折立―黒部五郎ー鷲羽岳ー雲ノ平ー折立

- GPS
- 40:07
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 3,370m
- 下り
- 3,366m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:39
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 7:33
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:36
| 天候 | 13日 曇り 14日 晴れ 15日 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
天候もよく、特に危険なところはなかった。 ただ、雲ノ平から薬師沢への下り段差が大きく、角の取れた茶色く湿った大きな石で、若干注意が必要。登りも下りもつらい急坂。 |
| その他周辺情報 | 折立に入ったのは木曜夕方なので、登山口の駐車場は空きが1/4くらいあったが、土日は相当混んで臨時駐車場に停めた方が多かった様子。 |
写真
装備
| 個人装備 |
テント
|
|---|
感想
1日目
折立からすぐは急な登りが続くが、500mくらい登ったら視界が開けてそこからの登りは勾配もゆるくなり整備も良くされているので、非常に気持が良い。曇りだったが雲は高く、太郎平に着くと、目の前の北アルプス展望が始まる。太郎平からも尾根沿いの見通しの良い緩やかな登りが続く。とても良い道なので、できれば逆回りの下りで歩きたいと少し後悔。やはり荷物が多いと緩やかな登りでもつらい。中俣乗越から標高差400mの本日最後の急坂。ここまでの行程も長くつらかったが、なんとか黒部五郎岳に到着。展望は北アルプスが一望出来て最高! 正直、この後続く頂上すべてにおいて北アルプスが一望できどこも最高ではあるが、それぞれの位置関係が異なり、それぞれの山頂で違う感動をあじわえる。黒部五郎岳からの下りは、特徴的なカール内を降りていくが、途中ライチョウたちと出会った。また、のどが渇いたので途中の沢(地図で水マークがあったがどこだかよくわからず。)の水を飲んだが、問題はなかった。黒部五郎小舎テン場に到着。
2日目
午前中は快晴で非常に良い天気だ。小舎は谷間にあるため、ご来光は望めないが、小舎からの登り途中で日が黒部五郎岳に当たり非常にきれい。それから三俣蓮華岳を登り三俣山荘へと続く。ここで一服し、ここから標高差400mほどの鷲羽岳への急な登りが始まる。なるべく疲労が足にたまらないように歩幅を小さく単調に歩くよう心掛ける。道はジグザグで段差のない砂利坂なので歩いやすく、休みなく1時間ほどで到着することができた。展望は言うまでもなく、さすがに100名山 人も多くにぎやかだ。ここから祖父岳までアップダウンがなんどかあり、最後は緩やかな登り祖父岳に到着。ここの山頂は広いテーブル上になっている。特に印象に残ったのは、奥に立山・五色ヶ原を望み左右 薬師岳・水晶岳の展望は雄大である。そのまま下って宿泊地 雲ノ平テン場に到着。2日目はコースタイム的に余裕だと思っていたが、アップダウンも多く意外と大変だった。テン場は9月の3連休かつ、久々の天気ということもあり、結構込み合っており、張り場所に困っている人たちもいた。テン場には勢いのある水場があり、水を汲む者・その場で飲む者・浴びる者 様々で、山の冷たい水場はオアシスのようである。雲ノ平は木道が整備されて、高山植物、池も多数あり秘境にふさわしい非常に良い場所である。ただこの時期 お花のシーズンは終わっており少し残念。
3日目
なるべく早く折立につきたく4時半に出発したため、雲ノ平の行程は日が昇る前だったが、満月の月明かりが明るく、幻想的な行程でよかった。アラスカ庭園をすぎ、ここから薬師沢へ標高差500mの急な下りが続くが、大きな角の取れた泥のついた段差のある石を降りていくルートで慎重に下った。薬師沢は黒部川の源流沿いで涼しい場所である。ここからは登りで太郎平に続くが、最後の登り標高差300mを乗り切れば、あとは下りなので頑張る。太郎平からは、眼下に日本海(うっすら見えているのかな?)を見下ろす感じで、体力もあまり使わず歩けるので最高である。ただ周囲の景色ばかりみて下ると石につまずきやすいので注意。途中 劔岳もよく見える。途中、かなりの人たちとすれ違ったが、折立に到着したら11時で、これから登る人はおらず静かだ。ここで自前のラーメンを食べて帰路に向う。途中、平湯温泉に入って中央高速渋滞を抜けて夜自宅に到着。
















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