記録ID: 929627
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無雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
広河内岳、大籠岳、白河内岳、笹山（黒河内岳） 絶景の稜線歩き
2016年07月30日(土) 〜
2016年07月31日(日)
山梨県
静岡県
pikachan
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,429m
- 下り
- 2,437m
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標高グラフを拡大| 天候 | 快晴で眺望最高 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
一日目が大門沢小屋までなので駐車場到着は10時ごろでしたが、 8割ぐらいんの駐車でした。 無料 トイレ有 登山ポストはここにはありません。 奈良田第一発電所（トンネルゲート）の所にポストあり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【大門沢登山口〜大門沢下降点】 白根三山縦走でこのルートを使う方も多いせいか、それほど迷うようなところは無い。 ピンクリボンや、マークもついている。 梯子や木の橋が折れたり、間が抜けてる、傾いてるなどあり。 トラバースルートで、片側が切れ落ちていたり、崩れかかり滑りやすいところもあるので注意。 飲料水は大門沢小屋で汲むことが出来る。 大門沢小屋を過ぎると水場が無くなるので、必要な分はここで補給していく。 【大門沢下降点〜広河内岳】 赤ペンキマークやリボンなどを追って行けば迷うところは無かった。 【広河内岳〜大籠岳】 広河内岳からの下り方向には注意。 自然に尾根のように見える方向に進んでしまうと、池ノ沢池方面に行ってしまう。 ここでは必ず進む方向をきちんと確認する。 視界が広がっている場合は西側方面にこれから向かう尾根の稜線が見える。 ガスの場合は山頂をよく見るとちょっと下る感じの道がある。 ここを下るが、ついついトラバース気味に歩くと下ってしまうが、なるべく尾根側に意識すると、ケルンやマークがある。 次の尾根に乗ると道が続いているが、ところどころわかりづらいところもある。 写真載せていますが、大きな岩に横棒の赤ペンキマークのところでは道を失いました。 基本は尾根に乗ることです。 【大籠岳〜白河内岳】 尾根は相変わらず広いですが道が付いているのでルートはずれないように進む。 【白河内岳〜笹山北峰】 白河内岳山頂は広いので、下降方面を確認し進む。 大岩の上にケルンがあり、そこに青テープが付いている。 青テープなのですごく目立つわけではないが、良く見ればわかる。 下って3分前後すると、どこを降りたらよいかわからない場所がある。 右にも左にも下れそうであるが、よく右を見ると小さなケルンが曲がり角のような下にある。 そこを下ると次にマークもあり、少し広い場所につく。 ここにはケルンで道案内がしてある。 ケルンを追って行くとまた少し広い草地に着く。 このあたりもわかりづらいがマークを探し、ハイマツ帯の入口のピンクテープを探す。 そこを入ると道なりに進める。 しばらく目印がないので不安になるが、また目印が出てきます。 笹山までは樹林帯を進み、展望はありません。 先に進む目印を確認しながら進むと、展望の開けた笹山北峰に着きます。 【笹山北峰〜南峰】 北峰から南峰は近いですし、特に不明な所はありませんでした。 【笹山南峰〜ダイレクト尾根、奈良田湖】 まず山頂から、奈良田方面と伝付峠方面に分かれているので確認する。 奈良田方面に下るとすぐ左右に道があるが、左に進む。 あとはリボンやマークを慎重に追って下っていく。 このルートにはほとんど標識などない為、進む方向に必ずリボンやマークがあるのを確認しながら下ると良い。 ここを登って来たトレランランナーが一人道迷いしたようで、 ルートを外れてどこかに進んでしまったようでした。 （その後の話では夕方遅くなって無事下山したようです） 暗くなったりガスったりすると目印を探しづらいので注意する。 水場分岐は確認出来たが、実際に行ってないので水が出ているかどうか、 ルート状況などはわかりません。 |
写真
ヌスビトハギ
このあたりは地味目なルート。
花もほとんどありません。
このあたりは地味目なルート。
花もほとんどありません。
オオハナウド
この手の花もどれも似たようですが、
一つ一つの花を見るととても可愛いです。
この手の花もどれも似たようですが、
一つ一つの花を見るととても可愛いです。
【大門沢小屋】
初めて泊まりました。
着替えてひと段落してから。
初めて泊まりました。
着替えてひと段落してから。
【大門沢小屋】中はこんな感じ。
最初2人で一枚の布団で・・と言われましたが、
さほど込まず、結局一人一枚の布団で寝ることが出来ました。
2
7/30 13:53
【大門沢小屋】
中はこんな感じ。
最初2人で一枚の布団で・・と言われましたが、
さほど込まず、結局一人一枚の布団で寝ることが出来ました。
中はこんな感じ。
最初2人で一枚の布団で・・と言われましたが、
さほど込まず、結局一人一枚の布団で寝ることが出来ました。
【大門沢小屋】
夕方近くになりテン場奥に、富士山も見えました。
夕方近くになりテン場奥に、富士山も見えました。
【小屋〜大門沢下降点】
真ん中から割れた梯子
脇に下りて通った方が安心です
真ん中から割れた梯子
脇に下りて通った方が安心です
【小屋〜大門沢下降点】
この辺り、ドコモは入るようです。
ところどころ痩せて切れ落ちてるトラバース道あり。
この辺り、ドコモは入るようです。
ところどころ痩せて切れ落ちてるトラバース道あり。
【小屋〜大門沢下降点】
夜が明けてきました。
とっても綺麗です。
街の明かりも見えてます。
夜が明けてきました。
とっても綺麗です。
街の明かりも見えてます。
【小屋〜大門沢下降点】
ゴゼンタチバナ
花びらの先が赤くなっています。
ゴゼンタチバナ
花びらの先が赤くなっています。
【大門沢下降点】
以前はここから農取方面に行きました。
今日は反対側に進みます。
以前はここから農取方面に行きました。
今日は反対側に進みます。
【大門沢下降点〜広河内岳】
塩見岳
空がピンクに染まり出しました。
塩見岳
空がピンクに染まり出しました。
【大門沢下降点〜広河内岳】
広河内岳に続く稜線をバックに、奥右に塩見岳、奥左は荒川三山
広河内岳に続く稜線をバックに、奥右に塩見岳、奥左は荒川三山
【大門沢下降点〜広河内岳】
コンデジとこの時間でボケボケですが、
北ア、大キレット、槍ヶ岳もはっきり見えました。
コンデジとこの時間でボケボケですが、
北ア、大キレット、槍ヶ岳もはっきり見えました。
【大門沢下降点〜広河内岳】中央アルプス
特徴のある宝剣岳は直ぐ分ります。
この写真ズームで見たら、宝剣の右に宝剣山荘も見えます。
ビックリ。。
1
7/31 5:01
【大門沢下降点〜広河内岳】
中央アルプス
特徴のある宝剣岳は直ぐ分ります。
この写真ズームで見たら、宝剣の右に宝剣山荘も見えます。
ビックリ。。
中央アルプス
特徴のある宝剣岳は直ぐ分ります。
この写真ズームで見たら、宝剣の右に宝剣山荘も見えます。
ビックリ。。
【大門沢下降点〜広河内岳】
仙塩尾根にある熊ノ平小屋も見えました。
前に泊まりました。
仙塩尾根にある熊ノ平小屋も見えました。
前に泊まりました。
【広河内岳山頂から】
これが池ノ沢池コース
こちらに進まないように。
これが池ノ沢池コース
こちらに進まないように。
【広河内岳〜大籠岳】こちらが大籠岳に向かう登山道
展望がきけば大籠岳に続く尾根が見えるので間違いずらいかもしれませんが、池ノ沢池に行く尾根（山頂からは尾根に見える）の方に進みやすい感じがある。
3
7/31 5:55
【広河内岳〜大籠岳】
こちらが大籠岳に向かう登山道
展望がきけば大籠岳に続く尾根が見えるので間違いずらいかもしれませんが、池ノ沢池に行く尾根（山頂からは尾根に見える）の方に進みやすい感じがある。
こちらが大籠岳に向かう登山道
展望がきけば大籠岳に続く尾根が見えるので間違いずらいかもしれませんが、池ノ沢池に行く尾根（山頂からは尾根に見える）の方に進みやすい感じがある。
【広河内岳〜大籠岳】ケルンやペンキマークに注意して進みます。
つい下って行きそうですが、なるべく西側、尾根側を見ながら進むとマークが見つかります。
4
7/31 6:16
【広河内岳〜大籠岳】
ケルンやペンキマークに注意して進みます。
つい下って行きそうですが、なるべく西側、尾根側を見ながら進むとマークが見つかります。
ケルンやペンキマークに注意して進みます。
つい下って行きそうですが、なるべく西側、尾根側を見ながら進むとマークが見つかります。
【広河内岳〜大籠岳】
ヒメシャジン
このあたりにたくさん咲いていました。
ヒメシャジン
このあたりにたくさん咲いていました。
【広河内岳〜大籠岳】
ガスだとつい下りそうですが、目的の尾根が見えてるので安心です。
ガスだとつい下りそうですが、目的の尾根が見えてるので安心です。
【広河内岳〜大籠岳】
進む稜線。
遠くから見ると道が付いてるように見えますが、近くに行くと意外にわかりづらかったりします。
進む稜線。
遠くから見ると道が付いてるように見えますが、近くに行くと意外にわかりづらかったりします。
【広河内岳〜大籠岳】このマークの先が迷いました。
左（この写真で前方）に進み途中から右のルートに合流。
右も行ってみましたが良く分からず引き返しました。
1
7/31 6:50
【広河内岳〜大籠岳】
このマークの先が迷いました。
左（この写真で前方）に進み途中から右のルートに合流。
右も行ってみましたが良く分からず引き返しました。
このマークの先が迷いました。
左（この写真で前方）に進み途中から右のルートに合流。
右も行ってみましたが良く分からず引き返しました。
【大籠岳〜白河内岳】
『DAIMONZAWA』で付けてくれたプレートがありました。このエリアは標識がないのでホットします。
『DAIMONZAWA』で付けてくれたプレートがありました。このエリアは標識がないのでホットします。
【大籠岳〜白河内岳】
歩いてきた方面を振り返ります。
素晴らしい稜線です。
歩いてきた方面を振り返ります。
素晴らしい稜線です。
【大籠岳〜白河内岳】
ずっとこんな感じの広い稜線。
道はついています。
ずっとこんな感じの広い稜線。
道はついています。
【白河内岳山頂から】白河内岳山頂は広いので下降ポイント間違わないように。
写真大岩の上に青テープがあります。
緑の山はこれから向かう笹山です。
7/31 8:50
【白河内岳山頂から】
白河内岳山頂は広いので下降ポイント間違わないように。
写真大岩の上に青テープがあります。
緑の山はこれから向かう笹山です。
白河内岳山頂は広いので下降ポイント間違わないように。
写真大岩の上に青テープがあります。
緑の山はこれから向かう笹山です。
【白河内岳〜笹山北峰】少し下るとどこに下りて良いかわかりづらいところがあります。
左にも右にも行けそうです。
写真は左に下りてますが、道間違いと引き返します。（先行者）
7/31 8:54
【白河内岳〜笹山北峰】
少し下るとどこに下りて良いかわかりづらいところがあります。
左にも右にも行けそうです。
写真は左に下りてますが、道間違いと引き返します。（先行者）
少し下るとどこに下りて良いかわかりづらいところがあります。
左にも右にも行けそうです。
写真は左に下りてますが、道間違いと引き返します。（先行者）
【白河内岳〜笹山北峰】迷うポイントから右の方をよく見るとハイマツの下の角に、小さいケルンがあります。
ここを下るとペンキマークも出てきます。
2
7/31 8:59
【白河内岳〜笹山北峰】
迷うポイントから右の方をよく見るとハイマツの下の角に、小さいケルンがあります。
ここを下るとペンキマークも出てきます。
迷うポイントから右の方をよく見るとハイマツの下の角に、小さいケルンがあります。
ここを下るとペンキマークも出てきます。
【白河内岳〜笹山北峰】
ケルンを見逃さないように。
ガスだと嫌です。
ケルンを見逃さないように。
ガスだと嫌です。
【白河内岳〜笹山北峰】さらに進むとこのような所に出ます。
道もあるような無いような。
良く見るとケルンや赤ペンキマークもあります。
写真富士山方面に進み右の樹林帯に入ります。
1
7/31 9:07
【白河内岳〜笹山北峰】
さらに進むとこのような所に出ます。
道もあるような無いような。
良く見るとケルンや赤ペンキマークもあります。
写真富士山方面に進み右の樹林帯に入ります。
さらに進むとこのような所に出ます。
道もあるような無いような。
良く見るとケルンや赤ペンキマークもあります。
写真富士山方面に進み右の樹林帯に入ります。
【白河内岳〜笹山北峰】
赤ペンキマーク
樹林帯の入り口には木にピンクリボンあります。
ここからしばらく樹林帯歩きになります。
赤ペンキマーク
樹林帯の入り口には木にピンクリボンあります。
ここからしばらく樹林帯歩きになります。
【白河内岳〜笹山北峰】
樹林帯の中にはところどころピンクテープあり。
樹林帯の中にはところどころピンクテープあり。
【白河内岳〜笹山北峰】
笹山
今までの稜線は樹林がありませんでしたが、笹山は樹林で覆われています。
笹山
今までの稜線は樹林がありませんでしたが、笹山は樹林で覆われています。
【白河内岳〜笹山北峰】
ウサギギク
このあたりには少しだけ花も。
ふわふわの毛のチングルマも数本ありました。
ウサギギク
このあたりには少しだけ花も。
ふわふわの毛のチングルマも数本ありました。
【白河内岳〜笹山北峰】
蝙蝠岳
蝙蝠岳の左尾根は二軒小屋へ続き、
右は見えている塩見岳に続いています。
今年歩けるかな。
蝙蝠岳
蝙蝠岳の左尾根は二軒小屋へ続き、
右は見えている塩見岳に続いています。
今年歩けるかな。
【笹山・北峰（黒河内岳）】
ここも開けた展望です。
歩いてきたとこはハイマツ、樹林帯がほとんどでしたが。
あとは笹山南峰のみ。
ここも開けた展望です。
歩いてきたとこはハイマツ、樹林帯がほとんどでしたが。
あとは笹山南峰のみ。
【笹山・南峰（黒河内岳）】
ここは山梨百名山のポールのみです。
このコース歩けて、嬉しい！
ラストのピークで。
ここは山梨百名山のポールのみです。
このコース歩けて、嬉しい！
ラストのピークで。
【笹山〜奈良田湖】
オベリスクがはっきり見えます。
これで景色は見納めかな。
オベリスクがはっきり見えます。
これで景色は見納めかな。
感想
歩きたかったコース、友人からのお誘いで行ってきました。
稜線の破線ルートは心配で、行かれた方のレコを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
歩いてみて、破線の稜線、帰路下りの笹山ダイレクト尾根はわかりづらいところも多く、慎重にリボン、マーク、ケルンなど目印になる物を探しながらの歩きとなりました。
ガスや天候が悪い時は歩きたくないコースです。
また水場も大門沢小屋を過ぎるとないので（ダイレクト尾根には水場はあるようですが往復25分、たぶん道もわかりづらそう、未確認）、充分足りる水分、距離も長いのでいろいろ余裕見ての行動、準備が良いかと思います。
今回は快晴の中、展望もバッチリで素晴らしい稜線歩きが出来ました。
ぜひ！のお薦めコースですが、それなりに難易度の高いコースかとも感じますので、天気の良い日、仲間との山行がお薦めかと感じました。
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