涸沢~北穂東陵~奥穂~西穂 上高地↑新穂高↓



- GPS
- 18:23
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,435m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:04
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:58
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 8:29
天候 | 初日 晴れ時々くもり 3日間で一番安定していた 2日目 早朝晴れ、その後雲が増えて午後一時雨 3日目 早朝晴れ、その後雲が増えてきて正午位は稜線にガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂東陵: 南陵取付からガレ場を稜線まで登るが、バリエーションのため、歩きやすくありません。稜線に出た後も同様。高度感のある場所も何ヶ所かありました。最後に10メートル降下する所は、最初の一歩の足が届かず、もう一度行くなら、5メートル降下で済む巻道を探してから行きたい。 奥穂~西穂:奥穂からジャンダルムまでは意外に岩がしっかりしている印象。間ノ岳~赤岩岳周辺は浮石多く、岩が動かないか確認しながら登りました。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
ゴジラの背と呼ばれる北穂東陵、憧れのジャンダルムを含む奥穂~西穂縦走に行ってきました。行き先から自分の技量不足を感じたので、ミキヤツ登山教室の門戸をたたき、ガイドをしていただきました。
初日は上高地から涸沢までの移動日。この日の天候が一番安定していました。
2日目からが本番。まだ暗い朝4時に涸沢小屋出発。南陵取付きからバリエーションルートに入り、ガレ場を横切り、北穂東陵の稜線に登って行きました。歩きづらく、高度感ある場所もあるものの、それほど問題無く進みましたが、ゴジラの背を下りる最後の急降下は足が届かず焦りました💦確保されているので普通におりましたが、一人だと困る所でした。北穂から涸沢岳も意外に?険しく、結構な難路でした。
3日目は奥穂から西穂までの縦走。奥穂を出ると目の前にまだ薄暗いジャンダルムが大きく見えてきました。最初の難所は馬の背の下り。高度感があり怖さがありましたが、岩がしっかりしているため、足場さえ確保できれば意外とスムーズでした。ロバの耳を通過して、いよいよジャンダルム。岩は前日の雨か露で少し濡れており、直登せず巻道にて登りました。ジャンダルムの山頂からは360度の絶景。天使はいませんでしたが、天使の梯子を見ることが出来ました。
その後も稜線上の険しさは続き、天狗の頭の上りでは、足が滑り1メートル位の小落下、肝を冷やしました。逆層スラブは長い鎖がありますが、滑らないことを確かめつつ、慎重に下りました。ここは濡れていたら怖いですね。間ノ岳~赤岩岳周辺は浮石が多く、岩が動かないか確かめながら慎重に行きました。西穂山頂は、ガスが広がり、周辺は真っ白で残念😢。その後は傾斜のある箇所もありますが、登山者が多いためか踏み固められており、歩きやすくなりました。西穂山荘では、半年ぶり位で西穂ラーメン🍜をいただき堪能しました。ガイドさんの配慮もあり、ほぼ午前中に下山出来たのは雨にも遭わず良かったです。
備忘録(登山ガイドさんの金言)
(ルートについて)
*馬の背は岩が安定しているため問題少ないも、間ノ岳周辺は浮石も多く危険⚠️岩が濡れているときは避けた方が良い。自分の印象としては逆走スラブは下りで濡れていると怖い😱
*このルートは苔が濡れると滑って危険
*西穂→奥穂よりも奥穂→西穂の方が間ノ岳周辺を安全に通過出来るとのこと
*穂高の岩は浮石多い
(歩き方他)
*下りで怖さを感じる時は横を向く、ガレ場でも踵では無く、足の指から力をかけて下りる
*靴に砂がついた時は滑りやすくなるので注意
*ヘッドライトを照らすような暗い内は大股で行くようなショートカットはしない方が良い
*日本の山の岩場は、ソールの硬いコチコチの靴は体幹が使いづらく歩きづらい
*ルートの基本は稜線上。ルートが稜線から外れた場合はいつルートが稜線に戻るのかという意識が必要で、周囲に気を配る必要あり。道が折り返す時にルートを外しやすく確認。
*懸垂下降はできた方が良いが、クライミングをしておけば困った状況にも対処しやすい
*行動食として甘いものの食べ過ぎは、血糖値やインスリンのバランスが崩れ疲れやすくなる。空腹感を満たすならはナッツ類がオススメ
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