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記録ID: 8539341
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

仙塩尾根チャレンジ…無念の途中撤退

2025年08月09日(土) 〜 2025年08月11日(月)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
23:31
距離
51.5km
登り
5,241m
下り
4,930m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:05
休憩
1:50
合計
11:55
距離 22.5km 登り 2,753m 下り 1,842m
5:51
6:03
44
6:47
6:52
38
7:30
7:36
25
8:25
8:35
3
8:38
8:39
12
8:51
8:52
60
9:52
94
11:26
11:27
15
11:42
12:17
77
13:34
13:36
2
13:38
13:47
37
14:24
14:33
22
14:55
14:56
19
15:15
30
16:04
16:06
59
17:05
宿泊地
2日目
山行
2:06
休憩
0:06
合計
2:12
距離 5.9km 登り 356m 下り 344m
5:37
36
宿泊地
6:13
6:17
14
6:31
47
7:18
7:20
29
3日目
山行
7:48
休憩
0:32
合計
8:20
距離 23.1km 登り 2,132m 下り 2,744m
2:56
51
3:47
3:50
71
5:01
5:02
117
6:59
7:05
26
7:31
7:40
36
8:16
8
8:24
8:26
19
8:45
8:53
25
9:18
17
9:35
9:38
42
10:20
56
11:16
ゴール地点
北荒川岳あたりの稜線はdocomo電波あり
熊ノ平小屋は電波なし
井川越 docomoあり
三峰岳山頂 微妙にdocomoあり
野呂川越 電波なし
両股小屋 電波なし
北沢峠  電波なし
天候 曇り一時晴れ のち雨、雨、雨
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路 毎日アルペン号 鳥倉林道
復路 北沢峠⇒南アルプス林道バス⇒戸台口(仙流荘)
   仙流荘⇒タクシー⇒JR伊那北駅
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特になし
その他周辺情報 仙流荘で温泉(800円)
予約できる山小屋
塩見小屋
アルペン号を鳥倉林道のゲート前で降りてから、40分ほど歩いて登山口
1
アルペン号を鳥倉林道のゲート前で降りてから、40分ほど歩いて登山口
トイレもある
ねじねじした花
1/10は見逃した
朽ちかけた桟道…少しずつ修繕されている
1
朽ちかけた桟道…少しずつ修繕されている
ほとけの清水
ヤマハハコ?
塩川小屋方面は通行止め
塩川小屋方面は通行止め
三伏峠のテント場
1
三伏峠のテント場
とりあえず三伏山、最初のピーク
とりあえず三伏山、最初のピーク
あの晴れ間がこっちに来ないかな
あの晴れ間がこっちに来ないかな
塩見の方面は厚い雲
塩見の方面は厚い雲
写真だと分からないが、迫力あって足がすくむ
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写真だと分からないが、迫力あって足がすくむ
コバイケイソウの群落
コバイケイソウの群落
本谷山の三角点
これは食べたらやばそうなやつ
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これは食べたらやばそうなやつ
思えばこの辺から体の調子が悪かった…
思えばこの辺から体の調子が悪かった…
何やら息も絶え絶えになって塩見小屋に到着
何やら息も絶え絶えになって塩見小屋に到着
山頂に人がいる
ラスボス感のある山頂
ラスボス感のある山頂
振り返れば塩見小屋
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振り返れば塩見小屋
山頂に到着すると奇跡の晴れ間が
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山頂に到着すると奇跡の晴れ間が
仙丈ケ岳は雲の中…
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仙丈ケ岳は雲の中…
雲が切れた…はるかに遠い仙丈ケ岳。あそこまで本当に行けるのか(結局行けなかった)
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雲が切れた…はるかに遠い仙丈ケ岳。あそこまで本当に行けるのか(結局行けなかった)
甲斐駒もチラ見せ
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甲斐駒もチラ見せ
落雷で裂けた山頂標識
落雷で裂けた山頂標識
西峰を振り返る
農鳥から南へ続く山々
農鳥から南へ続く山々
似たような写真ばかり撮ってしまう
似たような写真ばかり撮ってしまう
ではそろそろ行きますか…
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ではそろそろ行きますか…
さあ行くぞ、とりあえず待っとけよ
さあ行くぞ、とりあえず待っとけよ
山頂を後にするとさっそくガスが
山頂を後にするとさっそくガスが
蝙蝠方面
塩見を振り返る
南に見えるあの山はなんだろ
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南に見えるあの山はなんだろ
ライチョウの岩
写真でよく見る場所…しかし足が前に出ない
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写真でよく見る場所…しかし足が前に出ない
ともかく足が前に出ないぞ…このあと雨が強くなってカメラをしまったので、最後の写真
ともかく足が前に出ないぞ…このあと雨が強くなってカメラをしまったので、最後の写真

感想

今年のメインイベントは、しばらく前から温めていた仙塩尾根縦走。
7月ごろには思い切ってアルペン号を予約してしまったので、ドキドキしながら準備していたのですが、どうやら天気が怪しくなってきた…だが予定通り下山すれば、最後は雨にしても、初日は行けるだろう、という安易な判断のもと、アルペン号に乗り込んだ私。

鳥倉に到着して元気よく歩き出したまではよかったものの、ほとけの清水を越え、三伏峠小屋を越えて塩見岳を目指すと、何やら調子が悪い。どこがどうという事ではないが、スピードが上がらない。足が前に出ない…
塩見小屋についた時点で、すでにヘトヘトな風情。これはちょっと、どうしたことなのか。去年から何となく身体に力が無い感じだが…男の更年期障害なのか。

それはともかく、塩見岳の山頂で奇跡の晴れ間に遭遇した私はすっかり気をよくして、いそいそと仙塩尾根へ。元気だった私の姿を見るのは、これが最後なのであった…。北俣岳分岐から、ハイマツの中に新しくつけられた道を歩くと、滑ったりフカフカしたりでなんだか歩きにくい。そのうちどんどん天気も悪くなる足はますます上がらない…。北荒川岳を越えてしばらく行くと、もう今日中に宿泊予定地の熊ノ平小屋までたどり着けそうにないことに気づく。時刻は17:00時、しかたないので暗くなる前に登山道脇にテントを張れそうな下草のない平らな場所を見つけて、早々に潜り込む。

翌朝は、ともかく熊ノ平まで。雨の中、小屋の前のベンチでパンを食べていると、小屋番のお姉さんが「どちらから?」と。正直に昨夜たどり着けずにビバークした旨を申告すると、「鳥倉から入ってここにたどり着けない(鈍足)状態だと、安心して出せないですね…」と。そりゃそうだ。小屋で声かけた人間が、途中で遭難しても寝覚めが悪かろう。私は素直に熊ノ平でまる一日滞留することを決め、テントの申し込み。この日は8:00頃からずっとテントでゴロゴロしてた。ずーっと雨・風。

翌朝は3:00にテント場を出発、井川越?でdocomoの電波が入ったので、家族に心配しないようLINE。三国平のあたりは広い尾根で、暗闇とガスの中、ちょっと迷いそうになったが注意深く周りを見回すと、良い場所にペンキマークがある。三峰岳の登りは強風にあおられてちょっぴり怖いが、仙丈をあきらめて両俣から林道にエスケープすることを決めていたから、この登りさえクリアすれば後は下りだけ。


最後に、両俣から北沢峠までの林道?治山道路?途中に一か所、沢が路上を横切って流れている場所がある(砂防堰堤みたいな場所)。熊ノ平のお姉さんにも「雨が続くと通れなくなるかも」と警告されていたし、野呂川越の近くであったツアー連れのガイドさんにも「路上を沢が流れているところが…」と聞いていたけれども、私は油断していて、ちょっと上流で飛び石で渡れないことが確認できたあと、道路上に戻って普通に流れを突っ切った……水流が強くて、立っているのに下流方向に押し流される。下流はもちろん堰堤から2〜3mの高さの滝?落ちたらまずい。命の危険を感じた私は足を踏ん張りながら残り3、4歩を走って、なんとか渡り終えた。危なかった…洪水の時、深さ20〜30cmでも水流が強ければ押し流されるという感じが、初めて分かった。死ななくてよかった。
雨の中滝谷出会を渡渉したときも泣きそうになったが、今回のほうが泣きそうだった。今回の教訓、気を付けよう、体力不足と雨の渡渉。

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