6年越し!紅葉燃える念願の飯豊縦走(飯豊山荘〜梶川尾根〜飯豊山〜ダイグラ尾根周回)



- GPS
- 55:08
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,768m
- 下り
- 2,761m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 7:49
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:21
天候 | 1日目:晴れ一時曇り 2日目:晴れ後曇り 3日目:晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイグラ尾根:破線ルートなのでピンクテープなどの登山道表示は無くバリエーションルートの扱いも踏み後は明瞭。尾根通しに入ってからはクライミングの技術が必要な箇所も少々。花崗岩のザレてるトラバースで渋いところが数箇所ありました。 |
その他周辺情報 | 温泉:飯豊山荘(500円) 飯豊山のバッジは小国町側では売っておらず、飯豊山荘と梅花皮荘では何故か大日岳のバッジのみ取扱いあり |
写真
感想
6年前の夏休みに計画した飯豊縦走(このときは全山)でしたがお天気が合わず計画倒れ。。それ以来行く機会の無かった飯豊山、スケールダウンとなりましたが東北だけお天気のいい今週末、ちょうど有休を取って2泊3日が出来るスケジュールだったので行ってまいりました!
【1日目】
飯豊山荘〜梶川尾根〜門内小屋〜梅花皮小屋
梶川尾根はいきなりの急登で湯沢峰までは汗かきながらの登りが続く。その後は梶川峰まで急登が続くが谷間の紅葉が素晴らしい。梶川峰〜扇の地紙までは緩やかな稜線となり歩きやすいがこの辺りから雲が掛かってきて少しどんよりに。
主稜線に出てからは快適な稜線歩きで門内小屋で休憩してもうひとつ先へ、梅花皮小屋には一番乗りで到着し寝床を展開。その後はダイグラ尾根を登ってここまで歩いてきたソロのお兄さんが追加だったものの土曜日は3名だけでした。夕方は素晴らしい晴れの景色を眺めることが出来、夜も星空。久しぶりに星空撮影を楽しむことが出来ました。
【2日目】
梅花皮小屋〜御西小屋〜飯豊山〜本山小屋
朝からいいお天気、烏帽子岳を越えたあたりから雲の切れ間から太陽が覗きこみ晴れとなり素晴らしい稜線歩きとなりました。御西小屋手前でまた雲にかかってしまったため、途中行き交った地元の登山者にオススメされた大日岳往復は諦め、御西小屋での休憩のあと雲にまかれた稜線を飯豊山へ進みました。
飯豊山手前で雲が切れ始め、山頂に着くと雲の切れ間から烏帽子岳方面の紅葉した斜面が一望の大展望!ちょうど後から歩いてきたソロの方に写真を撮っていただき、お互いに写真を撮り終えたところで再び山頂はガスに巻かれてしまいました。。その後20分ほど待ってみたものの雲は切れず諦めて本山小屋へ。
本山小屋は休憩中の先客が2名いましたが聞いてみると1名は下山、もう1名は切合小屋だそうで宿泊は一番乗り。程なく2人だけになったので小屋の板間の掃除をしてから荷物を展開。午後から夕方にかけてはガスに巻かれたままで景色を楽しむことも出来ないため、小屋内にあるパンフレットや本を読んだりビールを飲んだりして晩御飯までの時間を過ごしました。
この夜は結局貸切で2人だけ、お米を炊いてフリーズドライのカレーの中に小屋でフリーだったジャガイモと玉ねぎを追加したチキンカツカレーで満腹。寝る前にトイレで外に出てみるとガスが切れて周辺の街明かりが全て見える素晴らしい展望に。月も沈んでいたのでアングルを選べば暗い空に浮かび上がる天の川、この夜も1時間ほど星空の撮影を楽しむことが出来ました、それにしても風が強くて寒かった。
【3日目】
本山小屋〜飯豊山〜ダイグラ尾根〜飯豊山荘
朝は少し雲が掛かるも素晴らしい朝焼けと浮かび上がる磐梯山を見ることが出来、素晴らしい朝となりました。今日は下山で1日、今回のルートの核心部となるダイグラ尾根下降です。
最初は普通にふみ後のある登山道を下っていくが途中のコルに降りるところで踏み後多数でルーファイが必要。その後は尾根通しになるので迷うことはないがしっかりと整備されているルートではないので足元は悪い。宝珠山を過ぎてからは悪いザレのトラバースが続いて気が抜けない・・・、その後は何度も繰り返す急なアップダウンと岩場だが1499峰〜千本峰あたりの紅葉が素晴らしい。休場ノ峰から先の急な下りに入るとあっという間に高度を下げていく。最後につり橋を渡ってダイグラ尾根は終了。その後は少し川沿いを歩いた後、林道に出て飯豊山荘へ。無事にダイグラ尾根を歩ききることが出来た安堵感と心地の良い疲労感。3日間でバラエティーに飛んだ登山道を歩くことが出来て満足の飯豊縦走でした。次回はイイデリンドウの頃に再訪を誓いました。
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