夜叉神峠から鳳凰三山と高嶺を越えて広河原下山


- GPS
- 09:19
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,156m
- 下り
- 2,017m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:20
天候 | 甲府盆地は朝から雲海、甲府以南は高層雲で高曇り、甲斐駒より北は快晴 昼前にかけて高層雲は減り、太陽が覗く時間が増えるが、代わりにガスが上がってくる。それでも完全にガスガスにはならず、ガスが切れる時間が多かった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時は3割くらい埋まっていた。 広河原に14:30に下山して、14時のバスは逃したので、乗り合いタクシー(9人乗り)の待ちベンチに並ぶ。15:45発車予定が三十分早く出て助かった。 料金は夜叉神峠途中下車でも芦安と同じで、協力金300円+運賃1400円=1700円を乗車時に運転手に支払うスタイル 当日夕方は乗り合いタクシーが3台走っていたようだが、乗り合いタクシーを逃すと16:40の最終バスまで待つ羽目になる |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜叉神峠〜南御室小屋:夜叉神峠小屋まで時折軽い急登があるものの、概ね傾斜の緩い登山道をダラダラと登り続ける。 道幅は広く、平坦でかなり歩きやすい。 時折、白峰三山や甲府側が見えるスポットあるものの、ずっと変化に乏しい樹林帯をユックリと標高を上げながら歩き続けるのは足に優しいが、正直飽きて面白く無かった。 南御室小屋の水場は水量豊富で美味しかった。 南御室小屋〜薬師岳:薬師岳までは少し傾斜も強まり、山頂付近では岩場も出てきて歩きごたえも出てくるが、やはり森林限界が高いので山頂近くまでは景色も道も単調で物足りない。 青木鉱泉からドンドコ沢コースで滝巡りしながら上がった方が楽しいと思う。 鳳凰三山縦走路:それまでの退屈を吹き飛ばす充実の爽快稜線。観音ヶ岳のアップダウンはキツイが森林限界を超えた花崗岩の縦走路は、360°パノラマに囲まれて辛さを忘れるほどの気持ち良さ。 高嶺〜白鳳峠:鳳凰三山に比べて歩く人はかなり少なくなり、傾斜も急で一部岩稜帯に近い部分もあるが、変化に富んでおり歩きごたえがある。ゴーロ帯に踏み入れる所ではゴーロの先のルートがやや分かりにくい。 ヤブではないものの、ハイマツの枝が邪魔で手足に当たって鬱陶しい所が多いので、長袖、長ズボン推奨。 赤薙沢ノ頭〜広河原峠登山口:高嶺ほど傾斜はキツくはないが、踏み跡は少し細くなる。ピンクテープは豊富なので道迷いはしないが、元の道が崩壊して付け直したルートは踏み跡がまだ締まっておらず腐葉土と一緒に崩れそうな部分もあるので注意が必要。 広河原峠の下山は一応整備されているが、あまり踏まれておらず、倒木の多さもあって野生味が強い。その分テープが豊富なので道迷いは心配いらない。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ダウンジャケット薄手
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水
笛
ファーストエイドキット
エマージェンシーシート
コンパス
ナイフ
保険証
携帯
モバイルバッテリー
タオル
カメラ
ヘッドライト
予備電池
バーナー
鍋
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感想
前回の山行からはや一ヶ月。今月はせっかくの休みに天気が悪い巡り合わせが多く、良い季節なのに悶々と過ごしていたが、やっと晴れ予報が休みにハマった。
予報は中部全域素晴らしく、行き先は選り取り見取りだが、日曜日の予報がやや怪しいので20時まで働いた後で、土曜日に行ける範囲で無理をする。
今年はまだ南アルプスに行ってないので、3年ぶりの鳳凰三山に夜叉神峠から行ってみよう。
夜叉神峠のピストンではもったいないので、ついでに高嶺まで足を伸ばして広河原に降りることにする。広河原の終バスは16:40と結構遅いのでよほどの事がない限り余裕で下山できるだろう。北沢峠〜戸台パークのバスも見習ってほしいものだ。
好転予報の週末なので夜叉神峠の駐車場は出来れば早着しないと駐車場難民になりそうだが、仕事の後で3時間睡眠で出発したので早着は無理。駐車場にあぶれたら、芦安から北岳に変更しようと考えていたが、意外と無事に駐車場に停めることが出来た。
夜叉神峠からの登山道は予想以上に単調でペースは速くなるが、見所が少なすぎてつまらなかった。3年前のドンドコ沢コースの方が滝巡りを絡めて登れるので断然面白かった。花の多い初夏だともう少し楽しめるのだろうか?
しかしダラダラと上がった鳳凰三山の稜線は最高の景色が広がるが、予報より雲海が広がり、「これは急がなければガスに巻かれるかも」心配するほどだったが、実際は雲が上がってきてもすぐに切れるを繰り返し、最後まで快適稜線歩きを満喫できた。
P.S.
広河原に下山後した時点で14時のバスは逃したので、最終バスの16:40までauの電波もないのでなにをして暇つぶししようかと思っていたが、3台しかない乗り合いタクシーの1台目の乗車列に並ぶことが出来、しかも15:45発車予定より30分早く発車して意外と早く夜叉神峠まで戻ることが出来た。
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