記録ID: 7806535
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
星冴ゆる厳冬期八ヶ岳縦走（天狗岳〜赤岳）
2025年02月14日(金) 〜
2025年02月15日(土)
山梨県
長野県
ksm2301
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 16:23
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,761m
- 下り
- 2,759m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:55
距離 13.9km
登り 1,575m
下り 671m
15:52
2日目
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:27
距離 16.7km
登り 1,185m
下り 2,088m
11:45
| 天候 | 14日 快晴 15日 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
近くの八ヶ岳山荘は24時間使用できるフリースペースとトイレがあるので、色々準備には最適です。あと駐車券1枚でコーヒー1杯無料になります。 https://mt-yatsugatake.jp/yamagoya/yamagoya-1949/ この先の赤岳山荘駐車場向かう車はチェーン必須になります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
13日の15時ごろまで降雪あり 14日の9時から登山始めましたが、全行程トレースついていて、ラッセルすることはほぼありませんでした。基本ダブルストック、12本爪アイゼンで歩き、硫黄岳〜赤岳〜行者小屋まではピッケル使用しました。 ●硫黄岳〜横岳〜赤岳 この稜線ルートは切れ落ちている箇所もあるので、体勢崩さないように注意。 特に横岳直下が一番危険。硫黄岳側は凍った岩稜帯の登攀、赤岳側は滑落すると死ぬかもしれないトラバースを通過します。 |
| その他周辺情報 | 八ヶ岳山荘日帰り温泉利用 700円ですがモンベルカード提示で500円になります。 あと温泉利用するとコーヒー1杯無料になります。 |
| 予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
蓼科山
明日は美濃戸口から黒百合ヒュッテへ向かい、明後日は天狗岳から赤岳まで縦走する予定。
明日は美濃戸口から黒百合ヒュッテへ向かい、明後日は天狗岳から赤岳まで縦走する予定。
登山当日
八ヶ岳登山前に車山のダイヤモンドダスト、サンピラー撮影スポットに向かいます。チェーンスパイク装備しないと滑ります。
八ヶ岳登山前に車山のダイヤモンドダスト、サンピラー撮影スポットに向かいます。チェーンスパイク装備しないと滑ります。
撮影スポット
カメラマン10名ほどいました。
しかし路上駐車禁止の看板あるのに5台以上路駐してました。
カメラマン10名ほどいました。
しかし路上駐車禁止の看板あるのに5台以上路駐してました。
十六夜月とススキ
ダイヤモンドダストとサンピラーは今日の条件だと見れませんでした。
ダイヤモンドダストとサンピラーは今日の条件だと見れませんでした。
インスタで見つけた絶景ポイント富士山と霧氷の絶景見たかったのですが、霧氷は残念ながらあまり付きませんでした。が、それでもきれいな朝焼けです。
5
2/14 6:34
インスタで見つけた絶景ポイント
富士山と霧氷の絶景見たかったのですが、霧氷は残念ながらあまり付きませんでした。が、それでもきれいな朝焼けです。
富士山と霧氷の絶景見たかったのですが、霧氷は残念ながらあまり付きませんでした。が、それでもきれいな朝焼けです。
八ヶ岳山荘
車山から45分ぐらいで着きました。
ここまでの道路一部凍結あるので運転注意です。
車山から45分ぐらいで着きました。
ここまでの道路一部凍結あるので運転注意です。
美濃戸登山口
今回コンパス登録できなかったので、ここで登山届提出。
今回コンパス登録できなかったので、ここで登山届提出。
北沢と南沢の分岐
八ヶ岳の文字が上に乗ってる雪で、ぶれているように見えます。
北沢ルート向かいます。
八ヶ岳の文字が上に乗ってる雪で、ぶれているように見えます。
北沢ルート向かいます。
霧氷の白サンゴ
森林限界まで標高上げるとこんな景色が見えます。
森林限界まで標高上げるとこんな景色が見えます。
降雪直後のトレース跡たぶん5人ぐらいしかまだ通ってなさそう。
このトレースがないとCT0.8のスピードで歩けませんでした。
本当に助かりました。
2
2/14 13:06
降雪直後のトレース跡
たぶん5人ぐらいしかまだ通ってなさそう。
このトレースがないとCT0.8のスピードで歩けませんでした。
本当に助かりました。
たぶん5人ぐらいしかまだ通ってなさそう。
このトレースがないとCT0.8のスピードで歩けませんでした。
本当に助かりました。
横岳
大同心、小同心登攀してる人はいるのかどうかはわからなかったです。
大同心、小同心登攀してる人はいるのかどうかはわからなかったです。
赤岩の頭分岐オーレン小屋のルートの予定でしたが、ルート不明瞭でトレースなかったので、硫黄岳から向かうルートに変更しました。
2
2/14 13:23
赤岩の頭分岐
オーレン小屋のルートの予定でしたが、ルート不明瞭でトレースなかったので、硫黄岳から向かうルートに変更しました。
オーレン小屋のルートの予定でしたが、ルート不明瞭でトレースなかったので、硫黄岳から向かうルートに変更しました。
硫黄岳山頂
が、本日は稜線上でも風速10mもなかったと思います。
が、本日は稜線上でも風速10mもなかったと思います。
北八ヶ岳の山々
黒百合ヒュッテ16時までに到着の予定なので頑張ります。
黒百合ヒュッテ16時までに到着の予定なので頑張ります。
夏沢峠
ここは無風なので休憩にちょうど良いところです。
シャリバテ気味なのでナッツを食す。
ここは無風なので休憩にちょうど良いところです。
シャリバテ気味なのでナッツを食す。
根石岳鞍部
数年前ここ通った時は耐風姿勢取るほどの風でしたが、本日はあまり吹いてません。
数年前ここ通った時は耐風姿勢取るほどの風でしたが、本日はあまり吹いてません。
西天狗岳
あちらにも行きたかったですが、今日は時間的に無理そうだ。
あちらにも行きたかったですが、今日は時間的に無理そうだ。
今日歩いてきた稜線と明日歩く稜線
明日は赤岳へ稜線ルートで向かう予定です。
明日は赤岳へ稜線ルートで向かう予定です。
黒百合ヒュッテ
16時前に何とか着きました。
疲れた、着替えてから明日の準備をします。
16時前に何とか着きました。
疲れた、着替えてから明日の準備をします。
夕焼けの霧氷
黒百合ヒュッテから少し前の雪山登ったところで撮影。
黒百合ヒュッテから少し前の雪山登ったところで撮影。
夕焼けの霧氷��
良いアーベントロートでした。
夕食食べて少し仮眠します。
良いアーベントロートでした。
夕食食べて少し仮眠します。
星空軌跡の天狗岳60分間撮影、雲湧いてこなくて本当に良かったです。
この撮影中黒百合ヒュッテに戻り、雑談した方いたのですが、写真褒めていただき嬉しかったです。ありがとうございました。
また少し仮眠します。
6
2/14 22:38
星空軌跡の天狗岳
60分間撮影、雲湧いてこなくて本当に良かったです。
この撮影中黒百合ヒュッテに戻り、雑談した方いたのですが、写真褒めていただき嬉しかったです。ありがとうございました。
また少し仮眠します。
60分間撮影、雲湧いてこなくて本当に良かったです。
この撮影中黒百合ヒュッテに戻り、雑談した方いたのですが、写真褒めていただき嬉しかったです。ありがとうございました。
また少し仮眠します。
根石岳
三脚出すのがきつかったので岩に固定して撮影。
案外ブレなく写りました。
三脚出すのがきつかったので岩に固定して撮影。
案外ブレなく写りました。
月下の硫黄岳
ここから先はずっと強風地帯なので、補給と準備します。
ここから先はずっと強風地帯なので、補給と準備します。
黎明の南八ヶ岳
ここからだとモルゲンロート見れないので先急ぎます。
ここからだとモルゲンロート見れないので先急ぎます。
モルゲン赤岳
日の出10分後で赤色からオレンジ色に変わりました。
日の出10分後で赤色からオレンジ色に変わりました。
モルゲン横岳山頂
ここから先は危険地帯なので、ピッケル装備します。
ここから先は危険地帯なので、ピッケル装備します。
地蔵尾根分岐
お地蔵様に後光差した感じに撮りたかったのですが、何か違う感じになってしまった。
お地蔵様に後光差した感じに撮りたかったのですが、何か違う感じになってしまった。
快晴の阿弥陀岳と中岳
去年は中岳でカモシカに遭えたことを思い出します。
去年は中岳でカモシカに遭えたことを思い出します。
赤岳展望荘
ここの東側は太陽照り、風も防げるので休憩にはちょうど良いです。
ここの東側は太陽照り、風も防げるので休憩にはちょうど良いです。
阿弥陀岳と中岳
稜線上はこの時期としてはあまり雪ありません。
結構地面見えてます。
稜線上はこの時期としてはあまり雪ありません。
結構地面見えてます。
文三郎尾根
土曜で快晴の予報なので、今まで来た中で一番登山者多いです。
土曜で快晴の予報なので、今まで来た中で一番登山者多いです。
少し降って中岳と阿弥陀岳
ここから見ると中岳の方が高く見える不思議。
ここから見ると中岳の方が高く見える不思議。
土曜快晴の行者小屋
人多い、そりゃこんな条件なら登りたくなりますよね。
人多い、そりゃこんな条件なら登りたくなりますよね。
降雪2日後の霧氷
低温だったので、まだこの辺の霧氷残っています。
低温だったので、まだこの辺の霧氷残っています。
行者小屋
小屋の温度計は‐10℃でした。
装備換装して下山します。
小屋の温度計は‐10℃でした。
装備換装して下山します。
美濃戸山荘
懐に入れてたカメラ、下山して温度あがったので曇ってしまいました。
懐に入れてたカメラ、下山して温度あがったので曇ってしまいました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
チェーンスパイク
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
ワカン
スノーゴーグル
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ピッケル
カメラ
|
|---|
感想
降雪明けの月下の八ヶ岳稜線を歩きたくて行ってきました。
実を言うと当初予定ルートは14日の美濃戸口ではなく、13日の唐沢鉱泉の予定でした。唐沢鉱泉向かう途中にスタックしてどうにもならなくなり、ロードサービスの人に助けてもらいました。降雪直後の唐沢鉱泉はスタッドレスタイヤだと厳しい。チェーン持ってなかったので反省します。
そこで一度もう帰るか悩みました。
しかし天候がとても良さそうなのでもったいないと思い、予定組みなおす。
13日は車山
14日は車山行ってから美濃戸口〜黒百合ヒュッテ
15日は黒百合ヒュッテ〜赤岳〜美濃戸口
結果的に帰らないで良かった。
快晴の車山と八ヶ岳縦走ができて本当に良かったです。
夕景の霧ヶ峰富士見台
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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素晴らしい写真の数々、うっとりと眺めました
登らなくても下から仰ぎ見る赤岳の神々しさ、雪山経験ゼロの私でも見てみたくなる景色でした
ありがとうございます。
良い条件で登山できて本当に良かったです。
次は北横岳から縦走してみたいと思います。
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