記録ID: 8660226
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
新穂高から鷲羽岳・水晶岳・赤牛岳 読売新道を経て黒部ダムへ
2025年09月06日(土) 〜
2025年09月08日(月)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 23:31
- 距離
- 46.6km
- 登り
- 3,422m
- 下り
- 3,042m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:07
距離 17.5km
登り 1,914m
下り 447m
14:33
2日目
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:22
距離 15.0km
登り 975m
下り 2,026m
天候 | 1日目9/6日 晴れ 2日目9/7日 霧強風のち晴れ時々曇り 3日目9/8日 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・復路 扇沢→長野駅→北陸新幹線→大宮駅→最寄駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・水晶岳までは北アルプスの一部岩場の有る一般登山道 ・水晶岳→赤牛岳 水晶からピストンの登山者が多い。水晶山頂直下は急な斜面で赤牛岳までは意外と遠い。広い尾根はマーキング等少ないので視界不良時道迷いに注意。 ・赤牛岳→奥黒部ヒュッテ(読売新道) 長大な尾根道で小屋は無く休憩ポイントも少ない。エスケープルートもないので判断は慎重に。滑りやすい斜面が続く。 ・奥黒部ヒュッテ→平の渡し 地図上の標高差はほとんどないが、沢沿いに桟橋・ハシゴなどが数多く設置されアップダウンが続く。滑落注意。 ・平の渡し→ヒュッテくろべ 整備状態は良くなるが、上記と同じように桟橋・ハシゴなどが延々と続く。 |
その他周辺情報 | ・三俣山荘 Docomoの電波なし 部屋で充電可 ・奥黒部ヒュッテ 地味だが古き良き山小屋 浴室有り 部屋で充電可 携帯の電波無し テン場は広い ・平の渡し 1日4便 右岸(針ノ木谷船付き場)の発着時刻は6:20分、10:20分、12時、17時 無料 |
写真
撮影機器:
感想
自分の行きたい山リストの上位に有る赤牛岳・読売新道に念願かなって行く事が出来ました。
北アルプスは多くの山々が連なっていますが、赤牛岳はその輪の中に加わらず黒部の源流エリアに悠然と横たわるような大きな山。十数年前に裏銀座をテント泊縦走をした時に、烏帽子小屋から見た赤牛岳とその稜線に魅了され憧れの山と登山道になったのです。
今回は新穂高から、1日目は三俣山荘へ。相変わらず人気のルートで槍と穂高の眺望が素晴らしい。明日に備えて双六と三俣蓮華はパスします。
2日目は今回のメインで、赤牛から奥黒部へ読売新道を降ります。早朝は暴風雨で鷲羽岳付近では撤退も考えましたが、少しずつ回復し無事に赤牛岳から読売新道を踏む事が出来ました。天候が徐々に回復して、稜線から赤牛岳の独特の色の山容が見えた時は感動。読売新道は長い登山道ですが特別な難所は少ないので、ある程度の経験と体力が有る登山者で有れば、登りでも下りでも歩き切る事が出来ると思います。奥黒部ヒュッテに到着すると本当にホッとしました。山小屋では同室のお二人に大変お世話になりました。
3日目は6時20分発の渡船に乗る為に、3時台にヒュッテを出発。想像はしていましたが、真っ暗な中のハシゴや桟橋などが続く登り降りは厳しく想像以上。時間の余裕が有れば10時台の渡船の方がお勧めかと。
黒部の源流である鷲羽岳から水晶を登り、憧れの赤牛岳と読売新道を辿り黒部ダムに続くこのルートはストーリー性があって素晴らしかったです。皆さんもぜひ歩いてみて下さい。
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