i飯豊山 中津川コース/五段山経由

- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,315m
- 下り
- 2,312m
コースタイム
19日 5:00大日杉小屋出発-6:00道迷いの為大日杉小屋へ戻る。
6:20再度大日杉小屋出発-10:00五段山山頂-11:50地蔵山
30分休憩-13:50三国小屋-20分休憩-15:00切合小屋(宿泊)
20日 5:20合小屋-7:20飯豊本山-7:50本山小屋-20分休憩
9:50切合小屋-(20分休憩)-13:00地蔵岳-15:00大日杉小屋
| 天候 | 20日晴れ21日雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
特に問題なし。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
●大日杉小屋から5分の場所に吊り橋あり、傾いています。 ●大日杉小屋から15分水場あり、ここから五段山の南斜面の道 直進する林道と分岐します道標なし。おらは見落としました。 ●五段岩まで急坂し地蔵山まで、刈払いしています。登山者少ない。 おらがあったのは3名水場は切合小屋までなし。(登山道から離れた場所にあるらしい。) ●川入口コースが使用不能の為三国岳まで登山者が少ない。 |
写真
感想
8月18日(日)〜8月20日(火)
福島県・山形県・新潟県の県境にまたがる山、
飯豊山に登ってきました。
飯豊山は約束の地。
山の師匠と合えた場所
ヒメサユリに初め出合った・・・
その後の山のスタイルになった場所
山の奥深さを知った・・・
また来ると約束して、10年たった
飯豊山、Mさん、ヒメサユリに合いたい。
初日の18日大日杉小屋で親切な管理人さんとまったり
過ごし、酒を飲んで20時に就寝。
19日5時より五段山経由で登り始めました。
このコースは長い為登山者が少ないコース。
川入からの登山が集中豪雨の為使えない為
このコースがおらの力試する場所のコース最大の
難所剣ヶ峰へを楽しむ事が出来る唯一のルート。
傾いてる吊り橋を渡り、いよいよ急坂の五段山
に登るはずが、なんと道を間違えた。
藪漕ぎをして、小さな渓流の脇を慎重に
トラバース、道がほとんど草に覆われている。
1km程進んだところで、登山道に
やっと左に折れる登山道らしき土砂の露出
している急坂を発見。
ここが登山道か・・・
慎重に登り始めとところで
足を乗せた岩が簡単に崩れ、腹ばいのまま
ずり落ちてしまい、左腕に裂傷を、
ここは登山道じゃなかった。
裂傷が肘中心に走っている。
血が流れ始めたので、渓流で腕を洗い
力を入れてみたが、大丈夫だった。
今年初めて転んだ・・・
一度大日杉小屋へ戻り、ルート確認。
五段山から地蔵山への長い稜線を歩く。
小さいアップダウンと峰を越えながら
歩く。五段山、牛ヶ岩、五枚山長い稜線。
重いリュックを担いで登る五段山への急坂は
かなり足を疲れさせた。
途中で見つけたお地蔵様に
無心で手を合わせる。地蔵岳での
少しの休憩後ゆっくり歩き始める。
水が少なくなってきた。ここまで水場がなく
三国小屋で飲み物購入するしかない。
(現在立ち入り禁止の川入コースへ15分下ると水場があるらしい)
地蔵岳から三国岳経由して種蒔山までが剣ヶ峰
一番登るのを楽しみにしていた場所
青い空に三国岳それに続く稜線の先に
岩の稜線、素敵だー
岩の両端が切れている、馬の背の様な
登山道を慎重に上る。
景色は最高。楽しい
三国小屋に到着時刻は14時だった。
予定時刻より大幅に時間がかかっている
している。
途中三国小屋の管理人に挨拶して、
ジュースを2本購入。
ここからも急坂や岩場が続く。
今日泊まる切合小屋へ15時に到着
小屋付近では思わぬ収穫が。
ヒメサユリは7月が見頃
なので会えねーかなと思っていましたが
なんと切合小屋の管理人さんがまだ
咲いている場所があると教えてくれた。
おらの思い出の花、見ることを
あきらめかけていた花 雪渓脇に
ひっそりと咲いていました。
おらの事どう見える・・・
頬に汗が流れた。ほっといてごめん
待っていてくれたんだ。
ありがとう飯豊山
花は一期一会
花を楽しんで切合小屋で宿泊
おらのほかに登山者
は10名程宿泊。おらは自炊。
風にたなびくチングルマの穂が
夕日にきらめいている。
7時に就寝。
20日の真夜中突然の大雨が、屋根をたたき
起きてしまった。
朝食を済ませ、5時出発、荷物の半分をデポ。
風が強く酷い横殴りの雨、姥地蔵の前
で参拝し、足早に本山山頂を目指す。
雷が鳴り出した、退避場所も少ない稜線
行くしかない。
難所の御秘所では風雨が強くなった。
神社に参拝して、そのまま山頂へ
山頂は酷い雨が、こんな雨経験したことがない。
雨が横に降っている。
山頂は猛烈な雨。7時登頂
合羽の中から、山頂写真をとった。
これ以上行っても同じ景色だ、
早々に本山小屋へ戻った、
小屋には5名の登山者がいた
山頂小屋の主人が、男性登山者と話している。、
話の途中でMさんの話が出てきた。
この先の御西小屋にいるらしい。
会いたい・・・
行っても無理するなって言われんだろうな
また来るから山は逃げない・・・
次来る時の為に・・・
本当に今日の飯豊山は厳しい
飯豊の厳しい一面を見たような気がする。
仕方なく雨の中ゆっくり山の稜線を下山を
する事に決めた。
地蔵山を経由する長いコース。
飯豊山に登る一番危険度の少ない道。
長かった。切合小屋から下山に5時間かかった。
下山中も降り続く雨、時折雷鳴が響く。
レンズに水滴がつくので写真があまり撮れない。
登山道は水が流れ、ぬるぬると滑る。
このコースでは11名の登山者に合った。
雨の中しんどそうだ。
ガサッと音がして見ると黒い影が
この稜線でサルに遭遇。
帰りに振り返った飯豊山・・
少しだけ霧が晴れた。本当にありがとう。
途中大日杉に出合った。
大きい木、生命力を感じる・・
頭を幹に付け雨具の上から
抱きかかえた。
Mさん・・・思いがよぎった。
下山時間は15時。
無事下山、ありがとう飯豊山
かりがとう岩手山
家族に感謝。








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