ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8593864
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山縦走(テント泊)

2025年08月22日(金) 〜 2025年08月23日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
17:22
距離
25.6km
登り
2,437m
下り
2,714m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:02
休憩
1:34
合計
7:36
距離 7.9km 登り 1,805m 下り 451m
7:12
7:13
14
7:27
7:31
27
7:58
8:04
21
8:25
8:31
41
9:12
9:29
106
11:15
11:16
16
11:32
11:55
35
12:30
12:49
17
13:06
25
13:31
13:46
13
13:59
14:01
16
14:43
2日目
山行
8:48
休憩
1:37
合計
10:25
距離 17.7km 登り 965m 下り 2,586m
4:46
34
5:20
5:21
47
6:08
6:14
54
7:08
7:15
53
8:08
8:09
28
8:37
8:48
29
9:17
9:28
144
11:52
12:42
74
13:56
14:00
26
14:26
14:30
14
14:44
14:46
25
天候 1日目:晴れ時々曇り
2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田駐車場
 午前2:30頃に到着時には7割ぐらいは埋まっていた感じ
バス(奈良田→広河原)5:30
 片道1300円+協力金300円
 この日はバス3台で後ろの方に並んでいた何人かは立ち乗り
 自分は5時頃に並び、一人だったということもあって1台目に座れた
コース状況/
危険箇所等
ログが途中で一度途切れています。

登り、下りは各所それぞれしっかり斜度もある。
足への負担軽減の為にトレッキングポールを使用することはオススメ。しかし、たまに岩場があり邪魔になる場合は収納するべき。
踏み跡、マーク、リボン等がしっかりあるので、落ち着いていれば迷う箇所なし。
(疲れて足元ばかり見ているとリボンを見落としやすくなるので注意)
その他周辺情報 下山後温泉:奈良田温泉 女帝の湯
 大人:700円
トイレ行ってたらほぼ最後尾
2025年08月22日 07:07撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 7:07
トイレ行ってたらほぼ最後尾
2025年08月22日 07:07撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 7:07
天気良いです
2025年08月22日 07:08撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 7:08
天気良いです
2025年08月22日 07:10撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 7:10
2025年08月22日 07:10撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 7:10
最初から急登
2025年08月22日 07:30撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 7:30
最初から急登
2025年08月22日 07:48撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 7:48
2025年08月22日 09:13撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 9:13
2025年08月22日 09:29撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 9:29
草すべりへ
また急登
2025年08月22日 09:30撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 9:30
草すべりへ
また急登
2025年08月22日 11:09撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 11:09
小太郎尾根分岐
やっと稜線に出た
2025年08月22日 11:42撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 11:42
小太郎尾根分岐
やっと稜線に出た
小太郎山
2025年08月22日 11:43撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 11:43
小太郎山
2025年08月22日 12:24撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 12:24
北岳肩ノ小屋
2025年08月22日 12:29撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 12:29
北岳肩ノ小屋
2025年08月22日 13:05撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 13:05
北岳山頂
2025年08月22日 13:31撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/22 13:31
北岳山頂
間ノ岳方面
2025年08月22日 13:37撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 13:37
間ノ岳方面
2025年08月22日 14:13撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 14:13
北岳山荘
2025年08月22日 18:41撮影 by  SO-52A, Sony
8/22 18:41
北岳山荘
日の出前に出発
2025年08月23日 04:45撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 4:45
日の出前に出発
2025年08月23日 04:45撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 4:45
ご来光と北岳
2025年08月23日 05:08撮影 by  SO-52A, Sony
2
8/23 5:08
ご来光と北岳
2025年08月23日 05:14撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 5:14
2025年08月23日 05:14撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 5:14
中白峰
2025年08月23日 05:20撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 5:20
中白峰
間ノ岳と富士山
2025年08月23日 05:22撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 5:22
間ノ岳と富士山
間ノ岳山頂
2025年08月23日 06:10撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 6:10
間ノ岳山頂
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
2025年08月23日 06:11撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 6:11
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳の奥に北アルプス
2025年08月23日 06:11撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 6:11
仙丈ヶ岳の奥に北アルプス
中央アルプス
2025年08月23日 06:11撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 6:11
中央アルプス
南アルプス南部方面
2025年08月23日 06:12撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 6:12
南アルプス南部方面
農鳥岳と富士山
2025年08月23日 06:19撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 6:19
農鳥岳と富士山
農鳥岳
まずは農鳥小屋まで下ります
2025年08月23日 06:22撮影 by  SO-52A, Sony
2
8/23 6:22
農鳥岳
まずは農鳥小屋まで下ります
農鳥小屋
2025年08月23日 07:05撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 7:05
農鳥小屋
2025年08月23日 07:14撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 7:14
西農鳥岳山頂
2025年08月23日 08:00撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 8:00
西農鳥岳山頂
間ノ岳
存在感がスゴイ
2025年08月23日 08:00撮影 by  SO-52A, Sony
2
8/23 8:00
間ノ岳
存在感がスゴイ
農鳥岳山頂方面
2025年08月23日 08:00撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 8:00
農鳥岳山頂方面
この岩場は右下に下って巻きます
2025年08月23日 08:12撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 8:12
この岩場は右下に下って巻きます
岩場を越えた先
もう一度下って登り返し
2025年08月23日 08:25撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 8:25
岩場を越えた先
もう一度下って登り返し
農鳥岳山頂
2025年08月23日 08:37撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 8:37
農鳥岳山頂
これから下り
2025年08月23日 08:57撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 8:57
これから下り
大門沢降下点
2025年08月23日 09:17撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 9:17
大門沢降下点
2025年08月23日 09:18撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 9:18
2025年08月23日 10:46撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 10:46
大門沢小屋
2025年08月23日 12:38撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 12:38
大門沢小屋
ざるうどんを頂きました
2025年08月23日 12:18撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 12:18
ざるうどんを頂きました
2025年08月23日 12:43撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 12:43
大古森沢出合
2025年08月23日 14:00撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:00
大古森沢出合
揺れるし少し足元が傾いている
苦手な人は嫌だろうなって感じ
2025年08月23日 14:26撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 14:26
揺れるし少し足元が傾いている
苦手な人は嫌だろうなって感じ
2025年08月23日 14:28撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:28
2025年08月23日 14:36撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:36
2025年08月23日 14:41撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:41
2025年08月23日 14:40撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:40
森山橋
2025年08月23日 14:45撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:45
森山橋
登山口
2025年08月23日 14:48撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:48
登山口
ここからは道路
2025年08月23日 14:48撮影 by  SO-52A, Sony
8/23 14:48
ここからは道路
大門沢ゲート
優しい方のお陰でここで終了
2025年08月23日 15:11撮影 by  SO-52A, Sony
1
8/23 15:11
大門沢ゲート
優しい方のお陰でここで終了
撮影機器:

感想

白峰三山をテント泊で縦走しました。

奈良田のバス停の列には5時ごろに並びました。一応平日なので人は少なめなのかなと思っていましたが、その後も続々と列は伸びて結局バス3台に立ち乗りも居る状態に。人気の山だということを実感しました。

バスが広河原に着くとすぐにトイレに長蛇の列が。この行列については事前リサーチでも分かっていましたが、甘く見ていたので私はのんびり列に並ぶことに。しかし想像以上に進まない。諦めてもいいかなとも思いましたが、お腹を下しやすい私としては行ける時に行っておきたい。結局トイレを済ませて出発する頃にはほぼ最後尾になっていました。ここでトイレに並ぶなら迷わず並ぶべきです。

ここ数年はよく登山中に膝を痛めて泣きそうになりながら下山することが多く、今回の山行は下山が長いことが不安だったので、スタートからダブルストックで足への負担をなるべく和らげることに専念しました。スピードは落ちますが、急登の連続だったので自分的には良かったと思います。でも草すべりは特にキツかった…

山頂に近づくとガスも迫ってきて、周囲の山が見えたり見えなかったり。まあでも天気は良かったのでこれで良しとします。

北岳山荘でテントを設営しましたが、選んだ場所は少し傾斜がついていました。もう少し探せばもっと平らな場所も確保できたかもしれませんが、「早く横になりたい」という気持ちが勝り妥協。でも夜は結構よく眠れたと思います。北岳山荘は無料で水が汲めるので非常に助かります。

2日目はキレイに富士山が見えていて最高の天気。朝の稜線上は風が強く寒いくらいで、防寒着としてレインウエアを着て出発しました。間ノ岳からは北アルプスまで見えて、気持ちのいい景色を眺めることができました。

山々を見ながら感じたのは南アルプスは一つ一つの山がどっしりと大きいなという印象です。そしてその分、縦走と言いながらアップダウンがしっかりキツイです。「天空の縦走路」って言葉からアップダウンの少ない3000m級の縦走路が続いているのかなって勝手に思い込んでいました。間ノ岳山頂から見た農鳥岳は、「なんであの山が百名山に入ってないんや」と感じたぐらい立派な山だな思ったと同時に、「あんなに下ってからあんなに登るのか」と思いました。実際に農鳥岳への上り返しはキツカったです。

農鳥岳からは南アルプス南部の山々もよく見えて、いつかそれらにも登ることを誓い下山を開始しました。
ここからが今回の山行の一番の不安でした。大門沢降下点からはすぐに樹林帯に入るのでほとんど景色が変わらず、ひたすら急な下りが延々と続きます。また、2時間ぐらい過ぎたころから段々気分が悪くなってきて、大門沢小屋の屋根が見えたところで少し嘔吐してしまいました。これはいくつかの要因があったと思います。思い返せばこの日はほとんど塩分を摂取できていなかったです。水を飲んでいるのに汗の量が少ない気がするなとは感じていたので、上手く体が水分を吸収出来ていなくて軽度の熱中症のような状態だったのではないかと思います。それに加えて空腹によるシャリバテでしょう。大門沢小屋で昼食を食べる予定ではいましたが、ちょっと足りませんでした。結果的に大門沢小屋でざるうどんを食べて、めんつゆも少し飲んだら回復して進むことが出来ました。今後は栄養補給にもっと注意していかなければならないと感じました。

大門沢降下点あたりからほとんど同じペースで、抜きつ抜かれつしていた方がいましたが、その方から「大門沢ゲートに車を停めているから奈良田の駐車場まで送っていきますよ」と声を掛けて頂きました。ほぼ同じタイミングでゲートまで下山したのでお言葉に甘えて送って貰いました。私以外にもご夫婦にも声を掛けておられて、3人で楽をさせて貰いました。「自分も今まで同じように助けてもらったことが何度もあるから」と言われていて、本当に優しい人に出会えて良かったです。この場を借りて改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました。


年に1回ペースでテント泊登山をしていますが、ここ数年は天気が微妙で山頂の写真は真っ白のガスの中のものばかりで、妻からは「去年と同じ写真やん」と言われていました。今回は天気が良くキレイと言ってもらえて良かったです。


他の方のレコを見ていて、2日目に農鳥岳で救助ヘリを呼ぶ事故があったようです。しかもよく読ませてもらうと、私がその方(そのグループ)を追い抜かせてもらった直後に事故が起こっていたようです。思い返せばその先の見通しのいい場所で振り返ってもそのグループの姿がなかなか見えず不思議に感じていました。命に別状が無かったようで良かったです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:114人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら