鳥倉in-小河内岳-悪沢岳-赤石岳ー聖岳-椹島out
長野県
静岡県
りゅう
体力度について
- GPS
- 30:22
- 距離
- 46.3km
- 登り
- 4,576m
- 下り
- 5,229m
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- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:43
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 11:34
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:14
| 天候 | 8/10 午前中晴れ、午後ガス 8/11 早朝ガス、のち晴れ 8/12 早朝からずっと快晴、夕方一時雨 8/13 早朝からずっと晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ちなみに前日バスで伊那市駅まできて前泊し、しっかり寝てから出発しました。伊那市駅5:13→伊那大島駅6:30 登山バスは2台来たので全員乗れました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
小河内岳の手前で登山道が崩壊している箇所あり 前後についてるピンクテープからハイマツに入って行って回避するのが正解 |
| その他周辺情報 | 椹島でシャワー（500円） レストハウスでチケット購入 |
写真
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感想
2024年8月10-13日 南アルプス中南部縦走
〜鳥倉から悪沢・赤石・聖を越えて椹島まで〜
3度目の正直(*^^*)
聖岳には、これまで2回登ってるんだけど、一度も晴れてない・・・
途中までは山頂が見えてても山頂に着いたらガスが出て景色がみれない状態になってしまってそれが心残りでした(^^)
今年こそ晴れた聖岳からの大展望見るぞー☺
と計画を立てつつ、小河内岳避難小屋も気になってて、さらに毎日アルペン号が椹島ー東京駅間を運行するというのもあって、めずらしく電車とバスでの一方向縦走をしてきました〜(*^^*)
三伏峠と悪沢岳の間もつなげたかったしね☺
8/9の午後にバス移動で伊那市駅へ行き、ホテルで前泊
8/10は飯田線の始発(5:13)に乗って伊那大島駅(6:30)へ
6:45発で登山バスが運行しているので、それに乗って鳥倉の登山口まで移動
このバスに乗れなかったらどうしようとかなり心配だったけど、バス待ち25名くらいに対し、小型のバスが2台来てくれて全員無理なく乗ることができました〜
自分的にはここが核心部だったので乗れた時はホッとしたなあ(*^^*)
しかも鳥倉駐車場のゲートを越えて登山口まで行ってくれるのでそれも助かりました(^^♪
8:30に登山口に到着、8:40から登山開始(^^)
三伏峠まではそんなにしんどくなかったはずという認識だったけど、やっぱり地味にしんどい(^^)；
この日はゆっくり行けばいいんだよねと言い聞かせながら黙々と歩く(^^)
途中に水場もあるし、木の梯子上のルートとかもあったりして変化のあるいい道なんだけどね〜
2時間くらいで三伏峠に到着
ちょっと早いけどランチのカレーを頼んだら受け付けてくれて満たされる☺
おなか一杯になったら、水場に寄って水を3L補給
この先、高山裏避難小屋の先の水場まで水場がないのだ！
やっぱり水は重いなあ・・・
ここからは稜線歩きになるんだけど、塩見や富士山方面はガスが湧いててほとんど見えず(>_<)
でも三伏峠から先は人の数が10分の1くらいになるので静かな歩きを楽しむことができました(*^^*)
烏帽子岳はきつかったけどなあ〜
で、本日の宿になる小河内岳避難小屋に到着
夏の間は管理人さんがいて、飲み物とk食料も売ってるし、マットも寝袋も毛布も貸してくれる(*^^*)
なにより管理人さんの人柄が素晴らしくてめっちゃホッとする小屋でした。
水場はないのでがんばって水を担いできたけど、天水を沸かしたお湯はどんどんくれるしお茶も出してくれるし、湯煎するものがあればやるよ〜って言ってどんどんやってくれるのですごく助かりました。結局ここではバーナー使わずに済みました☺
小屋の立地も小河内岳の直下で、素晴らしいロケーション(*^^*)
目の前に富士山が見えるらしいけど、この日はガスで見えなかったのが残念だったなあ
また訪れたいと思います☺
8/11は3時に起きて3時40分くらいに出発
この日は百�瞭兇泙嚢圓�ないといけなくてルート上に3000m峰が2個あり、上がって下がっての高低差が半端ない日(^^)；
CTだと11時間弱なので、なるべく早めに出発です(^^♪
ところが夜明け前はガスが出てて、ヘッドランプがそれに反射して見えにくて見えにくて(>_<)
ちょっと広いところに出るとどこに行けばいいのかわからなくて少し時間がかかりました・・・
樹林帯に入ると迷うこともなく順調に歩いてたんだけど、左側が切れ落ちたトラバース道を歩いているときに少し左横にふらつき立て直そうともがいて枝とかつかんだんだけどどうにもできずに左横に落下・・・
体がふわっと浮いたのちに左肩からドシンと落下し、それでも止まらずに一回転して何とか停止(>_<)
カメラも吹っ飛ぶしびっくりしたしな感じ(>_<)
じわっと確保しながら起き上がり、ケガがないかを確認し、落ちた場所を見上げ、見上げた写真を撮りつつ（なかなか冷静でしょ）、のぼりあがるところを探す。
落ちたところは岩の壁なので、少し回り込んだら上がれるところがあったので登山道に復帰(^^)
無事に上がれた時はホッとしたなあ(*^^*)
高さ的には2mくらいかと思うけど、ケガもせずカメラも壊れず戻れてよかったよ☺
ソロだったし早朝5時過ぎだし人が少ないルートだったので、もう少し激しく落ちてたらやばかったなあと思いました(^^)；
この後も左側が落ちてるトラバース道は慎重になりました(^^♪
何の展望もない板屋岳を通り過ぎて、高山裏避難小屋に到着(^^♪
ここで大休憩(*^^*)
小屋番さんにこのルートを30分くらい行ったら水場があることを教えてもらい、百�瞭兇泙任榔鵑い勝舛噺世錣譟�悪沢前岳まで550mのぼらなきゃだからなと励ましてもらって出発(*^^*)
わかっていたけど、こののぼりはなかなかでした(^^)
あんまり時計も高度も見ないようにしてもくもくと歩く
樹林帯を抜け、展望が開けたので顔を上げるとガスも消えてて大展望が広がってました(*^^*)
こういう瞬間が好き☺
悪沢前岳の手前の稜線にのぼりあがったらすぐに荒川小屋に急降下
ここの上下動は激しかった〜
南側の斜面で日差しをもろに受けるところだったので暑さにやられそうになったなあ
荒川小屋についたらコーラとカップラーメンを注文し、小屋内の食堂で食べさせていただいた(^^♪
これで復活(*^^*)
次は赤石岳だ〜
大聖寺平まではゆるやかな上りですごく素敵な場所なので楽しく歩けたんだけど、ココから小赤石岳までが遠かった〜
でも小赤石岳山頂では雷鳥のつがいが待っててくれてうれしかったよ
ここから赤石岳まではふたがんばり位で到着(*^^*)
ここに着いた時点で13時半を過ぎてたら、ここに泊まれないか交渉しようかなと思っていたんだけど、13:10には着いたのでしっかり小屋前の日陰で休憩だけさせてもらい、あとは百�瞭兇泙撚爾襪世院�
と思いながら再出発(*^^*)
ところがちょいちょい上りもあるし、距離も遠くてしんどさピーク・・・
テント場が遠くに見えてもめっちゃ下にあってなかなか近づけない
もうすぐなのに座り込んで休憩しちゃう感じでした(^^)；
ま。天候は安定してて雷の心配もなかったからのんびり歩けばいいと思ってましたしね☺
ただ11時間越えはやっぱりきついっすね
百�瞭胸海硫箸肪紊い燭箸�は心底ほっとしたなあ
小屋の部屋は窓のそばで聖岳方面が見渡せるいい場所でした(*^^*)
百�瞭胸海硫箸任�3時に起きてご飯食べて準備して出発☺
ここの自炊場、小屋内にあるのがいいんだけどトイレの横なので若干においが気になるとこがつらいところだなあ(^^)；
それは満天の星☺
夜中に起きて撮影したらよかったなあと思ったけど、今日はメインイベントの日なのでしっかり寝て早め行動したかったのだ☺
ここから聖岳方面に向かう方は、ほとんどが中盛丸山方面のコルを目指すんだけど、俺は大沢岳も踏みたかったのでテン場の方へ上っていく
ところが真っ暗なのもあって大沢岳への分岐からの登山道が見つけられない・・・
テン場を抜けて踏み跡を確認しつつGPSも見ながら進んだんだけど、少し薮漕ぎになってしまい。こりゃ違うなと思って引き返そうとした際に、帽子がないのに気が付く・・・
薮に入ってから3分も進んでないし、戻りながら探せば見つかるやろと思ってキョロキョロしながら戻ったんだけど、4時前の真っ暗な状態でのヘッデンでは見つからず・・・
黒い帽子だったのもあって見つけられなかった(>_<)
気に入ってたんだけど、ま、1年間しっかりかぶってきたのでしょうがないかあと切り替えて帽子なしで分岐まで下りて、今度はしっかり道を見つけて登山開始(^^)
いきなり、まあまあな急登がずっと続く
前には歩いている人なし、後ろもいないという状況で、少し不安だったけど、それは満天の星からじわじわと黒から紺に向かって変わっていくのをみるとワクワク感が大きくなって楽しくてしょうがなかったなあ☺
もう少しで稜線に出るなあと思ったあたりで、後ろから来た若者に追い抜かれたので、なんだか少し気が抜けて、ボケっと後ろをついていってたらどうも踏み跡が薄い・・・
ま、すぐ先にピークは見えてるからそこまで行こうと思ってピークについたらケルンはあるものの標識がない
で地図をきちんと見るとのぼったのは大沢岳北峰で大沢岳だけでないことが判明(^^)；
まあまあ離れてるところ隣りのピークが大沢岳でした〜
でも北峰も行けたから良しとしよう
一度下ってのぼって大沢岳へ
このあたりではすっかり明るくなったので大展望に浸れました☺
ここからは稜線歩き(*^^*)
とはいっても南アルプス南部の山はそれぞれがでかい
なのでぐわっと降りてぐわっとのぼらなきゃならないんだけどね(^^♪
この日はめちゃくちぇ天気が良くて、昨日歩いてきた赤石岳はでっかく見えてるし、これから行く聖岳もくっきりしっかり見えてるのでしんどいながらも楽しかったな〜
中盛丸山から小兎岳へ
小兎岳から見る兎岳はでかいなあと思いながら一歩一歩のぼる(^^♪
前回はたしかガスガスだったのでこの景色見れて幸せだなあってずっと思いながら歩いてた(*^^*)
富士山はもちろん塩見や仙丈、甲斐駒も見えたし、中央アルプスも、うっすた北アルプスも見えてたなあ☺
兎岳で大休憩をして、いざ聖岳へ
標高で200m下がって400m上がる
目の前にするとうへぇってなる感じだけど、昨日のことを考えれば楽勝でしょと言い聞かせながらいざ突入！
とにかく天気が良いのが良かった(*^^*)
水もたっぷり持ってるし、風は涼しく空は青空なら
がんばれるよね〜
偽ピーク的なものが3回くらいあって一時心を折られたけど、3度目の正直で晴れの聖岳のピークに立てるってことがモチベーションになってのぼり切ることができました(*^^*)
ピークから眺める景色は予想以上の素敵さで夢のようでした（大げさか！）
せっかくなので奥聖岳にも寄って、岩の上で座ってのーんびり(^^)
ガスも上がって来てないし気配もなかったので、ほんとに安心して景色を楽しむことができました☺
聖からみる赤石が鷲羽岳のようだなあと思ってみたり、百�瞭胸海硫箸篝崟亞挌鯑饐�屋がちっさいけど見えてるなあとかキョロキョロしながら休憩してました〜
しっかり景色堪能した後は。聖平小屋まで750m下りまーす
ざれた急登をつづら折りに下りていくのが長くて飽きる道だったなあ〜
でも達成感でいっぱいだったな☺
小聖岳で、のぼり返すんかーい
ってつぶやきながら、ザクザク降りて薊畑へ
ここから小屋はあと少し(^^)
無事小屋に入って、あとはゴロゴロ(*^^*)
で、食堂でせんべい食べてるときに周りの人が話しているのが聞こえてきて、その中で椹島からの東海フォレストのバスの「予約」ってのが聞こえてきた！
あれあのバスって予約いるんやったっけ？早い者勝ちじゃなかったっけ？
俺予約してないやんってことに気が付いた・・・
当初は毎日アルペン号が椹島から東京駅を運行するってことで、その予約はしたんだけど、途中から椹島-畑薙間は運行しないってことになってその区間は東海フォレストのバスに乗れって通知が来ていたけど、自動的に乗れるようになってると思い込んでたけど別途予約必要やったんか〜 ってことに気が付く!
焦りつつも椹島に行けば何とかなるやろと思いつつ、もし乗れなかったら困るよなあと思い直して、docomoがつながるところまでてくてく歩く(^^)；
木道を上河内岳方面に歩き、左に70m行った地点ならつながるらしい
行ってみたら看板まであったよ
で、ここから電話したらつながって無事予約することができました☺
安心して小屋に戻ってきたら、強めの夕立が降って涼しくなってからひと眠り(*^^*)
晩ご飯にカップラーメンを食べて、残ってるパンも食べて18時くらいに就寝
この夜は流星群見えたらしいけど、夕方にはガスってたからきっちりあきらめて朝まで寝てました〜
朝起きてみたら晴れてたので3時頃なら流星群撮れたかもなあ〜
4時から朝ごはんを食べて、5時前に出発
椹島からのバスは13時なので、いくらなんでも早すぎるやろとはわかっていたけど、間に合わなくなることがすごく心配で早め下山開始(^^♪
ゆっくり休憩多めで新緑や湧水を堪能しながら歩いたけど、9時40分には着いちゃいました☺
時間がたっぷりあるので、シャワーに行き頭と体を3回洗ってきれいな服に着替えて、日なたで汗にまみれた服と荷物を乾かしつつビールを飲むというしあわせ時間を過ごすことができました〜
今回の山行を振り返りつつ、いろいろあったけど天気も良く予定通り歩けたことに感謝と達成感に浸りながらボケっとするってこれ以上のことないなあって思ってたな☺
畑薙からの毎日アルペン号は10人くらいしか利用客がいなかったので余裕で座れてまどろんでると東京駅に着くという楽々な移動となりました(^^)
聖岳からの快晴の大展望を見るという3度目の正直に賭けた山行でしたが、ばっちり達成することができ、歩きたいルートも歩くことができた大満足の山行でした〜
やま最高！！！！！！
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