記録ID: 1257694
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
折立〜雲ノ平〜新穂高、自然の厳しさに山頂踏めず。
2017年09月10日(日) 〜
2017年09月13日(水)
富山県
長野県
岐阜県
kaitoron
その他20人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 23:09
- 距離
- 38.2km
- 登り
- 2,455m
- 下り
- 2,698m
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1日目
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:17
距離 6.8km
登り 1,004m
下り 32m
16:17
2日目
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:53
距離 13.6km
登り 1,012m
下り 793m
3日目
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:29
距離 4.4km
登り 296m
下り 295m
4日目
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:03
距離 13.5km
登り 153m
下り 1,606m
12:58
ゴール地点
| 天候 | 10晴れ、11曇り、12暴風雨、13曇り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
写真
青空のなかに、砂の薬師岳の頂がみえてきた。
五光岩ベンチからの眺め。
五光岩ベンチからの眺め。
すばらしい眺め。
左から、水晶岳、ワリモ岳（円錐形の山）、祖父岳とその奥に鷲羽岳、三俣蓮華岳が続く。
左から、水晶岳、ワリモ岳（円錐形の山）、祖父岳とその奥に鷲羽岳、三俣蓮華岳が続く。
ワリモ岳、祖父岳とその奥の鷲羽岳。
鷲羽岳は今回のルートのクライマックス。
鷲羽岳は今回のルートのクライマックス。
同じく、水晶岳も。
3日目は雨予報で、強風が心配だ。
（結果的に悪いイメージが現実になったのだが。。。）
3日目は雨予報で、強風が心配だ。
（結果的に悪いイメージが現実になったのだが。。。）
先日登った黒部五郎岳。
頂きの向こうの岩ゴロゴロのカールは良かった。。。
頂きの向こうの岩ゴロゴロのカールは良かった。。。
急こう配の下りになり、黒部川の源流が見えてきた。
透き通るライトグリーンが鮮やかだ。
透き通るライトグリーンが鮮やかだ。
山深く分け入り、清涼感が半端ない。
（薬師沢小屋のベランダから）
（薬師沢小屋のベランダから）
ゴゼンタチバナ。
急登のため、膝まづくことなく、自然に下からのアングル。
急登のため、膝まづくことなく、自然に下からのアングル。
木の幹と苔むす岩と低木の緑の織りなす、絶品の風景。
登りが続き辛いが、癒されるなぁ。
登りが続き辛いが、癒されるなぁ。
オオタケシマランの実。
宝石のように、赤く輝く。
こんな実がつくなんて、花の形状からは想像できない。
宝石のように、赤く輝く。
こんな実がつくなんて、花の形状からは想像できない。
みどりの葉に、赤いナナカマドの実。
急登がようやく終わり、木道パラダイスに。
急登がようやく終わり、木道パラダイスに。
正面は赤牛岳。（水晶岳は別名黒岳とも呼ぶが、この「赤」牛に対して、「黒」岳と呼ばれるようになったようだ。）薬師や立山方面の景色に、立ち止まる。
2
9/11 10:44
正面は赤牛岳。（水晶岳は別名黒岳とも呼ぶが、この「赤」牛に対して、「黒」岳と呼ばれるようになったようだ。）
薬師や立山方面の景色に、立ち止まる。
薬師や立山方面の景色に、立ち止まる。
特徴的な美しい小屋。
この小屋の前で、太郎平小屋のちまきの昼食。
この小屋の前で、太郎平小屋のちまきの昼食。
雲が時折切れて、水晶岳がのぞく。
休憩中に、霧雨・小雨混じりに。
休憩中に、霧雨・小雨混じりに。
雲ノ平小屋を後にする。
自然と小屋が融合している。夏の花の時期にまた来よう。
自然と小屋が融合している。夏の花の時期にまた来よう。
三俣方面には、以前、キャンプ場を経由してそのまま進めたが、植生維持のため、キャンプ場より先は通行禁止。現在は大きく迂回して進まなければならない。
9/11 12:10
三俣方面には、以前、キャンプ場を経由してそのまま進めたが、植生維持のため、キャンプ場より先は通行禁止。
現在は大きく迂回して進まなければならない。
現在は大きく迂回して進まなければならない。
雲ノ平のキャンプ場。
以前は、キャンプ場から直登できたが、迂回することで、20〜30分よけいにかかる。
以前は、キャンプ場から直登できたが、迂回することで、20〜30分よけいにかかる。
あっ。ライチョウ君。
右手奥の岩の右側に2羽いる。（写っていない1羽含めて3羽）
右手奥の岩の右側に2羽いる。（写っていない1羽含めて3羽）
小休憩の間に、1羽をズーム。
子も大きくなり、親鳥か子鳥なのかわからない。
子も大きくなり、親鳥か子鳥なのかわからない。
黒部川源流を渡渉。
翌日は、豪雨でこの小川と周辺は、通行止めになった。
翌日は、豪雨でこの小川と周辺は、通行止めになった。
明日登る予定の鷲羽岳。
重い雲が多く立ち込めているのが気がかり。
重い雲が多く立ち込めているのが気がかり。
夕食は、三俣山荘名物のジビエシチュー。この頃、本格的な雨になり、風も次第に強くなり、暴風雨になった。翌日の天気予報は、雨。尾根道は秒速20mの風が予想され、鷲羽岳は断念。
翌々日は、天候回復の予報であり、翌日水晶小屋に移動し、野口五郎岳を経由して高瀬ダム側の縦走するプランもあった。（当初予定）
最悪、コース変更して、双六小屋を経由して新穂高側に降りるエスケープルートも状況次第。
2
9/11 17:01
夕食は、三俣山荘名物のジビエシチュー。
この頃、本格的な雨になり、風も次第に強くなり、暴風雨になった。翌日の天気予報は、雨。尾根道は秒速20mの風が予想され、鷲羽岳は断念。
翌々日は、天候回復の予報であり、翌日水晶小屋に移動し、野口五郎岳を経由して高瀬ダム側の縦走するプランもあった。（当初予定）
最悪、コース変更して、双六小屋を経由して新穂高側に降りるエスケープルートも状況次第。
この頃、本格的な雨になり、風も次第に強くなり、暴風雨になった。翌日の天気予報は、雨。尾根道は秒速20mの風が予想され、鷲羽岳は断念。
翌々日は、天候回復の予報であり、翌日水晶小屋に移動し、野口五郎岳を経由して高瀬ダム側の縦走するプランもあった。（当初予定）
最悪、コース変更して、双六小屋を経由して新穂高側に降りるエスケープルートも状況次第。
3日目。夜中、小屋のトタンをたたく暴風雨が続いた。屋根裏部屋から冷たい空気が流れ込む。
朝食を食べても同じ状況。9時まで待っても出発できず。
水晶小屋方面は、通行止めとなり、双六小屋を経由して新穂高に降りるルートに決定。午前中が暴風雨のピークのため、双六小屋を目指して13時に出発することになった。（翌日の新穂高につなある小池新道での渡渉もできるのかどうか。。。不安がよぎる。）
9/12 5:53
3日目。
夜中、小屋のトタンをたたく暴風雨が続いた。屋根裏部屋から冷たい空気が流れ込む。
朝食を食べても同じ状況。9時まで待っても出発できず。
水晶小屋方面は、通行止めとなり、双六小屋を経由して新穂高に降りるルートに決定。午前中が暴風雨のピークのため、双六小屋を目指して13時に出発することになった。（翌日の新穂高につなある小池新道での渡渉もできるのかどうか。。。不安がよぎる。）
夜中、小屋のトタンをたたく暴風雨が続いた。屋根裏部屋から冷たい空気が流れ込む。
朝食を食べても同じ状況。9時まで待っても出発できず。
水晶小屋方面は、通行止めとなり、双六小屋を経由して新穂高に降りるルートに決定。午前中が暴風雨のピークのため、双六小屋を目指して13時に出発することになった。（翌日の新穂高につなある小池新道での渡渉もできるのかどうか。。。不安がよぎる。）
巻き道を終えて、双六岳と双六小屋の分岐まできた。
雨は小降りで、巻き道ではほとんど強風にさらされることもなかった。
雨は小降りで、巻き道ではほとんど強風にさらされることもなかった。
ホシガラスのハイマツの実を食べた食痕。ハイマツの実のなかには、小さな赤い実がつまり、その実をほじりながら食べているので、こんな食い散らかしになるんだろう。
9/13 6:40
ホシガラスのハイマツの実を食べた食痕。
ハイマツの実のなかには、小さな赤い実がつまり、その実をほじりながら食べているので、こんな食い散らかしになるんだろう。
ハイマツの実のなかには、小さな赤い実がつまり、その実をほじりながら食べているので、こんな食い散らかしになるんだろう。
苔むす谷。
水量は引いている。草がべっとり寝ているのは、増水した谷の跡。
水量は引いている。草がべっとり寝ているのは、増水した谷の跡。
鏡平山荘の冷やしフルーツ。今日は冷やしバナナはないな。
この清涼感がたまらない。
この清涼感がたまらない。
エメラルドなのは、川に溶け込んだ岩の成分だろう。
アルミニウム？
アルミニウム？
感想
2日かけて折立〜雲ノ平〜三俣山荘とあしを伸ばしましたが、2日目の夜から暴風雨となりました。翌日は、尾根道が20mの強風、さらには増水で登山道が通行止めとなり、鷲羽・水晶〜ブナ立尾根への縦走は断念し、3日目双六小屋に移動しての宿泊、4日目新穂高への縦走に変更となりました。
鷲羽・水晶に登れなかったのは残念ですが、人里離れた北アルプスの最深部のすばらしさを十分に味わうことができました。
鷲羽・水晶は、来年以降の宿題ですね。また、2日かけて両山の足元から挑もう。
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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平（2日間）。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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