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Yamareco

記録ID: 1896750
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

2泊3日で聖・赤石・荒川

2017年07月15日(土) 〜 2017年07月17日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
rom BEERBEAR その他2人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
51:07
距離
45.2km
登り
4,549m
下り
4,539m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:43
合計
6:13
距離 11.0km 登り 1,540m 下り 396m
9:44
27
10:11
10:13
64
11:17
11:30
50
12:20
12:37
38
13:15
13:23
76
14:39
14:42
75
15:57
2日目
山行
10:54
休憩
2:55
合計
13:49
距離 17.7km 登り 2,159m 下り 1,807m
4:37
3
4:40
21
5:01
44
5:45
5:55
58
6:53
7:19
101
9:00
9:09
7
9:16
9:44
35
10:19
10:22
42
11:04
11:21
10
11:39
11:56
4
12:38
13:14
66
14:20
14:21
123
16:24
16:26
3
16:29
16:35
12
16:58
17:05
10
17:15
17:18
31
17:49
17:53
33
18:26
3日目
山行
8:43
休憩
1:10
合計
9:53
距離 16.5km 登り 849m 下り 2,341m
2:45
68
4:29
3
4:32
4:42
52
5:34
5:41
23
6:04
31
6:35
6:43
30
7:13
7:49
18
8:07
8
8:15
38
8:53
18
9:11
9:12
93
10:45
100
12:25
12:26
10
12:36
12:37
1
12:38
ゴール地点
天候 初日:晴れ
2日目:晴れ→雨
3日目:雨→晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
畑薙ダム手前の臨時駐車場から椹島では東海フォレストのバスを利用。
始発には乗れず、次便に乗車。
その他周辺情報 白樺の湯
畑薙ダムもこの温泉もauの電波は入らない
山中に似合わない長蛇の列
2017年07月15日 05:51撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 5:51
山中に似合わない長蛇の列
マイクロバスにザックを抱えて乗りこむ
2017年07月15日 08:15撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 8:15
マイクロバスにザックを抱えて乗りこむ
林道を戻って登山口へ
大型トラックが行きかう
2017年07月15日 09:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 9:44
林道を戻って登山口へ
大型トラックが行きかう
赤石岳が見える
2017年07月15日 09:45撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 9:45
赤石岳が見える
トラバース多めな山道
2017年07月15日 11:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 11:08
トラバース多めな山道
吊橋を渡る
2017年07月15日 11:22撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 11:22
吊橋を渡る
南アルプスの天然水
2017年07月15日 11:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 11:26
南アルプスの天然水
2017年07月15日 16:29撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 16:29
快適なテン場
2017年07月15日 16:22撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 16:22
快適なテン場
聖平小屋の名物
2017年07月15日 16:30撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 16:30
聖平小屋の名物
乾杯!
2017年07月15日 16:35撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 16:35
乾杯!
小屋の夕飯
2017年07月15日 16:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 16:39
小屋の夕飯
みんなキリン好き
2017年07月15日 17:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/15 17:17
みんなキリン好き
聖岳が見えた
2017年07月16日 04:43撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 4:43
聖岳が見えた
小聖岳
2017年07月16日 05:47撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 5:47
小聖岳
聖岳登頂!
2017年07月16日 06:58撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 6:58
聖岳登頂!
2017年07月16日 07:03撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 7:03
兎岳などこれからの山々
2017年07月16日 09:17撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 9:17
兎岳などこれからの山々
赤石岳
これだけ見ると近そうだけど
2017年07月16日 07:03撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 7:03
赤石岳
これだけ見ると近そうだけど
上河内岳〜光岳
2017年07月16日 07:15撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 7:15
上河内岳〜光岳
塩見岳や仙丈岳
2017年07月16日 09:19撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 9:19
塩見岳や仙丈岳
百間洞山の家
2017年07月16日 12:36撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 12:36
百間洞山の家
名物のカツカレー
2017年07月16日 12:49撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 12:49
名物のカツカレー
一気に天候悪化、体調も悪化
2017年07月16日 15:49撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/16 15:49
一気に天候悪化、体調も悪化
ヘロヘロで赤石岳避難小屋
2017年07月16日 16:16撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/16 16:16
ヘロヘロで赤石岳避難小屋
この小屋のためだけにもう一度来たい
2017年07月16日 16:23撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/16 16:23
この小屋のためだけにもう一度来たい
小屋すぐの赤石岳山頂
2017年07月16日 16:32撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/16 16:32
小屋すぐの赤石岳山頂
大聖寺平
2017年07月16日 17:57撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/16 17:57
大聖寺平
荒川岳・中岳
2017年07月17日 04:31撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/17 4:31
荒川岳・中岳
中岳避難小屋
2017年07月17日 04:42撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/17 4:42
中岳避難小屋
荒川岳・東岳
2017年07月17日 05:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/17 5:37
荒川岳・東岳
千枚小屋
ガスが抜けてきた
2017年07月17日 07:19撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/17 7:19
千枚小屋
ガスが抜けてきた
千枚小屋からは富士山がよく見える
2017年07月17日 07:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/17 7:26
千枚小屋からは富士山がよく見える
特に見どころのない中サクサク下る
2017年07月17日 08:21撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/17 8:21
特に見どころのない中サクサク下る
傾いた鉄橋
2017年07月17日 12:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/17 12:26
傾いた鉄橋
最後の登り
2017年07月17日 12:27撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/17 12:27
最後の登り
再会!
2017年07月17日 12:54撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/17 12:54
再会!
ちょうど特集号だった
2017年07月19日 19:59撮影 by  iPod touch, Apple
7/19 19:59
ちょうど特集号だった

感想

南アルプスの巨峰を巡る欲張り山行。
ハードな行程なのは覚悟の上だったものの、予想通りな山行となった。
特に2日目は同行者の皆さまへ荷物を持ってもらい、予定よりも遅れてヘロヘロで荒川小屋へ到着。
このヘバりようから、翌日は予定通り下りられないだろうな、、という全員の予想を裏切り、意外な回復を遂げて無事下山となった。
赤石沢を遡行した同じ会のサモア君たちとも行き帰り同じバスに乗ることができて、互いの健闘を称えあった。彼らの山行記録はこちら。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1201345.html


山科駅集合、南大高駅で長野から来たBEERBEARを拾い、新名神を快走。
畑薙ダムまでは暗い中細くてくねくねな山道を走る。初めて走るけどこれだけで消耗しそうだ。
畑薙ダム臨時駐車場で仮眠。

翌朝、周りの人たちに合わせて5:30頃から並び始める。
しかし初便には乗れず、次の便に乗ることに。列の場所は日差しが直接当たって暑い。
8:15にバスへ乗り込み、1時間ほどかけて椹島へ。
未舗装でガタガタ揺れるものの気づいたら寝落ち。起きたら到着。

椹島から聖の登山口までは30分ほど道を戻る。
一応運転手さんへそこで下してもらえないか聞いてみたけれど、あえなく断られる。。
翌日登る赤石岳の山頂を見上げて、いざ登山口へ。
この日は聖平小屋までなので、行程には無理はない。
いくつか吊り橋を越えていき、1000mほど標高を上げてサクッと到着。(正直あまり記憶に残らなかった)
聖平小屋名物のフルーツポンチを堪能して、広いテン場にテントを広げてくつろぐ。
軽量化のため夕飯は宿でいただく。川魚がおいしい。
各地のキリンビール"〜づくり"を持ち寄って明日の長丁場へ向けて気合を入れて就寝。。


山行2日目。
聖・赤石を越えて荒川小屋までの行程。
小屋を出て聖岳へ向かう。程なくして聖岳が見えてくる。
…意外と遠くない??
早速少し気が滅入るものの、朝で元気なので見た目ほど時間はかからず登頂。
目指す赤石が良く見える。
少し下に奥聖岳があり、その先が聖岳東尾根。次に聖岳に来るのは冬季にここから、になるだろうか。

ひとしきり写真を撮りあって次のピーク、兎岳へ向かう。
ここの下りが心を折りにくる。。涙
まだ下りるの!?ってくらい下りて、また登って兎岳。名前のわりになかなか悪どい。
山頂からレンズ雲が見えた。天気が崩れる予感。(実際崩れていった)

またも下って登ってを繰り返して中盛丸山、少し足をのばして大沢岳を通って百間洞山の家へ。
ここのとんかつが食べたかったので、カツカレーをいただく。
休憩のあと小屋を出て百間平への登りにかかると、雨が降ってきた。
雨具をつけるか悩むレベル。
着たものの、すぐに雨は上がった。これもあるある。

赤石岳本体への登りでだんだんへばり始める。
自分でも驚くほど急に元気がなくなり、遅れ始める。
雨は時折吹付けるものの、運よく強まることはない。
遅れながらなんとか赤石岳の避難小屋へ到着。
ここで行程を打ち切ることも考えたけれど、すでに小屋は定員オーバー。
足の踏み場もないほどの人がいた。
予定を諦めて赤石小屋へ行くか、荒川小屋へ行くかの2択を迫られたが、どちらも下りであること、翌朝大丈夫そうなら予定通りいきたい(厳しそうなら赤石岳経由で大倉尾根で下山)、という判断で荒川小屋へ行くことに。

覚悟を決めて荒川小屋へ。
ここまで同じルートを歩いていた人たちは皆避難小屋泊だったようで、時間が時間ということもあり、ここからは我々のパーティのみ。
ガスの中歩き、小さな登りでもハーハー言いながらどうにか荒川小屋へ到着。
東海フォレスト縛りにより、ここでは小屋泊。
夕飯を用意してくれる時刻は過ぎていたので、カレーライスを用意してもらった。
素泊まり用の建物で就寝。
明日はちゃんと下山できるだろうか。不安に包まれながらではあるものの、ストンと眠りに落ちた。


山行3日目。
あいかわらずガスの中。そして小雨。
ヘッデンをつけて荒川岳へ向かう。
序盤のゴーロ帯で少し道を見失うものの、意外に順調に中岳へ到着。
雨を避けるために避難小屋で休憩できないかと思って小屋を覗いてみたら、思いの外厳しい感じであしらわれてしまった。皆の東海フォレストへの不信感が募る。

降り続く雨の中を先へ進む。
写真を撮る余裕もなく、2年経った今ではあまり思い出せないままルートを辿り、荒川岳の最高峰である東岳へ到着。
21座ある3000m峰で最後の一つ。
でも実は、この時は行っていない荒川岳・前岳も21座にカウントされていると思っていて、21座完登だと気づいていなかった。
というわけでここからは下りだ!という思いだけが頭に浮かんだだけだった。。

下りにかかればあとは一気にペースが上がる。
雨も上がって天気は回復。千枚小屋で雨具をしまい、さらにサクサク下っていく。
地図で見た通りのなだらかな下りを延々を下る。
遠くに荒川小屋を眺めて林道を横切ったり。
晴れ間も出てきて最後に「ここ通る必要ある?」ってくらい謎なところにある岩尾根を越えて、谷底の林道へ下り立った。

懸念していたバスの時間にも余裕で間に合い、売店をのぞいてソフトクリームを食べる余裕すらあった。
赤石沢遡行を完遂したサモアチームとも再会し、晴れやかな気分で帰路についた。

トレーニング不足、(たぶん)高山病と至らない部分もあったけれど、いつかやりたいと思っていたルートを歩けて、3000m峰21座も完登できて記念すべき山行となった。
次にこれら峰々へ行くのは積雪期になるだろうか。
小渋川から赤石岳のルートもいいな。。

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訪問者数:245人

コメント

おつかれさまでした!
すごい懐かしいね。
次は上河内方面で光岳目指したい!
2019/7/3 20:51
Re: おつかれさまでした!
もう2年前、懐かしいね。
高山病なのかシャリバテなのか、単に体調不良なのか、、結局ペースダウンの原因はよくわからないけれど、自分は強くないんだな、って痛感した山行だったなー。
それでも3日でこのルートを行けてよかった!
2019/7/8 23:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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