朝日連峰初冠雪(狐穴、竜門、大朝日岳縦走)

- GPS
- 24:28
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 3,008m
- 下り
- 3,016m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:50
- 山行
- 2:34
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:47
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 7:40
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:39
| 天候 | 10/21:曇のち雨・雪 10/22:曇 10/23:快晴のち曇 10/24:曇のち晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所無し、迷いやすい場所も特に無し <水場> 日暮沢小屋:ジャンジャン出てます ゴロビツの水場:地を這うような流れ(少々汚れているかも) 竜門山避難小屋:ジャンジャン出てます 狐穴避難小屋:ジャンジャン出てます 金玉水:ジャンジャン出てます 銀玉水:ジャンジャン出てます <山小屋> 例年10月3連休後またはその1週間後に冬期使用状態になるとのこと 日暮沢小屋、竜門山避難小屋、狐穴避難小屋、大朝日岳山頂避難小屋、いずれも管理人不在 トイレはいずれの小屋も1つだけ冬期使用可 携帯電波(au)は、日暮沢・狐穴が不通、竜門・大朝日が窓際4Gアンテナ1本 造りは、日暮沢・竜門・以東・大朝日が鉄骨、狐穴が木造(鉄骨の方が冷えが厳しい) <熊出没情報> 小朝日岳と古寺山の鞍部で熊が登山道を目の前で横断したとの情報有り(すれ違いの登山者の話) |
| その他周辺情報 | 大井沢温泉:湯ったり館(350円、山小屋泊時に管理人から50円割引券もらえる、お肌ツルツル系の源泉かけ流し、8:00〜20:00) |
写真
装備
| 個人装備 |
クロロファイバーシャツ
オーロンTシャツ
オーロンパンツ
ヒートテックタイツ
靴下
替え靴下
セーター
フリース
ダウンパーカ
ズボン
オーバーグローブ
手袋
帽子
イヤーウォーマー
雨具
登山靴
ロングスパッツ
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料(アルファ米)
水筒
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
山と高原地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
スマホ
冬期用シェラフ
マット
モバイルバッテリー
熊鈴
熊よけスプレー
|
|---|---|
| 備考 | 気温が低いとバッテリーの消耗が激しくモバイルバッテリーも同様に減りが激しい(通常の倍くらい) 山麓は秋ハイキング装備で十分だが、山頂付近は雪山装備が必要なくらい冷えが厳しい |
感想
10/21(火)
日暮沢からスタート、誰もいなくて駐車場に我が車1台のみ。
小屋前の水場で水分補給、気を引き締める。
出だしから急登が始まる。事前情報で分かってはいたが延々と続く急登に体力が削られていく。
樹林帯を抜け出すころ、ようやく見晴らしが良くなってきた。
しかしながら山頂方面は雲の中。どんどん雲が下がって来ているのが分かる。
ゴロビツの水場付近で雨が降り出し、雨具を装着。
清太岩山を越える頃にはあられに変わり、風も強くなって気温が急激に下がる。
竜門山分岐に到着する頃には暴風雪になった。
1週間前には紅葉ビークだったのが何と季節の変わり目の早いことか!
竜門山避難小屋では宿泊者3名。
この夜は強風が一晩中ビュービュー音を鳴らしていた。
10/22(水)
朝、小屋の外に出てみると一面の銀世界。朝日連峰初冠雪に遭遇した。
天気もあまり良いとは言えず、風雪を警戒して小屋に停滞を決める。
11時頃になると寒江山の頂上が見えるようになり、行動を開始。
この日は以東岳へ往復する予定だったが、狐穴避難小屋までとする。
この頃、日暮沢から登ってきた小屋の関係者達と一緒になる。
半ば雪道と化した登山道を踏みしめながら寒江山を越えて狐穴避難小屋に入る。
狐穴避難小屋では、小屋関係者2名と自分の計3名が泊まり。
晩御飯を食べていると、鍋食べないか?とか焼きネギ食べないか?とか誘われ、納豆餅(初めて食べた)やお酒までごちそうになってしまった。(感謝です)
関係者の方からは、小屋のメンテナンスでちょくちょく来ていること、今回はトイレ詰まりを直す工事で来たこと、小屋を維持管理すること(特に金銭面での苦労)や登山道整備が大変なこと、日東ベストのウィンナーは世界で一番美味いこと、山形牛は日本中の◯◯牛の中で一番美味いこと、などなど楽しい話を聞かせていただいた。
10/23(木)
朝から快晴、以東岳が迫力満点。
山頂付近は雪化粧、中腹は紅葉、山麓は緑、と3段重ねの景色はなかなか見れないかも知れない。
大朝日岳へ向かう前に、相模池に寄る。
以東岳をバックに、静かで幻想的な雰囲気が漂う。ここはまさに秘境と言って良い。
一発でお気に入りの場所になってしまった。
太陽が照りつけると雪もドンドン融けて普通の登山道になる。太陽は偉大だ。
西朝日岳辺りから曇で視界が悪くなり、期待していた大朝日岳に徐々に近づく実感はなかった。
大朝日岳山頂避難小屋近くになると、ようやく大朝日岳山頂が見えてきた。
大朝日岳山頂避難小屋には計11名が宿泊。
夕暮れ時、雲の合間から夕日が見れた。反対方向を見ると、夕日のブロッケン!これはなかなか見れるものではない。
10/24(金)
朝から風強し。
大朝日岳山頂付近は相変わらずガスの中。
取り敢えず山頂を踏んで小朝日岳に向かう。
振り返ってもなかなか晴れず、山頂は姿を見せない。
小朝日岳の頂上では、すれ違いの登山道から「古寺山との鞍部で目の前を熊が横切って行った。これだけ登山者が歩いているのに」と情報をくれた。
今一度、用意していた熊よけスプレーの状態を確認する。
幸いにも熊には遭遇せず通過。一路、日暮沢へと向かう。
日暮沢では行きに飲んだ水場の水がコンコンと流れ出ており、3泊4日存分に朝日連峰を楽しんだことを実感した。
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いっちゃん21















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