記録ID: 1987523
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
扇沢スタート→ゴール 8の字周回
2019年08月16日(金) 〜
2019年08月20日(火)
富山県
長野県
dxf
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 97:16
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 4,158m
- 下り
- 4,057m
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1日目
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:08
距離 4.8km
登り 1,187m
下り 87m
2日目
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:40
距離 10.0km
登り 1,039m
下り 941m
3日目
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:25
距離 6.6km
登り 780m
下り 921m
4日目
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:21
距離 6.9km
登り 280m
下り 1,189m
| 天候 | 雨後晴、曇時々晴、晴、晴後雨、曇後雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
還：黒部ダムの電気バス→扇沢市営第一駐車場 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�＼崑�岳直下のガレ場。高度感は無く距離も短いが、スリップしやすいので慎重に通過。�∀＿擇梁膕爾蠅離�レた下り。最後の鎖場は足がかけ易く降りやすいが、急降下していくガレた道は、細心の注意を払って通過。 |
| その他周辺情報 | 大町温泉郷の薬師の湯。新館の湯も旧館の湯のどちらも楽しめ軽食も頂けるので、使い勝手とコスパ良しの日帰り入浴施設。おまけに登山者の為のザック置き場(廊下にシートが敷いてある)も提供して下さっており、登山者には有り難い施設だと思う。 |
写真
一日目。また来たよ、爺ヶ岳登山道入り口。雨は殆ど上がった状態でした。
種池山荘到着!小屋泊りの方々はちらほらいらっしゃったけれど、この時点でテント泊は私一人。"貸切だぁ〜♪"とちょっと浮かれてました(後ほど4名グループの方々が来ましたが..)。テント場代1,000円の支払うと、水一�醗�き換え券がもらえます。
1
8/16 16:09
種池山荘到着!小屋泊りの方々はちらほらいらっしゃったけれど、この時点でテント泊は私一人。"貸切だぁ〜♪"とちょっと浮かれてました(後ほど4名グループの方々が来ましたが..)。テント場代1,000円の支払うと、水一�醗�き換え券がもらえます。
二日目。今日は長丁場なので早めに出発します。平たくて良いテン場でしたが、蚊が多いのには参りました...(._.)
岩小屋沢岳って言いにくくない?風が強く吹いて冷えてきてしまうため、早々に撤退。
赤沢岳。一向に雲が無くなりません。縦走路はここからUPDNが激しくなります。
針ノ木小屋、すぐ近くに見えるのだけれど...この先バテてCT余裕でオーバーすることに(;_:)
もうすでに疲れているので、登り返すんだ...としか思っていませんでした。
針ノ木小屋とテン場。テン場空いてるかしらん...不安! そして...小屋に近付く程に足場の悪い道でした。で、案の定テント場は満杯! 断りを入れてテントとテントの間のスキマに張らさせてもらいました。
1
8/17 13:27
針ノ木小屋とテン場。テン場空いてるかしらん...不安! そして...小屋に近付く程に足場の悪い道でした。で、案の定テント場は満杯! 断りを入れてテントとテントの間のスキマに張らさせてもらいました。
針ノ木小屋。テント泊の手続きと水購入の為に来ましたが、良さそうな小屋ですね。テント場代一人700円、水一��200円也。
三日目。モタモタしていたら明るくなってきました。ヤバイっ!御来光が見えない!あわてて蓮華岳に向けて歩きます。
中々太陽が顔を出さないのでもう少し上に上がって御来光を待ってたら、キターッ! 久々に有り難いモノを見ることが出来ました!
これから歩く稜線と、不動岳、赤石、水晶、薬師、穂高の山々が見えますね。晴れてくれてありがとう〜!
ようやく鎖場に到着。これ降りたらコルだよね? もう下りたくないよ...(._.)
この木の梯子、何度も掛け替えられているようで、近くに残骸が転がってました。
ここが地図の"ヤセ尾根・ワイヤーあり"箇所ですね。登りなので精神的には余裕。肉体的にはぜーぜー。
右下の登山道まで下って、上までまた登り返すんですよね、うへぇ...。
七倉岳到着! もう今日は登らなくてOK? 同じ針ノ木からの縦走のおねえさんと休憩。パンパンの80�肇競奪�を背負って、針ノ木テン場6:40頃発だそうな。スゲェーっそれで12時過ぎに到着ってありえねーっ!
2
8/18 12:19
七倉岳到着! もう今日は登らなくてOK? 同じ針ノ木からの縦走のおねえさんと休憩。パンパンの80�肇競奪�を背負って、針ノ木テン場6:40頃発だそうな。スゲェーっそれで12時過ぎに到着ってありえねーっ!
先にテント場に行ってテント張ってから小屋に支払いに行く。この時点で二張り。昨日と打って変って静かなテン場かなと思ってたら、17時過ぎには10張程に増えててびっくり。
2
8/18 13:27
先にテント場に行ってテント張ってから小屋に支払いに行く。この時点で二張り。昨日と打って変って静かなテン場かなと思ってたら、17時過ぎには10張程に増えててびっくり。
一人で行きたくない水場なので、美女を誘って水を汲みに行きました。お付き合いしてくれて本当にありがとうございました。前回来た時には無かった(と記憶)梯子が設置されていたので、水が汲みやすくなってました。水は変わらず冷たくて美味し〜い♪
2
8/18 13:56
一人で行きたくない水場なので、美女を誘って水を汲みに行きました。お付き合いしてくれて本当にありがとうございました。前回来た時には無かった(と記憶)梯子が設置されていたので、水が汲みやすくなってました。水は変わらず冷たくて美味し〜い♪
船窪小屋。メルヒェンな小屋ですよね〜。ここも小屋前にタルチョーがはためいていました。テント場代500円、500mlペットボトルジュース400円也。
2
8/18 14:29
船窪小屋。メルヒェンな小屋ですよね〜。ここも小屋前にタルチョーがはためいていました。テント場代500円、500mlペットボトルジュース400円也。
船窪乗越。この手前で美女に追いつかれました。相変わらず80�肇競奪�を背負って、です。彼女とも寂しいけれどここでお別れです。
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8/19 4:59
船窪乗越。この手前で美女に追いつかれました。相変わらず80�肇競奪�を背負って、です。彼女とも寂しいけれどここでお別れです。
船窪岳分岐に到着。途中で右足のふくらはぎに激痛がはしった為、湿布を貼りテーピングをしてゆっくり降りてきました。一瞬右足に全体重が乗ってしまったことよる肉離れを疑いましたが、とりあえず歩けたので今日中に黒部ダムに出ることを諦め、避難小屋泊りを考え始めました。
2
8/19 7:12
船窪岳分岐に到着。途中で右足のふくらはぎに激痛がはしった為、湿布を貼りテーピングをしてゆっくり降りてきました。一瞬右足に全体重が乗ってしまったことよる肉離れを疑いましたが、とりあえず歩けたので今日中に黒部ダムに出ることを諦め、避難小屋泊りを考え始めました。
ラバーサンダルに履き替え、沢をじゃぶじゃぶ渡ります。氷水くらい水が冷たいので、とっても気持ちが良いです。また、写真のようなリボンや
8/19 7:14
ラバーサンダルに履き替え、沢をじゃぶじゃぶ渡ります。氷水くらい水が冷たいので、とっても気持ちが良いです。また、写真のようなリボンや
マーカーが道案内をしてくれるので、道に関しては何の心配もいらないルートです。
でもこういった高巻き道では足痛を抱える身としてスゴク辛い下りもあったりします。ここでもかなりCTオーバーしたと思います。
蝶ちょの横を奥に向かって進んでゆきます。渡渉するところってそんなに多くないんですよね。
南沢出会に来ました。ここだけは流れが速いので、ロープが張られています。ここも浅い所を選びながらロープも頼って渡り切ります。
2
8/19 11:29
南沢出会に来ました。ここだけは流れが速いので、ロープが張られています。ここも浅い所を選びながらロープも頼って渡り切ります。
で、その先に橋が架けられていて、針ノ木谷ともそろそろお別れです。
庭園のような美しい道が続きます。雨が降り出したので、避難小屋へ急ぎました(急げないけどぉ)。
五日目。昨夜はこの中の板の上にテントを張らせてもらいました。テントが濡れずに済んで軽いままだったのは、足の調子からいって、とても助かりました。
1
8/20 5:35
五日目。昨夜はこの中の板の上にテントを張らせてもらいました。テントが濡れずに済んで軽いままだったのは、足の調子からいって、とても助かりました。
湖面に向けてスゴク下りますが、濡れた丸太の梯子は滑りやすく、かなり慎重に降りました。
乗組員3名+乗客1名で対岸から来られました。MAX乗組員2名+乗客10名の定員12名運行だそう。
このガレガレ具合。ピーク時にはこの梯子の上の方まで人が並びます。10名ずつしかポートに乗れないため、2隻対応でフル稼働されるそうです。
1
8/20 6:10
このガレガレ具合。ピーク時にはこの梯子の上の方まで人が並びます。10名ずつしかポートに乗れないため、2隻対応でフル稼働されるそうです。
あっと言う間に対岸へ。あの梯子を登るのね...。停泊している別のボートの中で乗船名簿に記入して下船します。3分程で行ける、平ノ小屋で水が補給出来ると教えてもらいました。
2
8/20 6:23
あっと言う間に対岸へ。あの梯子を登るのね...。
停泊している別のボートの中で乗船名簿に記入して下船します。3分程で行ける、平ノ小屋で水が補給出来ると教えてもらいました。
停泊している別のボートの中で乗船名簿に記入して下船します。3分程で行ける、平ノ小屋で水が補給出来ると教えてもらいました。
ロッジくろよん到着!ここからは舗装された道を歩いて黒部ダムへ向かいます。
その斜め前にあるテント泊者用トイレ。一人一回に付き100円の使用料。小便器・大便器一個ずつの設置だけど、�／綫��⇒亮悪ｅ採錙△淵肇ぅ譴任靴拭�
8/20 11:33
その斜め前にあるテント泊者用トイレ。一人一回に付き100円の使用料。小便器・大便器一個ずつの設置だけど、�／綫��⇒亮悪ｅ採錙△淵肇ぅ譴任靴拭�
黒部ダムレストハウス。こんな天気なのに大勢の観光客で賑わってました。
改札は乗車時間の7分前から。まだ時間が有るので、雨具、ゲイター、ザックカバーを外しておく。
乗車時間は15分程。テレビ画面で黒部の観光案内やトンネルの見所を見ているうちにあっという間に扇沢駅に到着。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ
充電器
時計
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|---|
| 備考 | 途中ふくらはぎが軽度の肉離れ症状となり、手持ちの湿布とテーピングテープの量が足りなくなった。もっと湿布等は数を考えて携行しようと思った。 |
感想
種池山荘から船窪小屋までの未踏縦走路を埋めるべく歩きに行きました。
初日の16日は、台風の影響で沢は朝から大雨が降っており、決行するかどうかの判断を空模様を観察しながら待ちました。雨が弱まり、雨雲レーダーが昼には通過のシュミレーションになったタイミングで登山開始。ほとんど雨に濡れることなく種池山荘まで歩くことができました。
蓮華の大下りは大変だとは聞いていたけれど、ホントキツイ。ガレの急坂にはヒヤリとさせられましたし、北葛岳からも結構下るので、膝痛がぶり返ししまい、足には優しくない登山道だなあといった感想。
晴れていればピークに上がる度に素晴らしい景色が堪能出来ますが、百名山を抱えていないからか、北アルプスの主要縦走路の中でも静かな山行が期待できるエリアだと思います。
船窪岳分岐から南沢出会までは針ノ木谷を渡渉しながら歩く楽しいルートです。台風通過後約3日経っていたせいもあり、浅い所を選んで歩けば膝上を濡らすことはありませんでした。沢靴なんぞ所持していない為、前回同様100均のクロックス激似サンダルで、高巻き道以外ではずっと履いて歩いていました。
同じような道が続き、うんざりしてしまう平ノ渡からロッジくろよんまでの道なんかに比べると1、針ノ木谷は格段に変化に富む良い道だと思います。
今回で日本海から双六小屋までのルートを繋げることができたので、怪我や雨に泣かされましたが、凄く満足した山行となりました。
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