで行くか思案したが、雷雨の心配もなさそうだし、涸沢岳を経由しても、15時か16時には北穂高小屋には到着出来そうなことから涸沢岳から北穂高岳に行くことにした。涸沢岳からの下りがキツいと多くの方々が言われていることから覚悟して挑んだところ、噂に違わずかなり高度感を感じるコースだったものの、足場はしっかりしており、一歩一歩確かめながら進めば問題ないかなと思った。もちろん手を離せば落っこちて助かる見込みはないけど😅 そうこうしているうちに、北穂高岳南峰に到着。続いて北峰に登頂し、10m程度下ると北穂高小屋に到着。北穂高岳小屋で10年も働いているというお姉さんの愛想もよく、とても感じの良い小屋だと思った。山頂まで10mしかないので、小屋のスリッパで頂上まで行くことが出来、星好きの私としては、真夜中に360度視界を妨げるものがないこの山頂に一瞬でたどり着けるのは至福のひと時となった。同時に夏の大三角から冬の大三角、そしてアーチをかけたような天の川まで同時に観られたのは、感無量の世界。ここにはいいカメラを持ってもう一度来たいなと思った。
一夜明けて、この日も快晴!大キレットから槍ヶ岳、ジャンダルムを含む穂高の山々、富士山、その他にも名だたる名峰を一望できて、これ以上言うことなし!さて、この日は、一般登山道最難関と噂される大キレットからということで、少し緊張しながら下り始めたが、登山道は丁寧に整備されており、気を付けて進めばそんなに問題ないかなと思った。最初の難所は飛騨泣きということで、飛騨側を覗き込みながら進んだが、どうやら看板を見落としたようで、どこがいわゆる飛騨泣きと呼ばれるところかはっきりとはわからないままA沢のコルまで来てしまった。次は大キレットの核心部の長谷川ピーク、足場が狭いところがあるものの、そんなに怖いと感じることはなかったのが不思!そして次は最低鞍部、あとは登るだけ!最後は南岳までの登りだが、手を使わなければ登れない所はあるものの、こちらも丁寧に登れば問題ないかなと思った。急登を登りきり、大キレットの展望台とされる獅子鼻で小休止、持参したぺったんこになったメロンパンを食べた後、南岳小屋でも軽く休憩した後次は南岳山頂へ。難なく登頂する事が出来た。中岳、大喰岳も3,000mの雲上の稜線をゆっくり楽しみながら歩き、漸く槍ヶ岳山荘に到着。再度来ることがないかもしれないコースだけに、かなりゆっくりと楽しみながら歩いたため、山荘到着は当初の予想よりもかなり遅く13:30頃になった。それにもかかわらず、槍ヶ岳に雲がかかってなかったので、休憩は後にして一気に槍の穂先を目指すことにした。どこから見ても見間違うことのないあの槍ヶ岳も実際に登ってみると山頂まではあっという間だった。今回目標としていたところは全て行けたので、満足して槍ヶ岳山荘で一人で小屋呑みをしていたところ、そこで知り合ったヤマレコ・ハートのエースさんを含むお二方と話が弾み、ここでも楽しいひと時を過ごすことが出来た。
翌朝最終日は、上高地まで戻るだけ。YouTuberの「ももの山と日々」の百花さんと山荘でお会いしてイケメンの弟さんに写真を撮って頂いた後、槍沢からババ平を通り、横尾まで下った。まずはガレガレのガレ場に始まりハイマツ帯に入り、その後は沢沿いに歩くという景観が多彩で変化を楽しみながら下山した。〆の第一弾は徳沢園の牛丼とコーヒーアイス(今回の山行で2回目)。牛丼は肉は多いが少し脂が多いので若者向きかな。ここではやはりカレーとピザが王道か!槍ヶ岳からの下山に体力的にどのくらいの時間で下山できるかわからなかったので、上高地から16:50のバスを予約していたため、十分に時間があり、小梨平キャンプ場で日帰り入浴をして、2回目の〆に上高地のアップルパイ屋でりんごソフトとりんごビール、土産はアップルパイという贅沢をした。りんごソフトは素直に美味かった。りんごビールは、、、チャレンジャーの方はどうぞ😅
何はともあれ今回の山行はとても充実したものとなり大満足だった。
4日間も家を空けることに文句一つ言わずに送り出してくれた妻に感謝!
とにかく無事に帰れてよかった。
槍ヶ岳山荘では楽しい時間をありがとうございました!
レコ拝見しました〜
涸沢岳→北穂→槍ヶ岳までのルート
私もいつか踏破したいと思います!
充実した4日間を過ごされてますね
お一人での縦走、尊敬します!
コメントありがとうございます。
こちらこそ1人でいるところを話しかけて頂きありがとうございました。おかげで本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
これが山小屋で泊まることの醍醐味かなと思います。
目先の目標はハートのエースさんと同じだと思いますので、またどこかでお会いできると、あるいはご一緒できればいいですね!
槍ヶ岳山荘で一緒にいたのは尾崎さんという方で、北アルプスなどご一緒して頂いています。是非、パプちゃんさんの山行に尾崎さん共々ご一緒させてください!
よろしくお願いします🙇
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