記録ID: 8720540
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
黒戸尾根〜地蔵尾根 七丈小屋、馬の背ヒュッテ泊 横手登山口in 柏木登山口out タクシー&バス利用
2025年09月21日(日) 〜
2025年09月23日(火)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 18:05
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 6,408m
- 下り
- 5,207m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:49
距離 12.5km
登り 2,818m
下り 1,230m
2日目
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 9:33
距離 17.6km
登り 3,372m
下り 3,097m
15:50
3日目
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:03
距離 6.4km
登り 218m
下り 881m
天候 | 晴れ、ほぼ無風〜弱い風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
コースタイムは正確です 2019年8月以来の黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳 前回は花谷さんガイドで登ったが、今回は他のガイドさん企画 個人ではアクセス悪く熊が怖いため行けないルートだと思っていた地蔵尾根で下山していただいた。TJARのルートを歩いて選手のみなさんのすごさを改めて感じました 体力落ちたことをつくづく実感、体力向上に励まないと楽しめない Day1 9/21(日)晴れ、気温高め、微風、湿度は低めと思うが樹林帯は暑い 横手駒ケ岳神社からスタート 尾白川から入山する人がほとんどのため、合流点までは静かな樹林帯をゆるゆる登る 一合毎に標識があるが、間隔がとにかく長く、まだ●合目。。。とがっかりする 樹林帯は暑いけれど秋の気配、真夏と違い時折吹く風は爽やか ガイドさんと6人参加者で長い樹林帯も、所々にある石仏の説明を聞いたりしながらら歩き、刃渡りは景色を眺めてあっさり通過 胸突き八丁はつづらで淡々と登り、ハシゴ、岩場は慎重に通過し一気に標高をかせぐ 徐々に気温は下がるが風がないため寒さは感じず(人による) さんざん登った後に下るのは長い尾根のお約束か、いったん下ってから急な登り返し 一山登って、短いトラバースで急に七丈小屋が現れほっとした 小屋は快適、前回はコロナ前だったのでお布団もぎゅーっと詰まっていたけれど、一人一人仕切りがありプライベート感あり、快適。 外の気温は意外に高めか、夜のトイレも上着一枚でそれほど寒さは感じず Day2 9/22(月)晴れ→高曇り、気温高め、ほぼ無風から微風、湿度低い 朝から晴れて爽やかな空気、気温も高め 第二小屋のテラスから朝日に染まった鳳凰三山を眺める テント場は意外に混んでおりここまでテントを担げる体力が羨ましい、富士高校山岳部20名以上のテントが壮観、登りですれ違ったがみなさん強そうでした 岩場をアスレチックのように登るのは楽しく青空に映える甲斐駒や周囲の山々を眺め楽しめる 山頂はぐるっと360度、過去に登った山の山行を思い出しながら休憩、風もなく気温高く空気は爽やかで快適 ザレザレの下りをヨチヨチ下り、分岐に荷物をデポして摩利支天、こちらも山頂広く眺めよく 摩利支天で頭痛が始まり高山病 いったん下って双児山、後ろを振り返ると甲斐駒ヶ岳がどーんとそびえる 高山病で登り返しがきつくだんだんゆっくりペースに ようやく登りが終わり下りになると歩けるように、樹林帯をどんどん下り北沢峠 体力的にはかなりつらく、ソロだったらここでバスに乗っていたのではと思うが、ツアーメンバーとガイドさんのお陰で先に進む 馬の背ヒュッテへの600mの登り返しはきついが、登山道は整備されており、極端な足上げもないためゆるゆる登ることができた 最後はトラバースからの少しの登りで馬の背ヒュッテ コロナ前はぎゅーぎゅーに詰め込んでいた印象だったが、一人一人広々で快適 ご飯も美味しく居心地よくここに泊まるためだけに仙丈ケ岳にまた来たくなる 夜は七丈小屋より気温が下がった印象だが、朝はそれほど寒くはなかった Day3 9/23(火祝日)晴れ→曇り、ガス、気温高め、ほぼ無風、樹林帯は蒸し暑い 馬の背ヒュッテを後にして仙丈ケ岳へ登る、稜線から眺めるカールや山々が素晴らしい カールの上部は紅葉が始まっており空も高く暑すぎた夏も終わり秋を感じる 仙丈小屋からぐるっとまわり仙丈ケ岳山頂は混雑、先月歩いた仙塩尾根を眺めよく歩いたなとしみじみ 仙丈ケ岳を後にしていよいよ地蔵尾根へ、下り始めは苦手なザレザレでヨチヨチ歩く、ちょっとした岩場を超えて樹林帯へ、仙丈ケ岳の登山道よりは多少整備されていない様子だが踏み跡しっかり歩きやすい ずっと下りっぱなしではなく細かいアップダウンがあり、登った後はだいたい急斜面を下る、しめったじめじめ区間は滑る個所多いが苔が美しい、奥秩父の和名倉山を思い出した 林道が出てくるが登山道が平行にあるため登山道を歩く(上部の林道は歩いている人はいない様子で草が生い茂って踏み跡はない) 登山道をゆるく登ったり下ったりしながら徐々に標高を下げていく 途中2ヶ所ほど林道歩きがあるが、ほぼ登山道を歩く 登山道がぐるっと迂回している場所は道を外れて直線コースで藪漕ぎ出来る場所もある、薄い踏み跡あり 最後は林道をゆるゆる歩く 地図で1470m付近から長谷中尾方面に下る林道があるが道はなかった様子、ヤマレコみんなの足跡もないため、素直に柏木登山口に下りた 所々ドコモ入ります、柏木まで1時間あたりの場所でガイドさんがタクシー予約電話しました すれ違いは4名のみ、お二人は仙丈ケ岳ピストンでそのうち1人に下山で追い越されました(5時スタートとのこと) お一人はどこまで、とお聞きしたところ、畑薙、と答えたので一瞬理解できず、遠すぎてびっくりしました お一人は女性で周回で最後はロードとのことで、もう何が何だか凄すぎてびっくり みなさんトレランのお強い方で素敵でした 【水場】 黒戸尾根 横手登山口から笹平の間に水場あり、冷たくて美味しい 七丈小屋 北沢峠から少しテント場に下ったあたりに水場 馬の背ヒュッテ 仙丈小屋(涸れる事が多いので要確認) 地蔵尾根、林道1750m付近 【七丈小屋】 1泊2食 12,000円 夕食17:00、朝食5:30 水は小屋外、南アルプス天然水じゃんじゃん出てます トイレ小屋外、洋式、ペーパーあり マットと毛布2枚、1人づつ仕切りあり、厨房の上のため比較的暖かい お酒クラフトビール種類豊富、ノンアルビールあり お湯、たしか500ml200円 ドコモ電波、1Fで入る 【馬の背ヒュッテ】 1泊2食13,000円 夕食17:00と18:00、朝食5:00と5:30(私たちは17:00と5:30) 水は小屋外、南アルプス天然水じゃんじゃん出てます トイレ小屋外、和式、ペーパーあり マットと毛布2枚(積んである毛布追加で利用可能)仕切りはグループ毎、ひとりひとりスペースに余裕がある お湯、食堂で各自でポットから入れる、500ml200円 ドコモ電波、1F食堂で入る インナーシーツ必要 1Fに自炊室あり(ストーブついていた) 女将歩荷の利き酒3種、または、6種セットあり 小屋番の女将(しのぶさん)は以前小屋締め後の冬に杜氏をされていたとのことで日本酒に詳しい 【アクセス】 ●往路● 特急あずさ1号 小淵沢8:53着 ワゴンタクシー 横手駒ケ岳神社まで(ガイドさん手配、たぶん5〜6千円程度、約20分) ●復路● 柏木登山口から仙流荘までワゴンタクシー(6人乗車)5,800円(ガイドさんが下山1時間前に時間指定で予約)仙流荘まで約15分 JRバス ジオライナー 仙流荘17:00→茅野駅18:24 1,800円(下車時に支払い、現金のみ)1時間以上前に並び始めていたため早めに列に荷物を置いた、1台40人まで、2台目が出たがバス到着まで20分ほど待ったらしい 特急あずさ54号 茅野19:09発(満席、早めに予約必須) ※仙流荘の食事は15:30ラストオーダー、食事できず残念、建物外にキッチンカーあるがお団子、アイスクリームの軽食のみ、土日祝日のみらしい) 食堂のテーブル、椅子は営業終了後も利用可能 【日帰り入浴】 仙流荘 800円 リンスインシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーは2台のみ 【装備の備忘録】 黒戸尾根は暑く半袖でよかった、ただし標高が上がると気温が下がったため人によっては長そでがいいかも 2日目以降は長そで、半袖とアームカバーでもOKだったかも ダウンパンツ持参したが不要(小屋内は比較的暖かい) 薄いフリース、着用したが不要だった パタゴニア、ナノパフ、馬の背で着用、防寒着はこれだけでよかった |
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