針ノ木サーキット&蓮華岳



- GPS
- 15:42
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,497m
- 下り
- 2,536m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:25
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 9:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰路:車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備していただいていると思いますが、崖の道がいくつかあり、場所によってははい松がせり出してきているところもあって少し怖かったです。 |
その他周辺情報 | 2日目は新越山荘、種池山荘に立ち寄りました。 柏原新道登山口には簡易トイレが2台あります。 |
写真
よくもまぁこんなにおびただしい数の岩があるものです(笑)
昔は大きい岩だったものにしみ込んだ水が凍って膨張したことで、岩が少しずつ割れて小さくなっていったのかなぁ?
だとすると、昔は全然違う風景やったのかもなどと想像します。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着(化繊ダウン)この時期はソフトシェルとレインがあれば不要と思いました
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
チェーンスパイク
タオル
ヘルメット
携帯トイレ
|
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感想
2回目の
北アルプスの
山行は
歩けど迫る
絶景の波
昨年の双六岳も悪くはなかったのですが、今回は快晴☀️と言っていいお天気(たまにガスがかかることもありましたが)だったので、ずーっと高山の景色を見放題でした!
~初日~
今回は長野県大町市への出張があり、これを逃さぬ手はないということで北アルプス山行と相成りました。
そのため初日は出張スタイルで信濃大町駅からバスに乗り、扇沢駅で登山スタイルに変身して、いざ出発。
針ノ木岳登山口から針ノ木自然遊歩道を歩き、わりとすぐに大沢小屋に到着。
針ノ木小屋を開設した百瀬慎太郎さんのレリーフがあります。
その後は針ノ木大雪渓を遠くに見ながら、岩がゴロゴロしている沢沿いを歩きます。
たくさんお花が咲いていました。
例年は?雪渓歩きを楽しめるようですが、今年は記録的な猛暑により雪は溶けちゃったようです。
最終水場でお昼休憩。
針ノ木小屋のポンプが壊れてしまったそうなので、ここで1.5リットル水を汲んで持って上がります。
(小屋に着いたらお水の引換券をもらったので、ポンプは修理されてたのかな・・・?)
くねくねと
立ちはだかるは
絶望感
針ノ木小屋に繋がる九十九折りの道。。
ワンコのように喜んで登って行く先輩に遅れを取りながら、重い足取りで進みます。。
途中でお花の写真を撮るなどしながら休み休み何とか登り切りました。
針ノ木小屋で荷物を下ろして身軽になったところで蓮華岳へ。
昨年双六岳山行の初日、双六小屋に荷物を置いて、樅沢岳に登ったことを思い出しました。
あの時に比べれば元気です。
あそこが山頂だ!と思ったら、向こうの方に次の頂が見えてくる。
祠を見て山頂だ!と思ったら、向こうの方に標柱が見える。
蓮華岳は思わせぶりなお山でした。
ハイ、ちゃんと地図を見ればいいだけです(笑)
蓮華岳から針ノ木小屋に戻る頃にはだいぶ疲れが出てきました。
自分でも理由がよくわかりませんが、急に体調が悪くなった感じです。
着替えを済ませて夕食まで休んでいたのですが、夕食をほとんど食べられませんでした。
昨年の双六小屋でも夕食を食べられなかったので、毎回こんな感じだと高山に来れないなぁと思いながら、早々に休みました。
夜中何度か目が覚めたので、一度は外に出て、きれいな星空を見ることができました。
~2日目~
日の出前からぼんやり明るくなってきて、南東の方が赤く染まっています。
小さく見える線対称の影は紛れもなく富士山!
皆さん、富士山が見えると大喜び。
やっぱり富士山は特別なお山ですね。
5時半からの朝食は、食欲がすごくあるわけではないですが食べれる!
良かったです。
小屋の方が今日は快晴の予報だと教えてくれて、一同が歓声をあげました。
6時前に針ノ木小屋と富士山に別れを告げて、針ノ木岳へ!
ところが、あれあれ?針ノ木岳に着いたら全然眺望がありません。
時々顔を覗かせる遠くのお山を写真に収め、次の頂へ。
しばらくすると少しずつもやが取れて、視界が良好になり針ノ木岳もよく見えます。
そしてスバリ岳登頂。
でもまた、もやがかかっています。
すると、お日様が差してきて、ブロッケン現象と思われるものを見ることができました!
すごく珍しいということでラッキーです☆彡
その後スバリ岳では針ノ木岳が見えるまでだいぶ粘りました。
スバリ岳から赤沢岳へは、崖の道がめちゃくちゃ怖かったです。
ここで落ちたら・・・とか、もう少し年を取ったらこの道を歩けなくなりそうだとか、そんなことを考えずにはいられませんでした。。
あまり山歩きをしていないので保険に入ってないのですが、今後検討しますf(^^;
スバリ岳山頂で時間を使ってしまったので、赤沢岳では心だけでなく体にも少しエネルギー補給をして、また次の頂へ。
次の頂の前に新越山荘でトイレ&お昼休憩。
新越山荘で登ってもいない爺ヶ岳の手ぬぐいを買ってしまったので今度登らないといけません(笑)
外のベンチで前日に買っておいた長野名物おやきをいただきます。
日が昇って暑くなってきました。。
新越岳を経て、最後の頂・岩小屋岳に向かいます。
またまた崖の道が出現。
この山行は崖が多いです、たぶん。(被害妄想?)
岩小屋沢岳にも無事登頂し、後は下るだけ。
やった~
と思ったら、遠くに見える種池山荘がずいぶん上にあるように見えますが・・・。
そして私の目は間違っていませんでした。
種池山荘への登り道のしんどさは尋常じゃありませんでした。
ようやく種池山荘に着いた時にはしゃべる元気も残っていませんでした(笑)
口数少なく、ほとんどそのまま下山の途につきました。
その下山の道がまた歩いても歩いても延々続いていて、これまたしんどかったです。
先輩から稜線歩きは標高差が少ないのでそんなにキツくないと聞いて、私も何泊もしていろんなところを歩いてみたいなぁなんて思っていましたが、このしんどさがあと1-2日増えると思うと私には無理かもしれないです(笑)
今の自分の体力や気力と向き合った2日目でした。
きれいな景色、怖い道、楽しいことも、しんどいことも含めて素晴らしい山行でした。
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