中央アルプス縦走 2泊3日

- GPS
- 20:44
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,063m
- 下り
- 3,862m
コースタイム
- 山行
- 1:26
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 2:48
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:16
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:50
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
中央アルプスは、入会前の2018/12/25に、RWの千畳敷駅から木曽駒ヶ岳を往復したのみでした。ピーカン空の青と雪と氷の白の世界で、リンとした気品と迫力に圧倒された千畳敷カール、惹きつけられた一列に並ぶ南アルプスと富士山の絶景。どれも忘れられない思い出となっています。
⚫︎目的 (今回はたくさんありました)
① まずは百名山の空木岳
② 雪景色ではない千畳敷カール
③ 宝剣岳
④ 宝剣岳から先の稜線歩き
⑤ 8月の南アルプス縦走中に見た百間ナギ
⚫︎メンバー
会の新人さんと2人で行く予定でしたが、体調不良で行けなくなりソロで。もともとソロでも行く予定でしたので問題なしでしたが、愛知県から来たソロの男性の方と、2日目の途中で出会って、その後下山までご一緒することになりました。
他の方のレポで、そう言う話しを読んだことがありますが、まさか私にもそんなことが起ころうとは。お互い山岳会に入っていて、山経験年数も歳も歩く速度も同じくらい、出会った先の行程も同じと、いろいろな要素が合わないと、なかなか無い事かと思います。3日目の南駒ケ岳ピストンはガスガスで、一人だったら萎えて行かなかったかもしれないので、ご一緒していただき、ありがたかったです。
⚫︎行程
22日月曜日は、会社の年休取得推奨(ほぼ強制)日で4連休。1週前の3連休は、悪天候でお泊まり縦走ができなかったので、できるだけ長く山に入りたいと思っていました。当初は、
20日 RW → 木曽駒、宝剣 → 檜尾テン泊
21日 空木 → 空木平避難小屋泊
22日 越百山ピストン → 駒峰ヒュッテ泊
23日 池山尾根下山
の予定でしたが、20日が悪天候だったため、4日間が3日間に短縮となり、
21日 RW → 木曽駒 → 駒ケ岳頂上山荘テン泊
22日 宝剣、空木 → 駒峰ヒュッテ泊
23日 南駒ケ岳ピストン → 池山尾根下山
に変更。檜尾避難小屋のテント泊を、20日から21日に予約し直そうとしましたが、満員で取れなかったため、駒ケ岳頂上山荘のテン泊(予約制度なし)としました。
朝一のRWで千畳敷に着いたら頂上山荘にテントを張って、駒飼ノ池や濃ヶ池、伊那前岳あたりをぶらぶらしようと思ってましたが、21日の早朝まで雨が続いていたためバスが出ず、4時間も立ちんぼで菅の台バスセンターの駐車場で待たされました。最前列の方は5時間は待ったことでしょう。初日は木曽駒までだけにして早く寝て、翌日に備えることにしました。
【1日目】
バス待ち中に天気は雨から晴れに変わり、RWを降りた後、壮大で美しい無雪期の千畳敷カールが見れました(目的②)。雪の下はこうなってたんだ、と思いながら浄土乗越まで登って行く。頂上山荘のテン場の混み具合が心配でしたが、2着でほっとしました(最終的には35張りくらいになったか)。テントを貼り終える頃にはガスがちになりましたが、時間もあるので、2回目の木曽駒ヶ岳山頂へ。風も強くなく、テン場から綺麗な夕陽や朝日も拝めました。夜は今期1番の冷え込みになったらしく、とても寒くて、翌朝テントを仕舞う時には、結露が凍っていました。
【2日目】
初めての宝剣岳は、問題なく通過(目的③)。この日は午前中は快晴で、南へと続く中央アルプスの美しい稜線や南アルプス、八ヶ岳を見ながらの縦走がとても気持ちよかった(目的④)。お昼前くらいからガスが出てきてしまい、空木岳山頂からの景色はあまり見えませんでしたが、目的①をクリア。
翌日の下山までご一緒することになった前出のソロ男性とは、檜尾岳手前あたりでお会いしました。檜尾岳の少し先で雷鳥にも出会いました。駒峰ヒュッテは、素泊まりで自炊、シュラフ(有料でレンタルあり)やマット持参ですが、前日のテント泊の寒さに比べるとなんと温かいことか。
【3日目】
ガスの中、駒峰ヒュッテを空身で早朝出発し南駒ヶ岳へ。南駒ケ岳山頂に着いてもガスが晴れず、真っ白で景色なしでした。ゲ~コゲ~コとカエルのように鳴く雷鳥に何度も会うことができて、ガスで景色が見えない我々を楽しませてくれました。雷鳥に会いたかったら、中央アルプスが1番確率が高いのでは?と思うほど。プロジェクトが功を奏しているようですね。
残った目的の⑤ですが、南アルプス縦走中に見えた白い百間ナギは、稜線上からは見えませんでした(予想してましたが)。駒峰ヒュッテに戻る時は、多少ガスが取れて、摺鉢窪避難小屋だけは見ることができました。帰宅してから調べたところ、南駒ケ岳より先の仙涯嶺まで行くと、百間ナギが横から覗けたようです。やはり予定してた越百山まで行ければ良かったのでしょうが、行けたとしてもこの日はガスガスでしたので、見れなかったかもしれません。またいつか。
駒峰ヒュッテに戻り、残置させていただいた荷物をパッキングし、テラスで少し休憩してから、長い長い池山尾根を下山しました。樹林帯に入る前までは、駒石などの大きな奇岩がいくつもあり、見晴らしも良いので気持ちよく歩けました。
















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