記録ID: 8503389
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ハイキング
中央アルプス
中央アルプス・北部初挑戦は文字通り痛み分けだった
2025年07月31日(木) 〜
2025年08月02日(土)
長野県
seriyouyasu
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 30:00
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 3,085m
- 下り
- 1,348m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 10:08
距離 8.4km
登り 1,727m
下り 128m
11:23
12:10
40分
昼食休憩
15:38
2日目
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 3:07
- 合計
- 12:14
距離 7.3km
登り 897m
下り 727m
| 天候 | 行程通じてキツい晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース中まんべんなく岩場の上下があったりする、という意味では要注意。だが、なかでも、中途半端な岩場で、ロープも鎖もステップもない場所がより要注意だろうと思う |
写真
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駒ヶ根スキー場駐車場、最下段の奥から入口側を見る。合計10台ほどで、満杯ではない
駐車場上部にある登山口。ここは遊歩道と登山道が輻輳しているエリアのようだ
方向指示を信じると、正面へ遊歩道、左右へ登山道？紛らわしいが、たぶんどちらを進んでもどこかで合流できる
ということで、わざわざ右に進んでみた。スキー場の上部が見える所に出た。この左手に道標がある
そこの表示も先ほどと似たような感じ。右方向に登山道、正面に遊歩道。ここは”右”に踏み跡ないので、”正面”を歩いて、結果として、先ほど正面に進んだら出るであろう場所に合流した。下部はこんな感じ
7/31 5:55
そこの表示も先ほどと似たような感じ。右方向に登山道、正面に遊歩道。ここは”右”に踏み跡ないので、”正面”を歩いて、結果として、先ほど正面に進んだら出るであろう場所に合流した。下部はこんな感じ
しばらく進んで林道に出た。三本木というところ。ここで通行止めになっていた。林道を横切って登山道を進む。林道を進んでも終点まで1kmもない
7/31 6:31
しばらく進んで林道に出た。三本木というところ。ここで通行止めになっていた。林道を横切って登山道を進む。林道を進んでも終点まで1kmもない
小さい地蔵といくつかの碑がある。碑は遭難の碑のようだ。この辺りで遭難？という場所
目を楽しませてはくれるが、惜しむらくは知識がなく、名前はわからないものが多い
トイレの左手は広くなっている。車が一台駐車していた。関係者の車だ。その裏手に道があり東屋に行ける。広場の奥にも進めそうだ
その東屋からの景色。最初の遠景。雲はない。見えるのは東側なので南アルプスの北部エリア
タカウチ場に躍り出た。左奥から来たのだが、池山ではなく池山小屋分岐方面の道に進む
途中にある旧池山小屋（水場）の表示。笹刈りはしてないし、存在確認はしなかった
水場に到達。ありがたく補給させてもらった。池山小屋近くの水場は涸れているらしいが未確認
ここから左奥に道が延びていて、池山に至る。ここは道なりに進む（写真では右方向）
その水場から少し上部にある、池山小屋分岐。遊歩道経由尻無0.8kmと尻無0.9km。100m長いルートを選択
左に方向転換する場所に出た。ここで重い荷物を下ろして昼食。たっぷり休んだ
気づいたら、ここは大地獄と呼ぶらしい。この時点では既に左足甲を痛めていたのだが、通過に特段の問題はなかった。とは言え、歩くバランスとピッチは大きく変わった。要はスピードがぐっと落ちた
7/31 12:26
気づいたら、ここは大地獄と呼ぶらしい。この時点では既に左足甲を痛めていたのだが、通過に特段の問題はなかった。とは言え、歩くバランスとピッチは大きく変わった。要はスピードがぐっと落ちた
周りが見えたら危なっかしい所なのだろうが、木々の目隠しのおかげでそんな風には見えない
これまで見えなかった方面、右側の景色が開けてきた。かなり高度を稼いだということだ
この迷い尾根、というのは、方向変換点。降りてきてまっすぐ行ったら迷ってしまう、という意味なのか
ヨナ沢の頭に到着。スピードダウンしているが、時間の余裕はある計画なので、焦らずに進む
空木平避難小屋への分岐に出た。今日は避難小屋を利用させてもらうつもりなので、左手に下って行く
水場、というか沢水を得るために少し戻ったところ。”テント場”と誰かが書いていた場所の近くで水を得ることができた
小屋を正面から見る。正面が概ね北。到着時、なぜか扉は開いていた
しかし何かに荒らされたりということもなく、中はこざっぱりしている
正面の白っぽい岩群（個人的感想では”海”と彫ってあるように見える）の左側も右側もどちらにもルートがあるようだ。右はショートカットっぽい
8/1 7:49
正面の白っぽい岩群（個人的感想では”海”と彫ってあるように見える）の左側も右側もどちらにもルートがあるようだ。右はショートカットっぽい
テラスで休ませてもらった。小屋番さんは留守だった。ペットの水2とポカリ1を購入。小銭を用意していたので、買うことができたが、そうでない登山者は困っていたそれはさておき、御嶽山がすてきに顔を出した
8/1 8:47
テラスで休ませてもらった。小屋番さんは留守だった。ペットの水2とポカリ1を購入。小銭を用意していたので、買うことができたが、そうでない登山者は困っていた
それはさておき、御嶽山がすてきに顔を出した
それはさておき、御嶽山がすてきに顔を出した
手がかり足がかりが少なめの岩場。降りてきて見上げたところ。岩自体は滑りにくい
熊沢岳までいくつかアップダウンを経て行かなければならない。ピッチはかなり遅い
したのだが、この先にある”最高点”とやらは、見逃してしまった。前方の岩の手前にはもう1つの熊沢岳山頂標がある。そちらは白木
縦走用尾根、というより、プチ岩場の上下行となる感じの山域なのだな
ここの水場まで行ってみた。小屋から約5分。ここの水温も充分低く、ありがたくたっぷり補給させてもらった
テントを張ったのだが、そこのトイレの様子。ポリ袋と凝固剤で始末する方式だった。テント泊の場合、それが1人2セット支給される。トイレの中には足りなかった場合に入手できるように予備（有料）が置かれている。ちなみに小屋外にある普通のトイレも利用可能
8/2 5:16
テントを張ったのだが、そこのトイレの様子。ポリ袋と凝固剤で始末する方式だった。テント泊の場合、それが1人2セット支給される。トイレの中には足りなかった場合に入手できるように予備（有料）が置かれている。ちなみに小屋外にある普通のトイレも利用可能
檜尾岳に戻り木曽駒方面に向かうのだが、その尾根からも御嶽が見える
檜尾岳から下る道沿いを散策する雷鳥家族。母親と幼鳥7羽ほどの構成。人を警戒せずに近づいてきたのでやむを得ずしばらく停滞して撮影した。母鳥の左足にはタグ（環）が付いていた
8/2 7:09
檜尾岳から下る道沿いを散策する雷鳥家族。母親と幼鳥7羽ほどの構成。人を警戒せずに近づいてきたのでやむを得ずしばらく停滞して撮影した。母鳥の左足にはタグ（環）が付いていた
島田娘ノ頭に到着。この時点で、木曽駒方面への計画を断念した。理由は、行けるが遅くなる、遅くなると雷雨に遭遇する可能性大だったから。ということで、ここでゆっくり昼食をし、景色も楽しんだ。（麓の雷雨もすごかった）
8/2 10:57
島田娘ノ頭に到着。この時点で、木曽駒方面への計画を断念した。理由は、行けるが遅くなる、遅くなると雷雨に遭遇する可能性大だったから。ということで、ここでゆっくり昼食をし、景色も楽しんだ。（麓の雷雨もすごかった）
ということで木曽駒エリアはずっと見えていた景色のみで今回は打ち止め
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
三食ご飯
行動食
非常食
水
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
テント
ヘルメット
着替え
|
|---|
感想
駒ヶ根スキー場駐車場から出発して、空木岳・木曽駒ヶ岳に登って北御所登山口に下る時計廻り周回を歩くつもりで計画をした。ゆっくり楽しむため、3泊4日としたのだが、それが良くも悪くも効果的だった。初日早々に左足の甲を若干痛めて、ペースを落としたのだが、ゆったり組んだ計画のおかげで歩き続けることができた。山中の天気は、これ以上ないほど良く、はっきり言えば森林限界を超えたらむやみに暑かった。ポイントポイントで水を補給して歩いた。3泊目は頂上小屋でテン泊を予定していたが、夕方には雨がありそうだということもあり、足のコンディションと併せて考え、断念し下山を選択。またチャレンジしよう。
檜尾岳周辺では雷鳥に会えた。鳴き声も姿も良かった。親鳥も幼鳥もごく間近まで来てくれてじっくり観察することができたのはすばらしい。遠望としては、八ヶ岳や南アルプスの峰々、木曽御嶽山の立派な姿など盛りだくさんで、こちらもすばらしかった。他の収穫としては、空木平避難小屋の”水場”とトイレ、檜尾小屋の水場とテン場とトイレの確認ができたことだ。
写真に掲載した花の写真は全種ではないが、それにしても無知で、名前を知らなすぎる。あとで多分こいつだと当たりをつけてコメントしたものも多い。間違っている前提で見てほしい
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