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Yamareco

記録ID: 8772687
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

黒部源流縦走(薬師岳〜雲の平〜水晶岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜黒部五郎岳)

2025年09月30日(火) 〜 2025年10月05日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
45:25
距離
68.6km
登り
5,429m
下り
5,456m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:13
休憩
1:14
合計
9:27
距離 14.4km 登り 1,730m 下り 761m
5:50
4
スタート地点
5:54
5:55
51
6:46
6:54
0
6:54
6:55
28
7:23
7:24
13
7:37
7:38
32
8:10
8:13
43
8:56
20
9:16
9:17
28
9:45
10:14
18
10:32
39
11:11
11:12
49
12:01
12:09
35
13:12
13:25
11
14:01
14:02
24
14:26
14:32
26
14:58
19
2日目
山行
7:17
休憩
1:04
合計
8:21
距離 12.2km 登り 963m 下り 755m
6:36
6
宿泊地
6:42
6:44
97
8:21
59
9:20
9:21
5
9:26
9:27
8
9:48
4
9:52
9:53
36
10:29
10:36
22
10:58
11:49
133
14:02
32
14:34
14:35
22
3日目
山行
7:12
休憩
1:52
合計
9:04
距離 13.0km 登り 980m 下り 998m
6:51
32
7:23
7:36
26
8:02
8:07
25
8:32
8:37
43
9:20
9:32
23
9:55
10:03
38
10:41
10:54
6
11:00
11:02
31
11:33
11:34
38
12:12
12:33
24
12:57
25
13:22
10
13:32
13:37
9
13:46
21
14:07
14:15
29
14:44
15:03
52
15:55
4日目
山行
6:09
休憩
1:27
合計
7:36
距離 10.8km 登り 834m 下り 1,038m
6:25
30
6:55
7:08
31
7:39
7:52
46
8:38
8:44
14
8:58
9:00
49
9:49
25
10:14
42
10:56
11:33
13
11:46
11:47
23
12:10
20
12:30
12:45
23
5日目
山行
7:18
休憩
0:22
合計
7:40
距離 11.8km 登り 876m 下り 891m
6:26
140
8:46
8:59
17
9:16
9:23
13
9:36
9:37
80
10:57
48
11:45
11:46
11
11:57
33
12:30
9
12:39
80
13:59
7
6日目
山行
2:25
休憩
0:00
合計
2:25
距離 6.3km 登り 44m 下り 1,013m
6:04
24
6:28
17
6:45
18
7:03
20
7:53
34
8:27
2
8:29
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
薬師沢小屋を過ぎて雲の平までは、大石がゴロゴロある急登でかなり大変です。
水晶岳山頂手前は高度感のある岩場です。
登山口にはクマ注意の看板
登山口にはクマ注意の看板
薬師岳を目指して
薬師岳を目指して
薬師岳山頂
太郎平小屋夕食
薬師沢小屋のすぐ前にある橋
薬師沢小屋のすぐ前にある橋
薬師沢小屋を過ぎて雲の平まではこのような大石の急登が続きます(写真ではあまり急登に見えないですが)
薬師沢小屋を過ぎて雲の平まではこのような大石の急登が続きます(写真ではあまり急登に見えないですが)
もうすぐ雲の平
雲の平・奥日本庭園
雲の平・奥日本庭園
雲の平山荘
雲の平を山荘から見下ろしたところ
雲の平を山荘から見下ろしたところ
雲の平山荘の夕食
味噌汁ではなく石狩鍋
雲の平山荘の夕食
味噌汁ではなく石狩鍋
雲の平・アルプス庭園
雲の平・アルプス庭園
祖母岳から見た雲の平と雲の平山荘
祖母岳から見た雲の平と雲の平山荘
雲の平山荘
雲の平から見る水晶岳
1
雲の平から見る水晶岳
雲の平・スイス庭園
雲の平・スイス庭園
雲の平から見る薬師岳
太郎平小屋から見た薬師岳とはぜんぜん違います
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雲の平から見る薬師岳
太郎平小屋から見た薬師岳とはぜんぜん違います
雲の平
チングルマの果穂がいっぱい
雲の平
チングルマの果穂がいっぱい
祖父岳山頂
祖父岳山頂から見たワリモ岳(中央)と鷲羽岳(右)
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祖父岳山頂から見たワリモ岳(中央)と鷲羽岳(右)
遠くには槍・穂高の山並みが見えます
1
遠くには槍・穂高の山並みが見えます
水晶岳手前は高度感のある岩場
水晶岳手前は高度感のある岩場
水晶岳山頂
水晶岳山頂からの眺め
これだけ雄大な景色はなかなかないのでは
水晶岳山頂からの眺め
これだけ雄大な景色はなかなかないのでは
ワリモ岳山頂
ちょっとだけ岩場
ワリモ岳山頂
ちょっとだけ岩場
鷲羽岳への尾根道
鷲羽岳への尾根道
鷲羽岳山頂
右に行くとあの伊藤新道
右に行くとあの伊藤新道
三俣山荘
三俣山荘の夕食
メインはジビエスープ
三俣山荘の夕食
メインはジビエスープ
三俣山荘は窓から槍ヶ岳が見えます
三俣山荘は窓から槍ヶ岳が見えます
黒部川水源地の標
でも近くに水源らしいところは無くて、実際の流れ出しはもっとずっと上流
黒部川水源地の標
でも近くに水源らしいところは無くて、実際の流れ出しはもっとずっと上流
この流れの上流が水源
聞いた話では岩苔乗越近くの水場の近くらしいです
この流れの上流が水源
聞いた話では岩苔乗越近くの水場の近くらしいです
三俣蓮華岳山頂から笠ヶ岳方面を見たところ
奥穂高岳から見た笠ヶ岳とはずいぶんと形が違います
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三俣蓮華岳山頂から笠ヶ岳方面を見たところ
奥穂高岳から見た笠ヶ岳とはずいぶんと形が違います
三俣蓮華岳山頂から笠ヶ岳方面を見たところ
槍ヶ岳や穂高の山々が見えます
三俣蓮華岳山頂から笠ヶ岳方面を見たところ
槍ヶ岳や穂高の山々が見えます
ライチョウ
全体で5羽ほどいて近くでも意外と逃げません
1
ライチョウ
全体で5羽ほどいて近くでも意外と逃げません
一番遠くに見えるのは白山
一番遠くに見えるのは白山
双六岳山頂
双六岳から槍ヶ岳の方への道
誰がいい出したのか天空の滑走路とか
双六岳から槍ヶ岳の方への道
誰がいい出したのか天空の滑走路とか
前回来た時には槍までは見えなかったので、今回は見えて良かったです。槍が見えるか見えないかでずいぶんと印象が違います。
1
前回来た時には槍までは見えなかったので、今回は見えて良かったです。槍が見えるか見えないかでずいぶんと印象が違います。
三俣蓮華岳から黒部五郎小屋に至る道にはチングルマがたくさん
今度は花の時期に歩いてみたいです
三俣蓮華岳から黒部五郎小屋に至る道にはチングルマがたくさん
今度は花の時期に歩いてみたいです
黒部五郎小舎の夕食
黒部五郎小舎の夕食
黒部五郎小舎
紅葉の中の黒部五郎小舎
紅葉の中の黒部五郎小舎
黒部五郎の肩
山頂まで行く時、クマにやられるのでリュックは置いていってはだめとのこと
黒部五郎の肩
山頂まで行く時、クマにやられるのでリュックは置いていってはだめとのこと
山頂手前にライチョウ
山頂手前にライチョウ
上のライチョウと登山道を挟んで反対側にいました
上のライチョウと登山道を挟んで反対側にいました
黒部五郎岳山頂
ガスっていて何も見えず、紅葉がすごくきれいなカールも見れず
1
黒部五郎岳山頂
ガスっていて何も見えず、紅葉がすごくきれいなカールも見れず
登ってくるときとは別のところにまたライチョウがいました
これだけライチョウが見えたのはガスっていたおかげかも
登ってくるときとは別のところにまたライチョウがいました
これだけライチョウが見えたのはガスっていたおかげかも
北ノ俣岳
太郎平に入っていく
太郎平に入っていく
ガスっている高層湿原もちょっと幻想的でいい感じ
ガスっている高層湿原もちょっと幻想的でいい感じ
眼下に太郎平小屋が見えてきます
眼下に太郎平小屋が見えてきます
太郎平小屋の夕食
太郎平小屋の夕食
太郎平小屋から折立に降りる道から見える有峰湖
太郎平小屋から折立に降りる道から見える有峰湖

感想

今回の目標は、雲の平散策、黒部五郎岳カールの紅葉、双六岳から槍ヶ岳へ続く道、そして薬師・水晶・鷲羽・黒部五郎の4座登頂――と、少し欲張りな計画でした。結果としてすべては達成できなかったものの、長期縦走らしい充実した山行となりました。今度は季節を変えて、別ルートでまたこのエリアを歩いてみたいと思います。

■1日目 折立〜薬師岳〜太郎平小屋
 初日は太郎平小屋にリュックを置いて薬師岳へ。重荷を背負わずに登れたおかげで余裕を持って登ることができました。太郎平からは薬師岳の姿はあまりよく見えず、薬師岳の雄姿はよくわからないというのが正直なところでした。
■2日目 太郎平小屋〜薬師沢〜雲の平山荘
 薬師沢小屋の手前で雨が強まり、軒先で雨宿りをしていると「中で休んでいっていいですよ」と声をかけていただき、とてもありがたかったです。そこで昼食をとって十分に休んだつもりでしたが、そこから雲の平までの巨石がゴロゴロとある急登は想像以上で、何度休んだことか。
 雲の平では散策を楽しむつもりが、小雨とガスで視界が悪く、早々に山荘へ。ところが、昨年北海道で会った方と偶然再会。山の話で盛り上がり、楽しい時間を過ごせました。
■3日目 雲の平山荘〜水晶岳〜ワリモ岳〜鷲羽岳〜三俣山荘
 朝、昨日見られなかったアルプス庭園をその方と一緒に散策。高層湿原に赤や緑が点在していて美しいのですが、天気がいまひとつで少し控えめな印象。それでも、近くにそびえる水晶岳や鷲羽岳、そして大きく見える薬師岳が印象的でした。
 水晶岳への登りは岩場が続き、高度感があって楽しいルート。山頂に立つと視界がに開け、雄大な景色が広がります。ここからの景色が一番すごいと言う人が何人もいましたが、それも納得です。続いてワリモ岳経由で鷲羽岳へ。ガスがかかっていて鷲羽池は見えなかったものの、反対側の展望は良く、満足の一日でした。
■4日目 三俣山荘〜黒部川水源地〜三俣蓮華岳〜双六岳〜黒部五郎小舎
 黒部川水源地は想像していた場所と違って少し肩透かしでしたが、それもまた一興。
 三俣蓮華岳と双六岳の間でライチョウに遭遇、すぐ近くで見ることができてラッキーでした。
双六岳から槍へ続く道は、前回見られなかったので今回はリベンジ成功、なんとも言えないいい感じの道です。
 三俣蓮華岳から黒部五郎小舎への途中にはチングルマの果穂が一面に広がっていて、花の時期にまた来たいと思わせるところでした。
■5日目 黒部五郎小舎〜黒部五郎岳〜北ノ俣岳〜太郎平小屋
 この日は朝から雨模様の予報。楽しみにしていた黒部五郎カールの紅葉はまったく見えず残念。その代わりにライチョウを何羽も見ることができ、ガスの日ならではの出会いに癒されました。
 稜線上は風が強く大変でしたが、雨は時折小雨程度だったこととアップダウンが少なかったのが救いでした。
■6日目 太郎平小屋〜折立
 最後は折立へ下山。登りでは気づかなかった有峰湖が姿を見せ、下山の疲れを和らげてくれました。

長い縦走を終えて振り返ると、雨もガスも含めてすべてがこの旅の一部。次は花の時期にまたこの黒部源流を歩いてみたいと思います。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
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