磁気嵐に遭遇?小蓮華山・白馬乗鞍岳(蓮華温泉から往復)


- GPS
- 08:33
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:18
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[蓮華温泉〜白馬大池] 難所と言えるような場所はなく、急登もなく歩きやすい道でした。 [白馬大池〜小蓮華山] ヤマレコの危険度でCとなっていたのでどんな道かと思ったら、ガレた道でした。ガレているといっても、石どうしが嚙み合ってズレる心配もなく、花崗閃緑岩自体も滑りにくいです。白馬岳に行くメインルートらしい歩きやすい道でした。 [白馬大池〜白馬乗鞍岳] 白馬大池の背後にある少し古めの溶岩ドームの1つを登るので、なだらかながら岩だらけです。黒っぽい玄武岩質安山岩の溶岩で、風化して少し丸みを帯びているので、滑ったり挫いたりしないか緊張して一番難渋しました。メインルートである栂池から多くの人がここを通るわけですが、初級者の人は距離は長いものの蓮華温泉からの道のほうが断然歩きやすいんじゃないでしょうか。 |
その他周辺情報 | コンビニは北陸道糸魚川ICを下りて最初に現れるセブンイレブン以降ないので、買い物する場合は要注意。 |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
装備
個人装備 |
昼食
行動食
水(2.5L/1.5L)
帽子
タオル
手ぬぐい
雨具
防寒着
ゲイター
着替え
ストック
熊鈴
ヘッドランプ
手袋
レスキューキット
非常食
鏡
笛
折畳マット
虫除けスプレー
スマートフォン
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共同装備 |
ハンディGPS
ラジオ
ツェルト
細引き
ペグ
バーナー
ガスボンベ
コッヘル類
医薬品(三角巾・絆創膏・テーピング・脱脂綿・消毒薬・鎮痛剤・下痢止め・簡易ギプスほか)
携帯トイレ
予備電池
地形図(1:25000)・地勢図(1:200000)・地方図(1:500000)
コンパス
野帳
アマチュア無線機(免許あり)
熊よけスプレー
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感想
妻は、数年前に地方紙「新潟日報」で小蓮華山が紹介されているのを見て、いつか登りたいと思っていたそうです。コスモポリタンな私は新潟県最高峰であることや新潟100名山であることに関心はなく、むしろ白馬岳を目の前にして帰ってくるなんて目の毒だ、と難色を示してきました。しかし、日帰りで登れる北アルプスの山は限られています。候補の一つである唐松岳を調べていたら、駐車場から直接登ることができず、どうしてもリフトを使わないと行けないうえに平日はリフトの運行開始時刻が遅い、ということが分かりました。しかもこの3連休は私の都合で登れません。雪が降る前にもう一座北アルプスを登っておきたいという妻の希望を容れて小蓮華山に行くことにしました。
晴れ予報だったのが前日に曇り予報に変わってしまい、実際に稜線が雲に入ってしまったものの、逆に白馬岳が見えなかったので悔しい気持ちも起きずに済みました。いつもよりペースが遅かったこともありますが、小蓮華山到着時刻に残る白馬岳までの往復3時間を足すと、やはり私達には白馬岳の日帰り往復は厳しいことも分かりました。一方、テントが数張り張られていた白馬大池山荘の前で昼食を食べながら妻と話したのですが、私が眠れそうにないので山小屋泊はできないけれど、ここでテント泊して翌日ピストンすれば白馬岳に行けるかもしれない。栂池からだったら標高差600mくらいなのでテント泊の荷物も肩痛を我慢してぎりぎり持ち上げられそうだ。ということで、少し希望が見えてきました。
さて、曇っていたとはいえ穏やかな天気だったのと裏腹に、ヤマレコのログは大荒れでした。「なんじゃこりゃあ」という値で、計画からは距離で3km以上、標高で400m近くもずれており、ドットを見ても前後左右に大暴れしていました。巨大な太陽フレアの発生で11日未明から地球の磁場が乱される磁気嵐が吹き荒れてGPSに影響が出るという予報でしたが、夜だったらオーロラとして見えるのでしょうが、昼間は見えないので吹いているのかどうかも分かりません。元々私のスマホのGPSの精度が悪くて誤差に悩まされてきたので、今回の大ズレが機器のせいなのか、それとも磁気嵐のせいなのか分からないのがちょっと残念でした。
※自分の備忘録として書き忘れていたことが一つ。数日前から唇が荒れて頭痛がするようになり、熱はないものの風邪を引いたようでした。登山を開始して1時間もしないうちに頭痛がひどくなったのでロキソニンを飲んでしのぎましたが、何とかなりました。
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