超快晴と満天の星とご来光と雷鳥の白馬岳


- GPS
- 29:19
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,947m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:05
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:10
天候 | 超快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓は落石注意。ヘルメット、軽アイゼンはあった方が安全。 |
その他周辺情報 | 八方第二駐車場内「八方の湯」(800円)、八方美人にて醤油ラーメン(680円)がお薦め。魚介系のスープが胃に優しい。 |
写真
感想
歩いた先に待つ心震える景色を探して・・・
山に感謝、自分に称賛を この景色を見るために生まれてきた・・・
超、超、超、いい天気♪超、超、超、超、いい天気♪Woo Love 白馬岳♪
軽アイゼンもして、ヘルメットして 大雪渓を登る♪満天の星を見て、ご来光見て、雷鳥まで見れた♪(by モー娘。恋愛レボリューション21)
前泊の八方第二駐車場に8/5(金)PM 8:30過ぎに到着、近くのローソンにてお酒とつまみを買い込み、Tちゃんと軽く晩酌をし、PM 10:00頃 就寝。(八方の湯からは 遅くまで若い女性の声が聞こえ、オジサン達は少し元気になりました。
翌朝8/6(土)AM 4:30起床、身支度をし、八方バスターミナル発の猿倉行きバス始発に乗り、AM6:40*猿倉荘到着、身支度し、AM 7:00登山開始。しばらく林道を歩き、AM 8:00白馬尻小屋に到着。少し歩き 大雪渓の取り付きにてヘルメット、軽アイゼンを装着し 踏み跡をたどって進む。途中に数ヶ所のクレパスあり。無数の大小の落石してきた石が点在し、時折 杓子岳の方から落石が雪渓に転がって来る事もありました。杓子岳のガレてる斜面から石が落ち始めると 音がするので良くわかります。
大雪渓を渡りきってから白馬山荘まではずっと、ずっとお花畑が続きます。途中で お花の名前を教えてくれるガイドの方がいました。(大学生かな?)色々 話を聞いたり、質問したりしましたが やっぱりセリ科の植物は良くわかりません。イワオウギとタイツリオウギの違いも 近くにあった実物で説明を受けましたが 良くわかりませんでした。もっと、もっと勉強してみます。
村営白馬岳頂上宿舎手前の水場の水は 水量も豊富で冷たくて とてもおいしかったです。
PM 2:00白馬山荘に到着。チェックインを済ませ、部屋に荷物を置き さっそくレストランで生ビールを注文し、テラスで乾杯。富山のB ちゃんの差し入れの「さすの昆布締め」と「イカの黒作り」を肴に、Tちゃん持参の日本酒「鶴齢」とCJ の持って行った安い赤ワインでのどを潤しました。
その後 PM 5:00からの夕食の行列に並び 夕食を食べて部屋に戻ったら 秒殺で爆睡。大事な夕陽が落ちるのとアーベントロートを見る事が出来ませんでした。残念。
そして PM 8:00頃目を覚まし、テラスの椅子に寝そべり満天の星空を観測。新月で雲ひとつ無い星空は まるでプラネタリウムを見ている様な感じで、ミルキーウェイもはっきりと見え 流れ星も7個、ジェット機や人工衛星もたくさん確認出来ました。(UFO も・・・)流れ星には何とか願い事もお願い出来ました。
翌朝8/7(日)はAM 4:00起床、AM 4:48の日の出に間に合う様に準備をしAM 4:30白馬山荘1号館上の撮影ポイントB に到着 赤く染まり始めた東の地平線にスマホのカメラを向けてご来光の撮影のスタンバイOK 。AM 4:54待ちに待った太陽が頭を出し始めました。シャッターを押しまくりマクリスティ!山頂を始め、東側の稜線上には大勢の人々が歓声をあげていました。近くにいた若者達は「ヤバイ」「ヤバイ」「マジヤバイ」と連呼していました。そのうちに杓子岳、鑓ヶ岳に綺麗なモルゲンロートが見られました。
そして また朝食の行列に並びゆっくり朝食を食べ、出発の準備をしAM 6:10白馬岳から栂池に向けて出発。白馬岳山頂からは剱岳、立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰etc の北アルプス、八ヶ岳の右にはうっすらと富士山、南アルプス、浅間山、四阿山、高妻山、北信五岳、焼山(噴煙が見えました)、これから向かう小蓮華山への気持ちよさそうな稜線、いつかは歩いてみたい雪倉岳から朝日岳への柔らかい稜線が綺麗に見えました。
三国境から小蓮華山に向かう稜線では 高度や場所によって違う植生の可憐な高山植物がたくさん咲き乱れていました。
船越ノ頭少し先にて 雷鳥の親子がお出迎え、立山山麓で働いているB ちゃんは雷鳥やニホンカモシカと日頃から仲が良く 雷鳥をバイト代を支払って登山客の前に現れる様に手なずけているらしく 立山から出張してきた雷鳥かも?冗談はさておき、B ちゃんと北アルプスを登ると雷鳥に遭遇する確率は非常に高くなります。やっぱりバイト代を払っているのは本当かも?
そして 白馬大池から乗鞍岳、栂池ロープウェイ登山口までがキツかった。昨日からの登山で大分足に疲労が出ている中で ゴロゴロした大きい石の中を下り登山口まで到着。ロープウェイとゴンドラリフト(セットで片道1,920円)を使い栂池高原駅に到着。タクシーで八方第二駐車場へ(三人、2,800円)。駐車場内の「八方の湯(800円)で汗を流し、同じく駐車場内の「八方美人」の温泉ラーメン醤油味(680円)をいただき、帰路の途へ・・・
二日間ともに超快晴の中 百花繚乱、狂喜乱舞する花々 満天の星空 ご来光 雷鳥も見られ 超大満足の山行となりました。ただひとつ心残りは夕陽が旭岳に落ちるのを見られなかったのは残念でした。これはまた次回の楽しみということで・・・
わかる範囲で出会った花は ミヤマキンポウゲ、シロウマタンポポ、クルマユリ、シナノキンバイ、ミヤマトリカブト、シロウマアサツキ、オオハナウド、ヨツバシオガマ、イワベンケイ、ハクサンフウロ、ミヤマオダマキ、オタカラコウ、イワオウギ、タイツリオウギ、ウルップソウ、タカネツメクサタカネシオガマ、イワギキョウ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、コマクサ、タテヤマリンドウ、オオバミゾホオズキ、ヒオウギアヤメ、ゴゼンタチバナ、シラネニンジン、ミヤマホツツジ、イワイチョウ、チングルマ(花&果穂)、イブキトラノオ、ニッコウキスゲ(実)、エゾシオガマ、イワショウブ、オニシオガマ、ウメバチソウ、オヤマリンドウ、ミズバショウ(葉)、エンレイソウ(実)、コミヤカタバミ(葉)、コイワカガミ(葉)、キヌガサソウ(実)、サンカヨウ(実)、ワタスゲ(果穂)、マイズルソウ(葉)、ナナカマド(実)、クロマメノキ(実)、カクミノスノキ(実)、イワツメクサ、ミヤマコゴメグサ、ヨツバヒヨドリ、エゾアジサイ、トリアシショウマ、シャクナゲ(葉)、シロウマアカバナ、ウサギギク、サラシナショウマ、ミネウスユキソウ、ミヤマアズマギク、トウヤクリンドウ、タカネニガナ、ノリウツギ、ヤナギラン、オオカメノキ(実)、イタドリ、オンタデ、ガンコウラン、ミネズオウ、オオシラビソ、オオウバユリ(実)、ハイマツ、コケモモ、ホソバツガザクラ、ミヤマクワガタ、タマガワホトトギス、タムラソウ、モミジカラマツ、ミヤマキオン、ミヤマアキノキリンソウ、イブキジャコウソウ、イブキボウフウ、ハクサンボウフウ、ミヤマトウキ、ミヤマセンキュウ、アマニュウ、キンコウカ、ヤグルマソウ、ハリブキ、タケシマラン(実)、ユキザサ(実)、クガイソウ、コバイケイソウ、シロバナハナニガナ、タカネウツボグサ、ミヤマダイモンジソウ、タカネナデシコ、ハクサンシャジン、ミソガワソウ、ミヤマカラシ、タテヤマアザミ、タカネツメクサ、ダイニチアザミ、ヤマハハコ、オクヤマガラシ、イワハタザオ、クロトウヒレン、ホソバツメクサ、タカネヤハズハハコ、イワスゲ、ミヤマタネツケバナetc がたくさん咲き乱れていました。
皆さんも是非・・・
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