記録ID: 696768
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
新穂高温泉から黒部五郎、鷲羽、水晶 三日間
2015年08月10日(月) 〜
2015年08月12日(水)
富山県
長野県
岐阜県
奥白根
blueist
supercub50
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 55:20
- 距離
- 60.4km
- 登り
- 4,598m
- 下り
- 4,673m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 11:43
距離 21.0km
登り 2,091m
下り 931m
16:09
2日目
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 11:52
距離 19.3km
登り 1,792m
下り 1,605m
15:56
3日目
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:29
距離 20.1km
登り 700m
下り 2,148m
11:27
| 天候 | 曇り〜晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
特になし |
| その他周辺情報 | 下山後 駐車場直ぐ近くの 野の花山荘 で三日間の汗をきれいに流しました。ここはたいへん綺麗な露天風呂と内風呂がありノンビリとできました。 |
写真
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中央自動車道の談合坂SAでトイレ休憩 コンビニで朝食を買い込んで新穂高温泉を目指します。
深山荘の駐車場は満車。上の鍋平の駐車場を利用します。てきぱきと準備して出発〜
登山指導センター着 トイレを済ませ、だいぶ明るくなってきたのでヘッドライトをしまいました。
秩父沢出合着。ここで大勢の人が休憩をとっていました。実に爽快な場所です！自分達もしばし休憩。
さらに登るとシシウドヶ原に着。暑いのでコマめに水分補給の休憩を取ります。
鏡池に到着〜〜 ここに来るのは始めてです。北アに来た実感が沸いてきます。
十分休憩して双六小屋を目指します。槍もだいぶ近づいてきました。
双六池付近の木道を進むと小屋に到着。ここで各自昼食を済ませます。
今日は巻き道を利用します。稜線は帰りの楽しみに取っておきますwww
三俣峠に到着！ここから急斜面を登り三俣蓮華岳山頂に向かいます。山頂までの距離はものすごく短いです。
山頂から少し降ると雨はふっていませんでした。でも相変わらずガスだらけで周囲の景色はなし。
樹林帯の中に入ります。虫除けスプレーにビクともしない羽虫の攻撃が厄介です。
小屋に到着〜 この後直ぐに激しい夕立がありました。間一髪セーフ！小屋の夕食はてんぷらでした。
夕立後の夕日に染まる薬師方面。前日まったく寝ていないので全員落ちるように寝てしまいました。散策したかった・・・
翌日は三時に起床して自炊場で朝食を済ませます。外に出ると満天の星空！朝早いにもかかわらず小屋の中は騒がしかった。
今日の目標は黒五と水晶です。まだ暗い中最初の目的地である黒部五郎岳に向けて歩きます。
東側ではだいぶ空が明るくなってきました。今日も天気はよさそうです。
日の出です。このメンバーで日の出を見るのはもしかすると始めてかも・・・いやI君がいない・・・
圏谷の中を爽快にあるきますが、景色に見とれてなかなか先に勧めません。
これをみにきた！感動です。数歩進んでは立ち止まり景色を眺めるモードに突入中！
二人で記念撮影、実はI君はまだ小屋で寝ています。来ればよかったのに。
圏谷の中を流れるこの高度にしては水量豊富な沢。手を洗うと、しびれるほど冷たかった。
稜線に出るとすぐに北の俣岳との分岐点に到着。ここに荷物を置いて頂上を目指します。
分岐を過ぎるとすぐに黒部五郎岳頂上に到着！二回目です。山頂からは北アの山々が見渡せました。
カール経由で小屋に戻ります。この辺から登りの人のラッシュに遭遇。
名残惜しいですがカールを後にして小屋に戻ります。登り時と一緒でなかなか先に進めません。
綺麗な清流を何度か横切り小屋に向かいます。ミツガシワなどの湿地性植物も沢山咲いていました。
お菓子を摘んでいたI君と合流、長めの休憩と移動の準備を終え、三俣山荘に向け出発。登りの途中から見る黒部五郎岳。
（写ってないけどw）まもなく三俣山荘です。これから登る鷲羽岳が威圧的です。今日は水晶まで行きますよ〜。
三俣山荘で昼食です。何故か全員同じものを注文していました・・・そういえば行動食が有り余ってるな〜
山荘で宿泊手続きをすませ、十分休憩を取ってから鷲羽岳に向かいます。余計な荷物は山荘に置いていきます。
登りは楽勝です。ほ、ほんとですよ。荷物軽いですから〜。 ちなみにI君は山荘でお留守番です。
45分ほどで鷲羽岳山頂に到着。頂上は大賑わいでした。余りにも人が多いのでそそくさと後にしてワリモ岳に向かいます。
ワリモ北分岐に到着。ザックが沢山おいてありました。皆さん何処に出かけているのでしょうか？
水晶小屋に到着。三俣山荘から約二時間でした。今回は行きませんが野口五郎岳が間近にせまります。
今回の山旅の中で唯一の梯子が登場！無くても登れそうですが・・・
三回目の水晶岳頂上に到着です。ガスが多いですが意外と景色は楽しめました。
今歩いてきた水晶小屋方面の景色です。三俣山荘の夕食が5時からなので4時までには戻りたいな〜 まぁ余裕か。
そんな訳で少し急ぎます。でも小屋に戻る途中、雷鳥と遭遇してしまって・・・しばし撮影会。
雷鳥がハイマツ帯の中に去っていくのを見守ってから水晶小屋に戻りました。荷物を回収します。
先ほど来た道をしばし戻ります。今度はワリモ北分岐から雲ノ平方面に進みます。
緩やかな斜面を降りていきます。このコースは高山植物が実に見事でした。ぜひまた訪れたい！
なんどか沢を横切ります。途中に水場があるのですが、とても飲む勇気はありませんでした。
よく整備された登山道です。でも降りが苦手なので少しペースが落ちています。
分岐点に到着。予想よりもだいぶかかりました。ここから少しだけ登ると・・・
黒部川水源地標に到着です。この付近の沢で軽く行水。さっぱりした〜。
濡れタオルを頭に巻いて三俣山荘に向けて最後の登りです。登りはまったく余裕です。
小屋に到着〜 夕食は鹿シチューでした。この日は意外と空いていて快適に過ごせました。布団一人一枚＋ です。
夕食後、遠くの北鎌尾根を眺めながら山荘の周辺を散策。そして来月行く場所を相談、次は苗場に決まりそうです。
最終日。夜中に何度もI君に起こされ、ちょっとキレ気味で朝を迎えます。自炊場で朝食を済ませ出発です。
ヘッドライトの明かりを頼りに三俣蓮華岳山頂を目指します。今日は双六岳経由で新穂高に降ります。
三俣蓮華岳山頂に到着。blueist氏のウエストの細さにちょっと嫉妬www
双六までのなだらかでアップダウンの少ない登山道は実に快適に歩けます。
なんだか帰りたくない心境になります。しばらく ぼ〜〜 と山を眺めていました。
昨日登った黒部五郎岳。見事なカールも今回はこれで見納めです。またくるぜ〜！
双六小屋に向けて通称野球場を進みます。ここから眺める槍は見事。
分岐点に到着。この手前付近から登りの人達のラッシュに遭遇でかなり時間がかかりました。
双六小屋に到着です。必要な分だけの水を補給して鏡平に向かいます。
弓折乗越を目指します。降りはちょっと苦手・・・。右ひざに違和感。
山荘に到着。少し休憩を取り、いっきに新穂高温泉まで降ります。売店がまだ営業しておらずカキ氷は購入できず。
秩父沢出会いまで降りてきました。途中は登りラッシュで渋滞気味。だいぶかかりました。
今回の山旅もこれで終わりです。この後ロープウェイで鍋平駐車場まで戻りました。
撮影機器：
感想
だいぶ前に行った立山から前穂高までのテント泊縦走 その行程の中で一番感動した黒部五郎のカールに今夏は行ってみたいな〜とblueist氏に相談してみる。岩大好きの彼は、剣に行きたいみたい。だいぶ前から剣一押しだったので反対するかと思いきやあっさりOK！ってな訳で黒部減流域を歩くことにしました。（剱は来年度行く予定〜）
山行数日前から天気が気になって仕方がありませんでした。毎回悪天候が重なるので、直前の天気予報次第では東北の飯豊山か南アの南部への変更も検討していたほどです。今後確率が収束するならもう引退するまで好天が続いてもおかしくないのですが、そうはいかないだろうな〜。
以上です。次回は9月に苗場山か錫ヶ岳を予定しています。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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