記録ID: 5804858
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
槍穂高（大キレット）縦走：槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳・北穂高岳・涸沢岳（上高地からの周回）
2023年08月04日(金) 〜
2023年08月08日(火)
長野県
岐阜県
ridgewalker
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 21:16
- 距離
- 47.9km
- 登り
- 3,199m
- 下り
- 3,197m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 4:57
距離 14.9km
登り 484m
下り 163m
2日目
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:20
距離 6.2km
登り 1,416m
下り 169m
3日目
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:15
距離 6.4km
登り 762m
下り 755m
4日目
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:08
距離 13.4km
登り 479m
下り 1,991m
7:00
7:05
48分
涸沢のコル
12:56
| 天候 | 8/4：晴れ（夜半雨） 8/5：晴れ（午後曇り→にわか雨） 8/6：晴れのち曇り（夜半雨） 8/7：晴れのち曇り（涸沢から下は晴れ） 8/8：晴れ（雲多い） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
・沢渡〜上高地はシャトルバスを利用（運賃：往復2400円） |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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播隆窟から東側を望む
常念岳と蝶ヶ岳の稜線
奥には八ヶ岳と南アルプス
常念岳と蝶ヶ岳の稜線
奥には八ヶ岳と南アルプス
鷲羽岳、水晶岳など裏銀座の稜線と、奥には黒部五郎から立山までを一望
槍ヶ岳山頂からの景色��
東鎌尾根から表銀座へと連なる稜線
大天井岳を経て常念岳へ
東鎌尾根から表銀座へと連なる稜線
大天井岳を経て常念岳へ
槍ヶ岳山頂からの景色��
そして翌日歩く南側の稜線
大キレットの先は暑い雲の向こう
そして翌日歩く南側の稜線
大キレットの先は暑い雲の向こう
受付を終えランチ
槍ヶ岳山荘グループ名物のブラックキーマカレー
そこそこ辛口
槍ヶ岳山荘グループ名物のブラックキーマカレー
そこそこ辛口
くっきり晴れ渡った空だが、予報が不安定だったため計画前倒しでスタート
槍ヶ岳山荘のテン場から大喰岳を望む
ここからの稜線を歩くのは初めて
ここからの稜線を歩くのは初めて
中岳山頂を後に南岳へと向かう
前日拝めなかった北穂から奥穂ともご対面
ジャンダルムもくっきり
前日拝めなかった北穂から奥穂ともご対面
ジャンダルムもくっきり
長谷川ピークは両側が切れ落ちており、慎重に進む
まずは長野側をトラバース
まずは長野側をトラバース
下りきったところで北穂から来た登山者とすれ違い
登山者の右側に手すりあり
ここは今回最も気を使った箇所
登山者の右側に手すりあり
ここは今回最も気を使った箇所
ここは両側がすっぱり切れ落ちており、下る場合はプレッシャーがかかりそう
ここも切れ落ちた斜面のトラバースだが、鎖と鉄のステップが設置されている
ランチは11時から
アラビアータを注文
器の「北ホ」マークがおしゃれ
アラビアータを注文
器の「北ホ」マークがおしゃれ
テラスで粘っていたら、槍ヶ岳にかかっていた雲が抜けました！
大満足の景色
大満足の景色
北穂高小屋の夕食は豚の生姜焼
一汁三菜かつお味もよく、山小屋とは思えないクオリティ
これはまた来ないと
一汁三菜かつお味もよく、山小屋とは思えないクオリティ
これはまた来ないと
前穂北尾根
朝から雲が多く、しかも鱗雲
午前中から天気が崩れる可能性があるため早めに出発
朝から雲が多く、しかも鱗雲
午前中から天気が崩れる可能性があるため早めに出発
北峰から南峰を望む
この時間帯は奥穂山頂や吊尾根もよく見えてました
この時間帯は奥穂山頂や吊尾根もよく見えてました
南峰から涸沢岳への縦走を開始
早くも奥穂山頂が雲に覆われてしまいガッカリ…
早くも奥穂山頂が雲に覆われてしまいガッカリ…
涸沢カールから見える涸沢槍は左のピーク
登山道は2つのピークの間を抜ける
登山道は2つのピークの間を抜ける
Sガレ付近に咲くマイヅルソウ
この時期に見られるとはびっくり
遅くまで雪が残っていたのかな
この時期に見られるとはびっくり
遅くまで雪が残っていたのかな
そしてこの日は徳澤園で一泊
一度やってみたかった
3日分の汗を流してすっきり
一度やってみたかった
3日分の汗を流してすっきり
感想
・今年の夏山シーズンのメインイベント。毎年計画しながら、天候や休みの関係でなかなか実現しなかった大キレット縦走。天候に恵まれようやく踏破することができ、喜びもひとしお。
・今回の山行は、難所の飛騨泣きや不安定な涸沢槍の急坂を登りに取れることから、“槍穂高縦走”の文字通り槍ヶ岳から南下するルートを選択。現場判断を重視、事前のルート確認にはあまり時間をかけなかったが、実際歩いてみて、両者とも下りの方が難易度が上がる印象。一方、長谷川ピークは北上する方が飛騨側の急斜面を登って信州側に乗越すことができるため若干歩きやすいかも。
・今回のルートで最も気を使ったのは、やはり長谷川ピーク。稜線の両側が切れ落ちており、落ちたらただでは済まないため、三点確保で慎重に通過。この他、涸沢岳は落石事故が多いため、逆方向に縦走する登山者とのすれ違いはラインの真下に入らず、極力距離を取って安全と思われる場所で待機。
・登山計画は余裕を持った行程で作成したが、それを考慮しても山プラの標準コースタイムはかなり甘い印象。3日目の大キレットと4日目の北穂〜涸沢岳は、単独行ということもあり慎重に行動。その他も景色や高山植物を楽しみながらノンビリ歩いたつもりだったが、歩くペースが「とても速い」と表示され驚き。
・夏休みということで時間がたっぷりあったことから、最後は前から一度泊まってみたかった徳澤園に宿泊。計4泊とゆったりした山旅になったが、何もなければコンディションさえ良ければ2泊で十分な印象。
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