記録ID: 8574880
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
朝日岳〜白馬岳 蓮華温泉バスin 猿倉タクシーout テント泊
2025年08月16日(土) 〜
2025年08月18日(月)
新潟県
富山県
長野県
mimikarun
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 21:04
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 3,590m
- 下り
- 3,769m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:20
距離 12.8km
登り 1,421m
下り 688m
2日目
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:36
距離 16.6km
登り 1,734m
下り 1,156m
| 天候 | 晴れ、曇り、ガス、強風、夜雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
アクセスやテント場情報は一番下にあります。感想は長いので飛ばしてください 昨年8月天気で断念した朝日岳、ようやく実現 結論から言えば、テント泊装備でこの標高差でこの行程は今の自分にはきつかった。 1日目は睡眠不足による高山病で途中から足が上がらない、2日目は強風による体力消耗が激しかった。体力落ちたな、、、 8/15（金） 移動と前泊 夕方から雨予報だったが夜雨が降る早朝は晴れて星が綺麗だった 当初の計画は大雪渓を登って、白馬岳〜朝日小屋〜蓮華温泉に月曜日に下山する予定だったが、直前に蓮華温泉の平日バスがないことに気が付いて逆ルートにした。 そのため新幹線の指定席予約ができず、ギリギリ1席空きを見つけてラッキーでした（お盆を舐めていた） 蓮華温泉キャンプ場のテントは5張のみだった 気温は高めで快適だったがなぜか眠れず睡眠不足 8/16（土）蓮華温泉から朝日岳経由で朝日小屋へ 早朝一時雨がさらっと降った程度で気温高く晴れ、時々ガスで白い世界、風はほぼなく蒸し暑い 最初に300mほど下るのがつらい。基本的に滑る木道をひたすら下りようやく下りきった約1100mの沢から朝日岳2410mまで標高差1300mの登りがかなりきつい。 刈払いされているが滑る木道、階段、蒸し暑い樹林帯、濡れたテントなどでいつもより1kgほど重い荷物、睡眠不足による高山病で2000mあたりから足が上がらなかった。半分以上は木道、木段だったのでは？と思う 樹林帯を抜ける花園三角点あたりから景色もよくお花畑も美しく楽しめるのだけれど、小屋泊装備ならもっと楽に歩けたな、と思った ようやく到着した朝日岳山頂は広々して休憩にぴったり。 蓮華温泉からずっと携帯電波が入らないため天気の確認ができず、前日の予報では12時ごろから雨、雷雨だったため山頂でゆっくりせず早めに小屋へ進んだ テント場は快適そのもの、もっとアクセス良かったら頻繁に行きたい場所。周囲はお花に囲まれて、ほぼ平らなテント場は理想的な場所だった。テントを担いで頑張ってよかったと心から思った 夕方から風が出てきたが、気温高めでテント内は暑くシュラフは掛布団にした 8/17（日）朝日小屋から雪倉岳から白馬頂上山荘 夜は星が綺麗で朝から風は強め 白馬岳の予報では風速7-8mだったが実感として雪倉岳、白馬岳周辺は10-12mはあったと思う 水平道は細かいアップダウンと崩れたトラバースがあるとのことで明るくなってから出発、意外に時間がかかった 雪倉岳に近づくにつれて風がどんどん強くなる。風がさえぎられる場所は暑い。ガレて歩きにくい場所も多く、強風で体力消耗が激しく、そしてお腹がやたらと空いて雪倉岳の山頂まで非常に長く感じた。雪倉岳山頂でテント泊装備で体がふわっと浮いた時は怖かった。ガスがかかる時間も多かったが景色は最高、朝日小屋が見える稜線、その向こうに日本海と富山？の町、白馬岳の稜線が見えて、風がなかったら長く休憩したかった 雪倉岳避難小屋へくだって中で休憩し再出発、風はずっと強いまま 三国境への登り、2つルートがあって悩んだが、ヤマレコの足跡見て濃い方の直登りにしたが、強風に向かってガレガレ崩れた場所を登るため一番恐怖を感じた。 三国境から白馬岳はビクトリーロードといった感じ（強風だけど）雷鳥もお出ましになって楽しく歩く 山頂から景色眺めて下ってテント場へ テント場はなんと今日一番の強風（風の影響をかなり受けるテント場らしい）テントが転がったり歪んだりしているのを見て、あっさり小屋泊に変更。小屋泊変更した人の中にはテントが破れた人がいたらしい。テント泊は3000円、素泊まり9500円。夕食付けるとプラス4000円にはびっくり。ビュッフェらしいが4000円は高い！ 小屋内は寒く（談話室はストーブついて暖かだった）ダウンパンツがあってよかった 8/18（月） 朝から晴れて風も弱く快適、最終日が一番いい天気 初めての大雪渓、下りに使いたくなかったが仕方ない お花畑を下るだけなのでゆっくり楽しみながら歩く 大雪渓は落石怖いためサクサク急いで歩いて約20分、意外に短かった 猿倉のバスは13時までないため待機していたタクシーで温泉へ 【水場・トイレ】 蓮華温泉のテント場に水道とトイレ 五輪高原に2ヶ所水場、1ヶ所はベンチあり 雪倉岳避難小屋にトイレ（ペーパーなし、洋式、ヘッデンないと暗くて見えません） 【蓮華温泉】 テント場 1,000円（予約不要、蓮華温泉の受付で支払、温泉入る場合も一緒に支払い） キャンプ場という名前の通り、家族キャンパーいます。 蓮華温泉から林道徒歩10分弱、ほぼ平ら、場所によってはぬかるみある、自炊棟あり、男女別トイレ洋式ペーパーあり、水は要煮沸らしい 内湯と露天 1,000円（リンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーなし、持ち込みも不可、シャワーの出が弱い、ずっと入れる温度、匂いはほぼなし） 今回は雨が降りそうな天気で露天に行かず 受付前にビールなど販売あり 電波は一切入らない（お風呂入浴時に小屋内で試したが電波入らず、ドコモ、au） https://rengeonsen.main.jp/ 【朝日小屋】 テント場 2,500円（予約不要） ほぼ平ら、ペグ良く刺さる 風の影響は少ない場所と思われる 夕方から風が強くなったが気温は高めだったのかテント内で暑かった トイレ男女別、女性用は和式2つ、トイレットペーパーの用意がないため持参すること 水場は蛇口4-5つあり、水は良く出ていた、飲料可能 テーブル、ベンチあり お弁当（笹寿司など）の販売15:30頃から、販売開始時に放送あり ドコモ、au電波入らず（お弁当販売時に小屋内に入ったが電波入らず） 【白馬岳頂上山荘宿舎】 テント場 3,000円（事前予約制）ほぼ平ら 風の影響を非常に強く受ける場所で、テントが煽られている様子を見て、小屋泊に変更した 素泊り 9,500円、夕食はビュッフェ4,000円とのことだったが素泊りにした 強風のためテント泊から素泊りに変更した人が多かった様子、テントが風で敗れたと言っていた人がいた 自炊場がないため、受付のある1F入口ベンチでガスバーナー使用、談話室で飲食可能 電波は小屋入口ベンチ周辺のみで入った（ドコモ） 【アクセス】 ●往路● 新幹線 はくたか555 大宮9:06→糸魚川10:52（直前にようやく指定席1つ空きあり） バス 糸魚川駅12:20→蓮華温泉13:55 2,100円（バス停はアルプス側、乗車時に乗務員に現金で支払い、当日の乗客は7割程度） 7/19〜8/17（日）土日祝と平日も、8/23〜10/5は土日祝のみ バスは路線バスと観光バスの間という感じで補助席あり、予約制ではなく1台のみで増便なし、乗客が多い場合は乗れないことがあるとのこと、 ※糸魚川駅改札外に小さいセブンイレブンあり、日本海側のお土産屋にお酒など販売あり ※バス停側のジオステーションで時間つぶせます ※日本海側に飲食店あり（廻らない「廻るすし倶楽部」11:00オープン） ●復路● タクシー 猿倉→みみずくの湯（白馬駅から徒歩約10分） 4,500円 猿倉荘の前にタクシー数台並んでます バス（予約制）は8:02と13:00のため下山時間によってはタクシーになる ※今年からバスは予約制になり、10:30発がなくなったとのこと JR大糸線 白馬駅12:46→松本駅14:38 あずさ42号 松本駅15:10発 ※あずさ38号 白馬駅発13:41に乗車したかったが、予約していなかったため空席なし、平日なら空席あるだろうと考えたのが甘かった 【温泉】 白馬 みみずくの湯 10:00〜 700円 シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤーあり 洗い場多め、露天あり、ずっと入れる温度でつるつる 休憩できる場所あり（狭い） 【装備の備忘録】 ・寝袋（キュムラス）暑かった ・インナーシーツ不要 ・ダウンパンツ（蓮華温泉不要、朝日小屋途中で脱いだ、白馬頂上宿舎、小屋内は寒くあってよかった） ・ジェットボイル ・レインウェア上は強風時に着用 ・軽アイゼン（大雪渓用）チェーンスパイクでは代用できないと思う ・薄いフリース ・パタゴニアのナノパフ ・ヘッデン予備あった方がいいかも？ ・モバイルバッテリー20000mAh（もう1泊するなら足りないかも） ・カメラ（久しぶりに持参したが強風時はスマホ出したくないため便利） |
写真
標高約1460mからスタートし、瀬戸川1153mまで約300m下り
この下りが本当に長かった
この下りが本当に長かった
谷の反対側に蓮華温泉の建物と温泉の湯気が見える
ようやく蓮華温泉と同じ標高に登った
ようやく蓮華温泉と同じ標高に登った
スタートから朝日小屋まで行程の半分ほどは木道と階段ではないかと思うほど多い
振り返って吹上のコル
ここでようやくドコモ電波入った（前後もたぶん電波入らず、朝日岳山頂、朝日小屋は電波なし）
ここでようやくドコモ電波入った（前後もたぶん電波入らず、朝日岳山頂、朝日小屋は電波なし）
テント場、ほぼ平ら、左側の茶色い建物がトイレ、写真に入ってないが左側手前に水場
トイレ
男女別、女性用は和式2つ、トイレットペーパーが用意されていないため持参必須です
男女別、女性用は和式2つ、トイレットペーパーが用意されていないため持参必須です
朝日小屋といえば笹寿司。冷凍の笹寿司（くるみ、的鯛、マスの3種類）1つ450円、小屋内で15:30頃から販売。販売開始すると放送流れます。冷凍のため翌朝か行動食用に
1
8/17 3:28
朝日小屋といえば笹寿司。冷凍の笹寿司（くるみ、的鯛、マスの3種類）1つ450円、小屋内で15:30頃から販売。販売開始すると放送流れます。冷凍のため翌朝か行動食用に
来た道を振り返る、手前の山は赤男山、登山道は山頂に行かずトラバースする
ようやく雪倉岳山頂
まっじで強風、立っていのもやっと、1度はテント泊装備なのに体が浮いた
早々に下山開始
まっじで強風、立っていのもやっと、1度はテント泊装備なのに体が浮いた
早々に下山開始
避難小屋
とにかく強風から逃れたいので中に入る
気温は高めのため強風でもそれほど寒さは感じない
とにかく強風から逃れたいので中に入る
気温は高めのため強風でもそれほど寒さは感じない
中にトイレあり（洋式、トイレットペーパーなし、ライト必須）
中は靴を脱いで入る。
トイレの香ばしい匂いがします
中は靴を脱いで入る。
トイレの香ばしい匂いがします
蓮華温泉への分岐、鉱山道は荒れているためお勧めされていないようです
さて、どのルートが正解なのか？
左側へトラバースするのか、それとも直登か？
左側へトラバースするのか、それとも直登か？
よく分からず直登
強風で足元が崩れるし、落ちるのでは、と恐怖を感じた。
強風で足元が崩れるし、落ちるのでは、と恐怖を感じた。
当然だけれど目の前は山頂ではない
一見すると山頂が2つくらい出てくる。
一見すると山頂が2つくらい出てくる。
山頂到着
数年前に来た時は真っ白い世界だったので青空で嬉しい（強風です）
数年前に来た時は真っ白い世界だったので青空で嬉しい（強風です）
素泊り9,500円、テントは3,000円だったのに
小屋泊はやはり快適でした
小屋泊はやはり快適でした
装備
| 共同装備 |
テント泊装備
|
|---|
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今年「朝日直前逃亡組」です。
体力、気力ともに自信がなく、今年も雪も心配で泣く泣くキャンセルしました。
なので、強風の中歩かれて 尊敬します。
三国境のあたりってどこに道があるのか??と私も感じました。
写真を見てはいいなぁ・・・行きたいなぁと夢想していますが、私はせいぜいいつも兵馬の平で茶を濁す程度なので
無理かなぁと諦めています。
廻らない廻る寿司屋も写真入れていただきありがとうございます。
客が少ないので廻らなくなったようですか((笑))
コメントありがとうございます。
次回は蓮華温泉でキャンプして兵馬の平でのんびり湿原散策でいいな、と思うほどきつすぎました〜
廻らない廻る寿司屋さんは、11時開店で去年は満席、今年もすぐにお客さん入られたので意外に人気？と思いました。まあまあ美味しいですよ。
頂上山荘のテン場、買ったばかりのアライテントSLドーム�兇�一発で壊れましたよ(´;ω;｀)
風ほんとに強いところです。
コメントありがとうございます。
頂上山荘のテント場があんなに強風とは思っておらず本当にびっくりでした。買ったばかりのテントが一発で壊れるなんて、ほんとうにお気の毒です。。。あそこは小屋泊に限ると思いました。
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