双六岳

- GPS
- 56:00
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,102m
- 下り
- 2,090m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 7:18
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:45
| 天候 | 晴 曇 雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
駐車場:平日だったので、朝8時前の到着でまだパラパラと空きあり |
| コース状況/ 危険箇所等 |
全体に整備された道で、鎖場やはしごなどもなく、特に危険を感じるような場所はないが、双六岳山頂手前の広くなった場所は視界が悪い時は道を外れてしまいそう 少しだけ雪の上を歩く場所があったが、もうすぐ消えると思われる。 |
| その他周辺情報 | 下山後の温泉は多数あり |
写真
感想
1日目
今回、初の山小屋2泊予定。
天気がちょっと心配だったけど、晴れの中でスタート。
まだ新しい登山指導センターで届を出し、身支度を整えて出発。
晴れはうれしいけど、じめっと暑い。
しばらくは車も通れる林道が続き、お散歩気分。
だけど・・・暑い!
ところどころ、岩の間から冷気が漂う場所があり、気持ちいい。
笠新道入口を過ぎ、しばらく行くとわさび平小屋。
少し休憩し、再び歩き出す。
しばらくはほぼ平坦な道が続き、小池新道入口から少し進むとやっと登山道らしい道となる。
危ないところもなく、道も整備されている。
休憩にちょうどよさそうな場所が見えると思ったら、秩父沢だったので、そこでランチタイム。
沢の水が冷たくて気持ちがいい。
1時間ほど休憩してしまい、ちょっと足が重たい・・・
途中、シシウドヶ原で休憩し、やっと小屋に到着。
平日なのに食事が3回入れ替えがある。
到着がちょっと遅めだったので、食事の時間が遅く19時で、それまでの時間を持て余してしまう。
談話室でくつろごうと思ったけど、狭く、10人ほどの先客でうまっていたので外に出たものの、少し空が怪しく、ぽつぽつと時々雨粒が当たるので、小屋に入ってすぐのところにあるベンチへ移動。
しばらくすると本格的に雨が降り出し、そのうちどしゃ降りとなったので、外で宴会状態だった人たちも一斉に小屋の中へ。
もう少し到着が遅かったらこの雨にあってしまうところだった。
良かった〜
雨があがると槍、穂高連峰が姿を見せ、鏡池に写っていい景色♪
そうこうしているうちに夕食。
揚げ物たっぷりで苦しくて完食できず・・・
夕食時間が終了すると、消灯まで食堂が開放され、飲みながらまったり過ごす。
だんだんと人が減り、眠くなってきたので退散。
就寝前にちょっと外に出てみると、星空と槍の近くの小屋の灯り、そして槍のシルエットがいい感じだった。
2日目
朝、ごそごそする人たちに気づいて目が覚めると、外が明るくなりかけていたので、外を見るとちょっと雲が多い感じ。
でも、鏡池まで行くと、少し赤くなった空と槍・穂が水面に写ってきれい。
出て行って良かった〜!
朝食後、さっさと準備して出発。
弓折乗越まで、息が切れる登り。
とにかく暑い暑い・・・汗がダラダラ流れる。
弓折乗越を過ぎ、少し登ると、今まで見えなかった景色が見えてくる。
そして、花見平はその名の通り、お花畑。
花も増えてきて、テンションちょっとUPで双六小屋に到着。
さすがにまだチェックインというわけにいかないだろうから、休憩だけして、双六岳へ進む。
直登コースを登り、ほぼ平坦な場所に出たので、山頂と思いきや、どうも山頂はまだ先の様子。意外と遠い・・・
双六岳でランチの予定なので、先にここでちょっと時間のかかるアルファ米の準備をしていく。
そんな時間もとったりしていたので、小屋から山頂まで地図上のコースタイムが1時間なのに、1時間40分ほどかかってしまった。
けど、双六小屋のサイトには1:30とあったので、そんなもんなのかも。
山頂では用意したアルファ米にレトルトのカレーでランチ。
暖かい食べ物が美味しい。
その先、三俣蓮華岳へ行こうと思っていたけど、はるか遠くに見えたので、断念。
天気もちょっと怪しいし。
中道をものすごくゆっくり歩きながら小屋へと向かう。
人も少なくて、のどかな雰囲気。
ぜいたくな時間だ〜
双六岳への直登コースとの分岐あたりで、時々ほんの少しあたっていた雨がちょっと多く当たるようになってきた。
これはまずい。
急いで小屋へと下る。
小屋では去年できたばかりという木の香りがする新館の和室に入れてもらえた。
混んでいるので布団3枚に4人とのこと。
でも、そのくらいなら許容範囲。
まだ誰も部屋にいなかったので、さっさと着替えてしまう。
そして、ふと外を見ると、雨。
テント場の人たちがあわてふためいているのが見えた。
昨日に引き続き、雨にあわずに済んでよかった・・・
途中、三俣蓮華岳が私が思った山よりずっと近くにある山だということが発覚し、
行かなかったことを若干後悔しかけたけど、行ったら確実に雨に降られたから、行かなくて正解だった。またいつか。
到着が早かったので、談話室で本などを見ながら過ごす。
夕食も16時半と一番最初。
食後はまた談話室でくつろぐ。
スタッフが部屋を移動しませんかと声をかけてまわっていて、
詰めて入れたものの、予想よりは宿泊者が少なくなった様子。
親切な小屋だ。
夕食時に近くに座っていた人も鏡平まで降りる予定が、雨で断念したといっていたので、その逆などもあったのだろう。
いつの間にかテレビがついていて、グレートトラバースという番組をやっていた。
談話室に入れず、廊下で立って見ている人もいて、すごい食いつきだ。
百名山を制覇するという番組のようで、途中、「双六へ…」という言葉が出て、一斉に歓声があがっていたけど、番組ではチラリとも映らなかった。
番組が終了し、部屋へ戻ると、2人他の部屋へと移動していて6人となり、1人1枚の布団で寝られるようになっていた。
ありがたい。
3日目
夜中、暑くて何度も目が覚め、しばらく眠れなかったりしたので、朝目が覚めた時には明るくなっていて、既に2人出発していた。
全然気づかなかった〜
というわけでご来光を見ることもなく、今日は下山するだけ・・・
さっさと準備し、朝食後、出発。
小屋のスタッフがわざわざ外まで出て見送ってくれる。
歩き始めは少し肌寒く感じたけど、歩いているうちにすぐに暑くなってきた。
今日は登ってくる人が結構多い。
みんな息を切らせ、汗だくで登ってくる。
ポイントとなる場所で短く休憩を取りながら、やっとわさび平山荘にたどり着くと、もう下山完了みたいな気がしてくるけど、ここからが意外と辛いのだ・・・きっと。
早朝から歩いている人にとってはお昼にちょうどいい時間なので、そうめんを頼んでいる人がたくさん。
ちょっと引かれるものはあったけど、行動食のみで先へ進む。
予想通り地味な疲れで途中から歩みが遅くなっていったけど、美濃戸の林道よりは車も通らないし(自転車が通ったけど・・・)だいぶマシだ。
登山届を出した登山指導センターで下山届を出し、とにかくお風呂〜ということで、
近くは混んでいそうだったので、平湯の森まで移動し、汗を流した。
小屋以外はあまり人が多くなかったせいか、なんとなくまったりとした3日間だった。











一度は行ってみたい、その向こうの雲の平は憧れの場所。
こんな所で一週間位のんびりしてみたい。
雲の平、あこがれの場所ですよね〜
私も時間があればぜひ行ってみたい場所の一つです
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