水晶岳、鷲羽、黒部五郎


- GPS
- 29:56
- 距離
- 54.7km
- 登り
- 4,268m
- 下り
- 4,218m
コースタイム
- 山行
- 11:36
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 13:15
- 山行
- 16:14
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 17:26
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
備考 | 黒部五郎の上りでソールが剥がれました。接着剤を常に持っているべきでした。手持ちの紐で何とかしましたが。 |
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感想
当面の目標だった水晶、鷲羽、黒部五郎に一泊2日で行ってこれました。何度も何度も全く空きがない予約サイトを見ていたらたまたま空きが出て水晶小屋の予約が取れたのでこの日程が可能になりました。ありがたいです。もっとも直前には台風の懸念でしょうか数件空きが出たようでした。両日とも3時スタートです。1日目の真っ暗い林道では結構な方々に抜かされましたが。笠新道分岐で大きなグループが準備されていましたのでそちら方面の方々が多かったのでしょうか。暗闇の中わさび平小屋を過ぎ、夜が明けてきていくつも沢を立派な橋で渡らせていただき、ロケーションが素晴らしい鏡平小屋では他の方が注文された巨大かき氷に驚き、急登をクリアしてこちらも素晴らしいロケーションの双六小屋にたどり着きました。楽をしようと選択した巻道になかなか苦労しながらもなんとか三俣山荘に辿り着き名物コーヒーをいただきました。結構な疲労もあり、山荘から見上げる巨大な鷲羽に登れるのかなと思いましたが休み休み何とか行けました。もう無我の境地だったような。水晶小屋への登りも同じく無我で。宿泊手続きをして空身で水晶を往復しました。一応三角点のある北峰にも行きました。夕食の南インドカレーと豆スープ美味しくいただきました。カレーのおかわりはなかったですがご飯はおかわり可能でした。小屋の方の説明がある前にカレーを食べてしまいおかわりは豆スープで2杯頂きました。食後に小屋な方のグラデーションがきれいというお声で撮影会になりました。翌日早いのでお弁当を受け取ってシュラフカバーに入ってとっとと寝てしまいました。翌日3時音を立てないように出発の準備をしていましたらもう一人別な方もおいででした。真っ暗な黒部源流を下って三俣山荘に這い上がる頃に明けてきました。なかなかいい巻き道を通って相当下って黒部五郎小屋に着きました。これ帰りは地獄だなと思いましたがそうでもなかったです。黒部五郎は周回にしてみましたが登り口を間違ってキャンプ場から別な沢状を登ろうとしたらヤマレコに計画した道を外れていると注意されました。ありがたかったです。稜線ルートは最初道がやや不明瞭ですが徐々にはっきりしてきます。大岩を乗り越えていきますが、途中で片方のソールが半分剥がれました。仕方ないので手持ちの紐で応急処置をして何とか歩けました。帰りは見事なカールを望む通常ルートで戻りました。途中、北ノ俣岳方面の視界がひらけたのですが今回登れなければ飛越トンネルか折立かどちらかから来るしかないと思っていたので良かったです。小屋で食べた水晶のお弁当はおにぎりとナゲットでしたが非常にうまかったです。地獄と思っていた小屋からの上りも意外にそうでもなく、しかし巻き道分岐からの三俣への上りは幾多の偽ピークにやられつつもどうにか分岐に到着しました。ここからの下りはさすがにつらかったです。稜線から中道を通りましたが疲労も頂点だったのでしょう双六小屋までが信じられないほど遠く感じ、小屋で大休止したのち弓折分岐まで来ました。ここで余力があれば笠ヶ岳にも行くかなと思っていたのですがその余裕は全くありませんでした。疲労困憊で鏡平、わさび平も永遠に感じるほど遠く途中からヘッドランプをつけて歩き何とか駐車場まで戻れました。自分の日程的に仕方なかったのですがこのコースは一泊ではなかなか厳しいのかなと思いました。
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