折立から薬師岳・黒部五郎岳〜新穂高への縦走

- GPS
- 56:05
- 距離
- 44.8km
- 登り
- 3,288m
- 下り
- 3,534m
コースタイム
11:30太郎平小屋11:50ー14:20薬師岳山荘(泊)
8月20日(月) 薬師岳山荘3:40ー4:30薬師岳4:45−5:20薬師岳山荘5:55
ー7:20太郎平小屋7:30ー9:50北の俣岳10:00−10:50赤木岳
10:55ー11:30中俣乗越11:50ー14:00黒部五郎岳14:10−16:00 黒部五郎小屋(泊)
8月21日(火) 黒部五郎岳3:50−6:10三俣蓮華岳分岐6:20ー8:50双六小屋9:00−11:00平11:15ー14:00わさび平14:20−15:20新穂高温泉
| 天候 | 19日 晴れ午後ガスがかかる。 20日 晴れ、午後黒部五郎岳付近ガス。 21日 晴れ、わさび平付近で雨。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
19日早朝 4:30AMに富山駅着。折立行 5:00AMに間に逢う。 21日新穂高ロープウエイ15:55発、平湯温泉にて17:00発新宿西口行き高速バス を利用(平湯温泉では空席あればその場でチケット購入可能) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは山小屋にて受け付け。 薬師岳の様子は『薬師岳山荘』のH/Pにて判る。 今回は好天に恵まれ特に危険な場所は無かった。 薬師岳山荘は天水利用なので下の薬師峠キャンプ場で水を補給していくこと。 黒部五郎小屋は生ビールあり、キュウリやリンゴもある。 双六小屋までは三俣蓮華岳と双六岳の稜線を歩いた方が巻道より1時間は 早い。(今回は巻道で失敗) 鏡平山荘には『かき氷』が販売されて居た。暑かったので特に美味! わさび平小屋にて生トマト(\200)を食す。スイカも有ったが一寸高いので パス。 新穂高温泉ではロープウェイ駅から高山行きバスに乗車。平湯温泉で 新宿西口行き高速バスへ乗り換え。 |
写真
感想
北アルプスで残っている百名山3座の中で結構厳しい歩きが予想されている
薬師岳から黒部五郎岳を目指し前夜高速バスを利用し、2泊3日の西銀座アルプス縦走をしてきました。
折立行きのバスが5時始発最終日となった19日に登山口から大勢の登山者と一緒に
7:15AMから歩き始めました。
太郎平小屋までは順調に進みましたが、薬師峠のキャンプ場で2.5Lの水を補給。
薬師峠から薬師平への登りが沢筋のゴーロで結構きつかったです。
薬師岳山荘に着いたのが午後2:00で山頂往復を考えましたが山荘スタッフに聞いたところ山頂はガスが掛かって眺望は良くないだろうとのことなので翌朝に回し、
先ずはビールで咽を潤しました。
薬師岳山荘のブログに載って居る美人の女将と少し話をしました。
この日は1人布団一枚/畳とかなり混んでいたので挨拶もそこそこに切り上げ夕食まで仮眠。
結構酒の入ったグループ客が多く、消灯時間まで話し声がして少々五月蠅かった。
良く20日は3時過ぎに起床し、空身で日の出前に薬師岳を往復。
立山方面の空が赤く焼け日出とはまた違った素敵な山頂でした。
山荘で朝食を食べ、5:50AMに出発。
この日は黒部五郎岳を登り出来れば三俣山荘まで歩きたいと思いましたが
雷鳥や高山植物の花々の写真撮りで時間を食い黒部五郎小屋に宿泊。
黒部五郎岳へのガレ場の登りで相当体力を使ったのでカールを降りましたが
頂上であった同年輩の男性が稜線を歩いて小屋まで来た方が断然早かった。
黒部五郎小屋には生ビールやリンゴ・キュウリなどが販売されています。
この日は酒のつまみが沢山あったので生ビールとカップ麺で夕食を済ませました。又翌日の行動時間も長いので早朝出発の為、朝食は無しの素泊まりとした。
こんな奥深い山中にて生ビールが飲めるなんて夢のようでした。
3日目も朝3時に起き出し、自炊室でコーンスープを作り、フルーツケーキで
朝食とする。
3:50AMに推奨小屋まで行くという人達の後ろから三俣蓮華岳を目指します。
肩の所で以前登った三俣蓮華岳と双六岳はパスし、巻き道を歩きましたが
これが大誤算で尾根道を歩いた人が一時間も早かった。
巻き道は結構アップダウンがあって楽ではなかった。
双六小屋に8:50AM到着。この日は最後のヘリ荷揚げということで幾度となく
飛来していました。
午前中は3日間の中でも好天に恵まれ登って来た薬師岳や黒部五郎岳、水晶岳
や鷲羽岳、遠くに白山や乗鞍岳、そして北鎌尾根から槍ヶ岳、南岳、ダキレット
更に北穂.奥穂、西穂と青空に稜線が続き絶好の山岳同座日和でした。
双六小屋前で五郎小屋で一緒だった女性(鏡平山荘で今夏バイトしていたそうです)と再開。5時に五郎小屋を出て来たとのこと。
昔結婚前に裏銀座を妻とGpで縦走した笠ヶ岳の稜線はとても厳しく見えました。やっぱり齢を重ねたものだと体力の無さを痛感。
鏡平山荘にはかき氷があって、槍の穂を見ながら流れる汗をかき氷で沈めました。この時はビールより美味しかった!!
更にシシウドヶ原からわさび平までゴーロの岩石の上を下るが大変歩きにくい。沢に出会い、冷たい水に手を入れて一息付きながら下ります。
林道に着き出したころからこの山行で初めて雨が降ってきた。
わさび平山荘でスイカを食しようと思ったが値段が決行するので諦め、
トマト一個を平らげました。(\200)
帰りのバス時間が気になるのでザックカバーと傘を出し林道を歩くこと一時間、
午後3:20に新穂高温泉に着くことが出来ました。
折立から太郎平に上がり、薬師岳を往復し、西銀座アルプスの稜線を高山植物
を眺めながら、又子連れの雷鳥に2度会えるなど、想い出に残る山行と
なりました。
syosuke



















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