記録ID: 8697174
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
裏銀座縦走未遂(双六小屋にて悪天候撤退)
2025年09月16日(火) 〜
2025年09月18日(木)



- GPS
- 80:50
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 3,425m
- 下り
- 3,618m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 7:58
7:10
4分
スタート地点
15:08
2日目
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 10:44
3日目
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:51
5:05
42分
宿泊地
12:56
天候 | 1日目:晴れ 2日目:曇り時々雨 3日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
七倉はトイレ有り。新穂高は運良く近くの登山者用駐車場を確保できたが、ここが埋まると追加で山道を30分ほど歩く羽目になる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線は岩稜帯が多い為、疲れを軽減したいのであればソールが硬めの靴推奨。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂&食事はひがくの湯がお勧め。近い上に登山者向けのアメニティが揃っている(歯ブラシや着替えを入れるビニール袋等) |
写真
双六山頂。
天気が良いと小屋方面に続く高原のような道から素晴らしい景色が拝めるが、この日は突風で歩けないくらいの暴風雨に襲われる羽目に。
風はこの辺りがピークで、身体を叩きつけるような雨も相まってレインウェアが機能を失ってしまった。
天気が良いと小屋方面に続く高原のような道から素晴らしい景色が拝めるが、この日は突風で歩けないくらいの暴風雨に襲われる羽目に。
風はこの辺りがピークで、身体を叩きつけるような雨も相まってレインウェアが機能を失ってしまった。
小屋を出発後に土砂降り。登山道は半ば川と化していた。
一瞬だけ止んだ時に1枚写真を撮ったが、後はもうさっさと下山したいの一心で携帯を取り出す事すら無かった。
しかしこんな雨の中でも双六方面の登山客とそれなりの頻度ですれ違ったのには驚いた。自分だったらこの雨だと諦めて引き返しちゃうけどなぁと思ったり。
一瞬だけ止んだ時に1枚写真を撮ったが、後はもうさっさと下山したいの一心で携帯を取り出す事すら無かった。
しかしこんな雨の中でも双六方面の登山客とそれなりの頻度ですれ違ったのには驚いた。自分だったらこの雨だと諦めて引き返しちゃうけどなぁと思ったり。
新穂高に下山。
今回テン泊用にCRUXのザックを導入したが、このような雨の日にはうってつけだなぁと思った。ザックカバーが要らないというのはかなり優位性がある。もちろんメイン収納部はこの雨でも一切浸水無し。ただし雨蓋収納部はさすがにジッパーの隙間から浸水していたのでここは防水ライナーが欲しいところ。
今回テン泊用にCRUXのザックを導入したが、このような雨の日にはうってつけだなぁと思った。ザックカバーが要らないというのはかなり優位性がある。もちろんメイン収納部はこの雨でも一切浸水無し。ただし雨蓋収納部はさすがにジッパーの隙間から浸水していたのでここは防水ライナーが欲しいところ。
撮影機器:
感想
長らく温めていた裏銀座縦走へ遂に赴く事に。
1日目は初っ端で寝耳に水の事態があったもののその後は順調、暑すぎるくらいのピーカンで素晴らしい景色を拝む事ができた。2日目はおおむね強風&ガスの中だったが、昼過ぎから天候が回復しこちらも絶景。中間地点でこの日の行程の縦走路が全て見えるという理想的な展開だった。
問題は3日目。入山前から悪天候になるだろうと予想はしていたが悪い方に傾いてしまった。遮るモノが無い場面が多い三俣蓮華〜双六小屋間で歩くのも苦労する程の暴風雨に見舞われ、上下レインが雨を貫通し下着までびしょ濡れ。ゴア入り靴の同行者(自分は非防水)は後に靴下がたっぷり絞れるくらい中まで浸水してしまった。
双六小屋に着いた時点でもはや後行程を続行できる状態ではなく、全員一致で西鎌尾根をキャンセルし即下山する事に決めた。
鏡平まで下りた時点で風は収まったが今度は土砂降りの雨。結局最後まで雨に降られ続けるという10年以上続けている登山でも過去一のコンディションの悪さで終わった。
結果的には天候悪化を考慮し新穂高下山をチョイスしたのが功を奏した。これが上高地の場合はエスケープルートが無く、更に悲惨な結末を迎えただろうというのは想像に難くない。
未遂に終わってしまったのは残念だったが、実は双六〜槍間は3年前に終始ピーカンの中歩いた経験があり、これで分割とは言え裏銀座縦走路は全て歩いた事になる。そういう意味ではあまり悔いは無く、むしろあの最悪な状況下で全員ケガ無く無事に下山できた事を嬉しく思いたい。
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