仙丈ヶ岳で南アルプスデビュー! ライチョウ親子がお出迎え

- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
| 天候 | 晴☀ 曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
http://www.city.ina.nagano.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html 手荷物料金の必要になるサイズのザックが置いてあったけど、かなり小さなものだったので、通常は手荷物料金が必要と思った方がよい |
| コース状況/ 危険箇所等 |
全体に整備された道で、危険箇所は特にない 藪沢ルートは数ヶ所ロープあり 崩落による迂回あり 沢沿いだけあって花は多い 最後の北沢峠への登りが結構きつい |
| その他周辺情報 | バス停に周辺の温泉、飲食店などの情報や、割引券などが置いてある いちばん近いお風呂は仙流荘だが、温泉ではない 仙流荘 http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/ 温泉は下記が比較的近くにある 高遠さくらホテル http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd4/ 高遠温泉 さくらの湯 http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd1/index.php?id=2 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
初南アルプスは仙丈ヶ岳へ。
仙流荘から8:05のバスで北沢峠へと向かう。
1時間弱で北沢峠へ到着、身支度を整えて9時過ぎに出発。
樹林帯だけど風が抜けるので涼しい。
20分ほど登ると一合目のカンバン発見。
さらに20分ほどで二合目。
そして2時間弱で五合目。ほぼコースタイム通り。
そこから少し登ると空が近くなってきた。
樹林帯を抜けて、六合目。ここでランチ休憩。
半分雲がかかっているけど、甲斐駒がよく見える。
いったん休憩すると、その後の足取りがしばらく重くなる。
暑いし、なかなか進まない。すぐに息が上がってしまう。
それでも足を前に出している限りは少しずつ進んでいく。
左には北岳、正面に小仙丈ヶ岳、振り返ると甲斐駒。
なかなか進まないと思いながらも、六合目は結構下に見えていて、しばらくするとやっと小仙丈ヶ岳に到着。
そこから少し歩くと、すれ違う人がみな息があがっていてツラそう。
下りなのに?と思っていたら、こっちが下りとなる岩場があった。
岩場を下りきって、8合目を過ぎ、ちょっと疲れてきたなと思いながらも、しばらく雰囲気の良い景色を眺めながら30分ほど歩くと仙丈小屋への分岐が。
さて、このまま仙丈ヶ岳に登るか、それとも小屋へ向かうか・・・
雲が増えてきているし、ちょっと疲れたし、とりあえず先に小屋へと向かうことにして、分岐を右に進み、下る。
平坦なのかと思ったら、結構下る。
人の声が聞こえてきて、左へ曲がった道を行くと小屋が目に入る。
小屋の前にはオーナーと思われる人がいて、お泊りですか?と、階段上の受付へと案内してくれた。
受付を済ませ、寝床を確保し、まだ時間もあるのでとりあえず山頂へ行こうかと、必要な荷物だけ持って出ると、オーナーが今は雲の中で何も見えないし、雷が鳴る可能性もあるから、明日も天気いいし明日にした方がいいとアドバイスしてくれたので、素直に従う。
とりあえずは小屋の周りを散歩することにして、外に出ると、
なんとライチョウ親子がお散歩中!
子供は2羽。
子供が出てくる時期になると、オスを全然見かけなくなるんだけど、どこ行っちゃってるんだろう?
子供がちょろちょろ動き回り、親はクゥクゥとなき、子を呼んでいるようだ。
しばらく外にいると寒くなってきたので中に入り、食堂で本を読んだりしていると、
食事の準備が始まった。
どこうとしたら、どかなくていいと言ってくれ、そのまま流れで夕食。
2回あるようだったので、食事が終わったら外に出る必要があるかと思ったら、
席はすべて埋まらないようで、席を移動するだけで出なくても済んだ。
寝床以外に室内でいる場所があると助かる。
日の入りが19時過ぎということで、そのくらいの時間に外に出てみる。
夕食時間前後は外は真っ白だったけど、少しましになっていたものの、あちこちにモクモクと雲がでていて、遠くで雷も。
オーナーの話では、諏訪、佐久あたりは雷雨とのこと。
確かに八ヶ岳の方向にある雲を見ていると、稲光が・・・
だんだん暗くなってきて、消灯も19:30と聞いていたので部屋に戻って寝る準備。
19:30になると声がかかって真っ暗に。
早っ!と思いながらも割とすぐに眠ってしまったけど、22時くらいに隣の人たちがビニール袋をガサガサやる音で目が覚め、さらにどこかへ行って戻ってくると大きな声で話していたので、しばらく眠れなくなった。
翌朝は3時ごろから出ていく人が出始めて、ほとんどの人が動き出したので、
寝起きが悪い私はしばらくぼーっとした後、勢いで山頂へ向かうことにして、
身支度を整えて4時頃から登る。
日の出が4:45くらいということで、十分間に合った。
思ったほど寒くなかったけど、やはり日の出前後になると、急に冷えてきた。
山頂からは360度大パノラマ。
中央アルプス、御嶽、乗鞍、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父、甲斐駒、鳳凰三山、富士山、白峰三山など絶景が楽しめる。
空の色が変わっていくのも楽しむことができた。
日が昇ると、中央アルプスの左に仙丈ヶ岳の影がうつるのも見られた。
山頂での絶景を堪能し、小仙丈沢カール側から更に景色を楽しみながら小屋へと下って行き、朝食。
準備を整えたら下山開始。
登ってきた道ではなく、藪沢ルートで下山する。
こちらは登ってきたルートよりも花が多い。
五合目への分岐以降、特に何も目印もなくひたすら下っていき、林道が見えたので、もうすぐ大平山荘かと思いきや、歩いても歩いても到着せず。
やっと到着してほっとしたのもつかの間、バス待ちをしている様子の人に、あらかじめここからバスに乗ると連絡を入れておかないと乗れないようなことを言われたので、北沢峠まで行くことに。
北沢峠までの道は意外とキツイ登りで長く、とてもじゃないけど聞いた5分から10分弱いう道のりではなく、かなり急ぎで歩き、最後の車道は少し走って9:58に到着。
大平山荘からバスに乗れるなら余裕があったけど、ぎりぎりでバスに飛び乗ることになり、最後の最後であわただしくなってしまった。
そのバスを逃すと13時なので・・・













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