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Yamareco

記録ID: 356936
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

リベンジ達成?白峰2.5山縦走!!【広河原〜左俣〜北岳山頂ちょっと下〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田P】

2013年10月12日(土) 〜 2013年10月14日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
23.1km
登り
2,410m
下り
3,082m

コースタイム

【1日目】
奈良田バス停5:30-6:20広河原6:58-8:44二俣-11:04八本歯のコル-11:55吊尾根分岐-巻道分岐-12:13北岳山荘近道分岐-12:48北岳山荘(泊)

【2日目】
北岳山荘6:18-6:41中白根山-7:35間ノ岳-8:39農鳥小屋-9:43西農鳥岳-10:46農鳥岳-11:38大門沢下降点-14:05大門沢小屋(泊)

【3日目】
大門沢小屋6:20-8:27休憩小屋-8:49奈良田第一発電所-9:07奈良田駐車場
天候 1日目&2日目 晴れ!稜線爆風
3日目 晴れ!麓は雲少し多め
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅〜奈良田の駐車場:自家用車

奈良田駐車場〜広河原:バス(1100円)
http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_6.htm
コース状況/
危険箇所等
★今回なんで「白峰2.5山」かというと、風が怖くて北岳の山頂をとらなかったからです。。。風速20m以上の予報だったので、一か八か、危なかったらやめようと思って出かけたのだけど、やっぱりちょっと残念。完全リベンジとはならなかったけど、それでも1年3ヶ月前のリベンジ9割達成です★


【アプローチ】
早川町からのアプローチ。
奈良田に向かう南アルプス街道は、途中草塩温泉付近で山肌が崩れて道路に土砂が出ているため迂回。
迂回路は、県道のすぐ下の河原にある工事車両用の砂利道。
11日の夜中も14日も、警備員さんが誘導してくれました。
交互通行のため、車が多いと少し待ちます。

【奈良田ー広河原】
今回は、5:30発のバス3台出ました。
3台とも通路にまでぎっしり入ってなんとか乗り切れたというところです。
甲府側からも3〜4台。そのほかに、ツアーのバスもあった様子でした。
6:30の広河原インフォメーションは、人だらけでした。

【広河原−二俣】
特に危険な箇所はありません。

【二俣ー八本歯のコル】
しばらく草付きの急な岩場を登ると、丸太のハシゴが現れます。
降りて来る方もいるので、すれ違いもあり、細い箇所では少し緊張しました。
雨の日は怖そうです。

【八本歯のコルー吊り尾根分岐】
岩場が多くなります。ハシゴもありました。
吊り尾根分岐の下は、階段になっていました。

【北岳山荘近道】
吊り尾根分岐の少し下から尾根の東を巻いて北岳山荘に向かうルートです。
ハシゴや鎖もあります。稜線を歩いた人は飛ばされそうだったとのことですが、こちらのルートは、比較的おだやかでした。
山荘の手前で稜線に出ると、とたんに風に煽られ、よろけました。
西風が強い日にはおすすめルートなのかなと思います。

【北岳山荘−農鳥岳−下降点】
それぞれのピークに向けてアップダウンはあるが、それほどきつくはないです。
危険と感じる場所はありませんでした。

【下降点−大門沢小屋】
稜線からしばらくは、急な下りが続きます。
木の根や滑りやすい石、浮き石などもあるので注意して進みました。
途中、集中力が途切れる前に休憩を入れるようにしました。

【大門沢小屋−奈良田】
はじめ気持ちのよい森の中を進むが、途中急な下りや谷側が切れ落ちたトラバースなどもあるので、気が抜けません。
2日で一気に歩いてしまえない時間ではなかったが、前日に無理して歩いていたらと思うと心配になりました。
最後の吊り橋を渡った後は、林道と舗装路を歩いて駐車場までもどりました。





奈良田までのアプローチ、南アルプス街道が途中崩落のため迂回
奈良田までのアプローチ、南アルプス街道が途中崩落のため迂回
迂回路はすぐ下の河原の中です
迂回路はすぐ下の河原の中です
バスで広河原まで。
2階で登山届けを提出して、さあ出発!
バスで広河原まで。
2階で登山届けを提出して、さあ出発!
吊り橋の上から、アサヨ峰?
吊り橋の上から、アサヨ峰?
しばらくは樹林帯をテクテク。
バスの到着が、奈良田側からも芦安側からも同じなので、人がたくさん。
しばらくは樹林帯をテクテク。
バスの到着が、奈良田側からも芦安側からも同じなので、人がたくさん。
大樺沢に出ました。
雲がとれてきて、北岳がどどーん。
大樺沢に出ました。
雲がとれてきて、北岳がどどーん。
バットレスかっこいい♪
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バットレスかっこいい♪
二俣。チップ式のバイオトイレあります。

右俣から行くか左俣から行くか、、、
風が強いので、北岳山荘まで稜線を避けることもできる左俣にします。
二俣。チップ式のバイオトイレあります。

右俣から行くか左俣から行くか、、、
風が強いので、北岳山荘まで稜線を避けることもできる左俣にします。
二俣からは急な登り。
振り返ると、地蔵岳と薬師岳。
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二俣からは急な登り。
振り返ると、地蔵岳と薬師岳。
大樺沢にはまだ雪も残ってました。
大樺沢にはまだ雪も残ってました。
ナナカマド、葉っぱは飛んでしまったのね。
ナナカマド、葉っぱは飛んでしまったのね。
たくさんハシゴを登って、ところどころにある平らな場所で一息つきます。
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たくさんハシゴを登って、ところどころにある平らな場所で一息つきます。
八本歯のコル。
風強い・・・
八本歯のコル。
風強い・・・
北岳山荘だ!
吊尾根分岐。あと20分で山頂ですが、、、デポするザックがグラグラ動くほどの風。立っていると、自分が飛ばされそうな勢い!怖くなって、山頂をあきらめてしまいました。
(でも、行った方の話では、この場所が一番風が強くて山頂はそうでもなかったんだそうです)
吊尾根分岐。あと20分で山頂ですが、、、デポするザックがグラグラ動くほどの風。立っていると、自分が飛ばされそうな勢い!怖くなって、山頂をあきらめてしまいました。
(でも、行った方の話では、この場所が一番風が強くて山頂はそうでもなかったんだそうです)
北岳山荘への巻道分岐点まで戻ります。
北岳山荘への巻道分岐点まで戻ります。
巻道(近道)も、鎖やらハシゴやらありますが、爆風の稜線よりは安心なはず。
巻道(近道)も、鎖やらハシゴやらありますが、爆風の稜線よりは安心なはず。
ハイマツと赤く色づいた葉と岩の白と青い空♪
ハイマツと赤く色づいた葉と岩の白と青い空♪
ウラシマツツジの赤が好き♪
ウラシマツツジの赤が好き♪
北岳山荘に到着!はぁ、助かったww
北岳山荘に到着!はぁ、助かったww
まだ時間が早いので私の荷物だけですが、夕方にはぎっちり。1枚の布団に2人でした。
まだ時間が早いので私の荷物だけですが、夕方にはぎっちり。1枚の布団に2人でした。
山荘前から北岳。
山荘前から北岳。
テント場と富士山。
テント場は、山荘の上下と左右にありました。
テント場と富士山。
テント場は、山荘の上下と左右にありました。
夕闇迫る
月も出た
稜線に立って日本海側に沈む夕日を見ようと・・・飛ばされそう!!
稜線に立って日本海側に沈む夕日を見ようと・・・飛ばされそう!!
夕日は雲の中へ沈んでいきました。
夕日は雲の中へ沈んでいきました。
2日目の朝、もうすぐ日が昇ります。
甲府の町の灯りと雲から突き出た富士山と、群青の空が茜色に染まる様子は荘厳。
山荘の窓からこの景色!ビバ北岳山荘♪
2日目の朝、もうすぐ日が昇ります。
甲府の町の灯りと雲から突き出た富士山と、群青の空が茜色に染まる様子は荘厳。
山荘の窓からこの景色!ビバ北岳山荘♪
出た!!
富士山とご来光♪
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富士山とご来光♪
北岳山荘、お世話になりました。
風対策をしっかりして、いざ出発。
北岳山荘、お世話になりました。
風対策をしっかりして、いざ出発。
霜柱だ!寒いわけです。
霜柱だ!寒いわけです。
中白根山。間ノ岳へはちょっと登るなぁ。
中白根山。間ノ岳へはちょっと登るなぁ。
強風と戦って間ノ岳山頂着いたよ−ヾ(=^▽^=)ノ
強風と戦って間ノ岳山頂着いたよ−ヾ(=^▽^=)ノ
お!あの白いのは北アルプス。初冠雪したのですねー。
お!あの白いのは北アルプス。初冠雪したのですねー。
振り返ると、北岳の奥に甲斐駒と仙丈ヶ岳!!
ステキーO(≧▽≦)O
振り返ると、北岳の奥に甲斐駒と仙丈ヶ岳!!
ステキーO(≧▽≦)O
こっちは、木曽駒・宝剣・空木だー(≧∇≦)
こっちは、木曽駒・宝剣・空木だー(≧∇≦)
ケルンと富士山
あっちは、北荒川岳と塩見岳でしょうか。
うーむ、南アルプスは奥が深いなぁ。
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あっちは、北荒川岳と塩見岳でしょうか。
うーむ、南アルプスは奥が深いなぁ。
広い山頂、道を間違わないように、農鳥方面へは南に向かって1番左の尾根を行きます。
広い山頂、道を間違わないように、農鳥方面へは南に向かって1番左の尾根を行きます。
農鳥小屋までザレた道を下ります。
農鳥小屋までザレた道を下ります。
けっこう急なので、膝をやられないようにゆっくり歩きました。
けっこう急なので、膝をやられないようにゆっくり歩きました。
農鳥小屋の外にあった桶。
氷が張ってます!
農鳥小屋の外にあった桶。
氷が張ってます!
風が強いんですね。石垣で囲われてます。
風が強いんですね。石垣で囲われてます。
小屋のおやじさんが布団を干してました。
布団が飛ばされないか心配なくらい風が吹いてたので、ここで帽子をビーニーに取り替えました。
小屋のおやじさんが布団を干してました。
布団が飛ばされないか心配なくらい風が吹いてたので、ここで帽子をビーニーに取り替えました。
あれが西農鳥かな。
あれが西農鳥かな。
西農鳥岳へ登る途中、振り返って間ノ岳と北岳。
西農鳥岳へ登る途中、振り返って間ノ岳と北岳。
西農鳥岳山頂♪
北荒川岳の山腹、紅葉がいい感じ。
北荒川岳の山腹、紅葉がいい感じ。
農鳥岳山頂♪
農鳥岳の山頂は、東側に広い場所があって、風も避けられたのでたくさんの人が休憩を取ってました。
農鳥岳の山頂は、東側に広い場所があって、風も避けられたのでたくさんの人が休憩を取ってました。
さて、広河内岳の方に向かって歩きますか。
さて、広河内岳の方に向かって歩きますか。
大唐松尾根、かっこいいなぁ。
恐竜の背中みたい。
大唐松尾根、かっこいいなぁ。
恐竜の背中みたい。
大門沢小屋への下降点に到着。
大門沢小屋への下降点に到着。
風はそれほど強くなくて、まだ降りるのもったいない。
風はそれほど強くなくて、まだ降りるのもったいない。
広河内岳方面。
しばらくここでまったりしてから降りよう。
しばらくここでまったりしてから降りよう。
体が冷えないうちにと下降をはじめると、ちょうどいい色づきのナナカマド。
3
体が冷えないうちにと下降をはじめると、ちょうどいい色づきのナナカマド。
あら、すてきなダケカンバ。
雪の重みに耐えたのね。
あら、すてきなダケカンバ。
雪の重みに耐えたのね。
赤と黄色と茶色と青!
この斜面、雪が着いたら滑りやすそう・・・
なんて、北アルプスの初冠雪を見たので、頭が雪山モードにww
赤と黄色と茶色と青!
この斜面、雪が着いたら滑りやすそう・・・
なんて、北アルプスの初冠雪を見たので、頭が雪山モードにww
かなり急な下りが続きます。
膝にくる・・・
かなり急な下りが続きます。
膝にくる・・・
キノコだ♪
リンドウ、まだ蕾。
リンドウ、まだ蕾。
だいぶ下ってきました。
小屋はまだかな・・・
だいぶ下ってきました。
小屋はまだかな・・・
丸太橋。
うーむ、膝ががくがくするので、慎重に渡らねば。
丸太橋。
うーむ、膝ががくがくするので、慎重に渡らねば。
なんとか無事到着。
受付をして、さっそくプシュ!!

この日もお布団1つに2人でした。
壁際だったからか、毛布2枚もらえたけど、寒かったです。
なんとか無事到着。
受付をして、さっそくプシュ!!

この日もお布団1つに2人でした。
壁際だったからか、毛布2枚もらえたけど、寒かったです。
3日目の夜明け。
ここからも、富士山がよく見えます。
3日目の夜明け。
ここからも、富士山がよく見えます。
テント場は満員御礼だった様子。河原に張っている人も。
テント場は満員御礼だった様子。河原に張っている人も。
さーて、3時間の下山コース。
筋肉痛が出始めたので慎重に。。。
さーて、3時間の下山コース。
筋肉痛が出始めたので慎重に。。。
いくつも丸太の橋を渡ります。
いくつも丸太の橋を渡ります。
こっちはハシゴ。
こっちはハシゴ。
斜めの丸太橋
沢はだんだん広くなっていきます。
沢はだんだん広くなっていきます。
途中登山道が浅い流れになっている箇所あり
途中登山道が浅い流れになっている箇所あり
きもちのよい森
かえではまだ緑
急な下り。気を抜くとズルッと足が滑るので、慎重に慎重に降りました。
急な下り。気を抜くとズルッと足が滑るので、慎重に慎重に降りました。
この橋は緊張した(;´Д`A ```
この橋は緊張した(;´Д`A ```
橋のないところも
橋のないところも
すっかり川
吊り橋その1
すけすけの橋
吊り橋その2
これは安心して渡れる。
この橋を渡ると登山道が終了。
これは安心して渡れる。
この橋を渡ると登山道が終了。
あんなところから歩いてきたんだねー。
あんなところから歩いてきたんだねー。
ここから林道歩き。
ここから林道歩き。
休憩小屋。
バスの案内などが張ってありました。
休憩小屋。
バスの案内などが張ってありました。
舗装道になりました。
舗装道になりました。
野菊の花畑
砂防ダムの工事現場。
「登山者の方へ、トイレをご自由にお使いください」と書いてありました。
砂防ダムの工事現場。
「登山者の方へ、トイレをご自由にお使いください」と書いてありました。
ゲートをくぐって。
ゲートをくぐって。
第一発電所前のトンネル脇にでました。
第一発電所前のトンネル脇にでました。
バスで渡ったこの橋を渡ると、もう駐車場。
バスで渡ったこの橋を渡ると、もう駐車場。
お疲れ様でした!!
お疲れ様でした!!
奈良田のお風呂はとても混雑していそうだったので、少し走ってこちら、湯島の湯でゆっくり入浴。
奈良田のお風呂はとても混雑していそうだったので、少し走ってこちら、湯島の湯でゆっくり入浴。
源泉掛け流しの洗い場
源泉掛け流しの洗い場
湯船は露天のみ。
つるつるするお湯です。ぬるめなのでゆーっくり浸かっていられました。
ちなみに飲泉できます。

山の後の温泉はたまりませんねーv(≧∇≦)v
湯船は露天のみ。
つるつるするお湯です。ぬるめなのでゆーっくり浸かっていられました。
ちなみに飲泉できます。

山の後の温泉はたまりませんねーv(≧∇≦)v

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
単3、ヘッドランプ用
1/25,000地形図
1
ガイド地図
コンパス
1
筆記具
1
ライター
1
ナイフ
1
保険証
1
飲料
1
ティッシュ
2
タオル
3
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
スパッツ
1
手袋
1
防寒用も
ビニール袋
4
替え衣類
1
入浴道具
1
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
1
クマよけ鈴
1
ファーストエイドキット
1
プラティパス&ノズル
1
時計
1
日焼け止め
1
非常食
1
コンロ
1
ガスカートリッジ
1
コッヘル(鍋)
1
ツェルト
1
ランタン・マントル
1
カメラ
1
マップラップ
1
常備薬
1
帽子orビーニー
1
眼鏡、コンタクトレンズ
1
サングラス
1
サンダル
1

感想

★出発前のあれこれ★
前回チャレンジしたのが、2012年7月の海の日連休。
あのときは、悪天候のため「北岳行ってきただけ・・・」になってしまったのでした。
1年3ヶ月ぶりのリベンジで、3000m級の稜線歩きをすべく計画決行!

8月に肩を痛めてから高い山には登っていないし、相方は仕事で一緒に行けないし、もうちょっと軽めのコースにしようかな〜って迷う。。。
でも、やっぱり歩いてみたい!!
小屋泊で荷物を軽くしてのんびり歩けばなんとかなるら〜。
よし行こう。

直前まで台風の動きにずいぶんと悩まされ、風が強いのは承知で出発。
12日のお天気予報、北岳山頂付近は風速24m。13日はだんだん風が弱まる様子。
出発前にちょいと調べたところによると
http://weather-gpv.info/gw.php
風速24m/sは「しっかりと身体を確保しないと転倒する」レベルらしい。

地図とにらめっこして、巻き道ルートが確保できる「左俣コース」で北岳山荘を目指すことにしよ。
安全に帰るのを第一目標にしよ。
相方も「生きて帰ってこそ冒険」って言ってたしww


★北岳登る(途中まで)★
3連休の朝、心配していた奈良田からのバス。
立ち席だったけど、一番のバスで出発することができて一安心。
んーでも、寝不足をここで補おうとおもってたので、50分立ちっぱなしがきつかった。
広河原インフォメーションで朝食を食べ、登山計画を提出、準備運動をして身体を慣らし出発。
最初の20分、すごくゆっくり歩いてみる。
うん、なんとか行けそう。
登山道は人がずっとつながっていたので、ずっとゆっくりペース。
あまり汗をかいたと感じなかったので、ほとんど水分補給しないで歩く。
もしかしたら、これがよくなかったのかも?
二俣から上は、水分補給も気をつけて、おやつも捕りながら歩いたけど、八本歯のコルを過ぎて風が強くなってきたあたりから、なんだか足が重い。
風よけの上着もちゃんと着たけど、おなかが冷えてシクシクする。
そんなこんなで、なんだか不安になってしまい、結果、吊り尾根分岐点で風の強さにひよって山頂までの20分を残して退散(:_;)

8月からの2月で、ちょっと気持ち弱くなってるなー。
体力も落ちてるなー。
守りに入ってるなー。

あー、いかんいかん!!
ちゃんと筋肉取り戻すべく、肩のリハビリ&足の筋トレしよ。


★山小屋の夜★
3連休だから覚悟はしてたけど、初体験の「布団1つに2人」ってのは緊張したな。
夜中に肩が痛くなって起きても、寝返りうつのに気を遣うし、やっぱりテントが気楽だな。
ただ、山荘の自炊場でご一緒するみなさんや同室のみなさんと話をするのは面白くて、単独山行も寂しくないのはいいところ。

今回も、北岳山荘・大門沢小屋ともご一緒した方々に恵まれて、たくさん山のお話もできて楽しかった♪


★高山病?★
もしかしたら、高山病だったのかも?
北岳山荘のお夕飯が食べきれなかった・・・
朝食も、無理してお腹に詰めたかんじ。
量が多かったわけでも、嫌いな味だったわけでもないのに食がすすまなかった。
頭痛くも、気持ち悪くもなかったけど、久しぶりの3000m級で空気薄かったせいなのかな???


★稜線からの景色に大興奮★
北岳の山頂は逃したけど、稜線歩きは気持ちよかった!!
富士山がずっと見えてるし、鳳凰三山・八ヶ岳・中央アルプス・北アルプス・南アルプスを青い空の下にずーっと眺められて、ほんとに幸せ♪♪
終始ニヤニヤしちゃいました。
山を眺めるルートとしては、表銀座よりいいかも。


★紅葉★
去年の柏原新道や針ノ木、4年前の涸沢と比べちゃうとちょっと寂しい色合いだったけど、2000m台の紅葉はなかなか。
稜線ではウラシマツツジとハイマツの縞々が、青い空に映えてました。



★まとめ★
トレーニング不足の身体で行くには、やっぱりちょっときついルートだったな。
不安が先に立ってもう一踏ん張りできなかったし、帰ってきてからの筋肉痛がヒドイ(泣)

稜線から見た北アルプスは雪化粧。
もうすぐ半年ぶりのスキーシーズンがやってくる!
あと1月ちょっとで身体を作り直さないと。

なんて反省点もたくさん出てきたけど、久しぶりの一人旅&稜線歩き、よい山行だったなぁ♪♪

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