薬師岳 立山室堂から薬師へ ヘロヘロながら花と展望の縦走
富山県
ikomaniyon
tuki4
体力度について
- GPS
- 26:31
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,150m
- 下り
- 3,204m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 8:04
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 13:24
| 天候 | 8/21 曇 8/22 晴のち曇 8/23 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
https://www.sensorsandworks-s2.net/parking_information/ 平日だったため上段は7〜8割程度の入りで下段はほぼガラガラ。 下山後(土曜14時すぎ)には上下段で空きは数台(おそらく下山者が出庫したばかりで実質満車)。 下山後は折立バス停から12:10発富山行(8:40発除き実質一日一便)で有峰口バス停に13:00着。 駅前に停車するのかと思っていたら、有峰口駅まで徒歩150mくらい😮 で、立山行の電車は12:59発。炎暑の下を歩いて駅に着くと電車は出た直後って…。 冷房もない駅舎で次便の13:59発を待つ辛さ。 たまらず冷たい飲料でもと思うが自販機まで坂道を往復300m強。汗まみれになった😁 バス停の位置や自販機はともかく、バスから電車へのこの接続の悪さはいかがなものか。 同じ会社とは思えない接続の悪さに絶句。 折立発を10分早めて12:00にすればすむのではと思うが、何か問題があるのでしょうか。 同じ思いをした乗客は多いと思う(少なくとも今回乗り合わせた5名は同意見)ので、 ぜひとも改善を希望。 とは言っても、個人的にはもう乗ることはないのかな。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
急登激降の繰り返しはガレありザレあり岩場もあれば累岩累石や高度感あるトラバースもあり。 それはそれで変化に富んでおもしろいルートなのでしょうが、体力も気力も費やされます。 |
| その他周辺情報 | 立山駅周辺に日帰り入浴のできるホテル等がいくつかありますが、 今回は車で約30分下ったゆ〜ランド吉峰温泉(700円/モンベルやイオンカード提示で630円) https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 を久々に利用。ヌルスベのいい湯でした。 |
| 予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
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ハイマツの上にライチョウ。
どうやらお一人様の令嬢。
五色ヶ原からの帰りだとか。
労山の長老にして花百目指す
ヤマッパーさん。しばし歓談
が言うとおり、足元には
濡れたオトギリソウ。
あ。鬼岳や☆って一発で😁
山頂ではないけど、ぽいわあ
ヤマ麺チキンラーメンミニは
ライチョウの茂みに献杯。
”ナレノハテ”とノブやんさん
は呼んでて😅
ナレノハテというより
むしろこちらが最終形態だし
立山カルデラは雲の中で、
期待の鳶山崩れ跡は見れず。
手前の暗い五色ヶ原に池塘が
小さくいくつも光る。
よく見れば池塘群かと思った
のは雪田だった。
越中沢岳と薬師岳。
越中と並ぶ小さいのは富士？
悪臭はなく数mに渡り点在。
こんなの載せて<(_ _)>
浄土山龍王岳に大汝山雄山。
手前の山裾は五色ヶ原。
スゴの頭、間山、薬師岳。
スゴ乗越小屋が小さく遠い。
しかもちょっと臭うヤツ。
またしても<(_ _)>
正面に赤牛岳。
豪雨の縦走辛かったなあ。
今日も負けずに辛いけど😁
遅くなると小屋に電話。
ときどきポツリとするが、
雷が鳴らないのがなにより。
二等三角点薬師ヶ岳
2925.91mは撮り忘れ(;'∀')
昨夜と違って大部屋ザコ寝。
パーテあるだけマシかな。
夜中に勝手に開けたヤツが…
凍えて目が覚めた😖
で気づくと窓から富山の夜景
実質一日一便。
乗り遅れはシャレにならない
バス停は駅前かと思ったが、
あとはアクセス記載のとおり
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
ココヘリ
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
2022年から毎年計画しながら悪天に祟られ延期を強いられ続けた立山室堂から薬師岳への縦走。
先月末、三度目の正直で鷲羽岳に登れた勢いで4年目の正直もと祈ったカイがあったのか、
初日こそガスで視界が遮られがちでしたが、徐々に好天に恵まれ、雨に遭うこともなく、
一番警戒した稜線で雷鳴を聞くこともなくすみました。
鹿島槍や針ノ木岳など後立山連峰、豪雨縦走の記憶が強烈な水晶岳赤牛岳を始め裏銀座の山々、
その奥に黒々と屹立する槍穂高、雄大な展望をたっぷり楽しみながら歩きました。
そんな歩を進めるに連れて行く手の薬師岳がどんどん大きく迫り、
どこまで下るのかあきれるほど激下ってはまた登り返す、縦走の楽しさもたっぷり堪能しました。
(歩いてるときは苦しさ堪能でしたけど)
また、もう遅いかなとあまり期待していなかった高山植物も、まだいろいろな残り花や実が
目を楽しませてくれて、鷲岳あたりではチングルマやイワカガミなど縦走路では終った花が
咲き乱れていて、お得感も味わえました。
ただ、先の鷲羽岳に続き体調の悪さ(というより体力の限界？)を考えると、アルプス引退かなと。
宿題になっていた鷲羽や立山薬師縦走を果たせてキリもいいし、白馬鑓温泉が残ってるけど、
相方や同行者に迷惑をかけることを思えば要検討かも。
※龍王岳の南で奈良労山長老の一人ノブやんさんとばったり。
最近は花の百名山にトライ中らしく、今回は五色ヶ原と大汝山が目的地のようでした。
チングルマの花は終わっているよという意味だったのでしょうが、
チングルマはみんなナレノハテだったよと教えていただいて苦笑い。
ナレノハテ、流行らなければいいなあ。
※出発の前日の8/19、薬師峠のキャンプ場でクマがテントを荒らすという事件が起きて、
キャンプ場は使用禁止に。
出発日の朝にネットで知り、今年は悪天でなくクマさんにジャマされるのかと思いましたが、
通行の制限はなく、最終日の通過で出くわすこともなく幸いでした。
鳶山でご来光友達した健脚お姉さんは事件当日すぐそばでテン泊中で、クマも目撃したとか。
立山でもクマは出没してるようですし、先日の羅臼岳の惨事もあったばかり。
気をつけなければ。
って、本当は山に来るべきでないというのが正しいことはわかってはいますが…
気になるのは、このままクマが姿を見せなくなれば”解決”なのかどうか。
テントの中に旨い物があることを学習したのをそのまま開放すると、またやってくるのは必至。
駆除すべきとは言いませんが、最後は痛い目か怖い目を見てもらって、もう二度と近寄らんとこ
と思ってもらう必要はあるのではと思いました。
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2泊3日の立山〜薬師岳〜太郎平の縦走、お疲れさまでした。天気に恵まれ、何よりでした。このコースは悪天の時は危険でしょうね。
激しいアップダウンの連続の苦労は、豊富な高山植物と大展望が補って余りあるレベルのようです。
常に先を行かれるtukiさんは大きなザックを背負っても、涼し気に歩いておられる様子ですが、実際はどうなんでしょうか。
今回は薬師平キャンプ場での熊騒動の直後でしたが、遭遇されなくて良かったですね。昨年は折立〜太郎平で頻繁に出没して騒ぎになっていました。
熊は人間が怖いものだと思わなくなっていて、おいしいものを持っていると学習してしまっているようで、これが怖いです。
40数年前、山に登り始めて間もないころ、有峰口から折立までバスに乗りましたが、その時は改札口の目の前にバスが止っていました。
国鉄分割民営化前で大阪から夜行急行「立山」が富山電鉄に乗り入れていて乗り換えなしで行けました。今は昔です。
私も体力的にそろそろアルプス引退かなと思っていまして、その前にせめて穂高岳には登りたいのですが、昨今の上高地の混雑状況から二の足を踏んで、今年も機会を逸してしまいそうです。
蛇足ですが、乗車された富山電鉄の車両は京阪電鉄の旧3000系ですね。通勤で乗っていたので懐かしいです。
コメントありがとうございます。
ホントに疲れました。
CTを見ると二日目の特に間山から北薬師を経て薬師さらに山荘までの遅れがひどく、
9ｈ23ｍの予定が1.5倍近い13ｈ24ｍもかかっています。
ご存知のとおり右股関節に難があるのですが、途中から右背筋や腰が痛くて、
辿り着いた山荘の受付に座り込んでしまいました。
加えて、三日間を通して下りが遅いことも影響が大きいのですが、
これは初日に目覚めると眼の調子が悪くてコンタクトレンズを入れられなかったのが原因です。
円錐角膜という厄介があって、ざっくり言うと乱視の強力なヤツで、
裸眼ではモノが重なり歪んで見えます。
足元も自分が見たより数�儷瓩�ったり遠かったりするのでサクサクとは歩けず、
登りはともかく下りはほぼ足探り。
はっきり言って怖くて…というのが言訳。
眼鏡では矯正できないのが、この厄介の最大の厄介です。
とは言っても、本質はやはり体力の不足(衰え？)なのかなと思います。
別の厄介で筋トレが難しいのですが、
多少でも現状維持できるよう努力しないといけないなと痛感しています。
Tukiは、毎朝１時間半のウォーキングに週３〜４回のスイミング、
月数回のクライミングと毎日のピアノ(は関係ないか😁でも継続力はすごい)と、
日々鍛え上げているので、最近は足元にも及びません。
それでも２日目の薬師越えはキツかったみたいで、かなりペースダウンしてました。
目立たないようにこちらに合わせてくれただけかもしれませんが…。
Yoritonさんも、上高地の混雑など掻き分けて穂高目指してください。
これから多少はすいてくるでしょうし、まだまだシーズンは長いですから。
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