記録ID: 137933
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
久恋の奥穂高岳!
2011年09月26日(月) 〜
2011年09月29日(木)
長野県
岐阜県
syosuke
その他1人 - GPS
- 80:00
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 1,814m
- 下り
- 1,803m
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9月26日(月) 東戸塚駅19:00
9月27日(火) 河童橋6:05-7:50徳沢8:00-8:55横尾9:15-10:20本谷橋
10:50-13:00涸沢ヒュッテ(泊)(歩5H55M)
9月28日(水) 涸沢小屋6:00-9:00穂高山荘9:15-10:05奥穂高岳10:30
-11:12穂高山荘12:30-14:10涸沢小屋(泊)(歩6H22M)
9月29日(木)涸沢小屋6:00-7:20本谷橋7:30-8:20横尾8:45-9:43徳沢
9:50-10:40明神池11:15-12:15上高地(歩6H)
9月27日(火) 河童橋6:05-7:50徳沢8:00-8:55横尾9:15-10:20本谷橋
10:50-13:00涸沢ヒュッテ(泊)(歩5H55M)
9月28日(水) 涸沢小屋6:00-9:00穂高山荘9:15-10:05奥穂高岳10:30
-11:12穂高山荘12:30-14:10涸沢小屋(泊)(歩6H22M)
9月29日(木)涸沢小屋6:00-7:20本谷橋7:30-8:20横尾8:45-9:43徳沢
9:50-10:40明神池11:15-12:15上高地(歩6H)
| 天候 | 3日間とも午前中は雲一つ無い日本晴れ。午後少し雲が湧いた。 夜空は天の川が見えるほど! |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
松本ICを出て沢渡駐車場。 帰りは相模湖ICより電車利用。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
天気が良かったので特に危険な場所は無し。 涸沢の紅葉は未だ二分程度。今年は余り綺麗な紅葉を期待出来ないのでは!? とタクシーの運転手の話。 紅葉前なの一日目の涸沢ヒュッテは布団1枚/人。此処は天井の柱に頭を ぶつけるので要注意!北穂の展望は抜群! 二日目の涸沢小屋は布団二枚/人。食事も美味しかった。こちらは前穂と常念 の眺めが良い。 下山後、沢渡の市営第4駐車場近くの『こもれびの湯』に!(￥600)。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
本谷橋には10:20AM着。30分の休憩を取り
のんびりとスープを作り昼飯。
のんびりとスープを作り昼飯。
13:00に涸沢ヒュッテ着。
ベランダから眺める穂高の峰々。
流石に迫力があります。
ベランダから眺める穂高の峰々。
流石に迫力があります。
宿泊手続きを済ませ、ベランダにて先ずは『ビール!』(ロング缶を呑んでしまいました。)
10月の最盛期に向け、何回となくヘリが荷揚げをしていました。
9/27 14:30
宿泊手続きを済ませ、ベランダにて先ずは
『ビール!』(ロング缶を呑んでしまいました。)
10月の最盛期に向け、何回となくヘリが荷揚げをしていました。
『ビール!』(ロング缶を呑んでしまいました。)
10月の最盛期に向け、何回となくヘリが荷揚げをしていました。
ヒュッテの別館上には沢山のナナカマドが
色付き始めて居ました。
北穂の存在感があります。
色付き始めて居ました。
北穂の存在感があります。
ヤマハハコの花が咲いていて、その後ろには
横通岳が見えています。
横通岳が見えています。
空もいろいろ変化して、白出のコルにある
穂高山荘の付近には光が!
穂高山荘の付近には光が!
夕方5時、待ちに待った夕食。
大勢の客に対応するためか出来あいのオカズが
多い!
大勢の客に対応するためか出来あいのオカズが
多い!
食事を終えて、再びベランダで涸沢カールを眺める。前穂の頭に夕日があたりだした。
涸沢小屋の眺め。
ヒュッテは明日混みそうなので明日はあちらに
しようか思案!
ヒュッテは明日混みそうなので明日はあちらに
しようか思案!
NHK夕どきネットワークの生中継がありました。7時過ぎには就寝し、明け方1時過ぎに眼が覚めた。外に出て万天の星を眺めた。
(写真に撮ることは出来ませんでした。)
1
9/27 18:18
NHK夕どきネットワークの生中継がありました。
7時過ぎには就寝し、明け方1時過ぎに眼が覚めた。外に出て万天の星を眺めた。
(写真に撮ることは出来ませんでした。)
7時過ぎには就寝し、明け方1時過ぎに眼が覚めた。外に出て万天の星を眺めた。
(写真に撮ることは出来ませんでした。)
28日(水)の朝食。5分前から並んで5時に食事開始。ご飯とみそ汁はおかわり自由。
朝6時、北穂に陽がさして!
今日も快晴、綺麗なモルゲンロートです。
6:00過ぎからパノラマコースを歩き始めました。
今日も快晴、綺麗なモルゲンロートです。
6:00過ぎからパノラマコースを歩き始めました。
6:40AM、陽がカールに全面的にあたり、
素晴らしい天気。
涸沢上部のナナカマドが色付き始めていました。
素晴らしい天気。
涸沢上部のナナカマドが色付き始めていました。
ザイテングラードの登りにある唯一のハシゴ場。割に優しい登りです。
8:55AMに白出のコルにある穂高岳山荘に到着。
20分の休憩を取り、大きな荷物は山荘に
預けて登り始める。
20分の休憩を取り、大きな荷物は山荘に
預けて登り始める。
いきなりの岩場で鎖場と鉄ハシゴが2本あります。登山者が少なく、あっけなく通過。
コルの向こうの涸沢岳に登山者の姿が見えます。時間があったら登ろうかなとこの時は思っていました。
10:05AMに奥穂の頂上に経ちました。若い時から『久恋の山』で有った『奥穂高岳』
3190mを制覇。
記念すべき80番目の百名山です。
9/28 10:12
10:05AMに奥穂の頂上に経ちました。
若い時から『久恋の山』で有った『奥穂高岳』
3190mを制覇。
記念すべき80番目の百名山です。
若い時から『久恋の山』で有った『奥穂高岳』
3190mを制覇。
記念すべき80番目の百名山です。
北穂の奥には南岳への縦走路が続き、その奥に
頭の尖った『槍が岳』!
頭の尖った『槍が岳』!
昨日の朝出発した上高地が眼下に!
吊尾根の先には前穂と岳沢の急な下りが。
今回はパスです。
吊尾根の先には前穂と岳沢の急な下りが。
今回はパスです。
岳人憧れの『ジャンダルム』幾人かその頂きに
立っていました。
もうあそこに登る体力はありません。
立っていました。
もうあそこに登る体力はありません。
再び穂高山荘に戻り、ヘリの荷揚げ場の板場の上でのんびりランチ。弁当は涸沢ヒュッテ製。
登った後なので量は少なかったが美味しかった!
(11:00〜12:30迄休憩)
1
9/28 11:21
再び穂高山荘に戻り、ヘリの荷揚げ場の板場の
上でのんびりランチ。弁当は涸沢ヒュッテ製。
登った後なので量は少なかったが美味しかった!
(11:00〜12:30迄休憩)
上でのんびりランチ。弁当は涸沢ヒュッテ製。
登った後なので量は少なかったが美味しかった!
(11:00〜12:30迄休憩)
あれ、あんなに険しい所を通ったのかな!?
下降し始めの道。
12:30、涸沢小屋目指して下山開始。
下降し始めの道。
12:30、涸沢小屋目指して下山開始。
涸沢上部は草紅葉ですが色はイマイチ。
下部の木々は未だ少ししか紅葉していませんでした。
下部の木々は未だ少ししか紅葉していませんでした。
ザイテングラードの尾根筋で見つけた
『シラタマノキ』の白い実。
食べられるそうですが・・・
『シラタマノキ』の白い実。
食べられるそうですが・・・
ガレ場を過ぎて、漸く見つけた『ナナママド』
の紅葉。後で聞いたら未だ2分程度とか。
の紅葉。後で聞いたら未だ2分程度とか。
これはナナカマドの葉っぱ。
緑と赤のコントラストが綺麗でした。
緑と赤のコントラストが綺麗でした。
宿泊手続き時に『今夜は1人一枚の布団を
確保できないかもしれません!』と脅かされる。増して10月上旬は予約は一杯でNGとの事。
9/28 16:07
宿泊手続き時に
『今夜は1人一枚の布団を
確保できないかもしれません!』と脅かされる。増して10月上旬は予約は一杯でNGとの事。
『今夜は1人一枚の布団を
確保できないかもしれません!』と脅かされる。増して10月上旬は予約は一杯でNGとの事。
涸沢小屋の夕食です。
手が掛かっていてご飯も美味しい!
比較するとこちらがGood!
手が掛かっていてご飯も美味しい!
比較するとこちらがGood!
肝心の部屋ですが予約無しにも関わらず、上段は3名でした。布団2組独り占めです。天井も高さがそこそこあり、頭をぶつける事は無かった。夜9時消灯。
9/28 18:52
肝心の部屋ですが予約無しにも関わらず、上段は3名でした。布団2組独り占めです。天井も高さがそこそこあり、頭をぶつける事は無かった。
夜9時消灯。
夜9時消灯。
29日5:20AM、穂高が明るくなって来ました。
白出のコルの上に明けの明星。
白出のコルの上に明けの明星。
5:45AM,朝食を終えてベランダに出ると穂高の
峰々に朝日があたり、今朝もモルゲンロート。
峰々に朝日があたり、今朝もモルゲンロート。
アザミは種類が多くて識別が困難だが
これは『フジアザミ』であろうか。
花が大きい。
これは『フジアザミ』であろうか。
花が大きい。
池に棲む人懐っこい鴨。
昼飯のパンを食べきるまで離れなかった。
昼飯のパンを食べきるまで離れなかった。
河童橋より登って来た穂高の山を見返す。
空と水はは澄み、青い。
空と水はは澄み、青い。
お疲れさま!観光客の多い河童橋に到着。
此処でもバス券を買おうとしていた夫婦にタクシーの同乗を進め、沢渡まで戻る。
此処でもバス券を買おうとしていた夫婦にタクシーの同乗を進め、沢渡まで戻る。
駐車場近くの『こもれびの湯』で汗を流す。(\600)。時間が午後1時ということもあって
貸切状態でした。
満喫!久恋の穂高登山でした。
9/29 13:44
駐車場近くの『こもれびの湯』で汗を流す。
(\600)。時間が午後1時ということもあって
貸切状態でした。
満喫!久恋の穂高登山でした。
(\600)。時間が午後1時ということもあって
貸切状態でした。
満喫!久恋の穂高登山でした。
感想
『山は沢山行っているのに穂高に行ってないなんて!』と昔山女だった妻に
言われ続けていた。
この山では元の会社の山岳部の仲間が北穂から滝谷側に墜落したり、ザイテングラードの下りでグリセードに失敗し、複雑骨折した因縁の山。
中々行く機会が無かったが今年一緒に山に登ったI氏と天気の良い日を選んで
念願の奥穂高岳の山頂を踏むことが出来ました。
涸沢の紅葉も多少しているのではないか?と期待していきましたがナナカマドが
部分的に赤くなり始めただけで、ダケカンバなどは一向に黄葉せず。
お陰でそれほど登山者も多くなく、山小屋も比較的空いていた。
今回は行動食を多く持ち、ツマミやコーヒー、スープなどを休憩の時に
作って飲み、時間的にゆとりもあって楽しい山行でした。
それにしてもシニアの登山者の多いこと!ザイテングラードでは
80歳の腰の曲がった淑女がガイド付きで下って来たのには驚きました。
又、涸沢小屋で同室だった60代の単独山ガールは常念から12時間歩いて
小屋に付き、次の日は朝早く北穂を登り、涸沢岳を超えてザイテンを下り
河童橋に戻るという健脚者でした。女性は強い!!!
今年6座目の百名山、そして計80座になりました。
好天に恵まれ、思っていたよりも楽に登れた『久恋の山・穂高』でした。
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