百高山 53:烏帽子岳 54:小河内岳 55:蝙蝠岳 塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳



- GPS
- 36:26
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 3,529m
- 下り
- 3,534m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:51
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 11:25
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
|
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感想
金曜日に有給取って2泊3日で百高山3座を狙ってきました。
自分らにとってはなかなか遠くて大変なので余裕を持った計画で組んだのですが、近くになるにつれて台風10号の影響で不安定な天気に変わったため、1泊2日での強行となりました。
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【53:烏帽子岳(2,726m)】
長野県と静岡県の県境にある山。塩見岳と荒川岳の間、縦走路の途中にある。三伏峠から1時間弱で山頂に立つことができる。
周囲はハイマツ帯で、四方に展望が広がっている。
【54:小河内岳(2,802m)】
静岡県と長野県の県境にある、南アルプスの山。山頂付近に小河内岳避難小屋があり、夏季は管理人も入るが収容人数は少ない。
周囲はハイマツ帯で、ライチョウの姿も多く見られ、展望は良い。
【55:蝙蝠岳(2,865m)】
2865mもの標高があるこの山が南アルプスのどの辺りにあるかというと、塩見岳のすぐ北側の北俣岳から南東に派生した尾根上にある。特に北俣岳から蝙蝠岳の間はハイマツと岩混じりの斜面のコントラストが美しく、紅葉のころは一段と鮮やかさを増す。この尾根はさらに南東にある徳右衛門岳を経て大井川の東俣、西俣が合流する所で消える。蝙蝠尾根と呼ばれ、南アルプスの静寂な山を志す岳人に親しまれている尾根である。
(いずれも山と渓谷オンラインからの抜粋)
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木曜の業後に出発。
鳥倉登山口の駐車場へは0時半頃の到着でしたが、第一駐車場🅿️には僅か三台と言う状況でした。
平日だからと思いますが、恐らく悪天候が予想されるための入山者の少なさだったと思われます。
本来ならば混雑するであろう土曜の17時頃に下山した時にも駐車場は余裕があり、6台程の駐車だったのでやはり悪天候を警戒しての少なさだったのかと思われます。
23日(金)
4時半に登山開始。
この日は晴れ予報だったにも関わらず朝から霧雨で、いきなり出鼻を挫かれて一眼レフは車に置いていくことに。
最終的に下山時に災害級の雨を喰らったので持ってかなくて正解だったと思いますが、道中ライチョウ遭遇率が高かったので持って行ければとも思い悩ましかったです。
三伏峠小屋までは昨年来た時より体力がついたのかだいぶ楽に歩くことが出来ました。
有難いことに三伏峠小屋では無料で荷物デポることが出来るようでこれを利用させてもらい、だいぶ軽くなった状態でまずは烏帽子岳・小河内岳を狙います。
三伏峠近くの防鹿柵でお花畑保護してるところを過ぎたあたりから天候は急激に回復して期待してなかった景色を楽しむことが出来て気分も軽く歩くことが出来ました。
小河内岳からは悪沢岳、赤石岳、聖岳と眺望があり、これから向かう塩見岳や蝙蝠岳も眺めることが出来て1日予定が早まる行程になってしまったものの来て良かったと思いました。
小河内岳直下にある小河内避難小屋で少し休憩させてもらい三伏峠へ折り返します。
行きも帰りも何気なく前小河内岳がきつくて大変でした。
三伏峠小屋でデポさせてもらっていた荷物回収して塩見小屋へ。
去年も思いましたが、相変わらず間にある本谷山が邪魔過ぎます。
あと塩見小屋直下の登りも疲れた足にはなかなかキツイ💦
小屋到着15時半で、夕食食べたら疲れ過ぎて17時半には寝てました。
24日(土)
4時起床5時に朝食で5時20分には蝙蝠岳に向かって出発することが出来ました。
塩見小屋でも宿泊者はデポ可能で連日軽めの装備で歩くことが出来たのは助かりました。
この日は12時過ぎには雨が降り出すとの予報だったので、せめて蝙蝠岳往復して塩見小屋まで戻って来てから降って欲しいと思いました。
朝イチで塩見岳方面へ向かう人は誰もおらず僕ら夫婦だけかと思いましたが、塩見岳直下の鎖場で1人だけすれ違いました。
下山時にはツアーの人たちもいたので塩見岳まではそこそこ人がいたと思われます。
塩見岳から先は本当に人が少なく、会った人は前日の小河内岳で出会った外国の方一名のみの静かな山でした。
蝙蝠岳への稜線は素晴らしく白馬の稜線にも引けを取らない美しさがあるのではないかと思いました。
場所が場所だけになかなかおすすめ出来る所ではないかもですが、来たらここは感動する人も多いのではないかと思うくらい素晴らしい場所だと思います。
蝙蝠岳も無事に登頂でき、折り返しとなるわけですが、塩見岳までは登り基調となるためなかなかキツかったです。
一番キツかったのは荷物回収してから本谷山への登り返しでしたが😅
本谷山から三伏山までの間で遂に雨が降り始めてレインウェア着ながらの山行になり、さらにはかなり近い位置での落雷となり高い木の少ない三伏山山頂で落雷があった時は生きた心地ががしませんでした。
ここを歩いたことのある方はご存知かと思いますが、普段からぬかるみ気味なところで一旦雨が降ると池になるような地形のため、樹林帯抜けるのも一苦労な状態で四苦八苦しながら三伏峠小屋に辿り着きます。
三伏峠小屋に到着するとさっきまでの嵐が嘘のように晴れ間も覗く天気となったので慌てて下山しました。
下のお手製の丸太で作った階段も滑らないよう注意しながら抜けて17時に何とか車まで戻ることが出来て今回も怪我も事故もなく無事に山行を終えることが出来ました。
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