ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7135934
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雲ノ平・水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳 北ア桃源郷縦走

2024年08月11日(日) 〜 2024年08月14日(水)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
26:18
距離
47.3km
登り
3,343m
下り
3,633m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:17
休憩
1:22
合計
6:39
距離 10.8km 登り 1,077m 下り 520m
7:43
48
8:31
8:32
29
9:01
9:11
82
10:33
10:35
16
10:51
10:52
33
11:25
12:29
33
13:02
13:04
6
13:10
7
13:28
13:29
5
13:34
13:35
39
14:14
8
2日目
山行
4:24
休憩
3:21
合計
7:45
距離 8.9km 登り 853m 下り 213m
5:57
122
7:59
8:09
25
8:34
15
8:49
9:29
20
9:49
10:48
21
11:09
11:50
17
12:07
12:29
16
12:45
19
13:04
13:33
9
3日目
山行
7:49
休憩
2:45
合計
10:34
距離 14.8km 登り 1,273m 下り 1,292m
5:38
5:42
18
6:00
6:09
28
6:37
6:43
6
6:49
6:58
27
7:25
7:32
32
8:04
8:20
34
8:54
8:55
21
9:16
9:31
17
9:48
33
10:21
10:37
56
11:33
12:26
45
13:11
13:16
11
13:27
13:43
9
13:52
14:00
79
15:19
16
15:35
4日目
山行
4:12
休憩
0:45
合計
4:57
距離 12.9km 登り 140m 下り 1,609m
5:22
4
5:26
27
6:04
8
6:12
6:19
28
6:47
6:53
1
6:54
27
7:21
7:22
17
7:39
13
7:52
7:54
14
8:08
8:15
35
8:50
8:51
15
9:06
9:24
10
9:34
9:35
8
9:43
11
9:54
13
天候 一日目:
晴れ時々曇り

二日目:
午前:快晴
午後:晴れ時々曇り
台風接近であらゆる予報が霧または曇りだったが、ひっくり返した。

三日目:
雲ノ平テント場→鷲羽岳:曇り
ただし水晶岳頂上は晴。山頂寸前までガスっていたので、自分は愛でられているのかと思った。
鷲羽岳→三俣蓮華岳→三俣峠:曇り
三俣峠→双六小屋:雨
双六小屋着後、曇り
夜:雨

四日目:
双六小屋→弓折乗越:雨
弓折乗越→新穂高温泉:曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】
竹橋毎日新聞社 22:30→折立 7:08(毎日あるぺん号)
最後の休憩場所で一時間の休憩。有峰林道ゲートオープン待ちとのことだったけれど、30分遅れで到着。

【復路】
新穂高ロープウェイ 13:47→平湯BT 14:38/14:58→新島々 15:55 (濃飛乗合)
バスは松本BT行きだがお盆で松本市内渋滞による遅れの可能性。食事の時間を取りたかったので、確実な手段を取る。

新島々 16:04→松本 16:34(アルピコ交通 上高地線)

松本 19:45/所定18:40→新宿 23:14/所定21:17(あずさ54号)
松本平が大雨のため、65分遅れで出発。120分ルールは死守するJR東日本のおかげで117分遅れで新宿着。
コース状況/
危険箇所等
晴れた時の絶景が過ぎる。当然歩みが遅くなるので、CTで進めるわけがない。
(グラフの「歩くペース」は休憩時間を含めてなので気にしないが、仮に景色に目を奪われなかったとしても、山レコの水晶小屋~双六小屋のCTは厳しめでは?山と高原地図のCTの方が現実的に感じた)

なお、テント泊装備で歩いていることをご留意いただきたい。

【折立→太郎平小屋】
行程を通じて良好。良く整備されている。日帰り薬師岳の声も多く聞いた。

【太郎平小屋→薬師沢小屋】
歩く人が一気に減る。すれ違ったのは10人くらい?太郎平小屋を過ぎてから三俣山荘に至るまでは予約が必要なこともあって(※)、通る人の数が絞られているのかも。
自然保護のため木道が敷かれているが、徒渉点以降は痛みが激しい箇所あり。所々で小さな沢を横切るため、汗まみれの顔や腕を洗うことが出来る。冷たい水が気持ち良い。
※今年のピーク期間は雲ノ平テント場や黒部五郎小舎のテント場も予約要

【薬師沢小屋→アラスカ庭園】
黒部川を渡って今回ルートのポイントの一つである標高差400mの直登。残り100m差くらいからは両手も使っての登りとなる。登りはもちろんだが、下りもきつそう。所々岩に苔がむしているので、スリップに注意。
急登を過ぎてからもしばらく樹林帯。急に景色が開けたところがアラスカ庭園。天気に恵まれれば目に映るのは黒部五郎岳、笠ヶ岳、三俣蓮華岳、水晶岳、薬師岳等々。
厳しい直登を頑張ったご褒美が得られる。

【アラスカ庭園→雲ノ平山荘】
基本的に木道歩き。所々で痛んでいる箇所あり。
アラスカ庭園を過ぎると、三俣蓮華岳の向こうに槍ヶ岳が見える。
水晶岳を正面に見ながら気分良く歩く。

【雲ノ平山荘→ワリモ北分岐】
水晶岳と立山方面を見ながらトレイル。曇っていても素晴らしいので、晴れた日は絶景だろう。
雲ノ平で標高2600m近くになるので、ここから先は高山病の気があると進むのは厳しい。

【ワリモ北分岐】
ザックをデポをするかがポイント。それによって水晶岳往復の苦労が変わってくる。盗難の恐れなどデポに是非はあるけれど、自分は体力消耗のリスク減を取った。ここでしなくても水晶小屋ですることになろう。
自分と同様にここでデポして水晶岳を往復する方はちらほらいた。

【水晶岳⇄ワリモ北分岐→鷲羽岳】
片方に表銀座、片方に黒部五郎岳を望む稜線歩き。流石に2800mを超えるルートであり、ガレ場、ザレ場の連続。鷲羽岳の登りで足を使い切らないよう注意。

【鷲羽岳→三俣山荘】
天気が良ければ左手に槍穂高、正面に三俣蓮華岳、双六岳、黒部五郎岳を見ながらの下り。標高差400mの下り、かなり急な下りとなるので集中力を切らさず気をつけて進みたい。

【三俣山荘→三俣峠⇄三俣蓮華岳】
標高差300mほどの登り返し。
雲ノ平から三俣峠まで2800m以上のピークを4つ踏んでいる。自分はほとんど足が残っておらず双六岳は断念し、三俣峠で2回目のザックデポで三俣蓮華岳へ。歩く人が少なかったのか力量的にそんなことする必要は無いのか、ここでデポする人は自分の他にはいなかった

【三俣峠→双六小屋】
巻道ルートを取る。巻道といえど細かなアップダウンあり。距離もそれなりで雨も相まって精神的に厳しい歩きとなった。

【双六小屋→鏡平小屋】
弓折乗越まで緩やかな登り。乗越からは下り区間。左手に槍ヶ岳と穂高連峰が見えて、随分長く歩いてきたなと感慨に耽ることができる。

【鏡平小屋→小池新道入口】
樹林帯突入。基本的に石の道で、先ほどまでの雨で非常に滑りやすかった。スリップに神経を使う。わさび平小屋でのドリンクやトマトのことがチラつくと、石に足を持っていかれる。
蓄積した疲労感が集中力を奪っていく。

【小池新道入口→新穂高温泉】
車道歩き。どれだけこの道が歩きやすく有難かったか。もう山道を歩かなくていいと思うと泣けてきた。
その他周辺情報 【宿泊】
薬師沢小屋: 1泊2食 12,500円(ココヘリ会員割500円引き後)
出合に建つ小さな小屋。沢登り目的の人も多数。
夕食の品数、味が最高。ご飯、味噌汁はおかわり自由。蕎麦まで付いてきたのは水が豊富だからできること。水が美味しいのは言うまでもない。

雲ノ平テント場: テント1張2,000円
お盆期間で完全予約制。余裕を持ってテントを張ることができた。
水場の水量問題は無く、豊富に出ていた。ここも水が美味しい。雲ノ平山荘は天水利用とのことで、テン場の方が水に恵まれていた。
お盆期間特別ということで、山荘からお酒(缶ビールとか缶酎ハイとか)の売り子が来た。

双六小屋: テント1張 2,000円
お盆期間で完全予約制。かなり余裕があった。台風が近づいていたのでキャンセル出た?
砂敷きでペグ差しに苦労しない。トイレは200円/回。
18時まで軽食サービス(カレーとおでん)があった。夕飯にインスタントを食べたくなかった身にとっては便利だった。

【水場】
折立: 折立キャンプ場にて蛇口から。無料
太郎平小屋: 小屋横に水場あり。募金制
薬師沢小屋: 小屋入口に水場あり。無料。とても美味しい
雲ノ平山荘: 500mL 200円。受付前のタンクより。もしくはペットボトル購入
雲ノ平テント場: 無料。訪れた時は豊富に出ていた。とても美味しい
ワリモ水場: ここには降りていない。詳細未調査
水晶小屋:ペットボトル購入。金額未調査。稜線小屋で見るからに厳しそう
三俣山荘: 玄関脇は断水。テント場にあって無料。訪れた時は豊富に出ていた
双六小屋: 玄関横とトイレ前にあり。無料。節約モードの蛇口より
鏡平山荘: 500ml 100円。宿泊者は無料らしい
わさび平小屋: 建物外奥にあり。無料
笠新道入口:笠ヶ岳登山者はここで必ず入れていくよう注意書きあり。無料
※2024年の訪問日時時点

【お風呂】
中崎山荘 奥飛騨の湯/新穂高温泉
新穂高ロープウェイ下の登山者御用達日帰り温泉。食事も取れる。朴葉みそ定食がメニューにあるのが、飛騨まで来たことを実感。
ザックの保管は建物の中で可。
車なら下の方に下った大盛り食堂の「ひがくの湯」だが、公共交通機関利用者は始発バス停に近いこちら。
富山県折立登山口。
四日間の山行スタート!
富山県折立登山口。
四日間の山行スタート!
青淵三角点で立山方面が見えてきた。
今日からTJARがスタートしてる。もう立山は越えただろうか。
青淵三角点で立山方面が見えてきた。
今日からTJARがスタートしてる。もう立山は越えただろうか。
五光岩ベンチで薬師岳を見上げる。
景色が良いが暑さも増してきた。
五光岩ベンチで薬師岳を見上げる。
景色が良いが暑さも増してきた。
太郎平小屋。小屋前は人でいっぱい。
TJARのルート上だけど、選手が来るのはもう少しあとらしい。
太郎平小屋。小屋前は人でいっぱい。
TJARのルート上だけど、選手が来るのはもう少しあとらしい。
ここで初めて裏銀座方面を見る。このあと景色は雲の中に隠れた。
1
ここで初めて裏銀座方面を見る。このあと景色は雲の中に隠れた。
昼食は小屋の名物である太郎ラーメン。行者にんにくがアクセント。30分待ちだった。
1
昼食は小屋の名物である太郎ラーメン。行者にんにくがアクセント。30分待ちだった。
薬師沢への下り。ちらほらと登って来る人も。
沢が見えてくると安心する。
1
薬師沢への下り。ちらほらと登って来る人も。
沢が見えてくると安心する。
第一渡渉点。
この先に薬師沢小屋があり、黒部ダムがあり、黒部峡谷がある。
なお橋は金属で滑りやすい。14日に第二渡渉点で同じ金属製の橋で滑って転倒骨折があり、ヘリが出た模様。
1
第一渡渉点。
この先に薬師沢小屋があり、黒部ダムがあり、黒部峡谷がある。
なお橋は金属で滑りやすい。14日に第二渡渉点で同じ金属製の橋で滑って転倒骨折があり、ヘリが出た模様。
降っていなければ木道歩きは大好き。
前は曇っているけど、頭上は日がさしている。汗が吹き出すが、頻繁に小さな沢があるのでこまめに体を冷やしながら歩くことが出来た。
1
降っていなければ木道歩きは大好き。
前は曇っているけど、頭上は日がさしている。汗が吹き出すが、頻繁に小さな沢があるのでこまめに体を冷やしながら歩くことが出来た。
薬師沢小屋手前から見下ろす黒部川。澄んだ水が疲れた体の良い癒しになる。
1
薬師沢小屋手前から見下ろす黒部川。澄んだ水が疲れた体の良い癒しになる。
薬師沢小屋到着。出合に建つ本日の宿泊ポイント。
やまとけいこさんの接客を受ける。本を読ませていただきました。ヤマケイの連載も読んでます。
1
薬師沢小屋到着。出合に建つ本日の宿泊ポイント。
やまとけいこさんの接客を受ける。本を読ませていただきました。ヤマケイの連載も読んでます。
薬師沢小屋は山合いにある小さな小屋。
最初の計画では薬師峠にテントを張るつもりだったけれど、雲ノ平や高天原に行くのならここでの宿泊を強くオススメ。環境、景色、スタッフ、食事など、小屋代を出して泊まる価値が十二分にある。
※とはいえ、場所柄荒天時は増水で身動き取れない事が予想され、怪我や発病で歩けなくなった時にヘリ必須であることは留意しておく必要あり。
1
薬師沢小屋は山合いにある小さな小屋。
最初の計画では薬師峠にテントを張るつもりだったけれど、雲ノ平や高天原に行くのならここでの宿泊を強くオススメ。環境、景色、スタッフ、食事など、小屋代を出して泊まる価値が十二分にある。
※とはいえ、場所柄荒天時は増水で身動き取れない事が予想され、怪我や発病で歩けなくなった時にヘリ必須であることは留意しておく必要あり。
小屋前の吊り橋から黒部川上流。
1
小屋前の吊り橋から黒部川上流。
うーむ、楽園だ。
2
うーむ、楽園だ。
小屋は傾いている(建物ね。経営ではないよ)。がんばれ!
2
小屋は傾いている(建物ね。経営ではないよ)。がんばれ!
夕食。角煮とか蕎麦とか煮付けとか最高過ぎるだろ。

テント泊に慣れるとどうしても宿泊代と食事代をケチりがちだけれど、小屋泊、小屋付きご飯だからこそ得られる幸せと安心がある。
2
夕食。角煮とか蕎麦とか煮付けとか最高過ぎるだろ。

テント泊に慣れるとどうしても宿泊代と食事代をケチりがちだけれど、小屋泊、小屋付きご飯だからこそ得られる幸せと安心がある。
朝食。
山中でこれだけのものをいただけることに感謝。

普段のテント泊ではどうしても朝は胃が受け付けないのだが、小屋の朝食は入るんだよね。
1
朝食。
山中でこれだけのものをいただけることに感謝。

普段のテント泊ではどうしても朝は胃が受け付けないのだが、小屋の朝食は入るんだよね。
さあ吊り橋を渡って二日目スタート!
終日霧予報を大きく裏切って、今日の天気は良さそうだ。
1
さあ吊り橋を渡って二日目スタート!
終日霧予報を大きく裏切って、今日の天気は良さそうだ。
雲ノ平への急登開始。
あまりにも急な坂登り石登り岩登りで、ここから登り終わるまでは画像を撮っていない。
下りでは楽かというとそんなことは無いと思う。
1
雲ノ平への急登開始。
あまりにも急な坂登り石登り岩登りで、ここから登り終わるまでは画像を撮っていない。
下りでは楽かというとそんなことは無いと思う。
急登終了で雲ノ平の入口到達!
ご褒美に待っていたのが、昨日は雲で隠れてしまった薬師岳ドーン!
1
急登終了で雲ノ平の入口到達!
ご褒美に待っていたのが、昨日は雲で隠れてしまった薬師岳ドーン!
アラスカ庭園。
ここで初めて四方の山が見渡せるようになった。
挨拶代わりの三俣蓮華岳と祖父岳。よしよし、明日はあそこまで行くんだな。
1
アラスカ庭園。
ここで初めて四方の山が見渡せるようになった。
挨拶代わりの三俣蓮華岳と祖父岳。よしよし、明日はあそこまで行くんだな。
同じアラスカ庭園から黒部五郎岳。
1
同じアラスカ庭園から黒部五郎岳。
今までとはまるっきり違う世界に入った。
1
今までとはまるっきり違う世界に入った。
アラスカ庭園から少し進んだところでアイツの姿を初めて捉えた!
三俣蓮華岳の向こうに北アの目印槍ヶ岳。

どこの山にいても槍が見えるとテンションが上がるこの気持ち、わかってもらえますでしょうか?
1
アラスカ庭園から少し進んだところでアイツの姿を初めて捉えた!
三俣蓮華岳の向こうに北アの目印槍ヶ岳。

どこの山にいても槍が見えるとテンションが上がるこの気持ち、わかってもらえますでしょうか?
正面に水晶岳。今回のピークハンティング最大目的地にふさわしい姿だ。
1
正面に水晶岳。今回のピークハンティング最大目的地にふさわしい姿だ。
北方向に立山。その奥に小さく見えるのは劔御前だと思う。少し手前に五色ヶ原。

アルペンルートに観光で行ったっきりでなんとなく立山には縁がないが、やっぱり一度攻めないといけない。
3
北方向に立山。その奥に小さく見えるのは劔御前だと思う。少し手前に五色ヶ原。

アルペンルートに観光で行ったっきりでなんとなく立山には縁がないが、やっぱり一度攻めないといけない。
背後から薬師岳が私を守っている。
4
背後から薬師岳が私を守っている。
進んでいくと見えてきた独特な姿の雲ノ平山荘。
2
進んでいくと見えてきた独特な姿の雲ノ平山荘。
雲ノ平山荘。
この山荘、「憧れの〜」とか「一度は訪れたい〜」とか書かれることが多く「何のこっちゃ」と思っていたが、こうして来てみるとそのコピーもわかるような気がする。
2
雲ノ平山荘。
この山荘、「憧れの〜」とか「一度は訪れたい〜」とか書かれることが多く「何のこっちゃ」と思っていたが、こうして来てみるとそのコピーもわかるような気がする。
山荘受付。
宿泊客は出払っており、またここを目的とする人達が来るには早く、静かな時間が流れていた。
2
山荘受付。
宿泊客は出払っており、またここを目的とする人達が来るには早く、静かな時間が流れていた。
雲ノ平山荘から窓越しに水晶岳。
この小屋を象徴する景色に思えた。
2
雲ノ平山荘から窓越しに水晶岳。
この小屋を象徴する景色に思えた。
こうして見ると、この水晶岳と反対側の黒部五郎岳があってこその雲ノ平かな。
1
こうして見ると、この水晶岳と反対側の黒部五郎岳があってこその雲ノ平かな。
その反対側にそびえる黒部五郎岳。向こうにはまだ雲がかかっていない笠ヶ岳。
1
その反対側にそびえる黒部五郎岳。向こうにはまだ雲がかかっていない笠ヶ岳。
山荘で一休みしてテント場に向かう。
テント場は山荘から歩いて15〜20分ほど。
2
山荘で一休みしてテント場に向かう。
テント場は山荘から歩いて15〜20分ほど。
テント場と祖父岳への分岐より見下ろすテント場。高低差のある広いテント場で、水場は上の方、トイレは下の方。
今日もいい夢を見られそうだ。
3
テント場と祖父岳への分岐より見下ろすテント場。高低差のある広いテント場で、水場は上の方、トイレは下の方。
今日もいい夢を見られそうだ。
テント設営ののち、昼ごはんを食べに山荘に戻る。

雲ノ平山荘では、都会のカフェにも負けない内装と都会のカフェでは絶対に得られない景色を見ながら食事ができた。
今回山行では昼食は小屋で取ると決めていたが、なおのことテントで昼食を取る選択肢はない。
1
テント設営ののち、昼ごはんを食べに山荘に戻る。

雲ノ平山荘では、都会のカフェにも負けない内装と都会のカフェでは絶対に得られない景色を見ながら食事ができた。
今回山行では昼食は小屋で取ると決めていたが、なおのことテントで昼食を取る選択肢はない。
食堂から見る三俣蓮華岳。
昼食は牛挽肉のトマトスパゲティ。食堂内にはジャズが流れていた。混んでたので写真は撮れなかったが、この景色と食堂の雰囲気とこのような場所でスパゲティが食べられたので十分。
1
食堂から見る三俣蓮華岳。
昼食は牛挽肉のトマトスパゲティ。食堂内にはジャズが流れていた。混んでたので写真は撮れなかったが、この景色と食堂の雰囲気とこのような場所でスパゲティが食べられたので十分。
食事後に訪れた祖母岳から見下ろす雲ノ平山荘と水晶岳。
雑誌などにも取り上げられる雲ノ平を象徴する景色だ。

祖母岳には自分以外に2組ほどしかいなかった。たまたまだろうか。是非訪れてこの景色を堪能してほしい。
3
食事後に訪れた祖母岳から見下ろす雲ノ平山荘と水晶岳。
雑誌などにも取り上げられる雲ノ平を象徴する景色だ。

祖母岳には自分以外に2組ほどしかいなかった。たまたまだろうか。是非訪れてこの景色を堪能してほしい。
高天原分岐。
テント設営時に撤収していた人は、今朝3:30に出発して高天原に温泉入りに行き、戻ってきたとのこと。
「人がいなくて良い湯で最高でした」
2
高天原分岐。
テント設営時に撤収していた人は、今朝3:30に出発して高天原に温泉入りに行き、戻ってきたとのこと。
「人がいなくて良い湯で最高でした」
沢の跡。
おそらく雪解けの時期はここに流れができるのだろう。
1
沢の跡。
おそらく雪解けの時期はここに流れができるのだろう。
もう少し進んだスイス庭園から見る立山方面。中央に高天原山荘と下に水晶池が見える。
1
もう少し進んだスイス庭園から見る立山方面。中央に高天原山荘と下に水晶池が見える。
スイス庭園から戻る木道から。
2
スイス庭園から戻る木道から。
3時起床、5時出発で三日目開始!
ピークハントを連発する日なので、普段以上に荷造りは入念に行なった。
1
3時起床、5時出発で三日目開始!
ピークハントを連発する日なので、普段以上に荷造りは入念に行なった。
祖父岳に向かう道から水晶岳。今日は雲が多い日になりそうだ。
1
祖父岳に向かう道から水晶岳。今日は雲が多い日になりそうだ。
振り返ってテント場と薬師岳。
もう一度来ることがあれば、次は山荘に泊まってみたい。
2
振り返ってテント場と薬師岳。
もう一度来ることがあれば、次は山荘に泊まってみたい。
祖父岳到達。
なんとか名山には連ねないものの2800mを超える山であり、この山の姿もまた雲ノ平だった。
1
祖父岳到達。
なんとか名山には連ねないものの2800mを超える山であり、この山の姿もまた雲ノ平だった。
祖父岳山頂から鷲羽岳と向こうに槍ヶ岳。
槍穂が見える方向が変わってきた。
1
祖父岳山頂から鷲羽岳と向こうに槍ヶ岳。
槍穂が見える方向が変わってきた。
同じく槍穂と三俣蓮華岳、双六岳。
真ん中に小さく三俣山荘が見える。今日のランチ予定場所だ。
1
同じく槍穂と三俣蓮華岳、双六岳。
真ん中に小さく三俣山荘が見える。今日のランチ予定場所だ。
岩苔乗越。雲ノ平、高天原、裏銀座、黒部源流の十字路。少し降ったところに水場があるが、十分に担いで来ているのでそのまま裏銀座方面に向かう。
1
岩苔乗越。雲ノ平、高天原、裏銀座、黒部源流の十字路。少し降ったところに水場があるが、十分に担いで来ているのでそのまま裏銀座方面に向かう。
ワリモ北分岐でザックをデポし、身軽な足でたどり着いた水晶小屋。
ここにザックをデポする人もいた。野口五郎岳方向と絡めて歩く人達のものかな。
1
ワリモ北分岐でザックをデポし、身軽な足でたどり着いた水晶小屋。
ここにザックをデポする人もいた。野口五郎岳方向と絡めて歩く人達のものかな。
水晶小屋から水晶岳に向かう途中で、今回初めて雷鳥を見る。
ガスっているので緑から出てきたのだろうか。
親子の姿が可愛いけれど、人をほとんど警戒しないのもどうなのかしらん。
2
水晶小屋から水晶岳に向かう途中で、今回初めて雷鳥を見る。
ガスっているので緑から出てきたのだろうか。
親子の姿が可愛いけれど、人をほとんど警戒しないのもどうなのかしらん。
水晶岳山頂到達。今回山行ピークハント最大目的地にして最高標高点の2986m。

到達5分前までガスっていたので景色は諦めていたのだが、到達寸前に雲が晴れた。
2
水晶岳山頂到達。今回山行ピークハント最大目的地にして最高標高点の2986m。

到達5分前までガスっていたので景色は諦めていたのだが、到達寸前に雲が晴れた。
水晶岳北峰と立山方面。

立山は雲がかかって見えない。
水晶岳北峰と立山方面。

立山は雲がかかって見えない。
雲ノ平を見下ろす。散々雲ノ平から山頂を見てきただけに、この景色は嬉しい。
2
雲ノ平を見下ろす。散々雲ノ平から山頂を見てきただけに、この景色は嬉しい。
山頂から少し降りて野口五郎岳と裏銀座。すぐに雲に隠れた。
1
山頂から少し降りて野口五郎岳と裏銀座。すぐに雲に隠れた。
晴れてきた水晶小屋を望む。見るからにやばそうな環境に立つのがわかる。
人間てすごいなと思う。
1
晴れてきた水晶小屋を望む。見るからにやばそうな環境に立つのがわかる。
人間てすごいなと思う。
画像下部に見えますかね?雷鳥です。今度も親子連れだった。
ちょくちょく出会うのでハトに見えてきた。
2
画像下部に見えますかね?雷鳥です。今度も親子連れだった。
ちょくちょく出会うのでハトに見えてきた。
ワリモ北分岐への道で振り返って水晶岳。

「また来ます」とは口が裂けても言えないが、登山趣味の一つの目標をクリア。山頂から景色も見させてもらい、この山への感謝の気持ちは大きい。
1
ワリモ北分岐への道で振り返って水晶岳。

「また来ます」とは口が裂けても言えないが、登山趣味の一つの目標をクリア。山頂から景色も見させてもらい、この山への感謝の気持ちは大きい。
ワリモ北分岐でデポしていたザックを回収。
同じようにザックのデポをしている人たちが何組かあった。

盗難リスクはどうしてもあるけれど、鍵をかける、貴重品と水、緊急キット、雨具、ヘッデン、近くの小屋にたどり着くまでの食料は持っていくなどして生存への備えはきっちりと行った上で、身軽な行動のメリットを取っていきたい。
1
ワリモ北分岐でデポしていたザックを回収。
同じようにザックのデポをしている人たちが何組かあった。

盗難リスクはどうしてもあるけれど、鍵をかける、貴重品と水、緊急キット、雨具、ヘッデン、近くの小屋にたどり着くまでの食料は持っていくなどして生存への備えはきっちりと行った上で、身軽な行動のメリットを取っていきたい。
いきなり飛んで鷲羽岳山頂到達。
ワリモ岳とこの山への登りでそこそこ足を使った。

ご覧の通りガスの中で眺望は無し。晴れていたら槍穂高はもちろん、表銀座、常念山脈など、信州側の山々を一望できる。まあ、その景色は秋の山行に取っておくことにしよう。
1
いきなり飛んで鷲羽岳山頂到達。
ワリモ岳とこの山への登りでそこそこ足を使った。

ご覧の通りガスの中で眺望は無し。晴れていたら槍穂高はもちろん、表銀座、常念山脈など、信州側の山々を一望できる。まあ、その景色は秋の山行に取っておくことにしよう。
鷲羽岳から三俣山荘と三俣蓮華岳を見下ろす。
ここから標高差400mの一気下りとなる

このような急坂では、テントを背負ってることもあって重心の持って行き方に非常に気を遣う。
元々下りは得意ではないけれど、少しでも気を抜くとザックに体が持っていかれそうになる。
2
鷲羽岳から三俣山荘と三俣蓮華岳を見下ろす。
ここから標高差400mの一気下りとなる

このような急坂では、テントを背負ってることもあって重心の持って行き方に非常に気を遣う。
元々下りは得意ではないけれど、少しでも気を抜くとザックに体が持っていかれそうになる。
鷲羽池と西鎌尾根方面。
本来なら槍ヶ岳が大きく構えるのだろうが、まあ仕方がない。
1
鷲羽池と西鎌尾根方面。
本来なら槍ヶ岳が大きく構えるのだろうが、まあ仕方がない。
それよりもこちら。

どこかの写真家が撮るような角度で立つ雷鳥。
後ろの大天井岳と常念山脈が完全に脇役だろ。
1
それよりもこちら。

どこかの写真家が撮るような角度で立つ雷鳥。
後ろの大天井岳と常念山脈が完全に脇役だろ。
伊藤新道分岐。
警告板を要約すると、「素人は入るな」
1
伊藤新道分岐。
警告板を要約すると、「素人は入るな」
伊藤新道方面。見るからには普通の登山道なんだが、その先に厳しい道が待っているらしい。
まあ、自分が行くことは無いが。
1
伊藤新道方面。見るからには普通の登山道なんだが、その先に厳しい道が待っているらしい。
まあ、自分が行くことは無いが。
三俣山荘到着。

昼食の予定なのに、体が食事を受け付けない。行動食(無印バウム)は匂いを嗅ぐのも嫌になっており、うどんであっても吐くような気がした。何も取らないのも危険なので、山荘の看板娘よりコーラ500mlを買って食事代わりとした。
(無印バウムを行動食として愛用していたけれどスモールサイズでもきつかった。命に関わるため、次回以降への反省点としてここに記す)
1
三俣山荘到着。

昼食の予定なのに、体が食事を受け付けない。行動食(無印バウム)は匂いを嗅ぐのも嫌になっており、うどんであっても吐くような気がした。何も取らないのも危険なので、山荘の看板娘よりコーラ500mlを買って食事代わりとした。
(無印バウムを行動食として愛用していたけれどスモールサイズでもきつかった。命に関わるため、次回以降への反省点としてここに記す)
ザックを担いで三俣蓮華岳と双六岳を登り切るだけの足が残っておらず、巻道経由で双六小屋に向かうことを決めるが、あの三俣蓮華岳は何としても登りたい...。
1
ザックを担いで三俣蓮華岳と双六岳を登り切るだけの足が残っておらず、巻道経由で双六小屋に向かうことを決めるが、あの三俣蓮華岳は何としても登りたい...。
三俣峠で本日2回目の荷物デポ。サブザックで山頂を目指す。

コースタイムは15分ほど。普段なら平地と変わらずに歩ける標高差90mほどの登り下り。今の自分には楽で無いが、下りで集中力を切らさなければ危険なことは無いと判断。
1
三俣峠で本日2回目の荷物デポ。サブザックで山頂を目指す。

コースタイムは15分ほど。普段なら平地と変わらずに歩ける標高差90mほどの登り下り。今の自分には楽で無いが、下りで集中力を切らさなければ危険なことは無いと判断。
三俣蓮華岳山頂到達。

ここは泣いた。今日の景色の感動が水晶岳なら、登頂の感動は三俣蓮華岳だった。背景の鷲羽岳にも褒められているような気がした。
三俣蓮華岳山頂到達。

ここは泣いた。今日の景色の感動が水晶岳なら、登頂の感動は三俣蓮華岳だった。背景の鷲羽岳にも褒められているような気がした。
下山途中からの双六岳方面。進みきれなかったのは残念だけれど無理に進んで遭難する必要はない。目標としていたピークは全て踏んだことだし、別で計画を立ててまた来れば良い。

三俣峠で荷物を回収し、巻道に進んだ直後に雨。しかも本格的な雨。結果論だけれど、双六岳に向かわないで良かったのだ。
1
下山途中からの双六岳方面。進みきれなかったのは残念だけれど無理に進んで遭難する必要はない。目標としていたピークは全て踏んだことだし、別で計画を立ててまた来れば良い。

三俣峠で荷物を回収し、巻道に進んだ直後に雨。しかも本格的な雨。結果論だけれど、双六岳に向かわないで良かったのだ。
双六小屋到着。
本降りの雨に加えてちょうど到着のグループがいたようで、入口がごった返していた。
1
双六小屋到着。
本降りの雨に加えてちょうど到着のグループがいたようで、入口がごった返していた。
一旦雨が止んで小屋前から見た鷲羽岳。苦しい山だった。
1
一旦雨が止んで小屋前から見た鷲羽岳。苦しい山だった。
今夜のテント。下が砂地なので雨でテントに水が溢れるようなことは無さそう。
1
今夜のテント。下が砂地なので雨でテントに水が溢れるようなことは無さそう。
四日目スタート。
3:30起床。雨が続いていたけれど、テント撤収時には一旦やんだ。5:20出発時にまた降ってきた。
1
四日目スタート。
3:30起床。雨が続いていたけれど、テント撤収時には一旦やんだ。5:20出発時にまた降ってきた。
弓折乗越への登り返しから振り返って鷲羽岳。
下ることへの集中モードに入っているので感慨は無い。
1
弓折乗越への登り返しから振り返って鷲羽岳。
下ることへの集中モードに入っているので感慨は無い。
鏡平山荘。
かき氷が食べたかったがこんな時間ではやっているわけが無く、一息ついて先に進む。
1
鏡平山荘。
かき氷が食べたかったがこんな時間ではやっているわけが無く、一息ついて先に進む。
鏡池。晴れていれば穂高連峰が池に映るらしい。でも少し陽が出てきた。
2
鏡池。晴れていれば穂高連峰が池に映るらしい。でも少し陽が出てきた。
雲の合間にジャンダルム、西穂、焼岳。長いこと歩いてきたことを実感する。

私は父からの家訓でジャンダルムを狙うことはない。
1
雲の合間にジャンダルム、西穂、焼岳。長いこと歩いてきたことを実感する。

私は父からの家訓でジャンダルムを狙うことはない。
秩父沢出合で小休止。沢の水はどこでも気持ちがいい。
双六小屋のHPでここでも水が取れると書いていたけど、沢の水を直にだろうか。
1
秩父沢出合で小休止。沢の水はどこでも気持ちがいい。
双六小屋のHPでここでも水が取れると書いていたけど、沢の水を直にだろうか。
小池新道入口。車道がお出迎え。登山道はここで終了。
1
小池新道入口。車道がお出迎え。登山道はここで終了。
わさび平小屋。小屋前でこんな展示販売されたら絶対買ってしまうだろ。
ここはきゅうりとトマトが知られているが、自分はラムネで喉を潤した。
1
わさび平小屋。小屋前でこんな展示販売されたら絶対買ってしまうだろ。
ここはきゅうりとトマトが知られているが、自分はラムネで喉を潤した。
で、こちらがきゅうりとトマト。手前にオレンジもあった。札には他にバナナとスイカが出ていたけれど、受付で頼むのかな?
2
で、こちらがきゅうりとトマト。手前にオレンジもあった。札には他にバナナとスイカが出ていたけれど、受付で頼むのかな?
今回のビクトリーロードとなるブナの林道。
気をつけるのは足元に代わって熊。前に徳沢の奥で出くわしたのはこんな道でだった。
1
今回のビクトリーロードとなるブナの林道。
気をつけるのは足元に代わって熊。前に徳沢の奥で出くわしたのはこんな道でだった。
笠新道入口。
入口前に笠ヶ岳山荘水不足の案内あり(山荘での水は宿泊者であっても有料)。水場があって、ここで補充すべしとのこと。
笠新道入口。
入口前に笠ヶ岳山荘水不足の案内あり(山荘での水は宿泊者であっても有料)。水場があって、ここで補充すべしとのこと。
登山道ゲートの看板に雲ノ平から向こうの案内はなかった。
1
登山道ゲートの看板に雲ノ平から向こうの案内はなかった。
新穂高センター到着!今回山行ではここがゴールとなる。

お疲れ様でした!!
1
新穂高センター到着!今回山行ではここがゴールとなる。

お疲れ様でした!!
休む間もなく目の前の日帰り温泉へ直行。

最高の温泉に浸かって幸せの高山ラーメン。
本当にこの趣味やってて良かったと思う時間。
1
休む間もなく目の前の日帰り温泉へ直行。

最高の温泉に浸かって幸せの高山ラーメン。
本当にこの趣味やってて良かったと思う時間。

装備

MYアイテム
Tomolamo
重量:-kg

感想

初めて雲ノ平行を考えたのは前世紀の終わり頃。
長い事かかったけれど、ようやく訪れる事が出来た。

雲ノ平が期待を超えて絶景なのは言うまでもないが、その象徴とも思える水晶岳と雲ノ平山荘の組み合わせは、ぜひ祖母岳に登ってご覧いただきたい。

裏銀座ルートに入ってからは槍穂が視界に入り、見慣れた山々が見えてそれもまた楽しい。また一気に人が多くなり、なんとなくの安心感もある。

三俣山荘や薬師岳あたりまではまだしも雲ノ平は訪れるのにあまりにも不便過ぎる。
東京や大阪からならよほどの健脚でない限り途中で最低2泊は必要だ。
「日本最後の秘境」は大袈裟な表現ではない。
その意味で雲ノ平や水晶岳は、まさに登山愛好者に与えられた楽園と言えるだろう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:233人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら