記録ID: 1588274
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
【花旅】明神〜前穂〜奥穂〜西穂 ※開花・結実情報主体
2018年09月18日(火) 〜
2018年09月19日(水)
長野県
岐阜県
wildlife19
himekohime
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 23:55
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 3,538m
- 下り
- 3,662m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 4:10
- 合計
- 13:06
距離 13.4km
登り 2,771m
下り 1,295m
19:41
宿泊地
2日目
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 3:50
- 合計
- 10:29
距離 11.4km
登り 769m
下り 2,382m
16:37
| 天候 | 晴れときどき曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
写真
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今日は先月の大キレットに引き続き、植生のデータ取りに来ております。予報が好転し、いい天気です(^^)
本日の同行者とは河童橋で待ち合わせ。合流してさっそく歩き始めると。。
カメバヒキオコシ。ヒキオコシは弘法大師（空海）が見つけた起死回生の野草で、カメの甲羅と尻尾みたいなので、亀葉引起し
本日の同行者。このところ山でご一緒している保育関係の経営者さん。大キレットも一緒でした。以後お姉さんとします(^^)
アキノキリンソウ。高山型のミヤマアキノキリンソウとは変異が連続的で同じ種では？という説もあり。
コース的に一人じゃ心もとないけどガイドを雇う予算がない私と、ジャンに行きたいお姉さんで利害が一致し、今回の山行となりました^^
お姉さんは2日前に上高地に入って蝶ヶ岳方面に登ってきたとのこと。昨日もテン泊装備で30km以上歩いていたそうな^^;
ヤマソテツ。なんで山なのにソテツなの？って言ってた方がいたっけ。。
暫く結構な急登が続きます。さすがのお姉さんも四つん這いはもう飽きたとのこと^^;
こんな大木を乗り越えたりとか、バリエーションルートならではです。
また四つん這い区間ですね^^健脚自慢のお姉さんも、昨日までのテン泊重装が効いてるのか、足が重そう。。
標高2300mくらいから岩がでてきました。イワカガミも紅葉してます。
クロウスゴの実。食べられるけど酸っぱいっていったのに、「酸っぱくて苦い」とお姉さん。
5峰に到着！有名なピッケルの前で岳沢経由で来た方に撮影いただきました。
にしてもいい天気だ！
実は暑さと日差しにはめっぽう弱いわたくし^^;
実は暑さと日差しにはめっぽう弱いわたくし^^;
4峰に到着！こんどはピークになにもないのでお姉さんが4のサイン。
「山荘に何時ころ着きそう？」
「このペースだと17時くらい？日暮れまでになんとか。。」
「このペースだと17時くらい？日暮れまでになんとか。。」
2峰に登りつめる。ここも踏み跡はっきり。にしても、日差しが強いし、ザイルも重たいしでバテてきた^^;
ここから本日の核心部の懸垂下降。他の記録にあるように、西側の崖の落ち込みに近い支点を使用。
あっという間にするする下りていきます。そして、1ピッチ目に降りたところの岩棚にもちゃんと支点がありました^^;
1峰に到達！指の数が1峰と2峰どっちなんだって感じですが、私が間違ってますm(__)m
1峰からは若干ルートファインディングが要求される。お助けロープや懸垂支点がありますが、クライムダウンで降りるのも可。
前穂高方面。全貌が見えるうちにルートファインディング。岳沢側のS状ルンゼから行くのがよいか。。
にしても相変わらずいい天気だ。。が、時間的に日没後に少しあることになりそう。。
「山荘までまだ結構かかる？」「まだ結構かかると思う。でも、前穂高まで出れば、最悪ヘッドライトでも穂高山荘にたどり着けますから^^;」
9/18 15:59
「山荘までまだ結構かかる？」
「まだ結構かかると思う。でも、前穂高まで出れば、最悪ヘッドライトでも穂高山荘にたどり着けますから^^;」
「まだ結構かかると思う。でも、前穂高まで出れば、最悪ヘッドライトでも穂高山荘にたどり着けますから^^;」
紀美子平に降りずにいくルートもあるが、日没後を考えて素直に紀美子平経由で行くことにする。
フリース出している間にスタスタ行っちゃうお姉さん。お姉さんを探せ！
10分もしないうちに真っ暗！そしてハイマツ群落。暗くなってもデータは取らないと^^;
暗いので、足元には気を付けていきましょう^^
昔は山で夜間調査よくしたっけ。コウモリ調査とか、ライトトラップとか。。
昔は山で夜間調査よくしたっけ。コウモリ調査とか、ライトトラップとか。。
遠くに南岳小屋？の光が見える。。あとでお姉さんに聞いたら、穂高岳山荘の光だと思って絶望していたとのこと。早く教えてあげればよかったm(__)m
9/18 19:31
遠くに南岳小屋？の光が見える。。あとでお姉さんに聞いたら、穂高岳山荘の光だと思って絶望していたとのこと。早く教えてあげればよかったm(__)m
お姉さん、まだスイッチが入らず。。
「こんな無計画な人についてきちゃった。。反省！（古い）」
「こんな無計画な人についてきちゃった。。反省！（古い）」
ジャンの前に昨日取れなかった奥穂高前で。お姉さん、看板の後ろに小さい仏像を見つけたようで。
小屋にいた坊主の人がまさか山伏だったとは。。お姉さん、今日1日この人がほら貝吹くたびに、「へたくそー」って叫んでた^^;なんか溜まってるんですか？
9/19 6:16
小屋にいた坊主の人がまさか山伏だったとは。。お姉さん、今日1日この人がほら貝吹くたびに、「へたくそー」って叫んでた^^;なんか溜まってるんですか？
おそらくどちらに落ちても助からない。。コルでも多分とまらない。。
4年前は天狗沢から奥穂に抜けたけど、今回逆方向でやや難しさを感じる。。
ジャン様の奥穂側。4年前は知らずに山頂からこちら側に降りようとしていたっけ^^;
写真だとそれなりに急に見えますが、実際はなんてことない斜面^^;
さようなら、ジャン。また来年。。
って、もう呼び捨てになっちゃってます^^;
って、もう呼び捨てになっちゃってます^^;
ジャンの上でご一緒したお嬢さん。西穂側の登り口知らずに、下は絶壁、上は浮石だらけの扇沢側から登ってきてた^^;彼女こそ真のジャンダリスト！！
9/19 8:04
ジャンの上でご一緒したお嬢さん。西穂側の登り口知らずに、下は絶壁、上は浮石だらけの扇沢側から登ってきてた^^;
彼女こそ真のジャンダリスト！！
彼女こそ真のジャンダリスト！！
天狗岩に到着！にしても空が青い！！
そして、お姉さん、体型逞しくなりましたね^^
そして、お姉さん、体型逞しくなりましたね^^
笠ヶ岳の縞模様がくっきり。カルデラ火山の噴火による交互堆積作用によるものだとか。。
そして間ノ岳の登り返し。登って降りて、登って降りて。。
昨日からもうお腹いっぱいかも^^;
昨日からもうお腹いっぱいかも^^;
本日のラスボス、西穂高に到達！
私は日射にすっかりやられてます^^;;;
私は日射にすっかりやられてます^^;;;
お昼寝するなら、インスタ用に写真撮ってあげますよー
って、にやけてまんがな、お姉さん^^
って、にやけてまんがな、お姉さん^^
西穂山荘でラーメン食べて、デザートは特売してたソフトクリーム♪
台風21号の爪痕がすさまじい。。
しかし、ありがたいことに登山道は復旧されている。頭が下がります。
しかし、ありがたいことに登山道は復旧されている。頭が下がります。
撮影機器：
感想
場所と季節がら、花は少なかったですが、キノコ類はたくさんで勉強になりました。
登山としては稜線上の上り下りの繰り返しにさすがに疲れました^^;
体力もさることながら、精神的なタフネスさを求められた気がします。
明神から前穂高は2峰の懸垂下降以外だと、1峰の下りと前穂高前衛尾根が少し難しい程度ですが、ガスっててルートファインディングが困難だと、難易度が上がる気がします。
二人ともそれなりの健脚なため、他の記録を参考に少々欲張ってしまったので、次は少し控えめにしようと思います。
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