ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 497494
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南アルプス間ノ岳、農鳥岳

2014年08月17日(日) 〜 2014年08月19日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
子連れ登山 inuwasi その他3人
GPS
56:00
距離
29.3km
登り
1,949m
下り
2,920m

コースタイム

1日目
山行
2:50
休憩
0:00
合計
2:50
13:30
170
16:20
2日目
山行
6:10
休憩
0:30
合計
6:40
8:20
50
9:10
9:20
210
12:50
13:00
60
14:00
14:10
50
15:00
3日目
山行
7:40
休憩
0:10
合計
7:50
6:30
40
7:10
50
8:00
8:10
30
8:40
0
8:20
340
宿泊地
14:00
ゴール地点
天候 1日目晴れのち曇り時々雨
2日目雨のち晴れ
3日目曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自転車
夜叉神〜広河原間、土砂崩れのため甲府から奈良田経由となっていた。バス乗車時間非常に長い。車に酔いやすい人は注意。
コース状況/
危険箇所等
悪い所はほとんどなかった。わかりずらい所もなし。大門沢沿いの吊り橋はスリリング。上部でガレ場に迷い込みそうなところあり。
長いなが〜いバスで奈良田到着。
2014年08月17日 11:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/17 11:25
長いなが〜いバスで奈良田到着。
バスを乗り換え、またなが〜いバスの旅。
2014年08月17日 11:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/17 11:31
バスを乗り換え、またなが〜いバスの旅。
ようやく野呂川出合。早朝家を出たのにもう昼過ぎだ。
2014年08月17日 13:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/17 13:14
ようやく野呂川出合。早朝家を出たのにもう昼過ぎだ。
アサギマダラがお出迎え。
2014年08月17日 13:31撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/17 13:31
アサギマダラがお出迎え。
ミドリヒョウモン。いっぱいいました。
2014年08月17日 13:34撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/17 13:34
ミドリヒョウモン。いっぱいいました。
良い渓ですなあ。ヤマトイワナの保護区らしいですね。
2014年08月17日 13:38撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/17 13:38
良い渓ですなあ。ヤマトイワナの保護区らしいですね。
でもって、すっきりしない天候。
2014年08月17日 14:07撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/17 14:07
でもって、すっきりしない天候。
ベニヒカゲ
2014年08月17日 14:11撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/17 14:11
ベニヒカゲ
崖崩れで道路が寸断されている。日常事らしいですが・
2014年08月17日 14:49撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/17 14:49
崖崩れで道路が寸断されている。日常事らしいですが・
イワナ釣りたい。
2014年08月17日 14:54撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/17 14:54
イワナ釣りたい。
43分17秒って、、、微妙な時間
2014年08月17日 15:17撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/17 15:17
43分17秒って、、、微妙な時間
ツマジロウラジャノメ。「岩の蝶」らしいです。確かに、崖の法面にいました。
2014年08月17日 16:01撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/17 16:01
ツマジロウラジャノメ。「岩の蝶」らしいです。確かに、崖の法面にいました。
天気良かったら泳ぎたいですねえ。
2014年08月17日 16:07撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/17 16:07
天気良かったら泳ぎたいですねえ。
なんとも趣のある径です。
2014年08月17日 16:20撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
3
8/17 16:20
なんとも趣のある径です。
2日目の朝、早朝より降り出した雨があがりそうな雰囲気になったので、前に進むことにしましたが、遅出で、両俣小屋のおばちゃんに「遅いからきをつけな」と忠告されました。
2014年08月18日 07:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/18 7:31
2日目の朝、早朝より降り出した雨があがりそうな雰囲気になったので、前に進むことにしましたが、遅出で、両俣小屋のおばちゃんに「遅いからきをつけな」と忠告されました。
朝の雨がうそのように晴れてきました。帰らないで良かった〜。
2014年08月18日 09:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/18 9:34
朝の雨がうそのように晴れてきました。帰らないで良かった〜。
反対の尾根も見えてきました。
2014年08月18日 09:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/18 9:34
反対の尾根も見えてきました。
栂の道を行きます。
2014年08月18日 09:48撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 9:48
栂の道を行きます。
標高が高くなってきました。
2014年08月18日 10:10撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 10:10
標高が高くなってきました。
子供のリクエストで空の青と白を撮りました。
2014年08月18日 10:26撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 10:26
子供のリクエストで空の青と白を撮りました。
ヒガラくんがお出迎え。
2014年08月18日 10:42撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 10:42
ヒガラくんがお出迎え。
気持ちの良い樹林帯でした。
2014年08月18日 10:45撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 10:45
気持ちの良い樹林帯でした。
白峰の稜線が見えてきました。
2014年08月18日 11:51撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 11:51
白峰の稜線が見えてきました。
2014年08月18日 11:55撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 11:55
振り返ると長い尾根ですね。仙塩尾根。ほんの一部ですが。
2014年08月18日 12:02撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 12:02
振り返ると長い尾根ですね。仙塩尾根。ほんの一部ですが。
三峰岳への登り。近そうで、なかなか着きません。
2014年08月18日 12:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/18 12:30
三峰岳への登り。近そうで、なかなか着きません。
子供が先行して歩きます。だいぶ先に行ったなあ。
2014年08月18日 12:37撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 12:37
子供が先行して歩きます。だいぶ先に行ったなあ。
振り返ると、結構高度感あります。
2014年08月18日 12:44撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 12:44
振り返ると、結構高度感あります。
三峰岳2999m登頂!
2014年08月18日 12:48撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 12:48
三峰岳2999m登頂!
農鳥もガスがかかっています。
2014年08月18日 12:49撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 12:49
農鳥もガスがかかっています。
塩見に続く尾根。
2014年08月18日 12:49撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 12:49
塩見に続く尾根。
間ノ岳を目指します。
2014年08月18日 12:55撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 12:55
間ノ岳を目指します。
濃い青と白のコントラストがいいですねえ。
2014年08月18日 13:23撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 13:23
濃い青と白のコントラストがいいですねえ。
農鳥小屋も小さく見えてきています。
2014年08月18日 13:28撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 13:28
農鳥小屋も小さく見えてきています。
2014年08月18日 13:38撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 13:38
イワギキョウが風に耐えちます。
2014年08月18日 13:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/18 13:42
イワギキョウが風に耐えちます。
猛禽! ノスリでした。
2014年08月18日 13:44撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
2
8/18 13:44
猛禽! ノスリでした。
またも、猛禽!チョウゲンボウでしょうか。
2014年08月18日 13:44撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 13:44
またも、猛禽!チョウゲンボウでしょうか。
何か狙っているようでした。
2014年08月18日 13:45撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 13:45
何か狙っているようでした。
今回のメインである、間ノ岳到着。ガスってしまい、眺望は残念ながら良くありませんでした。
2014年08月18日 14:13撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 14:13
今回のメインである、間ノ岳到着。ガスってしまい、眺望は残念ながら良くありませんでした。
農鳥に向かい、歩き出すと、ガスが切れてきました。
2014年08月18日 14:29撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 14:29
農鳥に向かい、歩き出すと、ガスが切れてきました。
本日の宿泊場所の、農鳥小屋目指します。下るだけ!
2014年08月18日 14:37撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 14:37
本日の宿泊場所の、農鳥小屋目指します。下るだけ!
農鳥小屋に到着、手続きを済ませ、テン場に来ました。噂の小屋の主人には、特に怒られることもなく、平和でした。
2014年08月18日 15:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/18 15:53
農鳥小屋に到着、手続きを済ませ、テン場に来ました。噂の小屋の主人には、特に怒られることもなく、平和でした。
雲が切れてきて、眺望が開けてきました。
2014年08月18日 15:53撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 15:53
雲が切れてきて、眺望が開けてきました。
富士山が、どーんと見えてきました。
2014年08月18日 15:53撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 15:53
富士山が、どーんと見えてきました。
僅かなスペースにテントが張り付いています。
2014年08月18日 16:04撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 16:04
僅かなスペースにテントが張り付いています。
水場です。往復30分となっていますが、お花畑を通っていくので、もっと近く感じました。下りは走ったし、。
2014年08月18日 16:35撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/18 16:35
水場です。往復30分となっていますが、お花畑を通っていくので、もっと近く感じました。下りは走ったし、。
絶景のテン場ですね〜。水場は遠いけど、それなりの良さがあります。
2014年08月18日 18:36撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/18 18:36
絶景のテン場ですね〜。水場は遠いけど、それなりの良さがあります。
雲の中に夕陽が落ちていきました。
2014年08月18日 18:38撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 18:38
雲の中に夕陽が落ちていきました。
雲が晴れ、明日目指す農鳥が見えました。
2014年08月18日 18:39撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
5
8/18 18:39
雲が晴れ、明日目指す農鳥が見えました。
なんともいい眺め。
2014年08月18日 18:41撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/18 18:41
なんともいい眺め。
3日目の朝。夜は天体ショーさながらの星空でした。
2014年08月19日 04:35撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 4:35
3日目の朝。夜は天体ショーさながらの星空でした。
御来光と富士。と思いきや、ガスがかかってきました。
2014年08月19日 04:36撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/19 4:36
御来光と富士。と思いきや、ガスがかかってきました。
それはそれで、幻想的な雰囲気でした。
2014年08月19日 04:36撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/19 4:36
それはそれで、幻想的な雰囲気でした。
しかし、出発する頃には、強風で息もできないほど。子供が飛ばされないか心配でした。眼鏡に霧が付着して視界も悪くなるし。
2014年08月19日 06:38撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 6:38
しかし、出発する頃には、強風で息もできないほど。子供が飛ばされないか心配でした。眼鏡に霧が付着して視界も悪くなるし。
西農鳥は嵐の中、そして、農鳥岳。
2014年08月19日 08:00撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/19 8:00
西農鳥は嵐の中、そして、農鳥岳。
農鳥岳を超えると、だんだんガスが晴れてきて。
2014年08月19日 08:22撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:22
農鳥岳を超えると、だんだんガスが晴れてきて。
眼下に雲海。
2014年08月19日 08:23撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:23
眼下に雲海。
遠くの山並みも見えてきました。
2014年08月19日 08:23撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:23
遠くの山並みも見えてきました。
富士山も!小さな傘を携えています。
2014年08月19日 08:26撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:26
富士山も!小さな傘を携えています。
2014年08月19日 08:32撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:32
広河内岳ですね。
2014年08月19日 08:32撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:32
広河内岳ですね。
塩見方面。
2014年08月19日 08:33撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:33
塩見方面。
富士山に向かっていきます。
2014年08月19日 08:34撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/19 8:34
富士山に向かっていきます。
傘が少し大きくなったでしょうか。
2014年08月19日 08:36撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/19 8:36
傘が少し大きくなったでしょうか。
大門沢下降点から、あとは下るのみ。
2014年08月19日 08:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/19 8:41
大門沢下降点から、あとは下るのみ。
八ヶ岳?
2014年08月19日 08:45撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:45
八ヶ岳?
2014年08月19日 08:45撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 8:45
富士山目指し?下ります。
2014年08月19日 08:45撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/19 8:45
富士山目指し?下ります。
ホシガラス。結構しつこく近くを飛び回っていました。
2014年08月19日 08:47撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/19 8:47
ホシガラス。結構しつこく近くを飛び回っていました。
樹林帯手前。
2014年08月19日 09:01撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 9:01
樹林帯手前。
樹林愛帯に入り、急坂でどんどん高度を下げますが、滑りやすく、何度かコケました。
2014年08月19日 09:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/19 9:47
樹林愛帯に入り、急坂でどんどん高度を下げますが、滑りやすく、何度かコケました。
ウスタケ? 結構多かった。
2014年08月19日 10:07撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
1
8/19 10:07
ウスタケ? 結構多かった。
崩れてますね。
2014年08月19日 10:13撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 10:13
崩れてますね。
山が深いです。さすが南アルプス。
2014年08月19日 10:17撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 10:17
山が深いです。さすが南アルプス。
渓をいくつも渡ります。
2014年08月19日 11:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/19 11:37
渓をいくつも渡ります。
気持ちのいい緑です。
2014年08月19日 11:47撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
8/19 11:47
気持ちのいい緑です。
箱庭のような雰囲気。
2014年08月19日 11:58撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/19 11:58
箱庭のような雰囲気。
林床が広く、なんだか、いい雰囲気の森です。
2014年08月19日 12:02撮影 by  PENTAX K200D , PENTAX Corporation
2
8/19 12:02
林床が広く、なんだか、いい雰囲気の森です。
吊り橋をいくつも渡りました。かなりスリリングなのもありました、、、。
2014年08月19日 12:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/19 12:25
吊り橋をいくつも渡りました。かなりスリリングなのもありました、、、。
工事現場となっている河床に降りました。
2014年08月19日 13:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/19 13:01
工事現場となっている河床に降りました。
後は道路歩き、足の裏が痛くなってきました。奈良田からはまた、あの長〜いバスです。
2014年08月19日 13:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/19 13:39
後は道路歩き、足の裏が痛くなってきました。奈良田からはまた、あの長〜いバスです。

装備

備考 バス乗車長すぎた。子供にはつらい。着替えが多すぎ。スマホ、ほとんど使わず(谷間では使えず)このくらいの行程では予備バッテリ必要なし。

感想

急に大型物件が入り、夏休みが消失。それでもなんとか休日出勤の振替休日と日曜日くっつけて無理やり2泊3日分確保。
が、出発2日前深夜に、「準備出来てないから無理。」というカミさんの書置きで心が折れた。また、休日出勤するか。
そんなこんながありつつも、
17日の早朝、駅に向かって必死に自転車をこいでいた(でかいザック背負って)。
スーパーあずさで甲府へ。この時点で、下の子に異変が。吐いてしまった。
このまま、あの激長のバスに耐えられるとは思えない。
再び心が折れそうになった。
しかし、結局、長〜いバス内で胃液を吐きつつ耐えていた。
これでもかとバスを2つ乗り換えて野呂川出合に降り立つ。
そこで、これまで晴れていたのに雨が、、、。
ゆっくり休んで?気を取り直して歩き出す。
雨があがって暑くなり、雨具を脱ぐと再び雨。
雨具を着ると雨があがる。
暑くて脱ぐと再び雨。
いい加減にせんかい!
平坦なのにぐったりしつつ、両俣小屋へ到着。
テントが2張り、その間にお邪魔さま。
夜には星がちょこっと出ていた。
2日目の朝。(18日)
起きようとしていた時、
ポツ、ポツ、
とテントをたたく音。
おいおい、やめてくれよ、雨かよ〜
それまで、全く気配のなかった雨が、冗談のように降り出した。
完全に意気消沈。
家族中、前進はないな。敗退だな的な雰囲気。
フリーズドライな朝食を済ませ、進退決めやらぬままダラダラ準備し、
「とりあえず、稜線まで出よう。そこで、まだ降ってたら帰ろう。」
という事にし、出発。
8時過ぎていたので、両俣小屋のおばちゃんには、「あんたら出発遅いから、気を付けて行きなさいよ。」と言われてしまった。
樹林帯を進み、傾斜がきつくなり登りにあえいでいると、やがて、これまた冗談のように雲が切れてきた。
もう、引き返そうという者はなく、一気に野呂川乗越にたどり着く。
仙塩尾根に出た。長い樹林帯を進む。
徐々に高度を上げ、いくつかピークを越し、灌木帯になり視界が開けた。
雲が多めだが、時折、遠くの稜線が見渡せたりしつつ、岩稜帯になり、いくつかだましピークに騙されつつ、三峰岳にたどり着く。あと1mで3000mになりきれなかったピーク。
間ノ岳を目指す。
今回、白峰三山ではなく、北岳抜きの二山としたのは、一昨年、北岳にはやはり家族で登っていたため。
間ノ岳が再測量で、奥穂とならんで3位となったため、昨年奥穂に、やはり家族登山に来ていたので、今年は同位の間ノ岳を押えておこうと決めていました。
7月に家族で富士山登頂したので、これで、家族全員1,2,3,3位を押えることが出来ます。
と、言っているうちに、雲ってあまり眺望がない間ノ岳到着!
記念撮影後、いそいそと農鳥小屋目指す。15時以前到着しないと小屋の主人に怒られそうだし。前を行く登山者をどんどん抜き、ぎりぎり到着。
ウケツケは小屋のお姉さんにしてもらい、主人との接触が少なかったこともあり、怒られる事はなかった。
早速、良いテン場を探すも、ほとんど傾斜地。
中でも少しましなような場所に強引に張る。
子供らは念願のバッジを購入。
間ノ岳とまだ登ってないけど農鳥岳2000円の出費。
仕方ないか、このために来たようなものだし。
往復30分という水場へ代表して向かう。水場までの沢沿いの下り坂を走って行こうかと思ったら、道沿いに高山植物があったので退屈しない。約12リットルほど汲んで登り返すが、それほど長く感じなかった。
日が暮れ始め、雲が晴れてきて、富士山や秩父八ヶ岳などが時折見えるようになり、農鳥も間の前にでーんとそびえていた。
なかなかのロケーションである。苦労してテントを担ぎ上げた甲斐がある。
3日目(19日)の朝、満天の星が瞬いていた。東の地平線がオレンジ色に染まりつつあり、富士山もぼんやりと照らされつつある。
御来光か、という時に、先ほどから強く吹き付けていた西風に乗ってついに雲が下りてきて、幻想的な雰囲気となった。
が、それも束の間、辺りは雲に包まれてしまった。
朝食後、テントをたたんで出発。予定より30分出遅れ。
稜線に出るといきなり西風に叩き付けられる。息ができなくなるほど。霧混じりで眼鏡が曇って視界が悪くなるので、外したり着けたり煩わしい状況が続いた。もちろん眺望はない。
暴風の中西農鳥到着。農鳥岳へ向かう。途中、嵐の中休みながら行動食。
それでも農鳥岳に着くころには天候も安定してきた。
農鳥を後にする頃にはすっかり回復し、大門沢下降点手前あたりでの正面に見える富士山は圧巻だった。
下降点から降りる頃には暑くなってきて、雨具を脱いで、身軽になる。ホシガラスが辺りを飛び回っていた。
樹林帯の下りで高度をぐんぐん下げ、沢の音が大きくなってくる。
それでもなかなか終わらない。南アルプスの広さ大きさを身に染みて感じる。
沢をいくつも渡り、道自体が沢になっていたり、水が豊富な南アルプスも体感する。
やがて、大門沢小屋を通過するころからは、疲労度が増し、滑って転んだりする者が出てきてほとんど惰性で前に前にと進む。
もっと、ゆっくり、じっくり楽しみたいなあという自然にあふれている。あの沢で遊んだり、あの森で寝転んだり。
また来たいなあとつくづく思う。
林道歩きでは、足の裏が痛くなった。
足早で、なんだかもったいない、もっといたい。後ろ髪をひかれつつ帰路へと向かった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1098人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら