百高山 68:三ッ岳 69:野口五郎岳 70:南真砂岳 71:赤牛岳

Wakaba
その他1人 - GPS
- 77:16
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 3,626m
- 下り
- 3,465m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 3:18
- 合計
- 10:07
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:30
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 11:34
| 天候 | 晴れ、曇り、雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
|---|
感想
過去山行記録となります。
2025年8月7日~10日
今年は少し早いお盆休みをいただいて3泊4日で裏銀座周辺にある百高山を進めて来ました。
高瀬ダムから入って、水晶小屋までは裏銀座ルートを歩きます。そこからは読売新道を使って黒部湖まで降りるプランにて実行して来ました。
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【68: 三ツ岳(2845m) 】
情報なし
標高順位だと前回行った三ノ沢岳に次ぐ47位の山
【69: 野口五郎岳(2924m) 】
野口五郎岳(のぐちごろうだけ)は、飛騨山脈中部にある、標高2,924mの山。
山頂付近は大石が堆積していて、灰色で茫洋とした山容が特徴的な山である。
名前の「野口」は、この山が属する長野県大町市の集落「野口」に由来し、「五郎」とは大きな石が転がっている場所を表す「ゴーロ」の当て字である。
(Wikipediaから抜粋)
【70: 南真砂岳(2713m) 】
情報なし
標高順位だと89位の山
竹村新道にある
【71: 赤牛岳(2864m) 】
赤牛岳(あかうしだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)中部にある標高2,864 mの山。山域は1934年(昭和9年)12月4日に中部山岳国立公園の特別保護地区に指定された[3]。また日本二百名山にも選定されている[4]。
赤茶けた山肌と、牛が寝そべっているような穏やかな山容が山名の由来[5][6]。「牛」の名を冠する山の中では、当山が最も標高が高い。
(Wikipediaから抜粋)
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8月7日(木)
登山口となる高瀬ダムまでは特定車両しか入れず手前の七倉山荘のところにある駐車場へ停める必要がありました。
駐車場は50台程度の枠で、そこの下は七倉ダムのところに200台のスペースあるも少し遠いため、実質上の50台枠の争奪戦となります。
それもあって平日休みを取得しての計画です。
ところが入山したこの日は大荒の日で警戒した人が多かったのかキャンセル続出なのか駐車場には僅かに4台。
それも前日組のようで7日に登山予定の車組は自分たちだけでした。
夜が明けて高瀬ダムへのタクシー待ちをしていると七倉山荘に泊まっていた七名の方がいて、その方達がタクシー乗車優先権があるので自分たちはその後のタクシー乗車となる感じでしたが、人数的に乗れるとの事で山荘宿泊組の方に混ざって一便で乗車することができました。
ちなみに高瀬ダムまではタクシー代2600円で、4人乗車なので一人650円ということになります。
高瀬ダムに到着すると雨足は強くなりダム堰堤の先のトンネル内で雨装備の最終点検をしてから登山開始です。
トンネルを抜けるとすぐに吊り橋。
それを渡って砂地メインの河原を歩いて今度は丸太橋を渡ります。
丸太橋のある濁沢は川幅2m程で自分らが渡り始めた時は濁った水がゴーゴー言っており慎重に渡りました。
渡りきってブナ立登山口の写真を撮っていると濁沢が先程と明らかに違う唸るような轟音で水が大量に流れ始めてました。
これはこのまま河原にいたら危ないと直感的に思って素早く斜面に取り付きました。
濁沢はあっという間に水嵩が増して最終的には渡った丸太橋は流出。
後続の方の話だと川幅が狭くなってるところを協力しながら渡ったとか飛び越えて来たとか凄いこと言ってました。
(流出した丸太橋は8日には復旧したとの事。迅速な対応だったようです)
自分らは本当にギリギリで渡ることが出来たものの退路を失ったのも同義で是が非とも進むしかなくなってしまいました。
ブナ立尾根は三大急登と言われている尾根ですが、思ってたよりは急登に感じずペースも乱れずに9時50分に烏帽子小屋に到着。
テント泊予定でしたが小屋泊キャンセルも出ていたと思うので大荒れの中テントもなかろうと小屋泊出来ないか確認したところ出来ると言います。
ただ、公式サイトでも書いてますが予約者との公平性を保つために当日飛び込み宿泊者には3000円の追加料金が掛かります。
それは書いてあるの知ってたので受け入れるのは問題なかったのですが、ずぶ濡れな自分たちを見て乾くまで中に上がるなと言われてしまい何となく嫌な気分になったので当初の予定通りにテント泊にて泊まることに。
テント張った時間が最悪なコンディションで土砂降りの中で設営で殆どの装備がビショビショに濡れてしまいました。
テントの中で濡れた装備を拭き取りながら様子を見ていると雨が止んで晴れ間も見えて来たのでチャンスと思い、サコッシュにスマホだけ入れて烏帽子岳アタックをして来ました。
途中でやっぱり雨降り始めてしまったけれど山頂では青空キープで烏帽子岳ゲットであります。
8月8日(金)
翌日は晴れ予報だったはずなのにまたしても雨スタートでした。
それも風が強くて稜線歩きがメインのこの日だとバットコンディションとなります。
まずは百高山の一つの三ツ岳を狙うべく標高を上げていきます。
道中終盤ながらもコマクサの咲いているところも多くて雨の中何とか楽しみながら歩けました。
三ツ岳はYAMAPではグレーピークになっており、直接狙わなくても巻道で100mルールでピーク取れそうでしたがとりあえず山頂を目指しました。
ハイマツと岩場のミックスで道が少し分かりづらいところもありましたが無事に我が家百高山68座目ゲットであります。
その後はさらに標高を上げていき、2時間15分程で野口五郎小屋に到着。
雨と強風で冷え切った身体で辿り着いた小屋の方は温かく迎えてくれて心に沁みました。
野口五郎小屋からはやっと天気が回復。
山頂まで歩く頃には周りの山も見える程に晴れて来ており裏銀座の素晴らしい稜線歩きがやっと意味があるものになりました。
野口五郎岳で我が家百高山69座目となります。
野口五郎岳からは遥か先に見える槍ヶ岳とかを楽しみながら歩く。
真砂岳下の竹村新道分岐から一度道を外して南真砂岳へ。
途中の広くなった所にザックデポして往復しました。
片道約1時間の行程ですがハイマツの藪がやや煩め、そして一度降ってからの登り返しの道でした。
南真砂岳直下は何となく南アルプスの蝙蝠岳と似てるような感覚がありました。
山頂からは360度の大パノラマで北アルプスの山々を眺望出来る素晴らしい景色でした。
我が家百高山70座目となりました。
折り返してザック回収してこの日の宿の水晶小屋へ。
何気にアップダウンと岩場越えるところも多くて大変でした。
水晶小屋では自分らと同じく高瀬ダムから来た方達と情報交換したり例の濁沢の丸太橋の消失と飛び越えて来たと言う話を聞いたりして楽しく過ごしました。
道具の話がとにかく参考になったです。楽しかったなぁ☺️
8月9日(土)
この日はいよいよ赤牛岳チャレンジの日となります。
昨年の同じ時期に行った折立からのチャレンジは計画が無謀すぎて時間が足りずに断念してたので今回一年越しの悲願となるのです。
9日も一日晴れ予報となっており、水晶岳、赤牛岳と歩いて読売新道で奥黒部ヒュッテまで降りてテント泊でもう一泊してからの下山予定でしたが、翌10日の天気が再びの荒れ日になっており、奥黒部ヒュッテから平ノ渡しまでの梯子区間を真っ暗で土砂降りの中歩くのは危険と判断してその先の平ノ小屋で泊まることが出来ないか?と交渉してみました。
水晶小屋で確認済みで赤牛岳近辺は携帯繋がるとのことで手前の温泉沢の頭付近にて電話したところ宿泊可能とのこと。
これで安心して歩くことが出来ました。
思ってたよりもアップダウンを繰り返しながらやっと悲願の赤牛岳山頂到着。
我が家百高山71座目となりました。
今年は小道具のRedbullが無駄にならなかった😂
赤牛岳からの読売新道がヤバかったです。
特に樹林帯に入ってからが酷くて枯れ沢を利用したような登山道でツルッツルのため速度が全く上がりません。
一度足を滑らせて転倒したくらいで本当に危ないです。
散々な感じで奥黒部ヒュッテに辿り着くと水晶小屋で情報交換した方が先行で到着しててテント張ってて今宵もお話したかったのですが、自分らはさらに先の平乃小屋に予約取れたので泊まることを告げて進みました。
奥黒部ヒュッテから平ノ渡場まではダムの際を高巻く道になっており、場所によっては木で組まれた梯子のアップダウンの繰り返しとなります。
梯子でない登山道もダム側は切れ落ちているところも多くて暗い時間に歩くのは自分たちにとっては難しいと判断したので今回の選択は正解と思います。
渡船最終便の17時20分よりだいぶ早い15時20分に平ノ渡し針の木沢側に到着。
少し先のダムが見渡せる場所で体拭いたり着替えたりしながらRedBullで乾杯したりして時間を潰しました。
17時ちょい前に渡船場に降りるとたまたま通りかかった平ノ渡しの渡船の方が我々に気付いて岸に寄せてくれて予定より早くに対岸に渡ることが出来ました。
平乃小屋では釣りに来ている若い方と同室でした。
もしかしたら疲れ果てていびきかいてしまって迷惑かけていたかもしれません。
すみませんでした。
8月10日(日)
この日は平乃小屋から黒部湖の際についてる道をひたすら歩いて黒部ダムまで行って扇沢へ下山となります。
天気予報は悪い方へと裏切らず0時過ぎから結構な雨量で降ってました。
6時に朝食をいただき、小屋の方へ急な予約ですみませんでしたとお礼を言って出発。
情報的にはどうも平乃小屋側の道の方が荒れているとのこと。
小屋の方の話では100段階段と呼んでいるところが少しばかり壊れていて注意とのことでした。
雨が降っている為滑らないよう細心の注意を払いながらの歩行のため大変疲れました。
100段階段の箇所は確かに要注意で慎重に歩きました。
それ以外も相変わらず高巻きの道が続くので緊張しました。
くろよんロッジに着いた時には緊張が解けてヘロヘロでした。
ロッジからは舗装路になっており、ダムまで行くとあとは観光客に混じってののんびり歩きとなります。
扇沢から車の停めている七倉山荘までは当初路線バスで信濃大町まで行って、その後裏銀座バス利用で七倉山荘まで戻る予定でしたが、高瀬ダムまでタクシー乗せてもらったドライバーさんから名刺貰っており、扇沢〜七倉山荘間を約8500円でタクシー利用できると言う話だった為、バス利用と差額2200円ならとタクシーを呼びました。
七倉山荘で日帰り温泉を利用して久しぶりに人間に戻ってから帰宅の途につきました。



















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