秋深まる朝日連峰−日暮沢から大朝日岳周回


- GPS
- 12:55
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,060m
- 下り
- 2,050m
コースタイム
- 山行
- 12:09
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 12:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*特に危険な箇所なし |
その他周辺情報 | 大井沢温泉 湯ったり館(@300円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
熊鈴・笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPSロガー
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
そろそろ夏山シーズンのまとめということで、昨年同時季に歩いた清太岩山からの見事な眺望が忘れられず、同じコースを回ってきました。娘のチャリがパンク気味のため今回は徒歩で日暮沢小屋に向かいます。
今回2度目の日暮沢からの登山道は急登には違いありませんが、天気の良さと明るく色づいた樹々のおかげで楽しい感じで歩いて行けます。ゴロビツの水場で一息入れた後1359ピークまで上がると、清太岩山とユーフン山が姿を見せてくれてテンションアップ。辿り着いた清太岩山では、朝日の主稜をはじめ全方位に広がる期待どおりの展望を楽しみながら三角点そばの天然ベンチで至福のコーヒータイム。日帰りで経験できるこれほどの贅沢を残念ながら私は知りません。いつまでもここでこの景色を眺めていたいのですが、先の長さを思い、留まりたい気持ちをベンチから引きはがして前に進みます。
ユーフン山を越えて竜門山の分岐からいよいよ主稜線に踏み出し、この上なく優美な稜線を歩けることに仕合わせを感じながら西朝日に向かいます。"胸のときめき感じることで遠い昔に帰ろうよ"とかいうフォークソングがそれこそ遠い昔にありましたが、今の私にとってこの稜線歩きがそれなのかも知れません^^。西朝日岳山頂もまた、空に尖峰を突き上げる大朝日岳をはじめとした絶景が広がっており、シャッターを切るのに忙しくなかなかゆっくり休憩できません。昨年の西朝日はガスに包まれていただけに感動もひとしおです。
巻き道と言いながら山頂近くまで結構登る中岳を何とか巻き終わると、いよいよ大朝日岳山頂と山頂小屋が目の前に!ザックを小屋にデポさせてもらい、カメラとロガーを忘れないように山頂へ。息を切らせて辿り着くと、村山葉山の奥に御所山、二口山塊と蔵王、吾妻、飯豊、以東、そして汀線まで大きな裾を広げる鳥海と月山など遙かな山々が、ここまでトボトボ歩いてきた登山者を労うように大朝日岳山頂を取り囲んでいました。
山頂に思いを残しながら小屋まで下りて簡単な昼食を済ませ、やけに大きく見える鳥海に目を奪われながら下山を始めると、朝日嶽神社石祠の手前あたりで山友のSさんたち美女3人パーティとばったり遭遇!朝日鉱泉を起点に鳥原山側から上がってきたとのこと。今回の地味なソロ山行で唯一華やいだ瞬間でした^^。シャッターあざーしたー。小朝日は今回も巻き、古寺山で今年最後の大小朝日の姿を眼に焼きつけた後、美しい紅葉に彩られたハナヌキ峰の長い下りをクレームを言い始めた右膝をだましだまし、暮れきった日暮沢小屋まで何とか戻ってきました。
結果的に日のあるうちに戻ってこれなかったのはやや課題を残す計画だったかも知れませんが、28キロを歩き通した両脚に感謝しつつアメリカ橋の駐車場へ。今回も、長く、辛く、そして素晴らしく楽しい山旅でした。
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